Auto Gain and Auto Squelch - オートゲイン・オートスケルチ   
2隻の船とダイバー@,A,Bの間にはそれぞれ異なる通信環境(音響環境)が存在します。
ダイバー@とAの間は海藻や多数の貝が存在すると言う通信環境(音響環境)です。 ダイバー@とBの間は海藻、貝、岩、そして距離が遠い通信環境(音響環境)です。
ダイバーAとBの間は大きな岩と海藻がある通信環境(音響環境)です。
これらの通信環境においては、それぞれ異なった雑音が発生します。それら様々な雑音を制御しクリアで必要な音のみを残す作業をスケルチと言います。しかし、強いスケルチを必要とする通信環境においては通信距離が短くなります。DIVELINKのスケルチマイクロチップは、この問題を克服する為、ゲイン機能と合わせた設計がなされ通信距離の短縮を最小限に抑えています。
スケルチ機能 スケルチとは通信環境(音響環境)の違いにおいて発生する様々なノイズ(雑音)を除去する機能を表します。このスケルチ機能には簡単に表すと強度のようなものがあり、強くスケルチ機能を使用すると通信距離が短くなるという性質があります。スケルチ機能の中には、マニュアルスケルチ、プリセットスケルチ、オートスケルチ、の3種類があります。
マニュアルスケルチ機能 マニュアルスケルチ機能では、雑音が発生すると、その雑音を除去する為に最適なスケルチ強度を手動で探す機能をいいます。他社の水面送受信機(サーフェイスユニット)ではこのマニュアルスケルチ機能搭載モデルが殆どです。その為アンテナとヘッドフォンの間にコントロールボックスが存在します。この機能でもやはりスケルチの強度を上げると雑音はなくなりますが、通信距離は短くなります。また水中送受信機においては段階的に(2段階或いは3段階)スケルチ強度をダイビング前にマニュアルでセットする機能を有する物もあります。しかしこれはリアルタイムにスケルチ強度を変更できないので、次に述べるプリセットスケルチに属するタイプと言えるでしょう。
プリセットスケルチ機能 プリセットスケルチ機能はユニットの製作段階であらかじめスケルチ強度を設定した回路を組み込んだ物を指します。このタイプのモデルではあらかじめ設定したレヴェルまでのスケルチ強度は得られますが、それを超えるとたちまち雑音が発生しクリアなサウンドで通信できなくなります。また最大にスケルチが働いているときは通信距離も劇的に短くなり、目の前に相手がいているのに通信できない状態が発生することもあります。ダイブリンク以外の水中送受信機は全てこのプリセットスケルチ機能搭載モデルです。また水面送受信機でスケルチ調整の為の機能がないものは、このプリセットスケルチ機能搭載モデルです。
オートスケルチ機能 ダイブリンクは、スケルチ機能の負の特徴である「強度が増すと通信距離が短くなる」欠点を克服したマイクロチップを開発。そしてそのマイクロチップをダイブリンク全ての送受信機モデルに搭載しました。後で述べるゲイン機能とのコラボレーションでダイバーの通信状態を最高の状態でサポートします。面倒なマニュアル調整や通信距離の不足を感じる事はありません。このスケルチの強度に通信距離が殆ど左右されないスケルチシステムをオートスケルチと言います。
ゲイン機能 通信者同士,近づいても、遠ざかっても音量が変わらないよう自動調節する機能を表します。ダイブリンク製品はこの機能をスケルチと合わせたマイクロチップを搭載します

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