歴史を作った機械
「Jule Jurgensen, Copenhagen デテントクロノメーター」
ユール・ヤーゲンセンはブレゲ弟子のアーバンヤーゲンセン創設のブランド。
腕時計でもブランドが現存していますけど、だいたい昔の有名どころは復活していますネ。
このヤーゲンセン、師匠のブレゲ同様に後の主流になる機械を作っています。
”ヤーゲンセンスタイル”と呼ばれています。
デテントもアンクルでも各時計師が参考にし、当サイト内でも何個か見付ける事が出来ます。
ユリスナルダンやサンドスなど、当時の有名どころから有名にならなかったところまで、
このタイプのデテント・スタイルは、ヤーゲンセンのコレが元になっています。
・ゴールドシャトン=金無垢石どめ
・金無垢歯車
・17J
・ピボテット・デテントクロノメーター脱進器
▲注意点:テンプを止めた状態で時刻合わせ。
←ダイヤルが綺麗。オリジナル。
そういう理由もあって、値段が大変高いブランドです。
懐中時計の価格世界ではパテックを越えるんじゃないでしょうか。
(さすが、ブレゲ直系弟子)
デテントのこのブランドでは100万円を切ることは少ないです。
高い!
←機械は正確に稼動。シースルー!!!
その為、ブレゲ同様に贋作が多く出まわりました。
ヤーゲンセンも師匠に習って隠しサインを入れたり工夫した様です。
ユールヤーゲンセンは、メンテすると消えてしまう(後期の)ブレゲ隠しサインを反面教師として、
機械のダイヤル側に隠しサイン(刻印)を入れるようにしました。
ケースにはJJの刻印、ダイヤルや機械に入れるサインは正確にし、
決め手としてダイヤル側の機械にヤーゲンセンの刻印。
この時計でも、しっかりとダイヤル側ムーブにも小さな刻印が入っています。
はい。本物です。(そもそもデテントだから、贋作でも高いですが…)
シリアルナンバー:8084=わりと早い数字と思います。(年代:1870-74年ごろ)
ケース経50mm
←デテント部
←思いっきり拡大。
←ユールヤーゲンセン、コペンハーゲン
←しかし、リューズ式ケース。つまり後付け。
デスプレイケースとしてオリジナルじゃない為、多少がたつきますが、
なんとかフィットしていますので、(やったことはありませんが)普段使い可かも。
まぁ、完全品があっても手が出せない値段ですし、”歴史を持てる”感覚で納得していました。
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