| Breguetのリューズ巻きの時代=判別のポイント |
リューズ巻きPart1
世界中で見かけるリューズ巻きの古い腕時計・懐中時計の「Breguet」。
殆どがスパイラルブレゲであり、日本では商館時計タイプもあります。
また「BreguetNo.」にはエルジンなどのUSA機械が入っている事が多い。
USA機械だと、当サイト内でも多く紹介していますが綺麗で豪華なため、
ムーブメントを正確に知らないと「豪華な機械だから本物」と信じてしまいます。
懐中時計はまだしも、腕時計Breguetに多い傾向でしょうか。
パテックフィリップ贋作にもエルジンが妙に多いです。
ネットでは初期のebayやヤフオクで、スパイラルブレゲが約150〜200万円、
まさに記録的に数点が落札され震撼させられたこともありました。
近年ですら数万円〜100万円オーバーで出ますので注意が必要です。
最も最近の話では、知人の古美術時計ショップオーナーさんが
壊れたブレゲ懐中時計9K無垢44mmを結構な値段で仕入。
(結果、当サイトのお譲りコーナーで1万円で放出=2005年)
機械を〇〇社から供給を受け、完成させているのは、
詳しい方ならご存知の通り。
後年作られるタイプXXなどのクロノグラフはバルジュー社。
このバルジュー社だけは伏字じゃなくても公開されているのでOKです。
以前(エドワード・ブラウン初期1870年〜1890年時代)は、
オーナーである彼本人が作った機械を入れています。
トゥールビヨンやデテント脱進器。
これはジョージ・ブラウン(最後のブレゲ・オーナー)まで続く伝統でした。
ノーマルには(殆ど)△△社からエボーシュを入れられました。
この事は公開するとクレームが来てしまうので控えざるを得ないのが辛い所。
(つまり、トレジャーハンティングをする大きな知識・情報だそうで…)
でも、伏字にするとケチ臭いとか言われるし、
そのハザマに常に立たされる管理人は辛いです。
▲〇〇社や△△社は当然高級ブランドです。
ブレゲが譲渡されても王侯貴族向けというのは変わらなかったんですね。
つまり、〇〇社や△△社のムーブ形式ではなく証明書の無いものであれば、
トリプルサインとはいえニセモノの可能性があり(←これが一番の伏字の理由)、
逆に銘が取れてしまっていても宝探しの決定打を手に入れれるという事です。
これは相当使える知識と思います。
1890年を超えると、〇〇社のエボーシュを綺麗に完成させたもので統一されます。
ナンバーも3つぐらい付いていますが、混乱は無くなっていくようです。
(オーナー作成・特別品は除きます。クドイですが…)
1900年を過ぎると、ドレスウオッチがメインになって行きます。
番号は5500以下(リューズ時代)ですが、腕時計では当てはまらないものがあり、
しかも、少し前まで5000以下とブレゲ博物館が言っていたほどでしたので、
新しいものが発見されると修正される…というように、まだ少し混乱しているようです。
カギ巻き時代は、これにも該当しないほどの部分があり、正直ツライ所。
ここで面白いのは、△△社は0.25秒のカギ巻き懐中時計を多数出していた事。
ムーブはヒュージニン系です。
地元のセリでコレクターさんから買い取りたくなったJ.Breguet1/4秒計測が
匂っていた根拠もこれにありました。
▲もっともブレゲが使っていた変わりモノ脱進器だったからこそ、
それを〇〇社や□□社(←第3の高級ブランド)が採用したとも解釈できますので、
ちょっと調査が必要です。
まぁ、ブレゲに関しては「そんなこと知ってるよ」という方が多いので、
伏字にしたって関係無いでしょう!!!
中上級者向けの解説ということで。
特にリューズ巻きの腕時計、懐中時計ブレゲを時計店で扱う時は、 カギ巻き時代と違ってブレゲ社に書類がしっかり残っているわけですから、 半年&8万円(銀行手数料等含む)かけて関する書類を取るべきと私は思う。 ・・・と書いていてなんですが、普通はするよな…と思った。 |
当時の高級メーカーが「ウチのムーブメントを使ってくれ」と
ブレゲ社に殺到していたそうです。
代表的に3社を上に書きましたが、
時期別には重なりながら7社がありました(追記)。
全部言えますでしょうか?
(完璧な知識かどうか、お試しください。)
他にも鑑定ポイントがあり、いつかまとめたいと思います。
ということで、お待たせしました。
リューズ巻き約100年前のブレゲが登場。
●機械やNoの写真を公開しないのは上に書いた訳だけではなく、
リューズ巻きブレゲだけあって(写真コピペの架空出品である)
オークション詐欺予防という理由もあります。
| ブレゲ懐中時計、50mm |
リューズ巻きの時代になって、
ブレゲのサインは以下のように統一されました。
←例えトリプルサインだろうとリューズ時代は贋作あり。
←BreguetNo.XXXX(リューズ時代5500以下)
ホールマークの謎
ホールマークが金・銀・プラチナ・ゴールドフィールドや、
フランス、スイス、アメリカと違い、見慣れないものが付いている。
(ケース4箇所)・・・証明書が出れば材質も判ると思いますが、
謎のホールマークはポイントが高いでしょう。
重要な鑑定ポイントになります。
▲ブレゲの社名マークとは違います。
社名マークは”うずまきにB”だったかな。
これは時計に付いているのを見た事がありませんが、
資料ではあるらしいです。
謎のホールマークに関する記載?発見 ブレゲの資料を繰っていました所、ビューレンでの天文台入賞モデルを発見。 プレミアクラスのクロノメーターコンクールで金・銀・銅賞(ベスト3)に入り、 ”VIPER's Headマーク”が刻印されているとのこと。 それはBreguet No.2853。1935年のリューズ式15J。 今回の時計の謎のホールマークをルーペで見ると、 ホールマークの中に小さな”V”が入っています。 ま、まさか、これはっ!!! …と、お約束の期待感を持って、 発行される(であろう)証明書を心待ちにするのであります。 ハズレた場合の落差ショックがでかそうですが。 |
証明書(7万円+BK手数料約1万円)依頼中
多忙のせいなのか「真贋の返事が来ない」場合もあるので、
その場合は正規代理店を通じて
メンテと共に鑑定と証明書を依頼するつもりです。
リューズ巻き時代は証明書が無いとキツイです。
時刻合わせがスルーした!!! 何故か時刻合わせの時にリューズがスルーしてしまいます。 歯車が減り気味なのか…とチェックしていると、なんだか違いました。 一般的な”普段使いのため”の、ある押さえ部品が無いのです。 欠損ではなく、設計上それが無いことを確かめ部品を作ってあてがいました。 すると、歯車減り気味で起きていた現象が最小限になりました。 普段使いを想定していないムーブの設計。何故だろう? これは上のホールマークの件と連想しコンクールモデルだからかもしれない!!! ああ、証明書が来るまで夢が広がります。 (いや、広がり過ぎか…。) ちなみに、次回メンテの際に時計師なら直ぐに分かると思いますので、 私の作ったパーツで修理完了。⇒その後、時計師に見てもらいOKでした。 |
この時計、証明書が出れば「新しく発見されたブレゲ時計の1個」となります。
エドワードブラウンに譲渡された時代の変わりモノのハイグレード、乞うご期待。
でも、ブレゲ博物館からの鑑定返事が遅いので
(贋作なら直ぐに分かると思うんだけど、しかも鑑定料が高額だし)
再度連絡を試みますと、フランス語で返って来ました。
私の第2外国語はドイツ語専攻でしたので…勘弁……
| Je suis absent jusqu'au lundi 11 avril 2005
au matin. En cas de besoin, vous pouvez contacter Anne-Fran・ise Le Guillou au, ou moi-m虧e au. |
不在だそうで…。
↓
参考までにアンティコルムでブレゲのマスターピースとして
そっくりな類似品が出ていました。もちろん、ブレゲの鑑定保証のもの。
意外と今回の方が謎の脱進器でワンランク上。
エマニュエル・ブレゲ氏から「本物」鑑定結果の連絡文 (かなり省略してます) The watch signed Breguet N・XXXX(当サイトのもの) is GENUINE, made in 1906, sold in 1907. Please, confirm your order for the official certificate |
ある脱進器が採用されている特殊ムーブメント。
大型テンプ、ブレゲひげ。
これこそ本物の”スパイラルブレゲ”採用ものです!!!(笑
続いてください。
入手のショートストーリーもあります。
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