Breguetの現行懐中時計は18Kノーマルで250万円から(新品カタログより)。
雲上ブランドの一角であるバシュロンは18Kノーマル懐中で150万円から。
アンティーク懐中時計を見慣れると価値観が狂ってくるので要注意です。すなわち安いのだ。

Breguetムーブ集その1

当サイトの中には、たくさんのブレゲに関する記述が詰まっています。
全体を読まないと変な事に引っかかってしまうかもしれません。この点もご注意下さい。
尚、ここだけで数ページ(初期に作ったホンの一部)ですが、
贋作・人物像のページ、物語、更にマニア向けの解説、ホンモノ系のも用意しています。
そして、私が収得したブレゲ社の証明書(古い懐中時計)の写真などを紹介してあります。



↓リューズ式時代。ムーブは転載詐欺防止の省略。



上は50mmの重量級懐中時計。1905年製造、1906年販売。
驚くべき事に1920年頃より広がる発明されてないはずのホワイトゴールド・ケースだ。証明書あり。
つまり、これの発見により、時計マスコミの解説が若干変えらざるを得なくなった。

そして↓はエナメル装飾50mmの超大物、ブレゲNo.2938の飛びぬけた芸術品。
ブレゲNo.は転載詐欺防止の省略







↓本物なのに、証明書がつけられないタイプには悲劇がある。
特に弟子たちのブレゲ刻印したものは、ブレゲ本人の認定はOKだが、死後はOKとならなくなった。
そのせいか、ほとんどの良品が「ニセモノ」扱いされてしまい、壊されたものまである。

弟子たちが、ブレゲ系列血族の欲望の犠牲になり、疎遠となっていったのは分かる気がする。
7代目ブレゲのエマニュエル(現ブレゲ博物館の館長)も、忙しいのは理解できるが、
それにしても作業が遅すぎたり、色々と問題がある。これは多くのコレクターが感じているが、
本人は貴族意識なのか、どうも祖先の遺産で食っている意識が少なく、
自分が偉いと勘違いしてはしないか?…などと感じたこともある(情報ソースBy私)。

←サブ本物のブレゲ&フレーレ。本社資本が代わった弟子たち製。

ブレゲ博物館からの証明書が出ない本物の例です。

←サインは正確だ。

そして↓これは18Kケースが変わってしまったせいで、鑑定が難しかったブレゲ社製。
センターセコンドは秒飛び(ステップ式だ)。当時の最先端を行っている。
ブレゲがスイス旅行中に無くしたブレゲムーブと思われ、博物館の知人も驚いて叫んだ程。

=センターセコンド、クオーターリピーターカギ巻き。





下は18K無垢のクオーターリピーター。高級感は正統派の流れを汲むだけあって抜群。
どうしてブレゲが人気なのか、それは感性に訴えるものがあるからだと思う。
同じ大きさの懐中時計と比べると、やたら重いのも見逃せない。
ブレゲ発明のパラシュートサスペンションも見える。

 

=ブレゲNo.は転載詐欺防止の省略(くどいけど)

当サイトでお譲りコースに出した場合、殆どが1週間もせずに注文が来ていますので、
ブレゲだけは金があってもモノがない。それだけはキモに命じておいてください。
悩んでる暇はない。即決する人にだけ、決断の早い人にだけ幸福は訪れるのです。
多くが博物館に展示されているだけで、流通すること自体がないからです。

当サイトが販売した「ホンモノ」個数が、多分、日本で一番多いぐらいです。
多くはニセモノが現実。腕時計のブレゲは未だしも、懐中時計のアンティーク・ブレゲは、
是非とも一個は入手しておいて損はないです。それだけ違う。同じ大きさの重さの違いからね…。

他の物にお金をかけるのも好いですが、結局、ブレゲを買うのだからね、将来必ず。

物が良いものは値落ちしない。人気がなくなろうが、良いものは値段が高い。
この約束事を気にしなかったエグゼクティブ等は、機械が一般ブランドと同じな超高額品、
そんな数百万円の腕時計を集めた。バブル・金融のような「信用」で稼いだ。
信用がなくなれば、お金・株は紙切れになる。

私がクェート・ディナールを50万円近く持っていたとき、イラクの侵略にあった。
お金が凍結され、日本円に換金できなくなった時の恐怖は忘れられない。現金ですらこの現実。
数年乗れば価値がなくなる高級車、色々と考えれば、手放す際に一番高価なのは懐中時計と気付く。

すなわち、テロ資金の移動を観察する捜査は、その辺りもチェックしているほどです。
(最近、この辺りをしていない捜査官が多くなってるので、私にヘルプが来る。給料=税金=返上しろ!!!)
ダイヤル、機械、ケースをばらして入出国するので、パーツ扱いで移動するのが方法、
時計ショップも恥ずかしげもなくテロリストと同じ方法をするので厄介なんだけどね(関税の節約)。

おっと、話題がズレまくりました。

←これが証明書を得た場合の全資料。

さて、現行品を含めてすら、この世に少ないブレゲ懐中時計。真贋入り乱れて勉強スタートしましょう。


時計好きには、目の前にあれば必ず手にとって見るもの達です。

ブレゲの機械というのは基本的に”成功後の凄いもの”は真贋が容易いです。

問題は前期のものです。

通常のものに銘を入れたものもありますし安いものもあります。
しかし混乱に拍車がかかっています。

それは我々が使う”資料”が混乱しているからです。
(ブレゲ社すら)

セイコー社に1930〜40年ごろの時計を見せて
鑑定をお願いしても、資料がありません。
今から200年前のブレゲではなお更です。

混乱を起こしたのは、恐ろしいことにブレゲ本人なんです。
リピーター(バージ式)を初期は売っていて、
成功後に過去の売れたものを買い戻して新しく発案したパラシュート付
レピンキャリバーにして売ったそうな。

シリアルナンバーを新しく与えたとのことです。

そうです。

買い戻せなかった旧型のバージ式のものもあったはずです。
これで、シリアルナンバーの混乱が発生しました。

その点に目をつけた偽物業者が類似品を作りまくったという話もあります。

というわけで、真贋が基本的に難しいブレゲ。

私の判定法は「それが出来がいいかどうか」ということと、
「出来が悪くても、偽物と断言できない」という立場で見ています。

ただ、私の調査によると、本物すら「バージ式」の場合は、
スイスブレゲ社に「偽物」にされる、別人の天才時計師の作品が
強引にブレゲ作品にされている…という話も聞きました。

フランスブレゲ社の鑑定と異なったり。

ブレゲの弟子たちの作品、ブレゲ&フィルズも鑑定は難しいようです。
資本が変わるといけませんね。

ただ、本物を確実にするのは「隠しサイン」ではなく、
(有名になる前は入れてないし、OVH等で消えるものが多い)
テンプ受けの裏にこっそりあるというサインらしいです。

しかし、これまた無い物も多いです。

機械にサインもシリアルナンバーも無い物が「本物」となっている場合、
その裏にあるナンバーを元にしているようです。

結論的にいえば、明らかな特殊機構を持つ「ブレゲ」でなければ、
真贋はめちゃめちゃと言えるかもしれません。

ゆえに、無名として本来のプレミア無しの時計の質基準で
鑑定するのが一番です。

・ルイクレメント・ブレゲとアントワーヌ・ブレゲが、時計師のエドワード・ブラウンに
本工房の権利を譲ったのは1870年。資料が無くなったりして混乱の時期といわれ、
シリアルナンバーや時計自体も-------(←公開しないで欲しい要望により削除)などに発注。
真贋が大変。

▲面白い例では、1910年製造のノーマル機能の「Breguet a Paris No.2835」が
機械にも内蓋カバーにもサインはなく、見分ける事も困難な磨り減ったダイヤルのロゴで
ブレゲ証明書が出ました。ニセモノ扱いで相当安く流通してたらしいです。

・No.の入れ方で、初代ブレゲ〜売却までとショーメ支配辺りで1‐200番は特注品、
特注品以外は201〜5200に統一。しかし、その時期以外は混乱。
何故か5500番台が多数存在した為、近年になって修正された

▲本工房の話です。Breguet&filesなど弟子、系列工房の時計では当てはまりません。
もう厄介、やっかい。しかもクロノグラフとかNo.30,000もあるし、コックピットのものとか、
中にはNo.の無いものも証明書有りで出ている。

・ちなみに腕時計のクロノグラフはムーブに銘が無いのが普通で裏ケースにあるだけ。
機械に銘が有るほうが逆にヤバイとか言います。

・もっとも、初代の時も販売した初期の作品を一旦買い戻し、
改めて番号を振って売りなおした為、買い戻せなかったものとの混乱がある。
公式にブレゲ社が”要注意事項”として認めています。
(第1期混乱時代=贋作天国第1弾の理由)

1850年頃と考えます。

カバーにはブレゲ&Co、Geneveと書かれていますので、
本物としたら商標の権利をブレゲ家から移動したときの物と思います。

綺麗に研磨された脱進器まわりは、かなり出来が良かったです。

サインは昔からのものと同じでした。

←内ブタの作りは贋作メーカーも勉強している…

お譲りコーナーで3万円(だったかな)で放出したブレゲの銀製の物です。

このタイプはまだ、彼が色々と発明する前の段階と、
発明してからもお金持ちの一般向けに販売したものとあります。

そして、贋作と・・・。

Breguet a Paris のサインは1792年まで使われたそうです。
その後、Bureguet No・・・のサインになったと資料にあります。

最近、ブレゲの本が出ていますので、買って調べたいと思います。

ペータークレーター社で落札したものです。

カタログ・オークションやフリマなどでは、届いて「アレレ」ということが
時々ありますが、それは仕方がないところ。

放出した値段が買った値段の数分の1になってしまった。
(今なら絶対に落札しない自信あり)笑


↓やっぱり芸術ポイントのある懐中時計は嬉しいです。

1790年のブレゲのエナメル装飾金無垢懐中です。

Breguet a Parisとムーブに有りますが、
この表記は1792年までとの事です。
あっています。

それより後で「その表記の有るもの」は贋作ということになりますが、
この頃の贋作は、異常に手が掛けられていまして、
単独で見ると素晴らしい物が多いです。

現在の贋作はチープで評価に値ません。

ウケ狙いならOK。←作ったコストの方が高いじゃないか?というアイテム

ムーブ自体は薄く、丁寧な作りになっておりますが、
ブレゲを有名にした片方の地盤にパーツをつけるタイプ(レピンキャリバー)ではなく、
まだ両はさみのフルプレート式の地盤です。

特殊モノばかりのイメージなブレゲもこのタイプは販売していました。

OVHで驚く精度が出ました。1日5分前後。恐るべし!!

エナメル絵画の美術的価値。真贋を超越した存在でしょう。
これだけの美的感覚となると、素晴らしくて…

「絵画を画いた人を特定したい」

▲ブレゲ懐中時計のエナメル絵画はどれもこれも最高の出来です。
下手は1個も無い!!!

つまりブレゲは、超一流の芸術家に頼んでいたはず。


初期のものは鑑定が難しい。
下は本物だが、長い間、贋作として扱われていたもの。

現代の本社ですらニセモノとして鑑定したのが、後にブレゲ本人の資料が出てきて逆転本物化。
機械式時計の再評価がされる前のアンティコルムに出ましたが、それでも高額になった。



=故障レベルの機械評価。



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