ブレゲNo.2938/18Kエナメル装飾50mm鎖付き

大体300万円から10億円まであるブレゲ懐中時計にとって、
王侯貴族以外が購入できるようになったのも現代ならではの幸運。

ケース非純正ですら80万円からが相場という世界中の、否、古今東西の安心財産。
腕時計のように流行り廃れが余り見られないのも安心材料。

しかし、高額品ばかりゆえに、贋作が何百倍も存在するというギャンブル性が高まった。
コレクターを席巻したのが、そこかしこにある贋作であり、
本物がホイホイあるはずは理論的に無い。遠く離れた日本の骨董市でフトあるとか…
しかし、なぜか、それでも買ってしまう悲劇のコレクターは多い。それは伝染していく。

持主が売る気にならないという比類なき超高級懐中時計を紹介しましょう。
サイト開設から12年、色々な懐中時計を見てきた。

はじめて見て受ける破壊力に、作者は時計を家に置いたまま外出すら出来なかった。
本物中の本物”高額なのが当然”の感性を与える。贋作かな?の疑問が湧かない安心感。

では、ご覧いただきましょう。



右下の日付を確認。無事到着を確認済です。

⇒本物鑑定済(よかった…)=正規代理店では判定までの所用期間3ヶ月。
これからスイス本国でのメンテナンス(OVH)が開始され、
必要に応じてパーツ作成などが発生しながら、納品は6ヶ月待ちです。トータル9ヶ月ですね。





・大きさ経49−50mm

・ハイグレードムーブ採用。機械はパテックが入ってると考えてください。

・エナメル装飾が凄すぎます(皇帝向けのイメージで連想下さい)。

・縦・平置きの誤差殆どなし、1日差数十秒

・作者判定=ブレゲ社製本物

・フランス・Breguet博物館の鑑定中です。(2008年12月7日)
=もしも譲るとしても(最近は)証明書添付が必須です。懐中時計時代の常識。
鑑定をしてもらい、付けれてないのは、BreguetFere(サブ本物)か贋作(最近ほぼ100%)。

特にやたら黒い文字で刻されているのは、機械の品質から贋作と簡単に判断できます。
腕時計コレクターの多くは懐中時計の質が殆ど凄く感じるので、
ネットオークションでは上級者でも見事な”カモ”となっています。盛んです。

捏造グループは、懐中時計流用のバカでかい腕時計でやってるみたいなので、
ブレゲは常識レベルですが、パテック等、気をつけよう。
また、相変わらずスパイラル・ブレゲ様が高額で出てるのを教えてもらうと、微笑ましいです。

鑑定済・本物のBreguetロゴ集

=クロノメーター18Kケース1885年(特殊ロゴ)

=18Kケース1906年(Eの上に点がある)

=プラチナ製1929年

ここを読んでる人ならブレゲ特集は読んでると思う。
個別ではなく総合解説なので、ブレゲファンは「広告費の関係ない立場の解説」を楽しんで欲しい。
最近は語句検索でヒットしなくなって久しいけど、この見てる解説ページすら、
3ヶ月たっても検索エンジンにカスリもしていない。ブレゲを欲しくて探したって、
見つけた時には売れているものばかり。

調査するにしても、検索の仕方が物をいうと言われているが、本当は違う。
検索エンジンが広告収入で経営方針とアルゴリズムを決め始めた時から、役立たなくなった。
ヒットするのは広告費を投入できる=商品にその分上乗せしている=ショップばかり。
楽天なんざ、楽天ポイントをあらかじめ加えた価格で販売している。

検索エンジンで探すのが面倒なので上位ヒットの場所で購入してしまうが、
いざ探すと、安いところが沢山ある事に気付く。
どういうサイトをブックマークしているかどうかで、センスが分かってしまうが、
コレクションをするよりも、検索エンジンの使い方が先に来るという、住みにくいネット。

さて、これは本物かニセモノか、普段注目を集める推測合戦は(当然ながら)不要です。
ブレゲNo.の数字は鑑定後または持ち主さんの許可によりアップします。機械も同様。
鑑定ポイントの機械の公表は社外秘のため(ブレゲ社)。
画像転載のネット・オークション詐欺を予防するためでもある。







No.を消してるのは転載偽造詐欺の予防↓









同じ大きさのものと比べて異常に重い!!!





薄型なのに異常に重い。これは私が本物かどうか瞬間で見分けれると導き出したもの。
ムーブメントとエナメル装飾の重さが半端じゃないからで、特に機械は金無垢かと思うほど。
かすれたフランス製ホールマークらしきものが地盤プレートに刻印されてるしね。
(●天文台クロノメーターのVIPERマーク刻印かもしれない)

=左がブレゲ。右側はソネリー

左側はBreguetNo.2938エナメル装飾18K。一般市場では見れない超高級品です。

=50mmエナメル装飾は見ごたえがある。

時計界で博物館以外で見ることがない初期高級ソネリーやブレゲ大型エナメルが揃うのは、
思えば画期的に凄い状態かもしれない。
普通の時計に何百万円とかけるお金持ちに「これぞ本物の高級品というものだ」と
見せてみたい光景です。・・・恐ろしい。

これのエナメル装飾の破壊力は、素人さんでも一発で”超”高額品と分かること。
私ですら怖くて触れませんでした。腕時計を含む、時計を知っていれば飛びぬけてることは分かる。
したがって、間違えてヤフオクやebayに安く出ることはありえないレベルのものです。
このクラスでは、安い場合は盗品だけでしょうかね。ということで、盗品チェック中でもあります。

欧州にて盗難経験が2回あることが判明



エナメル装飾は是非お見せしたかった。素晴らしいでしょう?







▲白エナメル部分が所々欠けているが、これ以上、起きないように修理してあるので安心だ。
濃紺エナメルの上に、緑色のエナメルが薄くかけてあり、類似濃紺エナメルと違う様相になっている。
真似しても真似できない部位なので、このグリーンが薄く覆っているのを見つけたとき、
言いようのない凄さを感じた。

ハイグレードな機械の綺麗な写真を撮ってありますので、いつか公開したいと思う。

     ↓公開



刻印が2点あるように見えるが、その一つが金無垢のホールマークに似ていて、
更にもう一つは、ケースにあるマークに似ている。小さくて判断が難しいです。

=白・金・紺エナメルのサンドイッチ

金と白エナメルだけじゃない。紺色エナメルがサンドウィッチのごとく挟んであるワッカ。
縦2本のライン(紐筋)は、最初の写真で気がつかれていると思うけど、総合的なセンスの良さ。
きっと、誰も見たことがないはずだ。
細かい部分を知れば知るほど、実物を見れば、本当に恐ろしいほどの出来栄えです。

水をたたえているようなエナメルの青い部分。こんなのは初めて見ました。
普通のブルーエナメルとは違うし、ブレゲじゃなくても凄い価値があると感じる、
そう、凄い懐中時計に、たまたまブレゲの銘があるだけなのだ。

順番を間違えてはいけない。こんなのを作ってくれ残してくれた芸術家、ありがとう。



表紙