風景の変化を愉しむ
日本庭園は外の風景をとり入れる借景をします
雄大な山並みと庭園とを一体にした風景を愛でます
その借景庭園ならなんといっても


京都岩倉
円通寺庭園

借景庭園シリーズはここからはじめます

画像にポインターを置く、、はなす、、、アレレ?!

  (画像からポインターをはずして)
 京都岩倉にある円通寺の庭園は、比叡山の借景で有名な名園です。17世紀はじめに後水尾上皇の作庭と伝えられます。
 作庭当時は遠景として比叡山を生け捕って、中景には農村風景を見せて、のどかな借景庭園だったのでしょう。
 庭の内と山の形は変らない姿でしょうが、のどかな田園の農村は今ではビルもある住宅地に変ってしまいました。
 上皇がご覧になったら変りようをお嘆きになるかもしれないと思ったのか、お寺さんは庭の外にも樹木を植えて街の風景を隠しています。

  (画像にポインターをおいて)
 では後水尾上皇はどんな庭園を作り、どんな風景を愛でたのでしょうか。それを見てみたいと考えてつくってみたのがこの画像です。
 軒の線と縁先と柱で額縁をつくっていますね。比叡の山並みは背景幕です。中景の京都の街は想像でつくりましたが、もちろん17世紀とはおおいに違います。
 こんなおおらかな庭園であったのかと、ちょっと感銘をもって思います。
 そういえば、上皇はこの後にすぐ修学院離宮をつくっています。あのおおらかな庭つくりの準備だったのでしょうか。


では次
にまいりましょう

東京 浜離宮庭園(その1)

円通寺関連ページ:
怨念の景観帝国ー円通寺と後水尾上皇の視線



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