《クラシックス・アップデート》

 

 

Classics Up-Date(CUD)は英国王立演劇学校(RADA)の正統な演技術を勉強している若い俳優たちによって、奇をてらわずに古典をしっかりと作りたいという目的の元、結成されました。古典を上演するとは、古いものを見せるのではなく、古典を再発見していくことだと思います。名称の「クラシックス」は古典作品の数々、「アップデート」は最新版という意味です。

さて、古典を見直すとは、それをただ現代風に焼き直すのではなく、その戯曲に適切なスタイルを再発見することだと私達は考えます。 その上で、それがその場を共有する現代の観客に通用するものにしなくてはいけません。 私達は、新奇な実験を見せるのではなく、温故知新の精神で演劇と人間との関わりを見つけていきたいのです。

歴史的、社会的な数々の困難をくぐり抜けてきた古典劇には人間の真の姿が描かれています。
その中には未だ日本で日の目を見ない名作や楽しい作品がまだまだ隠されています。
「クラシックス・アップデート」は世界中の新旧の古典を今一度掘り起こし、大劇団ではなかなかできないような方法でそれらに命を吹き込んでいこうと思います。
そういう意味で挑戦を恐れず、埋もれていた作品も、難解すぎると思われていた作品も、見終わって「ああ、楽しかった」「見た甲斐があった」と言える舞台に仕立てるのが「クラシックス・アップデート」の目標です。

また、「クラシックス・アップデート」は演劇とは観客と俳優とが出会う場だと考えます。
そこで、演劇の上演場所を劇場に限定せず、人の集まるところは劇場になりうるという観点から、劇場となる場所と戯曲を選んでいきます。
今後も新しい場所と素敵な作品を続々と紹介していきたいと考えています。

   
 

王立演劇学校

 

  正式名称は、Royal Academy of Dramatic Arts。
1904年に創立された演劇学校で、英国で最も権威のある演劇学校のひとつ。プロの演劇人を養成する三年制の学校で、エリザベス女王がパトロンをつとめ、サー・ジョン・ギールグッドが特別会員となっている。全日制の演技者養成コース、舞台監督コース、各演劇専門家養成コースがに加え、プロとアマチュア俳優の為の短期コースが数多く用意されている。

多くの舞台、映画俳優を生み出していて、卒業生に、リチャード・アッテンボロー、ケネス・ブナラー、ピーター・オトゥ―ル 、アルバート・フィニー、ジョナサン・プライス、グレンダ・ジャクソン、アンソニー・ホプキンス、サー・ジョン・ギールグッド、テリー・ハンズ、ジェマ・ジョーンズ、スザンナ・ヨークらがいる。

日本人のプロの俳優を対象とするコースが毎年夏に東京で行われる他、春にはロンドンで1ヶ月の集中コースがある。