時計を高価にしている要素は何であろうか?
「ようこそ」にも書きましたが、物の価値の大きな区分けは以下です。
1、使用価値:使用感が素晴らしければ素晴らしいほど価値がある。
2、付随価値:サービス、フォロー、ウンチク説明、
転売可能等
3、環境・自慢価値:ファッションなどの、自意識・好み、対外なインパクトを喜ぶ等
服とか、装飾品、家具、電化製品…。どの項目を重視するかは購入者次第です。
さて、時計に集中して考えて見ましょう。
A:素材・デザイン
素材は、説明の必要は無いだろう。デザインでは・・・
エナメル絵画
彫金
ラグ等の形状
ダイヤルのアップライト等
これらの中では、エナメル絵画がすごいことは納得出来ると思う。
クロワゾネとかの手法があり、エナメルに似せた安いやり方も有る。
どちらにしても、昔の物はすごすぎで、
美術工芸品という言葉がしっくりくる。
エナメルの絵がかかれた物は、ダイヤル・側(ケース)どちらにしても大変高価である。
B:機械
機械には、
複雑系と、仕上げ系がある。もちろん、両方の要素を持ったものが、
オークションでも高値を付けるが、くたびれた複雑系が多いのがたまにキズだ。
最近の物でも、帰零しないクロノグラフを持っていたが、3回修理しても駄目だったので、
格安で売った(オメO・スピマ・オートマ)。
売った所は、それで買いたたかれたのだが、それを買われる人へは説明をしないだろうな。
パテックなど、ここがすごいと本に載っているが、見ても分からない。
しかし、分からない所に手間がかけられているのは、少し嬉しいものだ。
懐中時計では、逆に見せる工夫がなされている。
C:ブランド
やっぱり、これが1番だろう。2で書いたが、
分からん手間を信じる為には市場にあるブランドの信頼性イメージだ。
しかし、その根底には高額で売れる事が大きいと思う。
パテックは知っていると思うが、自社製品の買い戻しをクオーツ旋風のあと、
真っ先に行った所だそうだ。
高いものだけに、オーナーはレアならパテックが買い取ってくれるという、
安心感が生まれる。土地などの不動産もそうだね。
各ブランドでは、自社製品を買い戻しなさいと、当時の顧問達が経営者に進言したらしい。
