ミャンマー国 「サーサナヒタ佛教護持協会」主催
パーリ語仏典検定試験「沙弥用試験」「比丘初級試験」問題集
「サーサナヒタ佛教護持協会」は、1898年にパーリ語仏典の研究の推進と伝承の維持のために設立された協会であります。同協会主催による試験は、比丘と沙弥を対象にしたもので、高いレベルの審査がなされることで有名であり、沙弥試験・比丘初級試験・比丘上級試験・三蔵五部試験の四種類があります。沙弥試験には初級・中級・上級の三段階があり、それぞれ「ダンマパダ注釈」から出題されます。
本会ホームページでは、同協会主催のパーリ語仏典検定試験「沙弥用試験」「比丘用試験」の問題の中から「ダンマパダ」に関係のあるものを随時紹介する予定です。
尚、問題(1)から(13)までの解答は、『ダンマパダ』アップグレード版全一巻 p590〜p592にあります。
更新日2002年04月04日
【問題17】
人の誉れが高くなる原因について不放逸の章の中から述べる。
【問題17の回答】
第24詩句
「奮励努力して、よく気をつけて、行ないが清く、よく考えて行動し、[身・口・意を]自制して、法に従って生き、不放逸な生活をする人の誉れ、いよいよ上がる。」
【問題18】
最高の悟りである阿羅漢果を得るための「助言」となる詩句を不放逸の章の中から3つ述べよ。
【問題18の回答】
第25詩句:「努力・不放逸・自制・調御[の四つに]よって賢者は、暴流に押し流されない[阿羅漢果の]島を作ることができる。
第31詩句:「不放逸を楽しみ、又、放逸を恐怖と見る比丘は、火が[すべてのものを]焼き尽くすように、微小粗大[すべての]結縛を焼き捨て[涅槃]に行く。
第32詩句:「不放逸を楽しみ、又、放逸を恐怖と見る比丘は、[途中で]退失することは不可能であり、実に涅槃に近ずく。
更新日2002年02月01日
【問題14】
@ゴータマ仏陀の過去世において、燃灯仏の予言を得て以来、諸ブッダは、何名現れれたか?
Aそれぞれの名前を述べよ。
【問題14の回答】
@24仏である。
A1.燃灯仏、2.コンダンニャ仏、3.吉祥仏、4.善意仏、5.レヴァタ仏、6.ソビタ仏、7.最上見仏、8.蓮華仏、9.ナーラダ仏、10.蓮華上仏、11.善慧仏、12.善生仏、13.喜見仏、14.義見仏、15.法見仏、16.義成仏、17.ティッサ仏、18.プッサ仏、19.ヴィパッシン仏、20.シキ仏、21.ヴェッサブー仏、22.カクサンダ仏、23.コーナーガマ仏、24.カッサパ仏。
※アップグレード版P172 註@「カッサパ・ブッダ」参考。
【問題15】
経典だけを学習する人、経典を学習してこれを実践する人、この二人について、仏陀は、何を例えにして述べているか?
【問題15の回答】
第19詩句:例え多くの[三蔵を]説いても、これを実践せず、放逸な人は、他人の牛を数える牧牛者のように、沙門の[果報]は配分されない。
第20詩句:例えわずかしか[三蔵を]説かなくても、法に従った[生活を]おこない、貪欲と瞋恚と痴を捨て、正しい智慧があり、[煩悩から]心がよく解脱して、この世にもあの世にも執着しない人こそ、沙門の[果報]が配分される。
【問題16】
経・律・論の「三蔵」について、その内容の要点を、一つの「言葉」で表わすと?
【問題16の回答】
「不放逸」(Appamâda)である。
更新日2001年07月10日
【問題11】
@第39詩偈anavassutacittassa の中の avassu について具体的に述べよ。
A又、その心・それに相応するもの・所縁についても述べよ。
【問題12】
@第71詩偈の因縁物語の ekam ahipetam disvâ
sitam pâtvakâsi. の中の disvâ について心作用から説明せよ。
A又、pâtvakâsi についても具体的なものを出して、その後に生起する有分と心作用について説明せよ。
【問題13】
@第35詩偈の因縁物語の sâ maggaphalasukkhato
utthâya dibbacakkhunâ oloketvâno の中の oloketi について述べよ。
A又、この時の所縁についても述べよ。
更新日2001年5月25日
今回、第一回目として本会発行「ダンマパダ」アップグレード版全一巻の付録(A)の中に出題された18問題の中から10問を紹介いたします。これらの問題の解答例は本書のp590〜p591にあります。
【問題1】
@「ダンマパダ」第10詩偈の Yo ca vantakasâv'
assa | sîlesu susamâhito
|| の中の vanta について具体的に述べよ。
A又、それを門・所縁・基の中で述べよ。
【問題2】
@「ダンマパダ」第23詩偈の Phusanti dhîrâ
nibbânam | yogakkhemam anuttaram || の中の phusanti
について必要なものとは?
A又、phusanti を受・因・心作用の中で述べよ。
【問題3】
@「ダンマパダ注釈」の中で、あなたは将来『仏陀』になるであろうと予言したものは誰か?
【問題4】
@「ダンマパダ」第15詩偈の因縁物語に出てくるチュンダ(Cunda)が堕ちた無間地獄における有情の寿命とは?
Aこのチュンダが受ける苦とは?
Bたいへん苦しい無間地獄に堕ちた有情は何故すぐに死ぬことができないのか?
【問題5】
@欲界六天界の有情はどのような死を迎えるのか?
【問題6】
@「ダンマパダ」第5詩偈の因縁物語の yakkinî nibbatti.
の中に nibbatti について、その心とそれに相応するものについて述べよ。
A又、その心作用とは?
Bさらに受・因・門・所縁・基の中で述べよ。
【問題7】
@出家して仏陀の弟子となった比丘がしなければならない二つの責任とは?
【問題8】
@不放逸について詩偈の中から述べよ。
【問題9】
@ある信者が現世において急に豊かになったその原因について述べよ。
【問題10】
@第24詩偈 appamattassa yaso bhivaddhati.
の yasa の種類について述べよ。