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競馬に必勝法はあるか

 オッズの平均と、確定して払い戻された配当の平均を比較すると、配当の方が低い※「競馬データこれが欲しかった」(一戸秀樹著)というのはもうご存じですよね。つまり的中馬券だけ他より多く売れていると言うことです。競馬で儲かっている人が確実に存在する事を意味しています。数ヶ月で2億円とまではいかなくても、氾濫するデータからもっとも有効な情報だけを抽出することが出来れば、必勝法は完成です。
  馬柱を手にして競馬ファンがやっている事は、データの比較です。走破タイム、上がりタイム、調教、騎手成績、勝率、距離別のデータ、馬柱からデータを拾い出し、比較しているのです。しかしデータが多すぎて、迷うばかりです。一方専門誌やスポーツ紙の記事は、殆どが取材に基づく主観です。関西、関東、厩舎事に取材したデータを比較するのですから、無理もありません。競艇のように、出走選手が揃ってのスタート練習があるわけでもなく、比較するのも調教師や、厩務員のコメントであったり、調教タイムもいっぱいに追うか、しまい重点かで違いどうしても主観が入ります、手応え、雰囲気、気合いとかと言う言葉が氾濫しています。勿論これらのデータが有効である事は言うまでもありませんが、人間ですから間違う事もありますし、取材した人によって評価が違うこともしばしばです。
 しかしパソコン用データが簡単に手にはいるようになり誰でもデータ解析が容易に出来るようになり事態は変わりました。データの少ない地方競馬に、必勝法があるとは思えませんが、中央競馬なら必勝法は存在するのです。

必勝法あれこれ

◎何にでも裏はある。
 まず誰でも一度ははまる?裏情報説 レースが公正でないと言う前提に立ったもので、JRAインフォメーション等に暗号が隠されていると言った類のものが多く 馬券仲間にも根強い人気があります。私は、スポーツ紙のJRA広告に勝ち馬の情報があると言うのを聞いて、必死に研究しましたが、成果を得られず断念しました。広告を担当していたライターの方とその後知り合う機会があって、その話をしたら笑われましたが果たして・・

資金配分法
 「世界の競馬必勝法」(尾本健著)には「ピムリコ式本命選択法」「シャングリラ式選択法」「マジソン式中距離投資法」等いろいろ必勝法が紹介されています。その中で資金配分法はどのギャンブルにも共通の必勝法として世界中にいろいろな方法があるようです。
有名なのが『マーチンゲール法』ブラックジャックやルーレット等おおよそ2分の1の確率で勝てるゲームで配当が2倍以上のモノに『負けたら次は倍賭ける』という方法です。 少しづつなら勝てるような気がしますが、負け続けると掛け金が膨大になっていきます。例えば1000円から始めたとして10回負け続けると1024000円を賭けなくてはいけません。20回負け続けたら1048576000円です。つまり19回負け続けると524288000投資しているわけですから20回目にはプラス1048576000円さらに必要になるのです。

時計理論
 次は、時計理論。石川ワタル氏の「競馬 驚くべき秘密の法則」は当時衝撃的な本でした。 持ちタイムは有力なデータである事は誰でも分かっていましたが、同じ1600メートルでも、 京都と東京ではタイムが違うし、良か重かでも違い単純に比較する事は出来ません。 それを馬場状態や競馬場固有の条件をタイムに加え指数化する事で、その馬のスピードが一目で分かるよう になったのです。その後「石川ワタルの競馬理論」で更に完成度が高くなりました。手計算したメモを手に そこそこ成果を得ました。その後西田式スピード指数が発表され馬場指数 基準タイムの計算式が公開され パソコンソフトも登場しました。現在のスパーパドックです。時計理論は、最初面白いように当たりました。 高配当が的中し儲かりました。その後専門誌やスポーツしも同じようなスタンスのコンピュータ解析データ を取り入れるようになり、時計指数の良い馬に人気も集中するようになりました。そこで更に精度の高い分 析が必要になりました。そこに登場したのがターゲットです。ニフティのフォーラムでベータ版の時から使 ってますが、これはデータ競馬党にはなくてはならないソフトです。自分に合わせて様々な解析が出来るよ うになっていまし 他ソフトとの連携も考えられた、素晴らしいソフトです。

HRPTV5C速度理論と数量化分析
 スピード指数の西田さんは著書でも触れていましたが、統計学や数学を専門に学んだわけではないそうです。石川さんもどちらかと言えば文化系でしょう。
 ところが 統計数学理論を用いて、これらのタイム理論の数学的矛盾をつき、速度理論なるものを導き出した人が現れました。時間ではなく 速度を予測して、レースを分析する手法です。予測結果をもとに何パターンかの買い目を提示したものです。現在は有料で情報を提供しています。

◎オッズ解析法
 オッズ解析による馬券必勝法!異常投票を見抜けと言うものが多いと思います。時系列オッズ解析をしながら、投票出来る環境にあれば、非常に有効だと思います。私の分析でも人気に勝る予想ファクターは今のところありません。

■偏差値解析法
予想ファクターには二つの要素があります。一つは過去の実績。前レースまでのタイム指数、賞金、騎手、厩舎、等の勝率と言ったベースデータです。 そしてもう一つが、調教、当日の馬体重増減、オッズなどの生データです。競馬新聞などは総合的に判断して印を付けてきますが、スポーツ誌などは枠順が決 まる前の追い切りから記事が載るので、どうしても生データが先に伝えられます。生データは殆どが記者の主観ですし、厩舎コメント等伝聞情報になります。 例えば菊花賞なら「−−はいかにも長距離向きといった感じだ」等の見出しが紙面を踊ります。一般の競馬ファンはベースデータの比較をす る前に、生データの先入観を持ってしまっている訳です。本来なら逆であるべきです。ここから生じる判断ミスが高配当を生むわけです。 そこでまずベースデータを徹底的に比較してみました。出走馬毎に偏差値を割り出しあらゆるファクターを比較したのです。

◆さらに生データのうち調教タイムも指数化する事が出来たのです。これで調教タイムも偏差値で比較が可能になりました。

調教タイム
「修正タイムの方程式」(大村泰毅著)調教タイムの時計理論とも言うべきものです。これによって、それまで専門誌の記者の経験と関係者への取材に負うところが多かった調教データを、客観的に分析できるようになりました。何本も万馬券をとりました。ただ、トータルで集計してみるとムラが大きく信頼性に欠けます。藤沢厩舎の調教法などは、この理論では判定できません。タイムを出さないので。やはりこれだけでは必勝とは言えません。

血統理論
「血とコンプレックス」(中島国治著)この本を読んで、勝ち馬予想に於いて時計理論の不足しているものが何かわかりました。一つのレースは一頭のボスと何頭かのチャレンジャーそしてコンプレックスを持った馬で構成されるというのです。これには後天的コンプレックスと先天的コンプレックスがあって、後者は血統で決まるのだそうです。ボス社会を形成する馬の野生本能から、パドックでの馬の心理を読む。これで競馬場に行く楽しみが一つ増えました。
血統理論を明快な数値で表し馬券戦術に活用できるようにしたのが、IK理論です。2歳未勝利を勝ち上がった段階で、その年代のクラッシック勝ち馬予想をするのですから、驚きました。しかも当たっているのです。ただし差別主義的に馬をみる傾向が強くなり、一時冷静に馬券を買えなくなしました。(笑)

■これらの必勝法 馬券作戦を実践していて、私はある事に気付きました。馬のスピード・競争能力は絶対ではないと言うことです。相手やトラック等の条件が変われば、当然展開も違ってきます。例えば前半3ハロンに命をかけて走る馬が何頭もいたら、記録を持っているような逃げ馬でも力を出せずに終わってしまいます。人間の場合でも、クラスのガキ大将が、学年が上がってクラス替えになったとたん、借りてきた猫のようになった、なんてことありませんでしたか?もっと強いやつがいたのです。
武豊がいかに優れているかは データを見るまでもなく分かります。でももしそのレースに騎乗する全員が武豊クラスの騎手だったら、話は変わりますよね。
また「頭の良い馬は勝ち方を知っていて、ゴール前ほんのちょっとだけ前に出て勝つ」と言うのを聞いた事があります。本当に強い馬は全力で走っていないかもしれないのです。

■早い馬ではなく強い馬を、過去の成績分析から導き出す方法があれば、黄金の必勝法は完成です。

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