| 年代別ご紹介 |
大きな区別の基準としてご利用ください。
懐中時計の名前をクリックしますと該当ページが出てきますが、
Xを押して小窓を消してください。「戻る」などはこちらにリンクしておりません。
(他のページへ飛んでしまいます〜)
注意としましては、田舎在住の時計技術者と万国博覧会に出席して
他の時計技術者と交流のあった人とは技術の発展の差が著しいです。
従いまして、ここで紹介するのはおおよその時代と機械の区別としてご利用ください。
車や電話、テレビのない時代ですから万国博覧会の出来事を基準として
まとめたのが現在の資料(=本)になります。それを鑑定の基準にしすぎますと
合致しないものが出てきたときに失敗してしまいます。
もちろん、おおよその基本はコレクターにとっては第一歩の関門。
ばっちりマスターしてください。逆に歴史と違うってものを発見した場合は
かなりの価値を帯びることになります。
ミニッツリピーターが出来た年代と発明者が、最近のオークションで更新されました。
もっと前のドイツ製の作品が出品されたのです。
まだまだ、時計史は塗り替えられる機会が多くありそうですね。
#あくまでも基本的な部分です。時代と違うものは作家、国によって山ほどあります。
| 年代と簡単な傾向 | 脱進機 | 銘・ブランド | 補足 |
| 1820年以前系 エナメル装飾などの 派手な芸術品が多い。 |
かぎ巻き・ バージ脱進機系 |
ブレゲエナメル絵画 フランス |
バージ脱進機 +エナメル装飾 |
| バージ脱進機が主流 | かぎ巻き・ シリンダー脱進機 |
センターセコンド イギリス |
シリンダー脱進機 +センターセコンド仕様 |
| シリンダー脱進機、 デュプレックス脱進機 なども存在。 |
かぎ巻き 最先端アイテムです |
ブレゲ銀無垢フランス ブレゲ金無垢フランス |
デテント脱進機? +クオーターリピーター ヴィーギュル脱進機とも 思うが …鑑定待ち |
| 機械のプレートが一枚 に(薄型化) |
かぎ巻き・ アンクル脱進機 |
ブレゲ・デ・ラ・マリーン フランス |
ハンギングルビーシリンダー 脱進機 +クオーターリピーター +パラシュートサスペンション |
| 1830−1880年系 | かぎ巻き・デテント クロノメーター脱進機 |
無銘 スイス・フランス系 |
ポビテッド・デテント (ホゾ式)脱進機 |
| 船舶に積まれる マリンクロノメーター のデテントが懐中時計へ 広がる。 |
かぎ巻き・デテント クロノメーター脱進機 |
無名 スイス・イギリス系 |
スプリング・デテント (バネ式)脱進機 |
| 脱進機の発展が早 かった。 |
かぎ巻き・トラバーユ アンクルクロノメーター脱進機 |
トーマス・ラッセル&サン | スプリングデテント 脱進機を アンクル脱進機に変更 |
| デュアルタイムで2国間を 見れる船長用の キャプテンウオッチも 特に1850年前後に 多い。 |
かぎ巻き・ デュプレックス脱進機 |
キャプテンウオッチ パテック&Co スイス |
デュプレックス脱進機 キャプテンウオッチ型 |
| 機械の装飾が収束気味 | かぎ巻き・ シリンダー脱進機 |
無銘磁石つき スイス系 |
シリンダー脱進機 +機械装飾 |
| トップウオッチメーカー (時計士)はパラシュート サスペンションを 使えるかどうかが 大きかったようだ。 |
かぎ巻き・ アンクル脱進機 |
アーノルドアダムス イギリス前期 |
イングリッシュレバー 脱進機 +パラシュートサスペンション |
| ハーフハンターと呼ばれる ケースでは、1800年ごろから 見かけるが多くなるのは 1900年に入ってから。 |
かぎ巻き・ アンクル脱進機 |
J・F・Willigan イギリス後期 |
イングリッシュレバー 脱進機 +クロノメーター級 |
| リューズ式が発展。 1820年ごろ発明され 広がるのに50年以上 かかっている。 |
初期リューズ・ダボ押し・ アンクル脱進機 |
パテックフィリップ スイス |
ストレートラインレバー 脱進機 フィリップの発明 初期リューズ 初期腕時計(特別出演) |
| 大体クオーターリピーター だが、 たまにミニッツリピーター も存在する。 |
初期リューズ・ダボ押し・ アンクル脱進機 |
F.Lecluse,Geneve | ストレートラインレバー 脱進機 クオーターリピーター仕様 |
| 1890年ー1910年 | リューズ・ケン引き・ アンクル脱進機 |
ランゲ&ゾーネ ドイツグラシュッテ |
ストレートラインレバー 脱進機 (ドイツ製ハイグレードの典型) |
| 天文台コンクールは 精度をPRする絶好の 機会で、各会社は全力を あげた。 |
リューズ・ケン引き・ アンクル脱進機 |
パテックフィリップ スイス |
ストレートラインレバー 脱進機 +天文台コンクール ハイグレード |
| オートマタ(からくり)は 1800年ごろから 流行っている |
リューズ・ケン引き・ アンクル脱進機 |
ルクルト スイス |
ストレートラインレバー 脱進機 +オートマタ +ミニッツリピーター |
| 通常は一部の受け石のみ カットされたものが多い。 (でも、見かけることは少ない) |
リューズ・ダボ押し・ アンクル脱進機 |
商館時計(レッツ商会) スイス |
ストレートラインレバー 脱進機 受け石がカットされた装飾 |
| アメリカ製はダボ押し、 ケン引きでない仕様を 早くから採用している。 |
リューズ・ アンクル脱進機 |
ウオルサム アメリカ |
ストレートラインレバー 脱進機 (アメリカ製ハイグレード) |
| 複雑時計の完成を見て 広げたのはこの時代。 腕時計の時代は もうすぐだった。 |
リューズ・ダボ押し・ アンクル脱進機 |
無銘 スイス |
ストレートラインレバー 脱進機 +トリプルカレンダー・ クロノグラフ・ ムーンフェイス・ ミニッツリピーター (コンプリケーション=複雑時計) |
| 腕時計の典型的初期型。 懐中時計流用。 |
リューズ・ダボ押し・ アンクル脱進機 |
Hall & Co イギリス |
ストレートラインレバー 脱進機 |
| 1911年ごろー1955年 リューズセッティングのみが 多くなってくる。 機構的には発展は無く、 小型化、薄型化、複雑化 が主流に。 |
リューズ・ アンクル脱進機 |
ブラック&スタール・フォレスト スイス |
ストレートラインレバー 脱進機 +超薄型 |
| 薄型のハイグレードの典型。 ガラスのはめ込みなど面白い。 |
リューズ・ アンクル脱進機 |
ティファニー スイス |
ストレートラインレバー 脱進機 +超薄型 |
| 1955年ごろ以降 腕時計と共に、耐震機構が 採用される。 アンチショックシステムは インカブロックが有名 |
リューズ・ アンクル脱進機 |
アンジェラス スイス |
ストレートラインレバー 脱進機 アラーム時計 |
| 1980年ごろ クオーツ旋風が巻き起こり、 一時は衰退した機械式時計。 再度昔の機構を復刻しつつ 人気が回復した。 |
リューズ・ アンクル脱進機 |
無銘 スイス? |
トゥールビヨン脱進機 腕時計 |