−−− 出来は悪いけど自慢のドラ息子 −−−
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2003年8月の出来事

阪神 4−0 ヤクルト
8月31日 甲子園球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
阪神 0 0 0 0 4 0 0 0 X 4
阪神
今 岡
赤 星
金 本
片 岡
アリアス
矢 野
早 川
藤 本
福 原
ヤクルト
真 中
宮 本
岩 村
ラミレス
鈴 木
古 田
ベッツ
城 石
鎌 田
バッテリー (ヤクルト)鎌田、五十嵐、石井―古田
(阪神)福原、吉野、安藤、ウィリアムス―矢野
(勝)福原 1勝
(S)-
(負)鎌田 4勝7敗
本塁打 (ヤクルト)-
(阪神)-
観衆50、000

阪神先発は福原。約2年ぶりの先発。
阪神は5回、2死から福原が左前安打、今岡も左前安打して2死一、二塁。ここで赤星がライト線へ適時二塁打を放ち、1点を先制。続く金本は四球で2死満塁。ここで片岡が一、二塁間を破り早い打球はライト右に達し、走者一掃の3点適時二塁打。
阪神この回、2死から集中打で4点を奪った。
福原は6回で代打を送られ無失点で交代。
7回は吉野、8回は安藤、9回はウィリアムスが締めて完封リレーで今季6度目の5連勝。
ヤクルト戦13年ぶりに勝ち越し。マジック11。
片岡 「そういうマジックを感じながらプレーできるのは本当にうれしい。また週末に甲子園で会いましょう」
星野監督 「2アウトから打たれるとああなる、相手のぶさいくなのを見れば勉強になるやろ。」
福原復活 先発福原は6回を投げ、86球4安打無四球8三振無失点。最速148キロをマーク。昨年5月29日以来の勝ち星。
福原 「素直に嬉しいです。緊張しましたが、自分なりにいいピッチングが出来ました。久々で緊張しましたが、納得のいく投球ができたと思います。一球一球、気持ちを込めて投球しました。いけるとこまで、全力で頑張りました。最高です。これからも貢献したい。先発へのこだわりは当然ある。」
星野監督 「よう投げてくれた。病み上がりだし60〜70球を計算してたけど、80球投げてくれて。あんなピッチッグ見たことない。きょうが一番最高のピッチングだった。100球は超えさせない。あいつには将来があるから。おれにそう言わせる投球やった。」
矢野
 「気持ちが投球を変えたね。前はいい投球をしても抜けたところがあったけど、緊張して投げていた。」
5回二死から集中打 両チーム無得点で迎えた5回、二死から福原が三遊間を破る初安打で出塁し、今岡も左前打で続いて二死一、二塁。ここで赤星が右翼線に鋭く打ち返す適時二塁打。
赤星 「内角よりのストレート。ここまで抑えられているわけにはいかない。この回、何としても自分のバットで均衡を破りたかったです。久々の福原の投球に応えたいと思いました。福原とは、縁があるんですよ。福原の時は、よく打つんですよね。みんな何とかしてやりたいと思って、逆に硬くなっていたと思う。あの場面で打てるのは精神的に成長できたということかな。」
さらに金本が四球を選んで二死満塁。ここで片岡が一、二塁間を破り、早い打球はライト右にまで達し走者一掃の右翼線二塁打となった。
片岡 「内目のストレート。四球の後だったので、初球を狙っていたよ。あの場面、自分の責任において、必ず走者を還したいと思った。とにかく自分の打撃をすれば、おのずと結果が付いてくる、と自分に言い聞かせた。福原を援護することができたな。福原がケガから帰って来て頑張っていたので、何としてでも打とうと思いました。ロードでチームが苦しいときに、僕もケガで助けられなかったので、何とかしたかったんです。勝ててよかった。」
二死から1四球を挟む4連打で4点を挙げた。
セ・リーグ公示(8/31) 出場選手登録・・・福原忍投手
抹消・・・三東洋投手
オーナーが観戦

2月に肺がんの摘出手術を受けた久万オーナーが今季3度目の試合観戦に訪れていた。
久万オーナー 「まだ優勝とかは言いたくないけど、近づいては来てますな。あんなに元気な監督と会うと、こっちがはじき飛ばされてしまう。」

阪神 9−3 ヤクルト
8月30日 甲子園球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ヤクルト 0 0 0 1 0 0 0 2 0 3
阪神 1 2 0 1 4 0 0 1 X 9
阪神
今 岡
赤 星
金 本
片 岡
アリアス
矢 野
早 川
藤 本
久保田
ヤクルト
真 中
宮 本
岩 村
ラミレス
鈴 木
古 田
ベッツ
城 石
ホッジス
バッテリー (ヤクルト)ホッジス、佐藤秀、山本、本間、山部―古田、小野
(阪神)久保田、リガン―矢野、野口
(勝)久保田 5勝5敗
(S)-
(負)ホッジス 4勝9敗
本塁打 (ヤクルト)-
(阪神)早川2号ソロ、矢野12号ソロ
観衆53、000

阪神は1回、今岡、赤星の連打と金本の四球で無死満塁。1死後アリアスの遊ゴロで併殺崩れの間に1点。
2回には早川が2試合連続のアーチ。さらに藤本の内野安打、久保田が送って、今岡が左中間二塁打でもう1点。
ヤクルトは4回、鈴木が中前安打、暴投で鈴木が二進、ベッツの右安で1死一、三塁、城石の二ゴロの間に1点。
阪神はその裏、矢野がレフトスタンドに12号。
5回には、一死から赤星がライト右に三塁打、金本が二塁内野して赤星がホームイン。さらに片岡がセンターオーバーの二塁打、アリアスもレフトオーバーの二塁打、矢野がライトフェンス直撃の三塁打と5連打で4点。
ヤクルトは8回、3連続長短打で2点。
阪神はその裏、藤本が右中間三塁打、中村豊が中前適時打で1点追加。
9回はリガンが締めて阪神は16安打で4連勝で今季75勝目。甲子園球場6連勝。マジック12。
矢野 「ひとつひとつ勝ってきた結果。やっとここまで来れて嬉しいです。」
星野監督 「油断は禁物だが、一時の暗い感じはなくなったな。」
久保田が5勝目 久保田が要所を抑えて145球11三振を奪い5勝目。
しかし疲れの見えた8回2死から四球と3連打で降板。
久保田 「疲れました。助けられましたね。頑張ります。」
星野監督 「アカンね。一見良さそうに見えるがね。2アウトからランナーを出す、四球を出す。いい球があるんだから、あとは工夫。それが、いい投手になれるかどうかの境目だ。」
佐藤投手コーチ
 「いろいろと反省点はあるけど、よく投げた。完投させてやりたかった。」
早川が2試合連続弾 2回、早川は2試合連続の2号ソロ。
早川 「外目のチェンジアップ。与えられたチャンスを生かし、チームのため勝利のため、懸命に頑張っています。1打席1打席集中し、大事にいこうと思っています。その丹念に打ち返そうとするその気持ちが、たまたま本塁打になっただけです。」
田淵チーフ打撃コーチ 「彼は昨日、ラストチャンスだったんだ。そのプレッシャーを跳ね返し、見事期待に応えたな。巨人戦、いきなり先発し、大観衆にのまれ自分の打撃が出来ていなかったな。しかし、昨日から平常心で打席に立てている。その気持ちのもちようが、自分の打撃スタイルを思い起こさせている。それがこの好結果となっているな。」
星野監督 「いかなきゃな、追い込まれるとボール球を振るから。」
今岡は完全復調へ 2回、早川のアーチの直後、藤本がバント安打、久保田が送って一死二塁。ここで迎えた今岡に対してホッジスはビーンボール気味の球を背中後ろに投じた。騒然とする場内だが、今岡は見事に左中間真っ二つのタイムリー二塁打。
今岡 「外目のスライダー。集中して打っていくだけ。とにかく1点でも多く取り、久保田をみんなで盛り立ててやらないとね。いいところで打てて良かったよ。自分がどういうコンディションでやるかが問題。」
矢野が12号 ヤクルトに1点返された4回、矢野が12号をレフトスタンドに放った。
矢野 「外目のストレート。すぐ取り返したいと思った。流れを相手に与えたくなかった。ここまでいいところがなかったので、この打席は必ず、と自分に言い聞かせた。ホッとしたよ。最近、調子がよくなかったから、結果が出たことは嬉しいですけど、出会い頭ですね。」
星野監督 「アレ効いたな。アレは助かったね。」
5回に5連打 5回、赤星、金本が連打し、ここで8月15日以来の先発復帰の片岡がセンターオーバーのタイムリー二塁打。
片岡 「外目のストレート。ここまでいいところがなかったので、この打席は必ず、と自分に言い聞かせた。ホッとしたよ。」
そしてアリアスもレフトオーバーのタイムリー二塁打。
アリアス 「真ん中低目のストレート。この勢いに続いていこうと思っただけ。」
さらに矢野がライトオーバーのタイムリー三塁打。
矢野 「外目のカーブ。続いてこの回、一気に攻め立て、勝利の視界を一気に開こうと思ったよ。これまでは凡打の内容が悪かったから焦っていた。完ぺきとは言わないけど、こんな感じ、というのが戻ってきた。」
5連打でこの回一挙4点。
ヤクルト、甲子園8連敗

ヤクルトは甲子園で8連敗、対戦成績も9勝14敗。阪神戦の勝ち越しがなくなった。
若松監督 「なんかこう甲子園だと元気になっちゃうんだよね。なんでだろう。強いよな。」

浜中が退院あいさつ

8月30日、前日29日に退院したばかりの浜中がヤクルト戦の前に甲子園を訪れ、星野監督、チームメートらに退院のあいさつをした。
浜中 「懐かしかった。監督からは”焦らずじっくり治せ”と言われました。」

ムーアが6回3安打9三振
(ウエスタン)
8月30日、左腕痛のムーアが鳴尾浜でウエスタン・リーグ、ダイエー戦に先発し、6回を3安打9三振2失点に抑えた。連打で失点する不安定な一面も。
ムーア 「スケジュール通りに調整できた。昇格するには問題ないと思われる投球はできたと思う。」
佐藤投手コーチが視察した。
佐藤投手コーチ 「直球がもっとピュッとくるかどうかだな。すぐにどうこうはない。」
阪神 8−0 ヤクルト
8月29日 甲子園球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
阪神 0 2 2 2 2 0 0 0 X 8
阪神
今 岡
赤 星
金 本
広 沢
アリアス
矢 野
早 川
藤 本
下 柳
ヤクルト
飯 田
宮 本
岩 村
ラミレス
鈴 木
古 田
宮 出
城 石
石 川
バッテリー (ヤクルト)石川、本間、坂元、成本―古田、小野
(阪神)下柳―矢野、野口
(勝)下柳 9勝4敗
(S)-
(負)石川 8勝10敗
本塁打 (ヤクルト)-
(阪神)アリアス28号2ラン、早川1号2ラン
観衆53、000

阪神は2回、広沢四球、そしてアリアスがセンターバックスクリーンへ先制2ラン。
3回には、金本が左二塁打、ここでアリアスが中適時打。センターからボールを受けた古田がセカンドへ悪送球し、この間にアリアスが一気に生還。
4回、早川が左前安打、藤本の三塁へのゴロを岩村の失策し、無死一、二塁。下柳の犠打から2死二、三塁とし、ここで今岡が左前適時打で2点。
5回、2死から矢野が四球、ここで早川がセンター右へ1号2ラン。
下柳は今季初完封。阪神は2試合連続0封勝ちで3連勝。そして甲子園での対ヤクルト戦は8連勝。
マジック13。
下柳完封勝利 前回登板の横浜戦で無失点に抑えながら6回途中5回 2/3 で降板させられた下柳が、自己最多の11三振を奪い2年5カ月ぶりの完封勝利。
下柳 「完封? みんなのおかげ。感謝しています。」
佐藤投手コーチ 「悪いなりに下柳らしさは出ている。」
星野監督 「完ぺきだったな。球持ちがよければ低めにいくんや。」
アリアス2戦連発 アリアスが2戦連発となる28号を含む3打点。特大の28号先制2ランに加え、相手失策によるランニングホームラン(記録はシングル安打、送球間の進塁、相手失策)。
アリアス 「このままいい状態で最後まで行きたいね。ホームランキングを獲れたらうれしい。でもラミレスとウッズはすばらしい打者。自分自身がベストを尽くすだけさ。」
星野監督 「2発が効いたな。ン、2本? 1本はランニングホームランがあるやろ。日本中を甲子園にせなイカンやないか。アリアスは1本で変わる? そやね。何でもう少し早く、遠征中にでもと思うけど。」
早川1号、猛打賞 2試合ノーヒットの早川がこの日も7番ライトでスタメン。
星野監督 「2試合ともノー感じやった。だけど、2試合で判断するのはかわいそうや。打てないからと落としたら、アイツの人生は終わりやからな。」
2回の第1打席で内角直球を左前に初安打。4回にも左翼線に安打。そして5回2死一塁から通算5本目、今季1号をバックスクリーンに運んだ。プロ8年目で初の猛打賞。
早川 「3試合、我慢して使ってくれた星野監督に感謝したいと思います。感無量です。またあしたから、僕らしく思い切っていきますんで、よろしくお願いします。」
星野監督 「必死だな。昔からタテジマを着てるヤツも見習わないかんな。」
阪神 11−0 巨人
8月28日 甲子園球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
阪神 2 0 4 0 4 0 1 0 X 11
阪神
今 岡
赤 星
金 本
広 沢
アリアス
矢 野
早 川
藤 本
井 川
巨人
二 岡
川 相
高橋由
ペタジーニ
清 原
江 藤
斉 藤
村 田
工 藤
バッテリー (巨人)工藤、十川雄、条辺、柏田、林―村田、原
(阪神)井川、吉野、石毛、三東―矢野、野口
(勝)井川 16勝5敗
(S)-
(負)工藤 6勝4敗
本塁打 (巨人)-
(阪神)広沢3号2ラン、4号3ラン、アリアス26号ソロ、27号3ラン
観衆51、000

阪神は1回、今岡がレフト前ヒット、ここで4番広沢がセンターバックスクリーンに第3号先制2ラン。
3回には、今岡が右二塁打、赤星は犠打、金本四球。ここで広沢は左翼席へ2打席連続の3ラン。続くアリアスも二者連続の左本塁打。
5回には、赤星四球から二盗。吉田義男氏のもつ球団記録51盗塁に並んだ。無死一、二塁から広沢が中適時打で1点。さらにアリアスが2打席連続の左3ラン。
7回、2死一塁から中村豊が中二塁打、そしてペタジーニの失策で1点。
井川から吉野、石毛、三東と繋いで0封。
危なげない試合運びで2連勝。マジック15。
井川16勝目 井川が7回を無失点。
井川 「何とか粘れました。」
星野監督 「完ぺきやったな。アウトになったところしか見てないから。」
広沢が連発、6打点 広沢が90年の門田以来となる40歳台の2打席連発。そして自身、97年以来の6打点。
広沢 「打った自分がビックリしてるよ。きょうのオレは自分か? 錯覚するよ。オレって金本? 
きょうは六甲おろしは歌いませんよ。日本シリーズで優勝したときにやりましょうや。ベテランの駆け引き? そういうのを楽しんでもらえたらありがたい。でも1回、打席に立ったら若いとか年をとってるとかは関係ないよ。4番としての期待、使命もあるんで。試合前、監督におどかされていたんでね。内容? 言えないよ。進退関連? それに近いね。えらい緊張感の中でやりました。打ったら打ったでまぐれと言われるし。まあ大変だね。後輩は。必要だと呼ばれるうちは華かなと。」
星野監督 「41歳の広沢がなあ。でも素直に喜んでおこう。」
アリアスは連弾、4打点 アリアスが今季3度目の2打席連弾。今季初の4打数4安打、4打点。
アリアス 「気持ちいいよ。勝てばうれしいけど自分が貢献して勝てればもっとうれしいね。調子が悪くても”毎日が新しい日だ”と言い聞かせてやってきた。本塁打王? 取れればうれしいけどまずは優勝だ。」
赤星51盗塁 赤星は5回無死から四球で出塁すると、初球に二塁へ今季51個目の盗塁。
吉田義男氏の持つ球団記録に並んだ。
赤星 「球団記録を新聞で知ったんで、それで今日は狙っていった。体が勝手に動きましたね。まだ並んだだけですからね。追い抜けば次は53が見えてくる。早く到達して、あとは楽になりたい。」
阪神 6−4 巨人
8月27日 甲子園球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 2 0 0 0 0 0 2 0 0 4
阪神 3 1 0 0 1 0 0 1 X 6
阪神
今 岡
赤 星
金 本
八 木
アリアス
矢 野
早 川
藤 本
伊良部
巨人
二 岡
清 水
高橋由
ペタジーニ
清 原
斉 藤
川 中
村 田
桑 田
バッテリー (巨人)桑田、柏田、林、ベイリー、前田―村田、小田
(阪神)伊良部、吉野、安藤、ウィリアムス―矢野
(勝)伊良部 12勝6敗
(S)ウィリアムス 1勝1敗23S
(負)桑田 4勝3敗
本塁打 (巨人)清水14号ソロ、清原18号ソロ
(阪神)金本18号3ラン
観衆51、000

巨人は1回、先頭の二岡が左前打、清水が左中間先制二塁打。ペタジーニの右前打で一死一、三塁とし、清原が左前適時打。
阪神はその裏、今岡が四球、赤星が中安、そして金本がセンターに特大の逆転3ラン。
2回には1死から藤本が左二塁打し、ここで伊良部が左前適時打。さらに今岡の左安で1死一、二塁となって桑田をKO。2死から金本が内野安打で満塁となったが、八木が倒れた。
5回には巨人3番手の林から先頭赤星が中前安打し、盗塁、そして捕手村田のパスボールで三進。ここで金本が右前適時打。
巨人は7回、先頭の清水が右翼席へソロ本塁打。そして2死から清原も右翼ポール直撃のソロ本塁打。ここで吉野にスイッチ。
阪神は8回、2死二塁から中村豊が中越え適時三塁打。
9回はウィリアムスが抑え、8月3日以来となる甲子園で勝利となった。
巨人戦今季15勝目。マジック16。
金本 「情けないロードでしたけど、帰って来ました。ケガ人が多いんで、僕らが頑張らなければ。ホント疲れました。一見、満員に見えますけど、まだ外野に空いてるところもあるんで、あしたは隅々まで超満員にしてください。」
星野監督 「こんなシビれた試合はないな。あれはスゴかった。今シーズン一番といった感じやった。4、5、6番がいかんかったね、まったく。明日は井川がどんだけ頑張ってくれるかやね。」
伊良部12勝目 伊良部は7回途中を4失点で、8月3日以来の勝ち星となる12勝目。自身の連敗を3で止めた。
時折、球審の判定に不服の表情を浮かべることもあり、7回に2本塁打を浴びて降板した。
伊良部 「何もないです。」
矢野 「自分では納得した球を投げている。よく気持ちを抑えて投げてくれた。」
佐藤投手コーチ 「カッカしちゃいけない。6回に球数を投げたから、7回は力がなかった。」
星野監督 「癖を見抜かれて苦労したがよく粘った。しかし清原のホームランはいかんな。」
金本が3試合連発逆転3ラン いきなり2点リードされた1回の裏、今岡が四球で出塁し、赤星が中前打で無死一、二塁とした。ここで金本がセンター右へ3試合連続の18号逆転3ラン。あっと言う間の逆転劇だ。
金本 「内角よりのカーブ。地元甲子園に帰って来て、何としても巻き返しを図りたいと思っていたからね。先取点は取られてはいたけれども、余計なことは考えず、とにかく始めから自分の打撃、自分の力を存分に発揮したいと思った。このチーム状況から早く抜け出し、この沈滞ムードを一掃したかったからね。凄く嫌な雰囲気だったから、今岡と赤星が塁に出てくれたので何とか還したいと思って。ホント快心の当たりでした。手応え?ありましたよ、完璧にとらえることができたよ。文句なしだったな。」
田淵チーフ打撃コーチ 「ここのところいい感じで振れているね。彼の季節だわ。長年、第一線で戦ってきている経験が生かせているね。彼のいい時は、打席で常にバットが動いている。しかも、ヘッドの遠心力をうまく使っている。釣り込み打法(田淵チーフ独自の表現)がしっかりとできている。すなわち、ボールをベース上まで呼び込んでいることだ。」
和田打撃コーチ 「彼は、暑くなればなるほど調子が上がってくるね。今が一番いい状態だ。」
赤星が50盗塁 5回には3番手・林を攻め、赤星が中前打で出塁すると、二盗し50盗塁に達した。
赤星 「僕の目標は、背番号通り53個。50盗塁に関しては、単なる通過点に過ぎない。この盗塁、とにかく得点につながってよかっただけですよ。必死に頑張るだけです。」
さらに捕逸で無死三塁とするとし、金本が右前適時打。3安打の猛打賞で4打点。
金本 「外目のスライダーかフォーク。追加点のほしいところ。こういう場面を逃すわけにはいかないと思った。この流れが途切れることなく、この一打でますます加速していきたいと思ったんだ。」
中村豊が貴重な追加点 1点差に迫られた8回、二死二塁から中村豊が前進守備のセンターを越える適時三塁打で貴重な追加点。
中村豊 「ここまで打撃の内容が悪くて危機感があった。定位置なら取られていた。守りが浅くて抜けてくれた。」
星野監督 「センターがあんなに前にくれば、ボクでもオーバーする。」
巨人勢のコメント 原監督 「先制で、よし、というときに1、2、3番で逆転じゃゲームプランに影響してしまう。6回は一死満塁で勝負をかけたんだが、あそこで1点ないしは2点を…。」
片岡が1軍合流

右太もも裏の違和感で戦列を離れていた片岡が1軍に合流し、練習に参加して通常メニューをこなした。28日に出場選手登録される予定。
片岡 「調子はかなりいい。体をしっかりと手入れして、いい状態で復帰したい。」
田淵チーフ打撃コーチ 「使うために呼んだ。三塁手? そうなるだろ。」

浜中を日本シリーズDHで 星野監督は「右肩脱臼および右肩関節唇損傷」で手術を受けリハビリ中の浜中を、日本シリーズ「4番・DH」での起用を示唆した。
星野監督 「無理はさせてもいかんけど、スローイングは100%無理というのは承知の上。マジックが無事消えれば、シリーズではDHがある。公式戦でもピンチヒッターで使いたい。体の状態が許せるんであればチャンスはやる。戻ってきてほしい。キャンプから一番苦労している。厳しく、厳しく育てようと思っていたし、棒が振れれば貴重な戦力やと思っている。前半戦で、あいつで勝った試合もある。」
巨人戦、雨で中止 8月26日、甲子園に戻っての初戦、阪神-巨人戦のスタメン発表後から雨足が強くなり試合開始を見合わせていたが、午後6時25分に中止が決定した。
星野監督 「夏休みで遠くからのファンも多いだろうし、少々の雨ではやるつもりだったんだがなあ。ぬかるんでもやるぞ、と言っていたんだが。」
佐藤コーチ 「おれにとっては、いい雨だな。」

先発は井川、工藤が発表されており、阪神のスタメンには、7番ライトにロッテから入団テストで移籍した早川が初めて名前を連ねていた。
井川 「投げたかった。中3日? 大丈夫。前へ前へ、自分は一戦一戦やるだけだから。」
この雨で8月の負け越しが決定した。マジックナンバーは17のまま。
ムーア、片岡順調 8月26日、左上腕を痛めていたムーアが鳴尾浜でのウエスタン・リーグの中日戦に先発し、3回を3安打無失点に抑え、打撃でも適時打を放った。
また、右太もも裏の違和感の片岡も途中出場し、1打数無安打、1敬遠。27日に1軍に合流する予定。
星野監督 「ここまで来て、けが人を無理させることはない。みんなで元気よくスタートした。最後もみんなで元気良く着地したいんや。」
セ・リーグ公示(8/26) 出場選手登録・・・早川健一郎外野手
今岡、体重10キロ減 今岡は下痢による体調不良を訴えているがフル出場を続ける。体重は10キロ減だ。
今岡 「最悪やね。バッティングにも影響している。辛いよ。体重なんて1週間前より10キロ近く減ったもの。休む? それだったら1週間前から休んでいるよ。」
優勝パレード数ヶ所 阪神の優勝パレードを、大阪府と神戸市、西宮市の3自治体が誘致している。
野崎勝義球団社長 「これだけ支持してもらっているから、受け入れ態勢が整えば、何カ所かでできればいいと思う。」
セ・リーグ公示(8/25) 出場選手登録抹消・・・斉藤秀光内野手
横浜 5−2 阪神
8月24日 横浜スタジアム
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神 0 0 0 1 0 1 0 0 0 2
横浜 3 0 0 0 0 0 0 2 X 5
阪神
今 岡
赤 星
金 本
広 沢
アリアス
野 口
秀 太
藤 本
久保田
横浜
金 城
石 井
多 村
ウッズ
佐 伯
種 田
堤 内
中 村
斎 藤
バッテリー (阪神)久保田、リガン、安藤、吉野―野口
(横浜)斎藤、加藤、デニー、ギャラード―中村
(勝)斉藤 6勝5敗
(S)ギャラード 2勝2敗16S
(負)久保田 4勝5敗
本塁打 (阪神)金本17号ソロ
(横浜)ウッズ29号3ラン
観衆30、000

横浜は7番に堤内を起用し、初回の守備から古木が入った。

横浜は1回、1死一、二塁からウッズがセンター場外へ特大3ラン。
阪神は4回、金本がセンターにソロ本塁打。
6回には先頭の今岡が左前安打、赤星が右中間適時三塁打で1点。なおも無死三塁の好機が続いたが得点ならず。
横浜は8回、3番手・安藤を攻め、1死満塁から中村が左中間に落ちる適時打して2点を追加。
結局、横浜に競り負け。マジックは17。
ロードは4勝11敗で終了。
星野監督 「同点機のところやな。」
久保田、3ランを悔やむ 先発・久保田は6回を投げ、8安打3失点。
久保田 「初回の3点本塁打がすべてだったです。甘かったのかな。どこまで飛んでいったのか、分からなかった。中4日登板は関係ない。」
星野監督 「何回も同じ失敗をしたらいかん。」
金本、同点期に打てず 4回に金本が2戦連発の17号ソロ。
金本 「外目のシュート。早い回に1点でも2点でも返しておきたかった。試合展開の中で、この回の得点が大事になってくると思った。後の回のへの攻撃を生かすためにもね。少し泳ぎぎみではあったが、うまく我慢して打ち返すことができたな。」
6回には今岡のレフト前安打と赤星の右中間3塁打で1点取ってなおも無死3塁。この場面で金本は浅いレフトフライに倒れた。
金本 「初球狙いが裏目に出た。」
広沢三振、アリアス四球も野口が倒れて同点のチャンスは潰えた。
横浜 0−8 阪神
8月23日 横浜スタジアム
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神 2 3 0 0 0 2 0 1 0 8
横浜 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
阪神
今 岡
赤 星
金 本
広 沢
アリアス
野 口
秀 太
藤 本
下 柳
横浜
金 城
石 井
多 村
ウッズ
鈴木尚
内 川
村 田
相 川
堤 内
バッテリー (阪神)下柳、リガン、ウィリアムス、安藤―野口
(横浜)堤内、田崎、山田、富岡、福盛、森中―相川
(勝)下柳 8勝4敗
(S)-
(負)堤内 1勝1敗
本塁打 (阪神)金本16号2ラン、アリアス25号ソロ
(横浜)-
観衆30、000

阪神は1回、1死一塁から金本がライトスタンドに16号2ラン。
2回には先頭の藤本が左前安打、下柳が送って、今岡が三塁ベース直撃安打して1死一、三塁。ここで赤星が中犠飛して1点。さらに、金本四球で二死1、2塁から、4番広沢が左中間適時二塁打して2点。
6回には赤星、金本の連打などで1死一、二塁。ここでアリアスがライトフェンス直撃の適時二塁打して1点追加。さらに1死二、三塁から野口が右犠飛してもう1点。
その裏2死を取ったところ下柳は降板し、2番手・リガンにマウンドを譲った。
8回、アリアスが25号本塁打。
その裏は3番手・ウィリアムスが無得点に抑えた。
9回には4番手・安藤が抑え、完封リレーで快勝。
連敗は5で止まり、優勝へのマジックは18。
星野監督 「もやもやは晴れてないよ。こんなんで晴れるか。ひとつひとつ、やっていくだけや。」
下柳が8勝目 先発・下柳は丁寧なピッチングで、5回2/3を73球5安打無失点、7月25日以来の8勝目。
下柳 「きょうは何もありませんよ。」
金本が先制2ラン 初回、一死から赤星がルーキー堤内の投手前三塁線にバントヒットを決めた。
赤星 「みんなをだませたことがうれしい。」