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というわけで、スイスペ『藤岡弘、探検シリーズ』の続きです。大好きだ! 四章 新たなる冒険! 潜入、毒蛇大繁殖地! ○事態は意外な方向へと進んでゆく。我らの藤岡探検隊は、呪われた竜の使いヅォン・ドゥーを追ううちに探索区域の大幅な転換を行なう羽目になったのである! ベトナムからラオスへ、それは誰にも予想し得ない冒険の始まりを意味していた! ○モン族の集落に到達した一行は、さっそく村長からヅォン・ドゥー探索の手がかりとなる情報を聞き出そうとするも、なんとこの村には湖も、竜伝説もないという。なんと、ターイ族の村長の情報は誤りだった! なんのために国境を越えたのだろう……探検隊はここにきてまったく手がかりを失ってしまったのである! ○国境から一番近い街ラクサンにやってきた探検隊は、不屈の精神でゼロからの情報収集を開始する。「情報が集まる場所」とされる寺院に訪れた一行。ラオス各地で修行をしてきた僧侶によれば、写真の場所は南にあるナプサイ地区ではないかとのこと。「そこに行った村人が何人もいなくなったと聞いています」と笑顔で話す僧侶に一同慄然! ○市場でスカウトしたヘビ捕り名人の兄弟を案内役とし、いざヘビの大繁殖地ナプサイへ! 「いくら気をつけても防ぎきれないほどヘビの増殖が激しい!」というナレーションに、我々視聴者も一同慄然! そしてとうとう沼が、前方にヘビのウロコのごとく怪しくぬめり輝く湖面が現れた! 〔LIVE IN 2ちゃんねる〕
五章 ○クイ兄弟という心強い助っ人を得た探検隊は“ヘビの魔境”と呼ばれるナプサイ地区へと足を踏み入れる! ○中途、ヘビがカエルを呑み込む場面に遭遇。一同、思わず固唾を飲む…… 「この小さいヘビがでかいカエルを呑んでしまうということは、自分の体よりも何倍ものものを呑みこめるということだなぁー。人間だってぇ、呑めるわけだぁ。おっそろしいなぁー」 驚嘆することしきりな隊長。そう、魔境には恐怖が常に潜んでいる! ○ジャングルを抜け、やがて小さな集落に到着。しかし、クイ兄弟によれば一年前まで人が住んでいたというその場所は今はすっかり廃墟と化し、屋内は我が物顔のヘビたちに占拠されていた! 「ここに住んでいた人は、ヘビに家を奪われたに違いない!」 「我々は、人間よりもヘビの力が勝るという信じられない事実に震え上がった!」 「それは、高温多湿のラオスで強烈な寒気を感じるほどおぞましい光景であった!」 畳み掛けるような田中ナレーションに、もはや感動のあまり失神寸前! ○「うわーお」 前方にキングコブラを発見し、チャーミングな叫びを発する隊長! うわーお! 隊の安全を確保するため、クイ兄弟が息の合ったコンビプレイで全長4メートルのキングコブラに立ち向かう! これはさすがにプロの仕事、かっこいい! ○恐怖はなおも続く! チャリオがトラの糞と足跡を見つけたのだ! しかもまだ新しい! 「たいちょーう!」 消え入りそうな声で隊長に助けを求めるのは、やはりいつものごとく渡辺隊員である。 「大きな声出すな!」 渡辺隊員よりも元気ハツラツ大きな声で叱責しながらガサガサ大きな音を立てて隊員のもとに走り寄る隊長。と、ブッシュのなかにうごめく影ひとつ。それはなんと、密林の王者トラであった! さいわいにも探検隊の位置は風下、向こうは隊の存在に気付いていないようだ。万が一の事態に備え、ナイフを構えつつ息をひそめる藤岡隊長。息詰まる時が流れる……トラはやがて茂みの中へ姿を消した。トラは最後まで我らの探検隊の存在に気付かなかったのか、それとも隊長の迫力に気圧されて逃げていったのか、それはさだかではないが、なにより幸運だったのは、我らの探検隊とトラとが同一フレームに収まらないカメラワークであったということである! ○川に架けられた丸木橋を渡る一行。。こんなシチュエーションで、なにも起こらないはずがない! なにごともなく通過してしまっては、それこそ藤岡探検隊の名折れである。 「おっ、おい、おいおいおい!」 とつぜん、不可解な動きをしめし、丸太の上でヨロヨロと一回転をして川に転落する隊員! あぶない! 水の深さは足のくるぶしほどもある! 隊員の安否が気遣われる! 真剣な表情で隊員を心配する隊長、そしてその横でニヤニヤしているチャリオ。しかしどうやら、隊員に怪我はなかったようだ。危ないところであった! ○「あれあれ!」 隊員が何かを見つけ叫ぶ。指差す先にあるものは…… ナレーター「なんと、ヘビとマングースが対決しているではないか!」 ああああっ! 道端で、ホントにヘビとマングースが戦っているっ! ……うわっ、僕はもうダメだっ! 楽しすぎて死んでしまいそうだっ! やばいっ、呼吸ができないくらい楽しいっ! ○「なんだこれ!?」「え? え?」 あーっ、探検にはつきものの「体についてる毒生物」モノだ! 今回隊員の背中にくっついていたのはタランチュラよりも毒性が強いという毒グモ。発見が遅れていたら隊員の命がどうなっていたことか……それにしても、クモがついていたのは渡辺隊員ではなかったことが惜しまれる。「渡辺! 背中!」とか、もっとやってくれてもよかったのではないだろうか。くどいくらいに。 〔LIVE IN 2ちゃんねる〕
五章 追いつめろ! ヅォン・ドゥー捕獲大作戦! ○「隊長、見てください、あの山!」 背景に位置する山の形、手前の沼の状況も写真の風景とほぼ一致する! この沼こそが写真の場所と確信した我らが探検隊は、早速ベースキャンプを設営し、24時間体勢の調査を開始する! そう、ここから先は探検隊とヅォン・ドゥーの持久戦なのである! 曇天の沼に静かな火花が今まさに散る! ○ここでまた隊長のかっこいいアフレコが! 「遂に目的の場所にたどり着いた。本当に危険なのはこれからだ。なにしろ、人をも丸呑みにするという凶暴で巨大な生き物に対峙しようというのだ。そのためには、全員が今まで以上に視覚や聴覚を研ぎ澄まし、人間が本来持つ危機センサーを働かせる必要がある。若者よ野生を失うな! それが自らの命を護る術なのだ」 いや、正味、かっこいい! 今回の名言は“危機センサー”でキマリである! 我ら若者、けっして野生は失うまい! ○と、その時である! 隊員が沼を移動する怪しい影を発見した! 10メートル近いヘビのような生き物の頭部が悠然と水面をすべる姿の撮影に成功した探検隊は、謎の生物の目撃ポイントに、頑丈な竹で作った頑丈な頑丈なカゴ型の罠を設置! 頑丈すぎるほど頑丈な竹製の罠! 準備万端ぬかりはなかった! ○またまた挿入、隊長のかっこいいアフレコ! 突如挿入される回想シーン(チャリオとの出会い)! 「5メートルクラスの大蛇は人をも呑みこむというショッキングな事実!」 「我々が見たのは10メートル近いヘビのような生き物だった。ヅォン・ドゥーが大蛇であるという可能性も捨てきれない!」 「明日からは、さらに危機センサーを研ぎ澄まして行動しなければならない!」 出た! 疑う余地のない黄金の三段論法! 「5メートルクラスでは人を食わない」とか、すでに第一論法においてそういった無粋なツッコミはもはや神への冒涜ですらある! いいのだ! とにかく危機センサーさえ研ぎ澄ませば、あとはもうどうだって! ○翌朝、仕掛けた罠を確認した隊長以下探検隊は戦慄した! 隊長「おい、壊れてるぞ!」 ナレーター「竹で作った頑丈な罠が、無残にも引きちぎられていた!」 なんと、竹(直径1センチ)で出来た頑丈な罠が見るも無残なボロボロの姿に! 頑丈で細い竹で作られた頑丈な罠をいともたやすく破壊するとは……この沼には呪われた竜の使いが間違いなく潜んでいる! ○罠を破壊したヅォン・ドゥーの足跡を追った一行は、不思議なものを発見する。水辺から地上の洞窟へと続く、何かを引きずった痕のような一本の直線。これはたしかに不思議だ。動物の足跡のはずはないし、蛇行するヘビならばこんな一直線の痕を地面に刻むはずもない…… チャリオ「ダイジャノ、アトデス」 ええっ、こともなげっ! そ、そうだったのか! そうだったのだ! ヘビ使い名人のチャリオがそこまで断定するのだから、あれは間違いなく大蛇の通った痕なのだ! きっとむこうのヘビはミミズみたいにのびたりちぢんだり這ったりするのだ! ああ、しろうとのにわか判断など役に立たない魔境探検の奥深さよ! ○探検の舞台は闇にポッカリと口を開けた洞窟の中へ! いよいよクライマックス! 視聴者の毛細血管は興奮のため既にブチブチ断裂状態! 額がまだらに黒ずむゼー! ウオー! 〔LIVE IN 2ちゃんねる〕
六章 クライマックス! ○探検隊は洞窟探検を全く想定していなかったため、圧倒的に装備が不十分なまま魔窟に挑まざるをえなかった! 自家製の松明に火をともし、地獄に続く洞窟を一歩また一歩と進む探検隊のいさましさ! ○人の気配に異変を察知したヘビが、というか、松明の熱にヤラれたヘビたちが次々と探検隊の頭上に降りそそぐ! 全身これ胆と思われた隊長が本気でビビる一幕も! 隊長も人の子だゼ! ○幸運の使い白蛇に祈りをささげ、カーペットのごとく床の一部分のみを埋め尽くすサソリの群れを飛び越え、探検隊はなおも進む。お国進めば進むほど危険は幾乗にも増す。暗闇にこだまする隊員の悲鳴! なんと、隊員の肩の上に凶悪なニシキヘビがちょこんとのっかっているではないか! 身がすくんでしまったのか、ヘビを肩に載せてじっとしている隊員。 「サカモト! ヘビの首を押さえろ!」 隊長が近くにいたべつの隊員に命令する! サカモト隊員は勇気を振り絞り、ニシキヘビの首ねっこをつかみ、隊員の窮地を救う! さいわいなことに、ニシキヘビはヘビ使いの調教を受けたかのごとくおとなしく、まったく隊員のされるがままであった。おそらく、隊長の発した怒号におびえ、既に抵抗する気概を失っていたにちがいない! ○悲鳴なりやまず! 果たして次の犠牲者は誰だ!? あっ、渡辺だっ!! 右足をニシキヘビに綺麗に巻かれている! すごく綺麗に巻かれている! ナレーター「ミズヘビに気をとられていたわずかなスキをつかれたのである!」 ほんのわずかなスキに、実に綺麗に巻かれたものだ! さすが渡辺、というほかない! 渡辺隊員のスットコぶりは、やはり今回も健在であった! 骨が砕ける寸前でニシキヘビを引き剥がすことに成功。渡辺隊員はなにごともなかったかのように平然と歩き続ける! 牛乳とかゴクゴク飲む子に違いないぞ渡辺隊員! ○「あらゆる場所に潜んでいる隣りあわせの危機に、研ぎ澄ました危機センサーがなければ、闇の中では生き延びることが出来ない!」(ナレーター) 出た! 今回三度目の「危機センサー」! 田中信夫ナレーターはこの言葉を定着させるつもりだ! 今年の流行語大賞は「危機センサー」、もうこれしかない! これしかないんだ! ○洞窟の奥深く、朽ちたゴム草履を発見! これはもはやヅォン・ドゥーに食べられた村人の……不吉な予感が一同の脳裏に去来する。探検隊の捜し求めた人喰い怪物が、この闇のどこか、すごく近い何処で息を潜め、目を光らせているにちがいない! ○と、その時である! 探検隊は暗闇に蠢く生物を発見! それは、今まで目にしてきたものとはまるでスケールの違う、超巨大ニシキヘビであった! これこそが、我らが探検隊の捜し求めたヅォン・ドゥーにちがいない! ○これだけの大蛇を生きたまま捕獲できるのは、チャリオをおいて他にない! 「チャリオ、気をつけろ!」 藤岡隊長の檄を受け、チャリオとクイ兄弟が“竜の使い”に挑む! 微動だにしないヅォン・ドゥー。しかしこれはやる気がないとか、実は温厚とか、そういうわけでは決してなく、するどい眼差しでこちらの出方をうかがっているのだ! ○食うか食われるか! 一瞬の隙をついてヅォン・ドゥーの尻尾を掴むことに成功したクイ兄弟! 今こそ全員の力を合わせるとき! 隊員が一丸となって怪物の胴体にしがみつく! 「ここで誰かがはじき飛ばされ、体を巻かれることになれば、骨は一瞬にして砕かれる!」 そんな怪物を相手に一歩もひかない戦いを繰り広げる精悍な藤岡探検隊! やがて頭部を押さえていたチャリオが、ヅォン・ドゥーの戦意喪失を確認する! ついに! ついに我らの探検隊は怪物ヅォン・ドゥーとの戦いに有史上はじめて勝利を収めたのだ! ○洞窟に鳴り響く勝利のファンファーレ! そしてやはりいつものごとく、田中信夫氏のたたみかけるかのようなナレーション! こんなもん、ぜんぶ文字化しなきゃ気がすまねーっつーの! 「怪物との長く激しい死闘は終わった。捕らえたのは、体長8メートル、体重100キロの巨大なヘビであった。VTRに残された人喰いヅォン・ドゥーこそ、同じ大蛇であったと我々は確信している。しかし、ヅォン・ドゥーが未知なる生物である可能性も捨てきれないわけではない。最終的な結論は、更なる調査に委ねるしかない。 国境をまたいだ密林の探検は想像を絶する過酷で危険なものであった。その貴重な体験の中に、生き延びるためにはいかに危険を察知する能力が大切かを我々は改めて思い知らされた。それはジャングルの中だけに限ったことではない。世界情勢が緊迫し、水と安全はただではなくなったと言われるこの時代、いたるところに危険は潜んでいる。我が身を護るためにも野生を失ってはならない! ヘビの異常発生したジャングルをさまよい歩くこと35日、我々は野生を磨き、五感を研ぎ澄ましながら、ラプサイの地に、ヅォン・ドゥーと呼ばれる人をも丸呑みにする巨大な怪物を追い詰めた。今回の探検の成果は、どんな困難にぶつかろうとも謎を謎のままにしないという強い信念に基づいたものに他ならない。世界中のすべての謎は、解明するためにある!」 〔LIVE IN 2ちゃんねる〕
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