第3章 ラテン語・ギリシア語の易しい単語を覚えよう

 

          手始めに、よく使われる前置詞と動詞を5個ずつ覚えてみましょう。

          なお、解説中の「A<B」は「AはBより生じた」ということを意味します。

 

<前置詞>

 

@AD[アド]: to 「〜へ」   admit, arrest, aggressive

 

ACOM[コム]: with 「〜とともに」 (後にCUMという形に変化)  contract, company, collect

 

Bde[デ]: away,from 「〜から」   deposit, devote, develop

 

Cex[エクス]: out 「外へ」   excel, voke, effort

 

Dsub[スブ]: under 「下へ」   submit, success, supply

 

前章で説明したとおり、前置詞は後に来る音に従って音便化します。

 

<動詞>

 

@FACere[ファケレ] 過去分詞 FACTus[ファクトゥス]: make,do「作る」「為す」
 factory「工場」: FACTus+ORY(名詞語尾) 「物が作られる所」
 effect「効果」: EF+FECTus<EX(=out)+FACTus 「外へ向けてなされたこと」
 sufficient「十分な」: SUF+FICere+ENT<SUB(=under)+FACere+ENT(形容詞語尾)
               「下から支える→満足させる、満たす」

 

ADUCere[ドゥーケレ] 過去分詞 DUCTus[ドゥクトゥス]: draw 「引っ張る」
 introduce「紹介する」: INTRO(=into)+DUCere 「中に引き込む」
 introduction「紹介」: INTRO+DUCTus+ION(=名詞語尾)

 

BCAPere[カペレ] 過去分詞 CAPTus[カプトゥス]: catch 「とらえる」
 capture「捕捉」: CAPTus+URE(=名詞語尾)
 reception「受け取り」: RE+CEPTus+ION<RE(=back)+CAPTus+ION(=名詞語尾)
                 「後に戻ってとらえる」

 

CTENere[テネーレ] 過去分詞 TENTus[テントゥス]: hold「つかまえる」
 pertinent「適切な」: PER+TINere+ENT<PER(=completely)+TENere+ENT(=形容詞語尾)
                「しっかりとつかまえる→きちんと当てはまる」
 extent「範囲」: EX(=out)+TENTus+ENT 「外へ向けてとらえられたもの」

 

DVIDere[ウィデーレ] 過去分詞 VISus[ウィースス]: see「見る」
 video「ビデオ」: VIDeo=ラテン語の「わたしは見る=I see」という形より
 vision「視点」: VISus+ION(=名詞語尾)
 provide「供給する」: PRO(=forward)+VIDere 「将来を見据え備える→備えの物を供する」








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