03年7月20日

四人の女の子

渋谷の四人の女の子が保護されてよかったですね。
少年少女がからむ事件が起きるといっせいに放送される特集コーナー。
学校、親、地域社会・・・。判で押したような陳腐な話の繰り返し。
金儲けを至上原理とする経済社会が原因であることは、みんな、実は知っている。しかしその話が出てこない。それに触れると話が大きくなりすぎるということだろうか。憲法の枠内で如何に自衛隊を海外へ派遣するか、というのと同じご都合主義の思考回路。
少年凶悪犯罪者の家庭の特徴として、父親不在があるという。子供のことは母親まかせ、というのである。
父親は暴力的な市場原理の鎖で手足を縛り上げられて立ちすくんでいる。 鎖で拘束された父親の姿は子供にとっての「父親像」にならないし、生活のために父性を捨て去ることを余儀なくされている父親にそんなものを求めるのは「ないものねだり」というものだ。
人間は本質的に怠け者。だから「困った、困った」というばかりで問題を先送りしてその日暮らしを続けてゆく。十歳未満の凶悪犯罪者が出てくるのは避けられない。それがわかっていて大人はなにもしない。
「困った、困った」

情欲の酔いを求めてこのサイトを訪れたあなたにはちょっと硬い話になりました(冷や汗)。


目次へ戻る     次へ