| スプリットセコンズクロノグラフ懐中時計シルバーオ−プンフェイス |
・ケース径が52−53mmのやや大型スターリングシルバー0800ヘビーケース。
・ダイヤルを開けてケン引きを操作して時刻合わせをします。
・日差・精度=約1−2分。数十秒に詰めれる状態です。
・緩急針が緩いので、時計を動かす都度、精度に影響を与えるようです。
シッカリするように天真受の裏にあるネジを締めようとチェックする。どうも片方が短い模様。
ねじ込もうとマイナスドライバー極細にて頑張るものの、大きな変化を出せなかった。
次回にでもメンテのついでにやってもらうことにするのが無難と判断しました。
・よくある”機械内部に油がたまってる”状態を発見し、拭き取って時計用の潤滑油をさしました。
検品する時はこれを念頭にした。(時計用の油でなければ、内部に溜まるのでご注意を)
・ネジが1本だけ非純正です(リューズ留め)。他はオリジナルで揃っていました。
・その他、ルビーやパーツの欠損は気づきませんでした。
<検品評価>
・付属品に銀の太いチェーン+付属小物=(2万円相当)
・シルバーって、綺麗な状態ですと白いんですよね。ピカピカは気持ち好いです。
・各機能は正常に作動していますが、使い方がいまいち分からないのがコレでしょうか。積算なし。
針一本の普通のクロノグラフなら「進めて・止めて・戻す」という3行動だけでOK。
2本あるので、どのタイミングで、どの針が戻るのか正直、使いまくって覚える楽しみとして欲しい。
・上の続き。使い方が1本と違って複雑なので、食事会(コンパとかご近所さんとか)で見せれば、
年長者が「う〜む、これは使い方が分からんな」とか、お嬢さんが「ねぇねぇ、次は私」と掴む。
頭のいい友人が「オレにまかせろ!!!」と奪い取るが、「ゴメン、これは凄いわ」と直ぐには分からず。
・・・すなわち、これが宿命です。
このスプリットセコンズの宿命として推測できるのが、食事会の例のごとく、皆が触る、使う、いじる。
他の腕時計や懐中時計とは別次元でいじられてしまうのです。
同じく複雑時計といっても”リピーター”は違う。
腕時計では数千万円単位の価格が知られているので壊すといけないし、落としたら大変、…などと、
時計を触れない高級感なのか、レバーを動かしてチンコンチンコン鳴らせれない光景がよくあります。
従いまして、このスピリットも同様で、100年生きて来たといっても、他の懐中時計の100年とは違い、
かなり痛んでいるのが普通なのです。はい。リピーターが付いていれば別の話になるけれども、
クロノグラフよりもスプリットが触られて動かし、中には2−3回自由落下運動を経験している筈です。
・価格査定を下げたのは、見た目で問題なくとも、スプリットクロノグラフの平均的に痛んでいるから。
リューズ留めのネジが純正でないために、触っていじってると違和感が出ましたので、
慣れるまでは「気になってしまう」かもしれません。ゆえに価格がお手ごろになっています。
<結論>
スプリットの平均よりも良い状態です。使われてきて、人間に役立ってきて100年間。
それを考えれば、逆に良い感じを残しているのが奇跡と思う。
クロノグラフ1本作動分が見えるところの部分です。ピラーウイル部の”カバー”が高級品の証。
表のダイヤル側にもう一本の作動機構が収められています(ダイヤルを外さねば見えません)。
使って遊んでこそ、楽しくなる複雑時計の入門アイテムと言えるでしょう。
最近はクロノグラフもスプリットも高額化してると思う。
近いうちに手に入らなくなる価格帯に行くかもしれない。微妙に困る価格帯に(現在)存在しています。
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