VOL3:18K無垢ハーフハンターイギリス1820頃製

はい!人気の高いハーフハンターケースの鍵巻き鍵セットの18K、
50mmぐらいで180年ぐらい前の懐中時計です。

この時代の懐中時計は金無垢もたっぷり使われて重いんです(だから、お勧めかな)。

私は、ブランドではあらゆる年代の揃っているバセロンが好きです。
そして、この年代(1800年ちょい)ならイギリスの物が好きです。

見ての通り、ケース表には紫のエナメルで時間が書かれており、
脱進器はアンクル(イングリッシュレバー脱進器)であります。
ラフカットのダイヤが受け石に思いっきり使われています。

しかも、テンプにはチラネジという温度を補正するネジが使われております。
いわゆる、表面積を大きくして、温度を逃がそうと云う・・・。この時代ではいくつか散見出来ます。
ご存知のように、テレビ、電話の無かった時代ですから、
誰かが良い物を発明してもヨーロッパ中に広まるには20−50年も掛かったといいます。
だからこそ、大規模な時計を主にした博覧会・展示会がよく行われており、
国王・女王と言えども率先して見に行ったと云う事です。

参考としましてイギリスは特に、Fuseeチェーンのバージ脱進器という
古い形式の懐中時計を作りつづけました。それが、スイスに取って代られた原因とされています。
安くて、顧客の言う通りに製品を仕上げると言う事が、
プライドの高いイギリスの時計師には受け入られなかったと。
この時計は脱却し始めた頃の物と思います。そして、それは間に合わず、衰退して行ったそうです。

でも、私はふと思います。現存しているこれらの古い形式の懐中時計は
今でも精度が素晴らしいです。普段使いでも使うことすら出来ます。
ひょっとして、本当に素晴らしいのはこのような頑丈なイギリスのタイプの懐中時計かもしれませんね。

アンクル+Fuseeが一番高価に取引されているようですが、これはフュージは使われておりません。

こそっと教えるよーン!

この時代ではガラスなどが割れて無くなっていたりした物が、安くで売られることがあります。
ガラスなんて物は、簡単に作ることが出来るのだっッ!
2万円ぐらいで時計師を通じて作成してもらえば良いのです。
あと、チェーンが切れたり、ひげぜんまいが切れたり、
テンプがカタカタ云っているのは辞めましょう。三つ目は天真を作らないといけなくて、
かなりの出費(二−三万円)と精度の回復は見込めないからです。覚悟して買いましょう!

写真は小さく見えますが、大型に近い部類に属します。









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