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だつりょくにわ
□ DIARY

2000年からの日記です。
あんまり日記っぽくないですねー。
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□
2006年 1-12月
□ 2006/06/25 Freaky
Games
▼ ネットをつらつらと眺めていたところ、前に制作したゲームの欧州版タイトル 「Koloomn」 が、Tiscali.games という海外サイトの 「Freaky
Games」 リスト に載っていました。Freakyって 「風変わりな」
とか 「奇怪な」 とかって意味じゃないですか! おっかしいなー。ちなみに 「Freaky Games」 は次の5本ですって。
We Love Katamari
(PS2) Psychonauts (PC PS2 Xbox)
The
Rub Rabbits!
(Nintendo DS) Koloomn (PSP)
Odama
(GameCube)
こりゃまたずいぶん濃いタイトルが並んでるなー。なんて言うか……こう……Freakyって感じですよ!
□ 2006/08/某 ギックリ腰
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かあさん! 「きまぐれオレンジ☆ロード」
読んでるんだから静かにしてくれよ! とまあそんな若さあふれるワタシなんですが、最近ギックリ腰になりました。イテー。なにしろ体をまっすぐにして寝ようとすると腰に激痛が走るもんで、膝を抱えるような姿勢で寝なくちゃいけなくなるんですよ。ところが寝返りをうとうとしたり体を起こそうとするたびに腰に激痛が。終始そんな感じなので、本当にゆっくりと体を動かすようにしなくちゃいけなくなって、これがまた相当ツライ。動きながら
「こんな感じのヒトデを江ノ島水族館で見たっけなあ」 とか微妙な思い出にふけったりする始末です。それにしてもこれだけ痛い病気なのに 「ギックリ腰」
っていうネーミングはどうですか! 痛い病気は人に言いたいのが僕たち現代っ子なのに、こんな名前じゃ人に言うのもかっこ悪いですよ! もっと人に言いやすいかっこいい病名にしてほしいもんです。(ベッカム腰とか)
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雨が降りそうなどんよりとした夕方、何気なく空を見上げるとその一部分がごっそりと無くなっていて、空の向こう側が静かに顔を覗かせていた。それは何もない、ただ真っ黒な世界。 えっ、と思ってよく見てみると、屋上近くの一部だけを黒く染めた灰色のマンションが薄暗い空と溶け合ってそんなふうに見えただけだった。なんだ、ただの見せかけか……とそのとき、こんな文章を思い出した。 「だってわたしたちは 雪中に立つ木々の幹のようなものなんだから。一見それらの幹は、するりと のっかっているように見える。だからちょっと突いてやれば、押しのけられそうに見える。だが だめだ、そうはいかない。だって幹は、しっかり 大地に結びついているんだから。ところがどうだ、それさえ 見かけにすぎない。」 (「木々」 フランツ・カフカ 吉田仙太郎 訳)
□ 2006/09/某 帰り道
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小さな女の子のためのゲームを作っていたある日の帰り、最終の中央線をホームで待っていたら人身事故のために遅れるというアナウンスがあった。ベンチに座る女の子の会話が聞こえる。「死ぬなよなあ。」
「ホントだよ。」 ▼ 待ち時間が長くなりそうなのでカバンからバロウズの『ジャンキー』
を取り出して、読む。 「アイクは盗みはやらなかった。彼は銀のように見える腕輪やメダルを売って何とか暮らしを立てていた。このまがい物の銀製品は数時間のうちに黒く変色するので、たえず感づかれるまえに客を出し抜かなければならなかった。一、二度逮捕されて詐欺で告発されたが、いつもおれが保釈で出してやった。その後、おれが何か合法的な仕事を見つけろと言うと、アイクは十字架を売り始めた。」
(「ジャンキー」 ウィリアムズ・バロウズ 鮎川信夫 訳)
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最終電車で帰ると、駅から1時間半ほど歩いて帰ることになる。たまには別の道を通ってみようか……そう思って、通ったことのない細い路地のほうに向かった。真っ暗なその道は、歩いても歩いてもどこまでも真っ直ぐ続いていた。暗い道を歩きながら、このまま家に着かなければ良いのに、とほんの少し思った。
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2006/10/某 水族館
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新江ノ島水族館で大きな水槽をぼんやり見ていたら、水槽の向こう側から小さなフグがじいっと僕の顔を見ていた。散歩中に立ち話を始めたご主人様のそばでぼんやりしている犬や、お母さんに背負われた小さな赤ちゃんが不思議そうな顔をしながら見つめてくるような、そんな感じ。あんまり可愛いかったので僕のほうからもそのフグに目をあわせてやると、波に揺られながらゆっくりと水槽のはしっこに隠れて行っちゃって。ははは、可愛いなあ。照れてるのかなあ。魚とのコミュニケーションなんて想像できなかったけれど、実際にそういうこともあるのかなあ、なんて考えていたら、いつの間にかさっきのフグが同じ場所できょとんとした顔でこっちを見ていて。
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大竹伸朗展「全景」へ。東京都現代美術館の外側には大きな 「宇和島駅」
の看板が、内側には日本的な既視感の残骸が。作品ひとつの情報量が半端でなく、さらに作品自体の量までが物凄いので五時間なんてあっという間。美術館へと向かう道では普通だった景色が、帰り道では日本的な既視感で埋め尽くされていく。帰り道に見た小さな駄菓子屋の看板にはアイスやお菓子のゴミが貼り付けてあって、その真ん中に
「DAGASHI」 と書いてあった。コレも大竹伸朗の作品?
▼ ダリ回顧展へ。とにかく混んでて、絵を見てたら後ろのオバハンが
「何を絵なんか見てるの、さっさと先に行きなさいよ」 とばかりにどんどんどついてくるのでタイヘンでしたよ。んもう。
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ブルボン小林名義でのゲームに関するコラムが面白かったので、本屋で見つけた長嶋有の本 『猛スピードで母は』 を読みました。「サイドカーに犬」 と
「猛スピードで母は」
の二編ともに、小さな何気ないエピソードが繊細な心と現実を見せていく。そういえば、実家で飼っているダックスは普段はベッドの上でごろごろしているくせに、ご飯ができたときだけは台所まで
「猛スピードで犬は」 という感じになります。ちっとも繊細じゃねーなー。
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