| 素材のあれこれ |
時計に使われる素材には以下のものがあります。
有名どころは赤色で示しています。
| 銅 鉄 ベリリウム クロム クロム・スティール(ステンレス) エリンバー合金 ドイツメタル グルシウム ガンメタル(鉄の表面を高熱で熱し黒さびを生じさせたもの) インバー合金 ニッケル チタン ロジウム(プラチナの仲間) プラチナ 金(18K、14K、9Kなどのランク) 銀(0935、0900,0800などのランク) |
などなど
#最近ではチタン製がありますが、金属アレルギーを起こさない(らしい)特性が
あって注目されていました。まぁまぁ高い素材らしいです。
ホールマークも消えているものがあるので、疑いすぎるとケンカに
ケースのメーカーによってはホールマークではなく、金無垢には18Kとか、
プラチナではPlatinumと文字で書かれたものがあり、
オーナーが磨きすぎて消えているものも多数あります。
試薬で調べるのが一番の方法ですが、そのまま金張りとして売られることもあります。
もし金無垢だったのに金張りで手に入れたなら、「儲かった」という気持ちになるのも
いいのですけど、出来れば何らかのお礼を返すと気持ちいいですよ。
▲まぁ、ケース磨き過ぎといっても、100年とか経った物だと仕方がない長い期間です。
逆に「シッカリ残っている」と価値を帯びるという感覚を持たれたほうが好いでしょう。
一方、1800年代だとホールマークも結構不思議で、銀のホールマークと一緒に
金のマーク、18Kとか金と銀が両方書かれているものが散見できます。
これはヤバイ!!!混乱する事必至です。
無名懐中ならいざ知らず、バセロンエナメル絵画、彫刻式ケースなどのハイグレードでも
見られることから、コンビネーションを採用したり、金や銀の価値の差が余り無かった為
気楽に設定していたのかもしれません。
金属ギルドがシッカリしている国では、きちんと分けられていますけど、
そういう組織が出来あがるまでは色々な試行錯誤があったと思われます。
金行といわず、銀行というのは…
銀は一時的に金よりも高価だったことがあります。精製の温度が高いため、
金よりも重宝な金属だったのです。
銀行(Bank)は金行といわず銀行と言っているのはその名残らしいです。
プラチナ・ケースは特別扱い
ちまみにプラチナほど重ければ、重さでラクラクと判別できますので(超薄型は微妙ですが)、
刻印がなくてもOKの場合が多いです。
重さの資料(この世の中にある重いものから金まで)
1位:イリジウム(22.5g/cm3←3乗ネ)
同位:オスミウム(22.5g/cm3)
3位:プラチナ(21.4g/cm3)
4位:金(19.3g/cm3)
| オマケ:ジェット機の機体の素材は? ジェラルミン・・・・・・・・銅の3分の1しかない比重。軟鋼に匹敵する強さを持っていて チタンに比べても安い。アルミニウム+銅+マグネシウム+マンガン 鉄・・・・・・・・・・・・・・第2次世界大戦末期にドイツが開発した 名機メッサーシュミットMe262は鉄板だった。 チタニウム・・・・・・・・・・現在のマッハ3に達するSR71ブラックバードやX−15ではこれ。 @空想科学読本:柳田理化雄著・宝島社 (著作内ではSR21ブラックバード) |
ケースの交換は世界大戦などの事情を考慮。
ケースで一番のポイントは重さ、分厚さ、しっかり感。ネットの通販では分からない部分です。
しかし、懐中時計の価値の多くは機械に有ることだけ勘違いしないようにしてください。
金無垢ケースの時計でも機械がイマイチならば、ステンレスのハイグレード機械の時計に
価値で負ける事はよくあります。
第1次世界大戦など、金属が必要な時にケースを取られ、後になって他の安いケースに
仕方なくあてがわれた事も多かったですから、ケース替わりは「大変だったのだろう」と、
逆に全部がオリジナルで残っていたならば、「おまえ、でかしたぞ」と労をねぎらってやりましょう。
⇒ステンレスとは!?もお読みください。
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