[TOP]

田戦車歌謡集

1999.7.20作成 2001.8.18更新

WHITE.GIF

●前書き

吉田戦車氏のつくる歌詞がステキなのでその部分だけ抜き出してみました。
皆様の吉田歌謡研究の手がかりとなれば幸いです。

●注意書き

歌詞の引用に際しては、特に吉田氏や出版社に許可を求めてはいません。
そのために何か問題が生じたら引っ込めたり削除したりします(弱腰)。
そんな弱腰な私ですが、“ここには載ってないけど、こんな歌詞があったヨ!”という人はこちらまで教えていただきたいです。

・タイトルが作品中に明記されてないものは適当に歌詞を抜粋してタイトルとしています。
・鳥部さん、中垣さん、どいさん、かわのさん、よしだみのるさん、情報提供ありがとうございました。

●おしな書き


●パン

パン〜おいしいパン〜
ごはん〜おいしいごはん〜
【解説】

“…ぼくが……作った歌”(こけし少年)
「伝染るんです」1巻で、こけし少年が静かに歌っている歌。
吉田歌謡の原点ともいうべき歌である。

[上へ]

●かわうそ音頭

一、
かわうその手と足と耳、鼻と口
ヤットコスットン、チョイナチョイナ

二、
かわうその毛とひげと眉、へそとしっぽ
ヤットコスットン、チョイナチョイナ

三、
かわうその血と骨と筋、夢と希望
ヤットコスットン、チョイナチョイナ
【解説】

「伝染るんです」2巻のカバー裏に記載されている。吉田戦車氏作詞。楽譜もちゃんとある。
粋で晴れやかな風情の歌だ。

[上へ]

●教頭の歌

教頭 教頭 教える頭
フフ〜ン

教頭 教頭 教える頭
ハハ〜ン
【解説】

「伝染るんです」3巻より。宝田先生が職員室でふと思いついてくちずさんだ歌。
鼻歌めいた軽さの下に、“そもそも教頭って一体何よ?”という鋭い問題提起も垣間見える。中間管理職の存在論的哀しみを突いた一篇といえよう。
この歌を偶然横で聴いていた教頭先生は無言で汗ばむばかりであった。

(情報提供‥鳥部さん、thanks!)

[上へ]

●ダムダム人主題歌

川をのぼってやってくる
ゆるさないぞ
ダムに穴を開けるやつら
ダムを守れ
ダムダム人
コンクリートの憎いやつ
おお ダムダム人
ダムダム人よ
【解説】

「伝染るんです」3巻より。やくざの川本が考えた、ダムを守る正義のひと、ダムダム人の主題歌。
“最後の「よ」のところが苦労しました”(川本)
「ゆるさないぞ」という部分が力強い。ダムダム人を応援しよう、と握りこぶしに力も入る。それにしても川をのぼってやってくるやつらとは何者であろうか。

[上へ]

●おれが内定した会社の歌

あふれる情熱
空高く
希望とともに
まっしぐら
明日の光だ
○×商事
ああ ○×
○×に栄あれ
【解説】

「伝染るんです」5巻より。斉藤の友人が内定した会社の社歌。なにかこう、無闇にラジオ体操のひとつもしたくなるのびやかな歌である。高度成長はこういう会社によって支えられてきたのだ。知らないが。

(情報提供‥中垣さん、よしだみのるさん)

[上へ]

●斉藤が内定した海賊の歌

死人の箱には15人
エイホー ラム酒だ
しばり首
海にでたのは75人
生き残ったのは
ただひとり
【解説】

「伝染るんです」5巻より。斉藤は海賊に就職したのだった。
これは吉田氏オリジナルの歌詞ではない。R.L.スティーブンスンの海洋冒険小説の名作「宝島」に登場する海賊の歌だ。
岩波少年文庫の「宝島」(阿部知二訳)では次のような訳になっている。

亡者の箱まで、はってのぼった15人
 いっぱい飲もうぞ、ヨー・ホー・ホー!
あとのやつらは、酒と悪魔にやられたぞ
 いっぱい飲もうぞ、ヨー・ホー・ホー!

75人で海には出たが
 生き残ったは ただひとり

“エイホー”もいいけど“ヨー・ホー・ホー”ってのも味がありますね。
というわけで、斉藤の就職した海賊は由緒正しい18世紀以来の海賊だと思われる。

(情報提供‥中垣さん、よしだみのるさん)

[上へ]

●火星エレジー

あああ
広い空〜

あああ
猫やなぎ〜

(中略)

あああ
チューリップ〜

あああ
ふるさとの〜

あああ
波しぶき〜

(以下略)
【解説】

「戦え!軍人くん2」所収の「戦え!学生さん」で、火星田マチ子が吉田に歌って聴かせる歌。
以下はてしなく続くらしい。
この曲を以て歌うアイドル・火星田マチ子はうまれた。その意味でも記念すべき曲である。

[上へ]

●ぼうづの頭

ぼうづの頭
ちんぽ頭
後家さん
それみて
こしぬかす
【解説】

「いじめてくん」より、いじめてくんが修業中の怪僧をわざと怒らせるために歌う歌。
「軽いエッチさ」が見事だ。吉田戦車の“寸止め”の技術たるやおそるべしと言えよう。“赤い若者”(ぷりぷり県に伝えられるしゃっくりの原因。これが暴れるとしゃっくりが起きるが、“軽くエッチな話”を聴かせると静まるという)に効きそうな歌である。

[上へ]

●村松の顔

村松の顔
四角顔
ボルトでとめる
鉄の顔

村松の顔
四角顔
機械油で
臭い顔
【解説】

「いじめてくん」より。
この歌のあるエピソードは「いじめてくん」の中でもっとも悲痛なものである。母親に頼まれて鉄の村松(機械)を爆破しなければならないいじめてくん…涙なしには読めない。それはそれとして、村松って「戦え!学生さん」にも出ていた。やはり顔が四角いことを言われて怒っていた。

[上へ]

●涙の港町

男 笑って
酒を買う
ここは涙の
港町

妻も子供も
もう いない
ここは涙の
港町

男 笑って
妻と子のことを思う
ここは涙の
港町
【解説】

「いじめてくん」より。火星に来たいじめてくんは、この曲を歌う火星田マチ子に「お兄さんレコード買ってくださいな」と呼び止められる。
“今ならおナスもついてお得なんです”(火星田マチ子)
渋い歌詞だが、3番あたりでだんだん不安になってくる。単純すぎる歌詞の、いわば余白が恐ろしい。これは吉田歌謡というより火星田マチ子の芸風なのかもしれない。

[上へ]

●忠男しぐれ

一、
好いた女に
男に家に

二、
西に東に
酒場に庭に

(間奏)

三、
共に二人に
飯に手に

四、
夢に別れに
男に犬に
【解説】

「いじめてくん」より。男友達の忠男君に火星田マチ子が歌って聴かせる歌。
マチ子にふられた忠男の心情を歌い込んでいるらしい。状況がわからないまま歌詞が先に進むにつれ不安が増すのは相変わらずだが、四番で唐突に現れる“犬”が一瞬心をなごませる。

[上へ]

●男みれん川

男 二人で
手と手をつなぐ
つなげないよな
みれん川

別の男が
俺ともつなぐ
つなぎたくない
みれん橋

3人 手と手を
つないで歩く
なぜか苦しい
さだめ川
【解説】

「いじめてくん」より、“横列黙念組手”(*)をするマチ子の父・ジュン、忠男君、いじめてくんの3人をのぞき見た火星田マチ子が少し悔しくなって歌う歌。
一番二番三番と進むうちに手をつなぐ人数と苦痛が増していくことがわかる。しかしそれがさだめなら仕方があるまい。

*横列黙念組手…火星の男の正式な座り方。横一列に並んでお互いの手を握り、そのまま一週間“座り狂う”。火星では男同士の最高のもてなしとされる。

[上へ]

●ラララ歌う私

ラララ
歌う〜
私〜

ラララ
赤い〜
リボン〜
【解説】

「いじめてくん」の火星田マチ子が、火星の女神カタコリ様によじのぼりながら歌う歌。
火星田マチ子は吉田戦車作品においてはほとんど唯一の“歌うヒロイン”である。いついかなる時も彼女は歌う準備がある。これはそのことがよくわかる歌となっている。歌詞の意味は「私は今歌っていて、赤いリボンも付けている」というところだろうか。

[上へ]

●どうしたのですいとしい人よ

どうしたのです〜
いとしい人よ〜
男、なみだの
雨走り〜
【解説】

「いじめてくん」より、火星田マチ子といじめてくんの別れのシーンでマチ子が歌う歌。マチ子のこころない台詞に傷ついたいじめてくんが雨の中走り去る。その背中にむかってマチ子が歌うのがこの歌である。
“いとしい人”とまで歌っておきながら後半2行に何のフォローもないあたり、マチ子のこころなさはここに極まっている。

[上へ]

●便利船

親父が乗って
働く船はヨ〜
波にただよう
タライ船
すごく便利な
船ヨ〜
【解説】

「火星田マチ子」より。
マチ子の演歌の師、北島のぶてるのヒット曲。こぶし回しがポイントなのだが、北島は己のこぶし(のどの奥に住む謎の生き物)を火星田マチ子にとられてしまう。
後に教会のシスターが北島のぶてるのこぶしを飲み込み、この歌を歌う。「すごく便利な/船ヨ〜」というところをシスターが目を輝かせて歌ってるところを見ると、ここがこぶしの回しどころなのであろう。

[上へ]

●健作さんのテーマ曲

健作さんは
ララララ
寒い夜には
身がちぢむ
【解説】

「火星田マチ子」より。
マチ子が作詞作曲したボーイフレンド健作のための曲。「妙なテーマつくるなよう」 と健作にはいやがられる。
その後健作はマチ子の親友フキ子によって「顔はめ丸ラジオ」をはめられる。
その結果できたのが次の2番。

健作さんは
ラララララ
顔のラジオの
音じまん

「音じまん」というフレーズに吉田氏の天才を感じる。

[上へ]

●雪のジュン椅子

雪のジュン椅子
若い娘さんの
腰をのせて
ランララララララ
雪のゲレンデ

若い腰の重みを
四十男が受けとめて
おおどこまで
おおどこまで
走ってゆくのだろう
【解説】

「火星田マチ子」より。
マチ子の父・ジュンが“雪椅子”(上半身を雪で固めて椅子にする)となって怪我した女性を運んだときに歌った歌。
のびやかなリズムが魅力。さらに「若い娘」と「四十男」、「腰の重み」と「雪のゲレンデ」の対比もあざやかだ。

[上へ]

●酒男

一、
おれの体は
すべてが酒だ
お前がのむのは
おれの足

盃に浮く桜花
そこは花の頭だ
くすぐったいぜ

二、
おれの体は
すべてが酒だ
友よ のみほせ
おれの尻

猪口にひとひら桜花
そこは耳の穴だ
くすぐったいぜ
【解説】

「火星田マチ子」より。
人間醸造光線で健作を酒にされてしまったマチ子が、花見客にその酒をふるまって歌う歌。
迫力のある歌である。花見の情景を背に、酔ってのしかかる花見客の体重さえ感じさせる。てきとうな節で歌ってももっともらしいのもさすがである

[上へ]

●首しめ坂

二人でしめよう
ステキな首を
夜の赤坂 六本木
酔ってなんか
いない俺さ

二人でしめよう
道ゆく人の
太い首すじ のどぼとけ
死ぬまで しめや
しない俺さ

二人でしめよう
湿った首を
夜の新宿 池袋
お前としめれば
怖くない俺さ

二人でしめよう
いやがる人も
やがてぐったり 目を閉じる
お前と俺が
閉じさせた目さ
【解説】

「火星田マチ子」より。
火星田マチ子の歌手デビュー曲。
いわゆる「ムード歌謡」なのだろうが、サイコホラーな趣もある。火星田マチ子の作詞作曲と思われるが、その才能やおそるべしである。
しかし火星田マチ子はデビュー後に歌手活動を続けることはなかった。彼女はデビューがしたかっただけだからである。

[上へ]

●ぷりぷり偽太鼓

ぷ州名物
しらたき祭り
鳴るは名代の偽太鼓
しらたき飛び交う
祭りの夜に
偽と知りつつ涙で聞いた
ああ 男の偽太鼓
【解説】

「ぷりぷり県」1巻より。
演歌歌手・良二のデビュー曲。ぷりぷり県の歌にもかかわらず良二は銀座生まれの銀座育ちだったため、つとむに殴られる。
偽太鼓とはぷりぷり県に伝わる太鼓で、太鼓の中にラッパや弦がしこんであるのを巧みに叩いて演奏するのだという。
しらたき祭りの詳細は不明。

[上へ]

●ばかに出すビールは

ばかに出す
ビールは
ばかビール
【解説】

「ぷりぷり県」3巻より。
青森の“ねぶた”がつとむにビールを出す時にふと口ずさんだ歌。
短い歌だが、忘れがたい印象を残す。つとむは怒ったが。

[上へ]

●盆動きの歌

ハァ〜〜
花はむらさき
ぷりぷりのォ〜〜〜
みんなそれぞれ
輪になって動こう
動き動けば
汗もかく
汗をかいたら
身が縮む〜〜

ハァ〜〜
顔もむらさき
ぷりぷりのォ〜〜〜
みんな勝手に
星見て動こう
動き動けば
腹がへる
腹がへったら
かわいそう〜〜
【解説】

「ぷりぷり県」3巻より。
“盆動き”とはぷりぷり県のお盆の行事で、踊る代りにひたすら“動く”行事である。リズムに乗るのは御先祖様に失礼にあたるとされる。
吉田歌謡としてはやや手抜きの感がある。それにしても「顔もむらさき」とは何ごとであろうか。

[上へ]

●バッハ無伴奏チェロ組曲

波がザブンと
はじけて飛ぶぜ

男の汗が
海に散り
ワカメ育つぜ
ホタテも育つ

燃える朝日と
漁師の心
ああ
ギザギザの
リアス式海岸
よ〜〜〜〜
【解説】

「ぷりぷり県」4巻より。
賢治人事部長の家出した息子ゴーシュは、みちのくの心を伝える流しのチェロ奏者になっていたのだった。
そのゴーシュがバッハ無伴奏チェロ組曲を演奏しながら歌ったのがこの曲である。“男の汗”から“わかめ育つぜ”への転調、“ギザギザの/リアス式海岸”の極めて具体的な情景描写など、観賞しがいのある歌詞である。

[上へ]

●バカに渡すそでの下は

バカに渡す
そでの下は
バカそでの下
【解説】

「ぷりぷり県」4巻より。
ふたたびねぶたの歌である。なまはげとの対決にあたって、“こういうときは勝負よりも審判に渡すそでの下のほうが大切だな”とつぶやいたあと、歌う。短い詩句に宿る真実。もはや山頭火である。

[上へ]

●FF VIの歌

ハア〜
イベント イベント
日が暮れるゥ〜
今日もイベント
明日もイベント
ステキなイベント
盛りだくさん〜
【解説】

「ゴッドボンボン」より、下品な言葉を好む女子・鮫島さんがFF VIをやってる花山くんの前で歌う歌。
こういう脱力感にあふれる歌を書かせたら吉田戦車の右に出るものはいない。私はゲームやらないのでイベントとやらが何か知らないが、“変な歌うたうな!”と激怒する花山くんの気持ちはなんだかわかる。鮫島さんへんな踊り踊ってるし。

[上へ]

●むなげ

む〜な〜げ〜
む〜なげ〜
大事な毛〜
未来をめざす
希望の毛〜
【解説】

「油断ちゃん」より、油断ちゃんがスパイ人形コネリー君の胸毛をくりくりしながら歌う歌。“変な歌つくるなよう〜”とコネリー君にはいやがられる。同じような台詞は健作(「火星田マチ子」)や花山くん(「ゴッドボンボン」)も口にしていたが吉田作品においてそのような抗議が聞き入れられる余地は無い。また、胸毛に対するこだわりも吉田戦車の特徴だ。

[上へ]

●柿の応援歌

日本の秋の風物詩
果物の王 大統領
カロチン ビタミンC カリウムを
たくさん含んだフルーツだ
ああ柿〜

若い渋さの可溶性タンニンも
アルコールで脱渋すれば  甘くなる
フレー フレー すすめ渋柿
おそれずに〜

並みいる強豪 リンゴ 梨
みかん バナナ パイナップルに
勝て勝て 若人
(以下不明)
【解説】

「学活!!つやつや担任」(B)より。
いろいろ学園応援団の団長「柿」が後輩たちに歌わせようとする応援歌。無闇に勇ましいリズムで柿の栄養が讃えられている。自意識もへったくれもなくひたすら自分を誉めまくり煽り立てる様がいかにも応援歌だなあ、と思わせる。

[上へ]

●のっぺらぼう演歌歌手の歌

波の 間に間に
魚を 探すぅ
親父のぉ 涙がぁぁ
乱れえーえ 散ぃるぅぅぅー
【解説】

「スカートさん」(2巻)より。
のっぺらぼう演歌歌手・北沼三吉が熱唱する歌。シンプルだが、吉田戦車描くところの“泣く親父”の表情がまざまざと脳裏に浮かぶ歌詞だ。
北沼三吉は歌いはじめはのっぺらぼうだが、歌のサビに入るところで“目一杯コブシ入ってる表情”をキュキュッとマジックで自ら顔に描き入れる。その表情にファンのおばさんたちはシビレてしまうという寸法。

[上へ]

●番外篇・パルテノン銀座通り

どいさんから“たま”のアルバム「パルテノン銀座通り」に吉田氏作詞の曲があるという情報が届いた。
以下、どいさんのメールより

ジャケットや歌詞カードの中の写真はぷりぷり県で撮影された物らしく
たまのメンバー以外はみんな頭巾をかぶってます。
ちなみにジャケット写真の食堂のメニューは

じゃがバター 350
皮つきじゃがいもフライ 380
ライス 120
餃子 500
紫みそ 130
暗黒星人 時価
タコカツ 980
ぷりぷり風お好み焼き 700
部員煮 600
カメレオンラーメン 850
甘そば 480
しぼり汁 300
海女の磯サイダー 250
梅干つぶ入りハイボール 350

などとなっています。
ちなみに「ゴーゴー川で泳ごうよ」という曲では
吉田戦車がコーラスで参加してます。

思ったより高いな部員煮。せいぜい450円くらいかと…
まあそれはともかく、以下に吉田戦車作詞の曲を紹介する。
歌詞をそのまま乗せるとJASRAC関係がアレなので、歌詞を読んだ感想のみ述べよう。実際に曲を聴いているどいさんによるコメントも併記します。

●かわいい流れ蛸

歌は知久寿焼(変な髪型の小さい人)。
いかにもたまらしい(知久らしい)曲です。(どい)

童謡としてすごく完成度が高い歌詞。もともと吉田戦車は童話的世界を語ることに長けたマンガ家だけど、その方向の才能が爆発している。大正18年「赤い鳥」掲載なんて言われたら信じてしまいそうです。

●ツルラのテーマ

ギターがメインでロックンロール風?だけども歌は石川浩司(Tシャツに長靴の人)で最後の方はなんだか良く分からないことになってます。(どい)

ぷりぷり県を舞台にした幻のカルト映画「ツルラ」。地底怪獣ツルラは巨大な鶴の怪獣で武器は毒とくちばしだけ、そのにおいは普通の鶴の100倍だという。石川浩司と吉田戦車の共同作詞だが、歌詞も最後のほうはなんだかわからないことに。「にほひ!」ってシャウトされてもなあ。

●雨男村の子守唄

歌は滝本晃司(一番普通っぽい人)。
「100mmの雨」(作詞作曲/滝本晃司)からメドレー(2曲だけでもそういうのか?)でつながっているとても暗い曲。(どい)

「ぷりぷり県」でつとむが歌ってた歌詞をそのまま使ってる。ヤングトルネード現象のため梅雨が無いぷりぷり県だが、唯一、雨男村だけは一年中梅雨で村中びしょぬれなのだった。暗くもなろうというものです。

[上へ]
<参考図書等>

[TOP]