Edward Geiser、Geveve
1850年頃の物です。エドワード・ゲイサー作の上品な物です。
フルハンターの18K無垢、装飾の一部に青と黒のエナメルが使われ、しかも、ダイヤが・・・。
この頃の物はご存知のようにこの頃の物は全て天然ダイヤ、受け石のルビーも天然、使われる真珠も天然です(これには真珠は使われていませんが)。王侯・貴族向けが基本でしたので元々の値段は相当で、糸目をかけておりません。
徹底的に装飾がなされ、鍵巻き時代のこのタイプの一流品です。工芸品と言うイメージが合っていますね。意外と小さいのですが、ケースの厚みが割と有り、ガッチリしており「重い」です。
機械も、意外と良い物が使われ、注文の時に買主がこだわったとも考えられますが、なかなか良いもので時間も正確、テンプの振りも良いです。
ダイヤに付きましては、研磨などの影響か、外されて指輪化したか・・・で欠損部分があります。エナメルの青色も欠損があります。総合的に見まして、それを含めても「良品」です。完全な物なら結構「上がり品」扱いで、アンティコルムへ出そうとするクラスです。
一般のショップでは見かけることは余りありません。この様なずっしり重く、ガッチリしたケース、綺麗な装飾では例えフリーマーケットの何も知らないおばちゃんでも高くしてしまいますので、掘り出し物を狙うなら、このタイプの有名時計師作が良いでしょう。有名どころでは、パテック、バセロン、ブレゲがこの時代にこのタイプを良く作っていたようです(彼らの顧客が歴史に登場する人物が多いのでお金に糸目を付けなくても良かったのでしょうね)。
右側の蓋にはダイヤが四つのみ残っています。ラフカットで、結構綺麗ですね。(装飾では他に持っていませんので比較は出来ないですが)![]() |
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これがまた、初めて見ました。両蓋がこのプッシュボタンで開けたり出きるのです。通常は片方の蓋を「こじ開け」(または爪)で開けますので凝っていますでしょ!!![]() |
テンプが動いていますが、チラネジ付きの綺麗なイングリッシュレバー脱進器です。13J。この時代のフルジュールです(13−15で最高でした。なにせ、石の全く無しの物も散見できる時代です)。