月刊デラシネ通信 > ロシア > 長谷川 濬―彷徨える青鴉

【連載】長谷川 (しゅん)彷徨(さまよ)える青鴉(あおがらす) ロシア・ソ連

 いま私の手には、『青鴉の手記』というノートのコピーがある。100冊以上も残されたこのノートは、長谷川濬という男が1952年から死ぬまで書きつづけていたものだ。まだ全部読んでいるわけではない。
 日記というよりは、作品メモ、試作、感想雑記、読書ノートとともいえるこの手記を手にし、読むなかで、長谷川濬という男の魅力にとりつかれてしまった。
 長谷川濬という作家の足跡をたどる旅がはじまる。長い旅になるだろうと覚悟を決めている。長谷川濬は、それだけ大きな存在感をもつ作家である。

【連載注:長谷川濬の次兄・りん(サンズイに「隣」の旁)二郎の「りん(サンズイに「隣」の旁)」の文字はJIS第二水準までにないため、画像を使用しています。】
(うっかりしていると「りん二郎」という表記になっている場合もあります)

2004.08.14 長谷川 濬 作品リスト
2004.08.14 プロローグ 負けつづけた男−長谷川濬
2004.09.18 第1回 長谷川濬略譜
2004.10.17 第2回 『青鴉』は飛んだ――「青鴉の手記」その一
2005.01.21 第3回 長谷川濬作品紹介1 「夢遊病者の手記」 作品1「夢遊病者の手記」
2005.01.30 第4回 挫折のはじまり
2005.03.02 第5回 青鴉誕生−満の死
2005.03.15 第6回 再び、海へ−新生を賭けて
2005.04.02 第7回 ウルトラマリンの底の方へ
2005.05.01 第8回 ポールトのなかの海
2005.05.01 第9回 長谷川濬作品紹介2 「サハリン航海記」 作品2「サハリン航海記」
2005.06.02 第10回 ヴロジャーガの唄
2005.08.14 第11回 死して成れり
2005.10.27 第12回 長谷川濬の戦後文学
2005.11.23 第13回 長谷川濬作品紹介3 「風の人」 作品3「風の人」
2006.02.19 第14回 風の人
2006.05.15 第15回 王道夢幻
2006.05.15 第16回 長谷川濬作品紹介4 「王道夢幻」 作品4「王道夢幻」
2007.01.31 最終回 「虎」へ帰る その1
2007.01.31 最終回 「虎」へ帰る その2
2007.05.30 連載を終えて

番外編

クマのコスモポリタン紀行 第9回 長谷川濬を追って――三輪崎編
第10回 長谷川濬を追って――旭・銚子編 その1
第10回 長谷川濬を追って――旭・銚子編 その2
長谷川濬 函館散文詩集『木靴(サボ)をはいて―面影の函館』発刊のお知らせ
長谷川濬函館散文詩集「木靴(サボ)をはいて」発刊 長谷川濬さんの墓前への報告

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