ブースカ スーパー耐久シリーズ第2戦 仙台ハイランドレースウェイ
4/24  フリー走行 気温12℃ ウェット
上り調子のファルケン・ブースカ・ドライダー・シビック、好発進!
 前日から降り続いた雨の中、スーパー耐久シリーズ第2戦は舞台を杜の都宮城県仙 台ハイランドレースウェイにうつして開幕。通常のレースウィークとは異なり、日曜 日に予選、決勝がワンデイ・スケジュール で行われるため、土曜日はフリー走行となり、各チームレインセッティングに追われ た。
 開幕戦美祢では、過去最高の予選クラス4番手と好発進しながらも、マシンのアク シンドでリタイアを喫したCAR No.78ファルケンだが、マシンの調子も良く、丸山 浩、大井貴之の表情は明るい。特に大井の指導によって成長著しいドライダー丸山浩 は、この仙台ハイランドは好きなコースと断言する。

丸山浩コメント
「ここは二輪時代にゲンのいいサーキットだったんです。サーキットができた当初の GP250シリーズで初代チャンピオン、(ちなみに2位は伊藤真一でした)さらに全日本 選手権初参戦の89年、同じように雨の中でポールボジションをとったのもこのハイラ ンド。(ちなみにその時は岡田忠之が4番手でした) 二輪と四輪はラインも全然違うけれど、勝手知ったるサーキットですから。」

大井貴之コメント
さらにファルケン・ブースカ・ドライダーに朗報が届いた。 「実は今回ボディ補強をしてきて、かなり走りやすくなったんです。それに加えて、 2回目の走行の時にダンパーの改良型が届いた。これでさらに良くなった。」
まさに上り調子のファルケン・ブースカ・ドライダー・シビック。明日の予選、決勝 に前回以上の成績が期待できそうだ。

【予選】 4/25 予選 気温10℃ ウェット
ファルケン・ブースカ・ドライダー・シビック予選5番手。
 大雨洪水警報が宮城県地方に発令するほどの大雨と強風の中、予定通り、午前中 ファルケン・ブースカ・ドライダー・シビックは順調に予選に臨んだ。  まずは大井貴之がコースイン。 「コースに出たら水たまりがすごかったので、とりあえず予選通過基準タイムをクリ アしようと気持ちをきりかえた。ところが他のマシンがやけに遅い。なんだみんな走 れねーのかー、と安心していった。ポール狙っちゃおうかなって欲がでるほどいい状 況でした。」(大井貴之)
 丸山浩に交替。丸山は大井のタイムを上回る2分30秒812をマーク。クラス5番手、 総合17番手につけた。 「ファルケンタイヤのヘビーウェット用がかなりいい。ここは雨が降るとコースコン ディションがかなり悪くなるのはわかっていたので、とにかく飛び出さないようにし ました。もっとタイムは縮められたと思います。決勝は無理にペースをあげず、下手 にペースをおとさないように安定した走りをして完走すれば表彰台は狙えるでしょ う。」(丸山浩)

【決勝】 4/25 決勝 気温10℃ レイン
快走ブースカ!、4台をごぼう抜き、13周目ついにTOPへ! そして・・・ついに初優勝!
 朝からの激しい雨と風は一向に弱まる気配もなく、コーススコンディションは悪く なる一方。そんな中 「今日はおもしろくなるぞー」 と元気にサムアップしてグリッドについたのは、スタートドライバーの大井貴之だ。 雨の影響でなかなかグリーンランプが点灯されず、4周にわたってセーフティーカー が導入。  4周目グリーン。残り75周のスタートがきられた。  大井貴之はすぐにCAR No.87 昨年度シリーズ2位のFALKENパルサーをかわし、クラ ス4位へ。 「スタートしてすぐ、今日のコンディションは間違いなくいける、と確信しました。 みんながペースアッブする前にブッシュするぞ、という気持ちでグイグイいきまし た。」(大井貴之)
 7周目CAR No.52,53の5ZIGEN CIVICをかわし、クラス2位。  大井貴之のいきおいはとどまることをしらない。  9周目2度目のセーフティーカー導入後、13周目再スタート。15周目、CAR No.54  BPビスコベータサアンクルシビックのベテランと激しいバトルの末ついにかわし、 チーム結成以来初のトップへ!その後もどんどん2位との差をひろげ、43周目には2位 に30秒以上の差をひろげる快走をみせた。さらに特筆すべきは、40周以上の間、スカ イラインGTRをはじめとする総合トップ争いをするマシンに一度も周回遅れにされる ことなく、同一周回で丸山浩にバトンタッチしたことだ。  46周目丸山浩にドライバー交替。 「大井さんがトップで戻ってきたので、プレッシャーを感じました。ただここでコー スアウトしたらみんなにボコボコにされるぞーってずっと思って、慎重にいきまし た。」(丸山浩)
 雨は後半になるにつれ激しくなり、四輪の経験の浅いドライダー丸山浩にとって苛 酷な条件になると思われた。しかし、丸山は落ち着いた走りでペースをキープ。CAR No.52、5ZIGEN CIVICにかわされ2位となるが、5ZIGENのヒヘットインにより、53周目 再びトップ。その直後から風雨がさらに激しくなり、コースアウトするマシンが続 出。55周目、セーフティカーが導入された。
 ここで2位のもう1台の5ZIGEN CIVIC、CAR No.53と3位CAR No.87FALKENパルサーの 差がなくなり、真後ろにつくことになってしまった。 しかし天はブースカに味方した。セーフティーカーランの最中もさらに風雨は強ま り、これ以上のレース続行は危険というオフィシャルの判断で、57周目、 赤旗提示。レースはそのまま終了し、ファルケン・ブースカ・トライダー・シビック はついに初優勝の栄冠を勝ち取った。

丸山浩コメント
「CAR No.53の5ZIGEN CIVICがビットインをしたのを知らなかったので、ずっと2位だ と思ってました。突然赤旗が出て、ストレートでマシンを止めさられた時も『なぜ ?』という感じだった。そうしたら大井さんが走ってきて『勝った、勝った』って 言ってる。『なんで?まだレース途中でしょ』って言ったら『いいんだよ、勝ったん だから降りていいんだよ』って。わけがわからなかった。まだ初勝利の実感がわきま せん。それより、この勝利をこれからどうやっていかしたらいいんだろうって、今は そんなことを考えています。」

大井貴之コメント
「タイヤ、マシン、ドンピシャっと今日の悪コンディションにきまった。スーパー耐 久では自分にとっても初勝利。最初はうまくいきすぎて、久々に王様気分でした。ウ リャウリャー、どけどけーってね。特にファルケンのヘビーウェットタイヤは素晴ら しかった。次の鈴鹿も大雨だといいな。友だちの雨男雨女を総動員させます。 丸山選手は開幕の時は自分を追い込んじゃうところがあったけれど、どんどんよく なってきている。プッシュするよりミスしないように、というのがわかってきたし、 こういう走りで十分なんだ、という走りができるようになってきた。そういう意味で 精神性が向上しきたところが良い結果にむすびついてきたと思います。」




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