−−− 出来は悪いけど自慢のドラ息子 −−−
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2005年10月の出来事
久慈、自由契約

10月31日、久慈内野手を自由契約にすると発表した。
牧田球団社長と会談した久慈は2軍コーチ就任の要請を断り、現役続行の意思があることを球団に伝えた。今季は1軍では3試合の出場にとどまった。

甲子園を大規模改修 阪神電鉄は老朽化が進んでいる甲子園球場を100億円を超える費用をかけて大規模改修する方針を固めた。近く正式発表する。
村上ファンドから具体的な企業価値向上策を求められていることもあり、この時期の発表を決めた。
阪神電鉄経営陣 「数十億円の単位ではない。村上ファンドの件もあり、こうなった。」
狭くて使いにくいといわれる通路幅の拡大や座席の更新、飲食の充実など、集客増につながる設備の改善を計画している。
リーグ優勝を祝う報告会

兵庫県はタイガースのリーグ優勝を祝う報告会を11月7日に県庁中庭で開くと発表した。
牧田球団社長と岡田監督、選手代表が参加する。一般のファンも、同日午前9時から先着順に800人まで参加を受け付ける。
警備や費用の問題があるとして、選手らが一堂にそろうパレードや祝賀イベント開催は断念した。

木戸2軍監督退団か

木戸2軍監督が退団の意向を固めているらしい。
島野1軍総合コーチのファーム監督就任に伴ない、2軍チーフコーチのポストを打診されたが、球団との話し合いが平行線をたどっているのだ。球団は体調面の不安から辞意を固めている島野1軍総合コーチを、岡田監督率いる1軍から2軍監督にする方針をすでに固めている。電鉄本社としても木戸2軍監督を幹部候補生として高く評価し、他球団への流出を懸念している。

赤松、二塁コンバート

赤松外野手が来季の二塁候補として、外野からコンバートに着手。鳴尾浜で二塁守備練習を始めた。
ノックや二塁手に必要な送球やトス練習に明け暮れた。
岡田監督 「外野は、もう2つ決まっている。木戸2軍監督にこの前、やらせておいてくれと言った。まずあの足を生かさないとあかん。幅が広がるからな。秋季キャンプでもやらせる。関本、藤本も行くし一緒にノックを受けたらええ。いい刺激になるやろ。」
赤松は平安高校、立命大時代に遊撃を守った経験があり、未知の領域ではない。29日に言い渡されたばかりだが、願ってもないチャンスだ。
赤松 「あくまで本命は外野です。でも、うまくなるために二塁もやります。その結果、うまくなれば、いいなと思います。」

辻本、投げ込み解禁 辻本に11月3日からの秋季練習での投げ込みが解禁されるようだ。
伊藤3軍育成リハビリコーチ 「毎日投げられるようになってきましたからね。教育リーグでも毎日ブルペンに入っていたし。自分から投げるという意思表示もできるようになりましたからね。100球をメドに。肩のスタミナをつけないといけませんから。」
シーズン終了報告 10月28日、岡田監督は阪神電鉄本社で手塚オーナーにシーズン終了の報告を行った。
岡田監督 「また一つ悔しい思いをし、来年の目標、宿題になった。新しいチームをつくって戦っていきたい。もう一度選手を鍛えて、もっと大きな夢をつかみたい。リーグ連覇へのポイントは金本や矢野を脅かす若手が必要。」
手塚オーナー 「1年間ファンを楽しませてくれて、この1年間よくやってくれた。この経験を踏まえて常勝チームをつくってほしい。」

また村上ファンドによる電鉄株大量取得の問題が球団に影響を与えたことを、手塚オーナーは岡田監督に謝罪の言葉を述べた。
手塚オーナー 「岡田監督には気の毒だったが、それにもめげずによくやってくれた。」
井川を慰留 岡田監督はポスティングシステムによる米大リーグ移籍を要望する井川に慰留に努める考えを明らかにした。
岡田監督 「現場としては来季も戦力として考えている。みんなが納得してくれる形でいかんと。FAの前にポスティングで行くと、球団も金もうけと思われる。FAは権利だから、仕方がない。まずは球団と本人の話を聞いてからやな。球団が話をせんと、ハナからアカンじゃだめ。しっかり話をせないかん。」
牧田球団社長 「契約更改の場で再び話をするが、今までと変わっていない。」
戦力補強ある 来季の戦力補強について岡田監督はリストアップしていることを示唆した。
岡田監督 「1つ、2つは考えている。投手は何人いてもいい。」
シリーズ分配金

日本シリーズの選手分配金は、勝ったロッテが9609万318円、敗れた阪神は6406万212円となった。
分配金をシリーズ出場有資格40選手で割ると1人当たりはロッテが約240万円、阪神が約160万円となる。また、球団への分配金はともに1億2732万123円と発表された。

ダーウィンが帰国 ダーウィンがパリ経由でベネズエラに帰国。
当初は解雇濃厚だった。
牧田球団社長 「残留の可能性は半々。」
ダーウィン 「コーチに色々教えてもらい、大きな進展になった。来年もここでプレーしたい。」
秋季キャンプは11月8日から 秋季キャンプは11月8日から、高知・安芸で始動する。
3外国人帰国 10月27日、ウィリアムス、シーツ、スペンサーがとともに関西国際空港発の便で帰国。
球団事務所で行われた会見で、藤川、久保田と米アリゾナ州で自主トレするプランを明かした。
ウィリアムス 「彼らにもアリゾナでやろうと、声を掛けるまでがぼくの仕事。あとは彼らが決めること。みんなでできればいいね。」
スペンサー、ダーウィンも
残留か
2年契約のウィリアムス、来季の契約延長が決まっているシーツに加え、スペンサー、ダーウィンも来季契約を結ぶ方針のようだ。
スペンサー 「いっぱい投手を見てきて、来年はもっと力を出せる。タイミングの取り方に苦労したけど、来季は2段モーションも制限されるんだろ? 来年に向けての青写真は出来ているんだ。楽しみにしている。向こうでは十分に長くプレーした。家族さえよければ、また戻ってきたい。阪神ではチームメイトもコーチもみんな好きだった。」
牧田球団社長 「最終決定はしていないが、性格がよくチームに溶け込んでいた。プラスに働いてくれたので、拒むところはない。」
矢野はFA残留へ 2度目のFA権を取得した矢野が、権利を行使したうえで残留する意向を明かした。
矢野 「せっかく取れた権利だから、使う。でも、球団と駆け引きするつもりはない。阪神を出るつもりはない。タイガースにはお世話になっているし、いい思いもたくさんさせてもらっている。悔しい思いをした。強いタイガースを作りたいし、自分もその中でやりたい。」
牧田球団社長 「残留?もちろんです。早急に話し合いをしたいです。」
中谷を楽天にトレード 10月27日、中谷仁捕手(26)を楽天に金銭トレードした。
中谷は1998年に智弁和歌山高からドラフト1位で入団し、8年目の今季は1軍出場なし。目の負傷などもあり、一軍出場は2002年の17試合にとどまった。
星野を2軍投手コーチ招へい OBで現野球評論家の星野伸之氏(39)を2軍投手コーチとして招へいするらしい。
岡田監督とはオリックス時代から選手として共にプレーし、気心は知れている。阪神では投球術を高く評価しており、引退後も若手選手からの人望が厚く、杉山、藤川、久保田らに続く若手投手の育成を期待することになる。
島野コーチ、退団濃厚 島野育夫総合コーチ(61)が健康面の不安を理由に退団することが濃厚となった。
今季も9月14日には左頸部(けいぶ)のできものを処置するためチームを離れたこともあった。自身の体調面の不安は解消されることはなく、優勝を区切りに退団を決意したとみられる。
球団としては2年契約の1年目ということもあり、2軍監督を含めた配置転換を提示し慰留に努める。
10/26 日本シリーズ
阪神 − ロッテ   4回戦
甲子園球場
観客47810人

ロッテ3−2阪神
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ロッテ
阪神
セラフィニ 1勝 0敗 0S
杉山 0勝 1敗 0S
小林雅 0勝 0敗 1S
本塁打
ロッテ 李3号
阪神
赤星
鳥谷
シーツ
金本
今岡
スペンサー
矢野
関本
杉山
ロッテ
西岡
福浦
サブロー
フランコ
今江
橋本
セラフィニ

ロッテは2回、李が2ラン。
4回、代わった能見から李が左中間適時二塁打。
阪神は6回、代わった小野から、今岡が中前適時打。続く代打桧山も右前適時打。
しかし1点差のまま試合終了。
シリーズ4連敗で、20年ぶりの日本一を逃した。

ロッテ日本一 バレンタイン監督 「春季キャンプからシーズンの最後の試合で勝利するという夢を持ってやってきた。それが実現できてうれしい。わたしのために力を尽くしてくれるチームが出来上がった。チームのみんなに感謝したい。」
MVP今江 最高殊勲選手 今江敏晃
敢闘選手 矢野輝弘
優秀選手 渡辺俊介、李スンヨプ、サブロー
阪神勢のコメント 岡田監督 「4試合を通して一度も先制点を奪えず、リードをできなかった。打撃の調子が上がらず悪循環になってしまった。ロッテの投手陣は良かった。来年に宿題をまた残してしまったが、足りない部分を克服していきたい。」
金本 「言い訳はしない。力がないだけ。」
今岡 「悔しいけど負けは負け。」
10/25 日本シリーズ
阪神 − ロッテ   3回戦
甲子園球場
観客47753人

ロッテ10−1阪神
1 2 3 4 5 6 7 8 9
ロッテ 10
阪神
小林宏 1勝 0敗 0S
下柳 0勝 1敗 0S
本塁打
ロッテ 福浦1号
阪神
赤星
鳥谷
シーツ
金本
今岡
桧山
矢野
関本
下柳
ロッテ
西岡
福浦
サブロー
べニー
里崎
今江
大塚
小林宏

ロッテは2回、サブローが二塁打、暴投で三進。ベニーが左犠飛を打ち上げ、先制。
阪神はその裏、関本の三ゴロの間に同点に追いついた。
ロッテは4回、堀、福浦が連打し、ベニー四球で満塁。里崎に遊ゴロの間に堀に勝ち越し。さらに今江も適時内野安打し、もう1点。
6回には藤川に交代。
そして7回、里崎が遊失で出塁、今江の右中間二塁打、代打フランコの四球で無死満塁。そして代打橋本が2点適時打。なおも無死一、三塁で、代わった桟原から西岡が中前適時打。堀の四球でなおも無死満塁。そして福浦が満塁ホームラン。
6安打1点で阪神がまたしても大敗。後がなくなった。3試合連続2けた得点はシリーズ史上初めて。

見ての通り 岡田監督 「見ての通り。得点もタイムリーじゃないし、もっとチャンスを作らないと。1年間をこういう形で終わっては何のためにやってきたのか分からない。あすは開き直ってやるしかない。」
バレンタイン監督
 「打線は各打者が自信を持って、よく集中できている。小林宏も腰に張りがあって不安だったが、素晴らしいガッツを見せた。あと一つ勝たなければ終わりにはならない。あすもベストを尽くして臨みたい。」
下柳、5回4安打3失点

先発下柳は、1−1の4回1死一、二塁の場面でベニーの1発を必要以上に警戒し、四球で満塁としてしまった。続く里崎が遊ゴロ併殺崩れの間に三塁走者が生還して勝ち越しを許し、なお2死一、三塁では今江が三塁手前の適時内野安打。
結局5回4安打で3失点。下柳は悔しさをあらわにした。

金本無安打

金本が3戦で10打数無安打。
この日も1回2死二塁の先制機で二ゴロ、6回2死三塁で一ゴロに倒れた。
岡田監督 「調子悪いなあ。本当に打ち取られている感じやもんな。甘い球もミスショットしている。」
金本 「打つしかない。」

藤川KO 2点リードされた6回から藤川を投入したが、7回につかまった。
無死満塁から代打橋本に中前適時打を浴びた。1死も取れず、直球で力負けした。
藤川 「必死になってやっているんだけど。」
ウィリアムス、久保田の登板はなかった。
岡田監督 「JFKの最初に投げるピッチャーがいかれるからな。」
矢野、悩んでも一緒 矢野 「悩んでも一緒。何とかするしかない。」
第4戦は杉山とセラフィニ 第4戦の先発は阪神が杉山、ロッテがセラフィニ。
甲子園練習 10月24日、千葉から移動後、甲子園でフリー打撃を中心に約2時間の練習を行った。
岡田監督
 「打線が心配という予感が当たってしまった。向こうのええところばっかり出た。シーズン中も連敗して戻ってくることがあったし、ここは自分の庭やから。1日空けば流れも変わる。」

2試合連続無安打の金本、今岡ら野手陣がフリー打撃などで入念に調整。金本は普段の倍の25分間ほど打ち込んだ。
金本 「状態が悪すぎたからね。」
今岡 「自分の力が出せていない。もうやるしかない。」
矢野 「このままでは終われない。」
岡田監督 「4番、5番が打たないとどうしようもない。流れを変えるのは打つ方じゃないか。」

下柳はキャッチボール、ランニングなど、軽めの内容で切り上げた。
岡田監督 「ことしはチームが負けた次の試合で下柳が勝ち、分岐点になっていた。踏ん張れば流れは来る。」
JFK準備OK

JFKの藤川、ウィリアムス、久保田は連敗で登板機会がなかった。本来は勝ちパターンの継投だが、劣勢に立たされているだけに今後は中盤で2、3点負けている展開でも出番がありそうだ。
藤川 「出たところで思い切ってやる。相手を寄せつけない抑え方をしたい。」
久保田 「心構えはできている。ロッテの勢いを止められるようにしたい。」

ロッテはナイター練習 ロッテはナイター練習で体を動かし、三塁側の室内では小林宏、セラフィニ、黒木、久保ら投手陣が打撃練習。コーチ陣が一、三塁線付近でボールの転がり具合の確認する場面も見られた。
第3戦は下柳と小林宏 日本シリーズは舞台を甲子園球場に移して行われる第3戦の先発は、阪神が下柳、ロッテが小林宏と発表された。
下柳 「何もないよ。」
久保投手コーチ 「井川も安藤も悪くはなかったが、ロッテの打者と波長が合ってしまっていた。下柳はかわすことができるピッチャー。なんとかしてもらいたいね。」
岡田監督
 「第3戦は先発の下柳がシーズン同様に踏ん張ってほしい。指名打者もないし、打線は少し変えるかもしれない。」

小林宏 「チームがいい流れできている。負けるわけにはいかない。傾斜が低いのが気になるけど問題ない。とにかくやるだけ。」
バレンタイン監督
 「甲子園で対戦できることを楽しみにしている。先発の小林宏にも楽しんでもらいたい。連勝はしたが、これで阪神がいいチームではないとは言えないと思う。指名打者制がないのは阪神も同じだ。」
記念植樹 赤星、鳥谷が甲子園球場での日本シリーズ開催を記念し、練習終了後に三塁側の植え込みにアオダモの植樹を行った。
10/23 日本シリーズ
ロッテ − 阪神   2回戦
千葉マリンスタジアム
観客28354人

ロッテ10−0阪神
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神
ロッテ × 10
渡辺俊 1勝 0敗 0S
安藤 0勝 1敗 0S
本塁打
ロッテ サブロー1号 フランコ1号 李2号
阪神
赤星
鳥谷
シーツ
金本
今岡
桧山
片岡
矢野
藤本
  安藤
ロッテ
西岡
塀内
里崎
サブロー
フランコ
ベニー
今江
橋本
  渡辺俊

ロッテは1回、西岡が右翼二塁打、塀内送りバントで1死三塁。2死からサブローの三ゴロを今岡が一塁へ送球ミス。ロッテが先制。
2回無死一、三塁から併殺の間に1点。
阪神は3回、先頭片岡、矢野が連打し無死一二塁。藤本が送りバント出来ず無得点。
6回には赤星が中前安打から二盗、鳥谷も左前安打して1死一、三塁。しかしシーツが二塁併殺打。
ロッテはその裏、サブローが左越え2ラン。フランコも右越えソロ。さらにベニーにも左翼二塁打し、安藤から江草に交代。しかし李が右越え2ラン。
8回、江草3度の暴投、今江の右前適時打、橋本の右翼適時三塁打で追加点。
そのまま、試合終了。
渡辺俊の前に阪神は0−10と完封負け。今シリーズ0勝2敗となった。
第3戦は25日午後6時15分から甲子園球場で行われる。

4安打零封負け 岡田監督 「ヒット4本か。全然スイングさせてもらってないわな。打者は自分の調子が悪い。」
金本 「言い訳できん。もう2戦目だから。」
江草が暴投記録

シリーズ初登板の江草が暴投を3つ続け、不名誉な記録を塗り替えた。
8回無死一塁、打者ベニーの場面で、捕手の手前でワンバウンドする暴投を3つ続け走者を生還させてしまった。過去の暴投記録は1試合2個、1イニングも2個でともにワーストを更新した。
江草 「内容うんぬんじゃなく、点を取られては駄目です。」

赤星が初盗塁

赤星が6回にシリーズ初の盗塁を決めた。
しかし本塁生還はならなかった。チームも大敗。
赤星 「甲子園に場所が変わるので頑張ります。」

10/22 日本シリーズ
ロッテ − 阪神   1回戦
千葉マリンスタジアム
観客28333人

ロッテ10−1阪神

濃霧コールド負け
  1 2 3 4 5 6 7
阪神
ロッテ 10
清水 1勝 0敗 0S
井川 0勝 1敗 0S
本塁打
ロッテ 今江1号 李1号 里崎1号 ベニー1号
阪神
赤星
鳥谷
シーツ
金本
今岡
桧山
片岡
矢野
藤本
  井川
ロッテ
西岡
今江
福浦
サブロー
里崎
フランコ
ベニー
渡辺正
  清水

日本シリーズの初戦。
阪神は初回、先頭赤星が四球、シーツが左前安打でつないだが、金本が遊撃併殺打。
ロッテはその裏、今江が左越えソロ本塁打。
阪神は5回、桧山が中前安打、矢野が右前安打して1死一、三塁。ここで藤本が左犠飛。
ロッテはその裏、渡辺正、西岡が安打し、今江が右翼フェンス直撃の適時二塁打。なおも1死二、三塁でサブローが左翼フェンス直撃の2点適時打。
6回には李が右越えソロ本塁打。
7回、井川に代わった橋本から今江、福浦が連打。そして里崎が左越え3ラン。なおもベニーが左越え本塁打。
ここで立ちこめていた霧が濃さを増し、7回裏終了時点でシリーズ史上初の濃霧コールドゲームとなった。

ロッテ大勝 ロッテの今江はシリーズタイ記録の4安打をマーク、打線は毎回の15安打で10点を奪った。先発の清水は7回1失点。
バレンタイン監督 「9回までできなかったのは残念だが、素晴らしい打撃ができ、清水も素晴らしい投球でいい勝利を挙げられた。われわれの持てる力をあらゆる場面で出せた。まだ7戦まで続く試合のうちの一つ。」
井川、5回に崩れた 打線は5安打に抑えられ、井川は6回で9三振こそ奪ったが10安打5失点。
岡田監督
 「最初のストライクを見送っていて打つ方が心配していた通りになった。バットが出なかった。井川は5回に先頭の9番を出したのが痛かった。終わり方がすっきりしなかったけど、あしたは引きずらないようになんとか先制点を取りたい。」
矢野 「ここぞという時の勢いは強いと感じた。」

1−1に追いついた直後の5回、先頭の渡辺正に左前打されて、井川は崩れた。
岡田監督 「あれが痛かった。5回に先頭の9番打者を出したのがなあ。きょうはしゃあない。」
第2戦は安藤 第2戦の先発投手は、ロッテが渡辺俊、阪神が安藤と発表された。
予告先発、清水と井川

10月21日、日本シリーズの監督会議が千葉マリンスタジアム内の会議室で行われた。
予告先発を行うことで両監督が合意し、第1戦はロッテは清水、阪神は井川と発表された。
バッテリーの打ち合わせ回数に関しては、シーズン中は延長戦に入った場合は1度とされていたが、シリーズは延長打ち切りが15回になるため、岡田監督の提案で3イニングごとに1度と変更された。
岡田監督 「2年前の苦い思い出もあるし、もう一度ファンと大きな喜びを分かち合いたい。予告先発はチームの戦略とか、打順とかこちらにもプラスはある。1戦目の先発は1年の総決算なので、迷わず井川に決めた。6、7戦目のことを考える余裕はない。一戦ずつ戦うだけ。」
バレンタイン監督 「今は究極の楽しさを味わえる時期だ。阪神は素晴らしいチームだが、ウチも準備をしてきた。試合の鍵はやってみないと分からない。清水は開幕投手も務めた投手。いい投球をしてほしい。」

最終調整 両チームは千葉マリンスタジアムで調整した。
ロッテは2時間半ほど全体練習。投手陣はバント練習。
サブロー 「プレーオフと比べて硬さはない。」
バレンタイン監督 「チームはとてもいい状態。」

阪神は肌寒さを感じる午後6時前から約2時間、ナイター練習でいつもと変わらず、投内連係などのメニューをこなした。
井川も軽快な動きを見せた。金本は防寒着を着込んで練習に参加し、フリー打撃で汗を流した後はベンチ裏で素振りを行った。
金本 「予想より寒かった。予告先発はイメージしやすい。寝る前に素振りできるし、相手の夢を見ながら寝られるからね。前の日が違うよ。」
岡田監督 「早く試合をやりたい。」
MEP賞に今岡

セ・リーグは今年の年間最優秀JCB・MEP賞に今岡誠内野手を選出した。
同賞は各試合で「その試合を最もわかせた選手」を公式記録員が選出し、受賞回数を累計してシーズンの最優秀賞を決めた。今岡と金本外野手が最多の13回で並んだが、印象度による付加得点で今岡が上回った。賞金500万円が贈られる。
他球団のトップは中日が福留、横浜が三浦、ヤクルトが青木、巨人が阿部、広島は新井だった。

ナインは千葉入り 10月20日、井川、福原、安藤、杉山の先発4投手が甲子園で練習。ランニングを中心にした軽いメニューだった。
井川がブルペンで約60球を投げ込んだ。
中西投手コーチ 「ロッテの打者をイメージしながら、実戦形式で約60球。調子はいいですよ。球に力があるし期待していい。」
岡田監督 「ピッチャーは心配ないがやっぱり打つ方がな。」

岡田監督らナインは夕方、空路上京し、千葉市内の宿舎に入った。
ロッテは全体練習 ロッテは午後から千葉で全体練習。リラックスムードの中、アップや打撃練習で体をほぐし、先発投手はバント練習もこなした。
右腕の清水がブルペンで約90球の投球。調整過程から清水が第1戦に先発し、渡辺俊は第2戦に回ると見られる。
この日は黒木がシート打撃に登板し、打者21人に被安打5とまずまずの内容。
バレンタイン監督 「きょう投げてリズムを取り戻せたと思う。変化球がとても良かった。」
シリーズ出場有資格者 プロ野球日本シリーズの出場有資格者各40選手が発表された。各試合とも、出場できるのは1チーム25人まで。

阪神
投手・・・中村泰、能見、安藤、杉山、吉野、藤川、前川、江草、福原、井川、久保田、橋本、牧野、桟原、下柳、ウィリアムス、ダーウィン
捕手・・・野口、浅井、矢野、狩野
内野手・・・秀太、鳥谷、関本、シーツ、前田、今岡、片岡、藤本、久慈、喜田
外野手・・・中村豊、金本、桧山、浜中、林、スペンサー、町田、赤松、赤星

ロッテ
投手・・・神田、藤田、小宮山、久保、清水、薮田、加藤、小野、小林雅、渡辺俊、小林宏、セラフィニ、高木、黒木
捕手・・・里崎、橋本、田中雅、辻
内野手・・・小坂、フランコ、堀、初芝、西岡、今江、福浦、李承ヨプ、渡辺正、塀内、林、早坂
外野手・・・代田、諸積、サブロー、大松、大塚、竹原、垣内、パスクチ、井上、ベニー
優勝記念はがき

日本郵政公社近畿支社は阪神のリーグ優勝を記念するはがきセット「阪神タイガースVICTORY!2005」の発売を始めた。
14枚のはがきが「阪神タイガース 優勝おめでとう!」と大書された紙ケースに入っている。980円。近畿圏で計40万セットの限定。
大阪府や兵庫県の郵便局で20日から、京都、滋賀、奈良、和歌山各府県では28日から発売。一部はコンビニでも販売し、通信販売も受け付ける。

企業価値向上策概要を発表

阪神電鉄は村上ファンドが求めている企業価値向上策の概要を発表した。
タイガースの株式上場にあらためて反対する考えを強調。上場の是非を問うファン投票の実施については、22日に開幕する日本シリーズの終了後に見解を示すとした。
企業価値向上策では、タイガースグッズの販売や、商標権から派生するコンテンツ事業の拡大などを通じてタイガースのブランド価値を維持・向上させると強調した。

バッテリーミーティング 10月19日、バッテリーを対象にして、ロッテ打線に対応するためのミーティングを開いた。
安藤 「聞いて、イメージがわいてきた。西岡は出すとやっかい。」
ウィリアムス 「予想していた以上にいい情報をたくさんもらえた。」
矢野 「ロッテは怖いというより、つなぐチーム。1番を塁に出したくない。投手の気持ちがそっちに行ってしまうから。」
岡田監督 「3番で打点を挙げてることが多いし、まずは1番を出さんことやな。ヒットを打たれるより、四球とかで塁に出さないのが一番や。」
合宿打ち上げ 甲子園で行っていた合宿を打ち上げた。
この日は投手と内野手の連係プレーや、フリー打撃など2時間半にわたって練習。シートノックとフリー打撃という普段通りのメニュー。
金本 「油断しないことが大事。いっぱいやることはある。ぶっつけや。」
今岡 「いよいよという感じ。後は気持ちを入れるというか、スイッチをオンにするだけ。」

20日に千葉に移動する予定。
ロッテも練習開始 ロッテは千葉マリンスタジアムで日本シリーズに向けた練習を開始。自主練習だったが、主力選手の多くが参加した。
投手陣では黒木がバント練習や走塁練習を行うなど、指名打者制が採用されない甲子園球場の試合に備えた。
バレンタイン監督 「阪神はうちと似ているチーム。パワーのある外国人選手に頼らず、試合を勝つスタイルだ。素晴らしい日本選手が多く在籍し、力を発揮している。」
第1ステージで右太ももを痛めた小坂、17日に腰を痛めた堀について。
バレンタイン監督 「順調に回復している。2人がいないとしても、いい野球ができる。」
手塚オーナー、千葉まで
応援に行く予定

手塚オーナーは甲子園での第3−5戦は観戦するが、日本一にあと1勝とした場合は、第6−7戦が行われる千葉まで応援に行く予定を明らかにした。
手塚オーナー 「ファンのためにも、ぜひ日本一を勝ち取ってほしい。ロッテは非常にいいチーム。日本シリーズもいい試合になることを期待している。」

ローズ獲得の方針か 星野SDと牧田球団社長が会談し、巨人退団が濃厚なタフィ・ローズ外野手(37)獲得の球団方針を確認したようだ。
牧田球団社長 「星野SDと補強の方向性について話し合いました。中身については申し上げられませんが。」
葛西、医療ミスに勝訴

葛西2軍投手コーチと妻が、兵庫県西宮市立中央病院の医療ミスで生後8カ月だった二男が死亡したとして、市などに損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷は、市側の上告を棄却する決定をした。
両親側敗訴の1審判決を変更し、約5200万円の賠償を命じた2審大阪高裁判決が確定する。
2審判決によると、二男は97年1月、鼻水が出るなどして同病院で受診。高熱が出たため入院したが、呼吸困難やぜんそくなどの症状が悪化し、翌月に死亡した。2審判決は「死亡する前日から呼吸状態が悪化して意識レベルが低下していたのに、必要な措置を怠った」と医師の注意義務違反を認めた。

合宿2日目 10月18日、甲子園合宿2日目の阪神ナインに日本シリーズへ向けた緊張感が高まってきた。
矢野 「西岡を出すとやっかい。いやらしい点の取り方をする。」
岡田監督 「5、6回までリードしていればという似たチーム同士。気持ちが高ぶってくるのは向こうに行ってからだな。6回までにどちらが1点を上回っているか。3、4点勝負やろ。ロッテは一発勝負を7回もやってきた。こっちが感覚を取り戻せるかが心配。ソフトバンクを見てもな。」
JFKがシート打撃登板 藤川、ウィリアムス、久保田のJFKが主力打者を相手にシート打撃に登板し、打者15人をわずか1安打に抑えた。
藤川は金本、今岡ら主力打者5人をピシャリ。
藤川 「状態は徐々に良くなってきている。気持ちは盛り上がってきていますよ。」
ウィリアムスは右打者5人に無安打1四球。
ウィリアムス 「いい練習になった。3週間待ったので、楽しみ。ロッテは足を使ってくるという印象があるが、準備はできている。」
久保田も1安打と順調な調整を見せた。
仮想・渡辺俊介 今岡の打撃練習の際に、岡田監督から声を掛けられて打撃投手が「仮想・渡辺俊介」に下手投げを始めた。
今岡 「相手も決まり、イメージを持って練習ができる。」
鳥谷らも打席に立って目を慣らした。
バレンタイン、これから準備 ロッテ・バレンタイン監督は、寝不足気味。
バレンタイン監督 「できる限りの準備をしたい。これから2、3日かけて阪神のことをよく知ろうと思う。」
予告先発に前向き 日本シリーズでは採用されていない予告先発に、阪神、ロッテ両監督が前向きな姿勢を示した。
バレンタイン監督 「ファンのためには予告先発があった方がいい。チームにとって有利不利はないと思うよ。阪神がいいなら、やってもいい。」
岡田監督 「どっちでもええよ。おれはこだわってない。こっちはええけどな。まあ監督会議までに考えておくわ。向こうが知りたいんやろ。こっちが損かも分からんな。」
開幕前日の監督会議まで検討することになった。
昨年は西武の伊東監督が実施を提案したが、中日の落合監督がはねつけ、実現しなかった。
藪、来季未定 米大リーグのアスレチックスは、藪恵壹投手と来季は契約しないと発表した。
来季の契約については球団側に選択権があり、それを行使しないという。今後は、日米を含め、新たに契約先を探すことになる。
すべて救援で40試合に登板し、成績は4勝1セーブ、防御率4.50だった。
村上ファンドと協議開催

阪神電鉄と同社筆頭株主の村上ファンドが実務者レベルの協議を開催した。
阪神グループの企業価値向上へ具体策を練るのが目的。優良不動産の有効活用法が主要議題の一つ。プロ野球阪神タイガース上場に関し、ファンや有識者らの考えをどのような形で聞くかも議題となる見通し。

相手はロッテ 10月17日、パ・リーグは福岡ヤフー・ジャパンドームでプレーオフ第2ステージ第5戦が行われ、千葉ロッテマリーンズが3―2で福岡ソフトバンクホークスを破り、3勝2敗で31年ぶりの優勝を決めた。
22日から始まる日本シリーズは、第1、2、6、7戦は千葉マリンスタジアム、第3、4、5戦は甲子園で対戦する。
岡田監督 「ロッテはピッチャーがしっかりしているし、しつこい野球をやる印象がある。ソフトバンクが敗れたのは複雑だけど、ここまできたら相手はどこでも一緒。頑張るしかない。」
甲子園で3日間の合宿 日本シリーズに備えて甲子園で3日間の合宿を開始した。
午前11時からシート打撃。金本らレギュラー組の9人は橋本、江草を相手に18打席無安打。
岡田監督 「前に飛ばんかったな。橋本が良かった。」
下柳、杉山が調整登板 下柳がフェニックス・リーグの日本ハム戦で調整登板し、3回を1安打無失点に抑えた。
下柳 「久々のゲーム?良かったよ。こっちに来て良かった。」
杉山は5回を無得点に抑えた。
主力がフェニックス・リーグに参戦 10月16日、阪神の主力は日本シリーズに備えて宮崎のフェニックス・リーグに参戦し、ヤクルトと対戦。
岡田監督が見守る中、浜中、林がアーチを競演、2安打の活躍。
ロッテ・立野スコアラー 「きょうの中では浜中。先発で出てこられると嫌。」
井川、安藤、福原ら先発陣が登板。井川は3回を1安打無失点。だが立ち上がりに不安を見せ、1回は1死から2者連続四球。変化球が抜けて、計30球を投じた。試合後は無言を貫いた。
矢野 「状態はよくなってきている。これから気持ちも高まっていくだろうし、心配していない。」
久保投手コーチ 「試合で投げたことが収穫。」

岡田監督は日本シリーズ第1戦の先発に井川を起用する考えだ。
岡田監督 「初戦は井川? そらそうよ。調子うんぬんより、トータルでつかむもの。きょうのマウンドは関係なく、もう決めてるんや。」
安藤は3回を2安打無失点。
安藤 「シリーズに最高の状態にもっていければいい。」
福原は2回5失点だった。
教育リーグ滞在延長 10月15日、宮崎で行われている教育リーグの湘南戦が雨で中止となり、出場予定だった井川、赤星、浜中、藤本、関本、鳥谷らが、室内練習場で軽めの練習を行った。
岡田監督は視察に訪れたが、あいにくの天候に残念そう。井川は16日のヤクルト戦に登板がずれ込むことになった。赤星ら1軍野手陣も1日滞在を延ばし、ヤクルト戦に出場してから宮崎を離れる予定。
観客動員、阪神がトップ セ・リーグは観客動員数を発表し、阪神が313万2224人(1試合平均4万2907人)を集め、巨人の292万2093人(同4万29人)を抑えて初のトップとなった。
また平均試合時間も発表され、昨年より4分短い3時間16分だった。
岡田監督が最優秀監督賞 セ・リーグは最優秀監督賞や特別表彰などを発表し、最優秀監督賞は岡田監督が選ばれた。
会長特別賞は青木(ヤクルト)と佐々木(横浜)、野村(広島)の3人。スピードアップ賞は荒木(中日)の受賞が決まった。
岡田監督は1リーグ理想 岡田監督が1リーグ制を理想とする私見を述べた。
岡田監督 「前から言うてるように、減らさんと成り立たへん。1リーグじゃないとできへんわな。表面上だけでやってるから、1年でこんなことになったんや。自分のところだけではしんどい球団が、いくつもあるわけやから。オレが選手会長をやってるころから、8球団にする話が出てた。」
牧田球団社長 「経営レベルとチームとは違う。そういう意味では個人的な感想だろうと思う。球団としてはそんなことはあり得ない。」
セ・リーグ全日程終了 10月14日、セ・リーグは今季の全日程を終了した。
順位は阪神、中日、横浜、ヤクルト、巨人、広島。
個人タイトルの打撃部門は新井(広島)が43本塁打で本塁打王。史上2人目のシーズン200安打を達成したプロ2年目の青木(ヤクルト)が202安打を放ち、打率3割4分4厘で初の首位打者。今岡(阪神)は147打点で初の打点王となり、赤星(阪神)は5年連続盗塁王。投手部門は15勝した下柳(阪神)黒田(広島)がともに初の最多勝。下柳は1988年の伊東(ヤクルト)以来となる規定投球回未満での最多勝。三浦(横浜)は最優秀防御率と最多奪三振の2冠獲得。最多セーブは岩瀬(中日)で、46セーブはプロ野球新記録。今季80試合に登板し、シーズン最多登板のプロ野球記録を更新した藤川(阪神)は53ホールドポイントで最優秀中継ぎに輝いた。 
オリックスとの球団統合否定 牧田球団社長は一部で報じられたオリックスと球団統合の可能性について話した。
牧田球団社長 「あり得ないというしかない。われわれとしたら何の根拠もない。球界再編の動きが再燃? これまでと変わっていない。」
手塚オーナー 「統合の可能性については、全く考えられないことです。」
オリックスの小泉球団社長 「うちは関係ない。2年目もスタートし、新監督でいいチームを作っていこうとしているところだ。」
岡田監督と矢野が偵察

10月13日、岡田監督と矢野がヤフードームで行われたパ・リーグのプレーオフ第2ステージ、ソフトバンク−ロッテ第2戦を偵察した。
岡田監督 「ロッテ投手陣は交流戦とは攻め方も配球パターンも違った。」
選手では矢野ただ一人だけが観戦した。
矢野 「派手さはソフトバンクだが、ロッテの方がつなぎがうまい。作戦の立て方も、いろんな打順からできる。」
岡田監督は14日に宮崎入りし、教育リーグに参加している主力選手の調整ぶりを視察する。

球団社長と岡田監督が会談

牧田球団社長と岡田監督が甲子園でのチーム練習前に会談した。
村上ファンド問題も話題に上った。
岡田監督 「ちょっとな。かかわらんようにせんと。」
牧田球団社長 「雑談レベル。経過説明などの話はしていない。」

下柳が寝違え

下柳が首の右側を寝違えて痛め、甲子園での練習は軽めの別メニューで調整した。
マッサージなどを受け、14日以降の練習参加は様子を見てから決める。17日の宮崎での教育リーグ、日本ハム戦の調整登板は行う見通し。

優勝旅行はハワイ 2年ぶりのリーグ制覇を記念したチームの優勝旅行の行き先はハワイに決まった。
また、ハワイで岡田監督や選手らと懇親できるファン旅行も行われる。定員は630人。
球団社長、シリーズに集中 10月12日、牧田球団社長と親会社である阪神電鉄経営陣は電鉄本社で村上ファンドから提案のあったファン投票について検討する会議を開き、球団社長はトップ会談の内容について説明を受けた。
牧田球団社長 「電鉄役員から前日の報告を受けた。本社が決め、本社が考えること。私どもの関知するところではない。報告を受けた以上、日本シリーズの方に集中しようと思う。投票については特に話はしていない。」
岡田監督はソフトバンク希望 岡田監督が20年ぶりの日本一達成となれば、阪神では選手、監督の両方で日本一を経験した初の野球人となる。
岡田監督 「対戦相手が決まらないことには、どうしようもない。だが2年前の借りを返すとかじゃなく、ソフトバンクに出てきてほしい。」
プレーオフ第2ステージ偵察

阪神のコーチ、スコアラーがパ・リーグのプレーオフ第2ステージ、ソフトバンク―ロッテ第1戦(ヤフードーム)を偵察した。
嶋田バッテリーコーチ 「打者にはそれぞれ傾向が出ていたし、参考にはなった。つながりはロッテの方があるかな。」
久保投手コーチ 「まだ何とも言えない。」

村上氏とトップ会談

10月11日阪神電気鉄道の西川社長と、筆頭株主の村上ファンド率いる村上氏の初めてのトップ会談が非公開で一時間半開かれた。
村上氏はファン投票の方法について、インターネットや公式ファンクラブを通す案を示した。
村上氏 「ファンや球団に心配を掛けたことをおわびします。村上タイガースなんてあり得るはずがない。私は野球好きで、30年前のタイガースの打順も言える。甲子園球場はツタの絡まる外観が好き。ファンの賛同が得られなければ、プロ野球阪神タイガースの上場の要求を取り下げることもあり得る。ファン投票で意見を聞くべきだ。」
西川社長 「電鉄本社で意思決定するまで何も言えない。双方が理解できる第一歩になった。タイガースを完全子会社として保持し、経営の自由度を確保することが企業価値を高めるために必要だ。個々のことをこれから話しに来られるだろう。ファンの声をどのような形で聞くか、勉強したい。ファンに一番近いのは球団。ファンの声を聞く方法はいろいろ考えられる。その辺を含めて、あす電鉄に行って話し合う。」

これまで村上氏は上場を強く主張していたが、ファンの反発や、上場を拒否する阪神の立場を考慮したとみられる。
また村上氏はファンの支持を前提として上場する場合、野球協約をクリアするため、球団の持ち株会社を設立し、球団の代わりに上場させるアイデアも披露した。
村上氏 「抜け道かもしれないが、上場させることはできるのではないか。」

保有率が上昇 村上ファンドの阪神電気鉄道株の保有率が、38・13%から39・77%になったことが、関東財務局に提出した株式大量保有報告書で分かった。
星野SDの反応 星野SDは、今月7日に村上氏と東京都内で会談したことを認め、球団の持ち株会社を設立するアイデアなどの説明を受けていた。その際、野球協約上は株式上場が困難なことや、協約の改正にはオーナー会議の承認が必要なことを指摘したらしい。
星野SD 「本当にタイガースを愛しているのなら、電鉄株を取得するという形での提案はあり得ない。ファン投票は絶対に反対が多いと思う。タイガースはファンのもの。ファンから球団が預かっているという感覚でいいと思う。」
牧田球団社長 「ファン投票は現場に密着している球団が対応することになる。」
岡田監督の反応 阪神ナインはこの日、甲子園球場で練習。
村上氏が岡田彰布監督との会談を求めたことについて。
岡田監督 「そういう時期やないやろ。現場がどうこう言う問題ではない。選手への影響? そらないわ。野球をやるだけ。」
優勝パレード実行予定 大阪府や大阪市、関西経済連合会などでつくる「阪神タイガース優勝パレード実行委員会」は、阪神のパレードを11月6日に大阪市のメーンストリート御堂筋で行うと発表した。
午前10時15分に大阪市役所前をスタートし、長堀通の新橋交差点まで約2キロの道のりを1時間の予定でパレードする。雨天決行。岡田彰布監督や選手が3台の車に分乗。実施方法や費用などについて、今後関係者で協議する。
2年前の優勝時とコース、距離は同じになる予定。実行委員会は前回並みの約40万人の人出を見込んでいる。
練習再開 10月9日、阪神が3日間の休養を挟んで、日本シリーズへ向け、甲子園球場で練習を再開した。
選手はリフレッシュした様子で、投手陣はキャッチボールや遠投、野手陣は打撃練習で2時間、軽めに汗を流した。
問題は対戦相手が直前まで決まらないこと。
赤星 「交流戦もやっているし焦る必要はない。相手がどこでも、まずは自分たちの調整が大事。いい状態で日本シリーズに入りたい。」
今岡 「体はできているからね。どこが出てくるか分からないので相手のことを考えても一緒。22日へ体も心もベストに持ってゆく。」

岡田監督 「まだ相手も決まらんし、これから3日間はこういう形になる。」

と、2週間後にピークが来るよう徐々にペースを上げていく考えだ。
井川、安藤ら先発陣は10日から始まる教育リーグに15日から参加予定。野手も赤星、藤本、鳥谷らが13日前後から出場を予定している。甲子園居残り組は、実戦形式の打撃練習などで試合感覚を取り戻す。
岡田監督は12日からのパ・リーグ、プレーオフ第2ステージ(ヤフードーム)の視察を行う予定。
御堂筋パレードに六甲おろし

御堂筋で「御堂筋パレード2005」が行われ、22カ国から16団体を含む85団体が参加。
そして「阪神タイガース私設応援団」が登場すると六甲おろしが大路に響き、沿道に集まった家族連れや若者たちから阪神の2年ぶりセ・リーグ優勝を祝って、万歳や拍手が起きた。

ファーム日本選手権
ロッテに敗戦
10月8日、阪神2軍はファーム日本選手権でロッテと対戦し、5−7で敗れた。
しかし視察に訪れた岡田監督の前で喜田と林が本塁打を放ち、優秀選手賞を獲得した。
岡田監督 「喜田も林も本塁打を打っていたな。」
星野SDと村上世彰氏が
極秘会談
星野SDと村上世彰氏が7日夜、都内で極秘会談していた事実を、複数の関係者が認めた。
会談内容はトップシークレットとなっているが、11日に行われる西川社長と村上氏のトップ交渉に向け、話し合いの下地は出来たとの見方が強まっている。また根来コミッショナーは村上ファンドの動きに不快感を示すとともに、球団上場阻止に動く構えを見せた。
ブラウンが帰国 10月7日、ブラウン投手が米国に帰国した。
日本シリーズの登板予定はなく、このまま退団となる見込み。今季11試合で4勝1敗、防御率5.18だった。
優勝記念セール140万人 阪神百貨店は阪神タイガースのセ・リーグ優勝記念セール中の入店客数が、7日間で約140万人に達したと発表した。
1日当たりの客数は約20万人で、03年の約21万人に匹敵する盛況ぶりだった。03年のセールの1日当たり売上高は前年比約5億円増で、今回の増加は4億円余りだった。
阪神百貨店広報課 「シーズン終盤にチームの勢いが一段と増したことで、セールは予想より盛り上がった。」
紳士・婦人服や食料品など主要部門がいずれもよく売れ、タイガースショップの売上高は前年同期の約三十二倍。連日、開店直後から入場制限する混雑ぶりだった。
オーナー会議で報告へ

牧田球団社長は村上ファンド問題について、11月4日のプロ野球オーナー会議で報告する考えを明らかにした。
牧田球団社長 「まだ1カ月先だが、報告する必要があると思う。どういう内容になるか、まとめて準備するつもりだ。」

牧田球団社長、
オーナーに報告
10月6日、牧田球団社長は阪神電鉄本社を訪問。村上ファンドが提案する球団の株式上場案について手塚昌利オーナーに報告、本社の縄田和良専務からは村上ファンドの球団に対する要望について説明を受けた。
牧田球団社長 「野球協約ではかなり厳しい。実務上、対応しきれない。村上ファンドからは株主優待などファンサービス面での提案はあったが、球団人事に関する要望はなかった。」
日本プロ野球協約第28条では株主構成の届け出の義務付けや外国資本の制限を定めており、球団の株式上場やそれに伴う株主の大幅な変更は想定していない。さらに球団保有者の変更についても第31条で「実行委員会、オーナー会議の承認を得なければならない」と厳しい手続きが規定されている。
村上氏とトップ会談へ

阪神電鉄の西川社長が来週に、筆頭株主となった村上ファンド率いる村上世彰氏とトップ会談する。
村上氏に対して阪神電鉄側が不動産の有効活用を含む企業価値の向上策を提示する。
阪神電鉄は、大阪・梅田の一等地にある商業施設といった優良な不動産を、売却などで収益につなげる案を検討している。村上ファンドが要求した阪神タイガースの株式上場についても、全面拒否するのではなく、今後の検討課題とする見込みだ。
村上ファンド 「対立・敵対しているわけではない。」

10/5
阪神 − 横浜 戦  22回戦
甲子園球場
観客47284人

阪神3−2横浜
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
横浜
阪神 1X
下柳 15勝 3敗 0S
加藤 4勝 6敗 0S
本塁打
阪神 鳥谷8・9号
阪神
赤星
鳥谷
シーツ
金本
今岡
桧山
矢野
藤本
下柳
横浜
石井
小池
金城
佐伯
多村