すでに売却してしまいましたが、管理人の自慢だったスープラです。エンジンフルチューン+F−CON Vpro制御という贅沢な仕様の割には、かなりお疲れだったボディのMA70スープラ。消耗パーツやホイールなどは新品に交換できるものの、ボディだけは交換するというわけにはいきません。まぁ、ボディを買換えてエンジンやパーツだけスワップするという方法もありますが、すでに生産が終了している70スープラ。ホワイトボディが入手できるワケじゃなし、せいぜいオールペンくらいが関の山。とりあえずブルーに塗ったら、そこそこ見られるようにはなりました…。「あぁ、このまま乗り続けるんだろうなあ」と思っていたところ、どうしても改造したい場所が一箇所だけ残ってしまいました。
それはフェンダー。モノすごい深いリムのアルミホイールが履かせたくて悪戦苦闘したものの、70のボディって本当に加工しにくいんです。フェンダー裏のツメを折ってもたいして出てこないし、かといってオーバーフェンダーはあまりもも大げさ。最終手段でフェンダーを大幅に加工したくても、アーチの途中にモールがずーんっとあってどうにもできないのです。雑誌などでも70のボディを加工しているモノはほとんど見ません。あったとしても、お金がかかりそう。
しかし!仕事関係のイベントが開催されたおかげでついにやっちゃいました!おおがかりなボディ改造!ついでに室内も一緒にやっちまいました。この作業で使ったスープラは、合計3台。ベースとなる70が一台、フェンダー加工用に1台、そして内装用に1台。ああ、これもショップさんのご協力あってこそ。ありがたいなー

こちらブルーに塗ったばっかりにのころ。アルミが新品のBLIZ Z1です。まだF−CON Vじゃないころですね。というよりF−CON Vproは発売されていませんでした。まぁ、既製品をくっつけただけの状態ですな。でも、オールペンでそこそこ見られるでしょ?
で、急遽イベントに出展するために工場へ入院!実は以前加工したフェンダーのパテが割れてしまって、それを直しに行っただけなんですけどね。タイミングよく車を預けた3日後にイベント出展が決定!期限は3ヶ月ポッキリ。ボディメイクの大変さは知っていtだけど、その時間でなんとかムリを言い倒してお願いしました。
これはフェンダー部分のダクト。取材で作ってもらいましたが、お気に入りなのです。ステッカーは業者さんに発注して製作。モールを銀色にしたのがポイントです。「モールの新品を注文したら銀色が来たんだよねー。最初はボディと同色を考えたたんだけど、なにげなくつけてみたらカッコイイからさー。アクセントにもなるしね。で、銀色に決定!」という経緯なのです。
純正にダクトを開けただけだろって?実はこれFRP製のボンネットなんです。通常、FRPボンネットは素材のせいでそのまま塗って装着すると波打って、そこが目立ってしまうんですね。そこで、100箇所以上の細かなへこみや凹凸をパテで拾っていったという、逸品。ホントにボディメイクを担当してくれた岩本さんには頭が下がります。オレじゃ死んでもムリ!ダクトもヘッドに当たらないよう場所を考えて開けました。でも、ホントはもっと形にこだわりたかったらしいです。時間がなかったからなー
コレはエンブレム部分。70オーナーならご存知でしょうが70には丸いのと四角いので2種類のエンブレムが存在します。ボディが完成する直前にエンブレムをどうしようか?と考えて知り合いに作ってもらいました。ロゴを渡して、レーザーで切り抜いてもらいました。2枚の板をくっつけてあるので立体感があります。「S]の文字が掘り込まれているんですよ。
apロッキードの4POTキャリパーです。80スープラの17インチ専用ローターと専用ブラケットで装着できます。なんせ重い70ですからブレーキの強化ははずせないですね。ドリフトをやっているときは全然感じなかったブレーキの容量不足ですが、いざグリップに転向したらノーマルじゃおっかないのなんの。ソッコーで交換しました。
ボディを大幅に改造してしまったために、手持ちのアルミではツライチまで持っていけなくなってしまいました。結果、ワークでオフセット指定をしてワンオフのマイスターS1を製作。写真はリヤですがこのリムの深さ!カッコイイでしょ?水は確実に溜まります。フロント9J リヤ10J。
オフセットは+9と+6です。まぁ、ほとんどの車には履けませんな。転売不可能。タイヤはRE540S。Sタイヤっちゅーヤツです。ホントはリヤに275を履きたかったんだけど、そんな太い17インチ用のSタイヤはどこのメーカーも製造していませんでしたぁ。で、255です。
このスープラのボディに並ぶ特徴のひとつが給油口。バイクのCBRのものを使っています。ただし…リヤフェンダー部分が40ミリ以上、それも写真のとおり上部が延長されていないとこの加工はできませんよ。ガソリンタンクは純正のままでパイプをここまで延長しています。ダミーじゃないのがミソ。ガソリンの最大給油量が5リッターほど増えました。
流行のGTウィングは「CHRGE SPEED」
一時期リヤスポレスが流行りましたが、いまではこんなでっかいウィングがカッコイイらしいです。
70オーナーの方は興味津々のメーター改造。いや、これは参りました…。だって面倒くさいんだもーん。最初はタコメーターに巨大なオートメーターを使おうかと思っていましたが奥行きがありすぎて収まりきらなかったんです。そこでAPEXのELメーター、これは薄くてGOOD。他のメーターはBLITZ製で排気温度、ブースト、油温、油圧、水温です。レイアウトは純正のアナログを参考にしてます。ということはタコメーターは純正の位置と同じということです。ただし、この70はデジパネでした。アナログメーターを2つ、デジタルメーターを2つも破壊して作りました、何事も失敗は成功の母であるっちゅーことですな。「燃料計は?」とよく聞かれますがちゃんと生きてます。というのは70で純正メーターをキャンセルしてしまうと、リミッターが効いてしまったりしてエンジンはかかるものの走行できません。そこでメインのデジパネに来ている配線70本をすべて延長しました。デジパネをばらして必要なスピードメーターと燃料計を残してグローブボックスに入れてあります。しかし、これをやるにはダッシュボードをはずさないとできないのでオススメしません。内装をドンガラにする勇気と根性のある方だけどうぞ。
で、完成したのがこんなボディです。このふくらみ具合がわかりますか?この作業を簡単に説明すると、まずノーマルのボディから前後のフェンダー部分を切り取ります。リヤフェンダー部分も潔く切り取ります。そしてもう一台移植用の70を用意します。その70からも同じく前後のフェンダーを切り取ります。その後、移植用の70から切り取ったフェンダーを、ベースとなる70へ溶接してつないでいきます。
この作業で実現できることは、ボディをブリスター化できる上に車のラインはノーマルのままいけるということなのです。実際に見るとかなり車幅が広がっているにもかかわらず違和感がないのは、ラインがもともと70の持つラインと同じという理由です。