都市計画審議会活性化のための提言

伊達美徳


 「都市計画審議会活性化のための提言」を、(NPO)日本都市計画家協会から発表した。
 ●参照→http://204.42.149.55/tokeishin/100519towns_teigen.pdf
 これは主に市町村の都市計画審議会を対象に、法令改正等を必要とせずに、すぐにでもとりくめる方策を中心にとりまとめたものである。
 日本各地の自治体には都市計画審議会があり、その都市の都市計画を定めてその都市のまちづくりを進めている。
 都市計画を決定する権利を持っているのは知事や市町村長だが、そのまえに都市計画案をこの審議会に必ず諮らなければならない。
 法的にはこの審議会がOKしないと決定できないわけではないが、事実上は審議会のOKが前提である。
 その審議会について検討しようと、(NPO)日本都市計画家協会に設けた「都市計画審議会ウォッチングネットワーク研究会」(TOkeisin Waching Netowork Society=TOWNSを、2007年に結成して活動してきた。わたしもそのメンバーの一人である。
 研究会メンバーは全国各地の都市計画審議会を傍聴し傍聴記を書く。実際に都市計画審議会委員や委員経験者のメーバーもいて、審議会の現状を把握し、これでよいのか、どうあるべきかと討議して検討を重ねてきた。
 わたしは、はじめは横浜近隣の各市の都市計画審議会を傍聴していたのだが、そのうちに、横浜市の都市計画審議会が市民委員を公募していることを知って、応募したら運良く当選した。
 それが2008年の後半であり、その11月から年4回開催の審議会に欠かさず出席してきた。
 審議会の前に、議題の現地を見てきることを自分に課した。都市計画は土地に関わるから、その場所を見ないとわからないのだ。また、市の事務局には議事資料を読んでも分からないことを事前に質問に行くのである。
 そうやっていると、審議会の各回の議題の中には議案のままではどうも納得できないものもあるし、議案はよくてもそこに至るまでの市民への対応に疑問があるものもあることがわかる。
 議事内容への疑問を呈するの案件が、これまでの毎回の審議会で、少なくともひとつはあった。原案に反対して修正して出し直すように求めるのだが、これまで一度も賛成を得られたことはない。審議の進めかたについても、いろいろと疑問もある。
 そうして傍聴と委員経験とを材料にしつつ討議を経て、都市計画審議会のありかたを示すひとつの提言案をまとめた。
 その案を(NPO)日本都市計画家協会理事会において検討、修正のうえで承認し、協会の名で「都市計画審議会活性化のための提言」を5月19日に出したのである。
 都市計画審議会は都道府県と市町村にあるが、今回は主に市町村の都市計画審議会を対象にしている。提言の内容は、そのために法令改正等を必要とせずに、すぐにでもとりくめる方策を中心にとりまとめている。(100613)
 
(NPO)日本都市計画家協会「都市計画審議会活性化のための提言」
http://204.42.149.55/tokeishin/100519towns_teigen.pdf
 本提言に関するご意見・ご質問等がおありでしたら、都市計画審議会ウォッチネット研究会(TOWNS)あてに電子メールで送付いただくようお願いいたします。
  宛先: tokeishin@jsurp.net


(NPO)日本都市計画家協会提言ページ
http://jsurp.net/xoops/modules/wordpress/index.php?p=134
(NPO)日本都市計画家協会サイト
http://jsurp.net/xoops/

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