巫女さん座談会 第二廻 「皮肉な師弟対決!の巻」

 
●●●登場人物●●●

ウズメさん
巫女さん(21) 
年長者で国粋主義者 
主な口寄せキャラはトキワ荘の人々


サグメちゃん
巫女さん(18) 
ケミカルなナゴムギャル 
主な口寄せキャラはモンゴルの英雄チョイバルサン

シコメちゃん
巫女さん(14) 
PTSDの幽霊族
主な口寄せキャラは低級動物霊

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あらすじ
低級動物霊の取り憑いたシコメとモンゴルの英霊を降霊させたサグメの壮絶な死合によって生じた霊波動のせいで社務所の柱がきしみはじめ……




「ドスコイドスコイ!」


「ドッセイドッセイ!」


「ノコッタノコッタ!」


「タラッタタラッタ!」


「ばかっ!」



「!?」


「きみたちのまんがに賭けた情熱はそんなにアマッチョロイものだったのかーっ!!」



「ええーーっ! ……ええーーっ?」


「どう? 二人とも落ち着いた?」


「あれ……シコメ今まで一体……?」


「低級霊に体を乗っ取られていたのよ」


「あれ……チョイバルサンは? モンゴル相撲は?」


「お帰りになったわ。あのままじゃ社務所まで壊されそうだったから、寺田ヒロオの霊を降ろして二人を止めてもらったってワケ」


「へー、さすが新漫画党リーダーのテラさん。霊格も並じゃないんだね」


「あ、しまった。どうせなら今回の議題についてもテラさんにお伺いをたてればよかったわね。も一度呼ぼうかしら」


「そういえば、今回の座談会のテーマってなんだったのかなあ。うにゅ〜」


「アンタ、その時点で既に意識がなかったんだ。『10万ヒット記念企画をどうするか』についてよ」


「オンバラモンギャラモンアセチレンランプソワカ……はうっ」


「お、さっすがウズメねえさん! トランスに入るのも早いなあ」


「…………」


「もしもーし、中に入られているのは、寺田ヒロオさんですかあ?」


「ははは。僕だよ。手塚だよ」


「てっ、手塚治虫せんせいっ!? マジで!?」


「やあ、君たちが満賀くんと才野くんだね。ほんとうにアボットとコステロの凸凹コンビそっくりだねえ」


「いや、意味わかんないっす……まあいいや。とりあえず今回は10万アクセスの記念企画についてアドバイスいただきたいんすよ」


「キリ番のお客さまに記念CGを贈るっていうのはどうかな?」


「なるほど、斬新っすね! さすが天才、考えることがちがうっ!」


「まかせてくれたまえ、サグメ氏。このくらいのアイディアならバーゲンセールするくらいあるよ。ははははは」


「……あ、でもでも、このサイトの管理人って絵がヘタクソなんですぅ〜」


「目や口の配置がてんでバラバラだったりするんですぅ〜」


「なるほど、キュビズム的画法なのかな。よしわかった、じゃあ僕の『ジャングル大帝』の描き損じの原稿をあげよう」


「げげっ。それって激レア!」


「それじゃあ今からさっそく描き損じるとしよう。そうときまれば加藤氏、BGMにチャイコフスキーの『悲愴』をかけてくれたまえ」


「加藤氏って……このおじさん、なにからなにまでめちゃくちゃ……むぐむぐ」


「シーッ。なにはともあれ手塚治虫の生原稿が手に入るんだからいいじゃない」


「そっか。そうだよね。じゃシコメいろいろとツッコみたいの、いろいろとガマンするー!」


「『まんが道』を読んでいない人にはわからないネタばかりなのもガマンガマン!」


☆☆三時間後☆☆


「で、でけたー! キャバキャバキャバ!(笑い声)」


「手塚先生? どうしたの手塚先生っ!?」


「あーっ、その笑い声! いつのまにか森安なおや(新漫画党メンバー)の霊と入れ替わってるっ!」


「キャバキャバキャバ! キャバキャバキャバ!」