03年6月24日

男の力

「男は女よりも遥かに多く女の肉体に興味を持っている。(略)
女が男に惹きつけられ、忘れがたくするものは、男の肉体を通した力であって、それが女の内に情緒の流れとなって沸騰するのだと思います。」
円地文子 (「あられもない言葉」『群像』昭40・4。『解釈と鑑賞』昭49・11臨時増刊号「作家の性意識」より孫引き)

「男の肉体を通した力」とは何? 畢竟経済力? 女が経済力を持った現代、この文章はどんな意味を持っているのかしら。
次のように「男」と「女」を入れ替えたらどうなるでしょう。
「男が女に惹きつけられ、忘れがたくするものは、女の肉体を通した力であって、それが男の内に情緒の流れとなって沸騰するのだと思います」
うんうんと頷く男は現代では決して少なくはないように思われますが、みなさん、いかが?


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