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貯金10の攻防編
阪神 3−2 横浜
5月30日18時 甲子園球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
横浜 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 2
阪神 2 0 0 0 0 0 0 0 0 1X 3
横浜 三浦、木塚
阪神 谷中、橋本、伊藤、福原、金沢
勝ち投手  金沢3勝
負け投手  木塚1勝1敗
本塁打 (神)浜中8号ソロ、アリアス16号ソロ 
サヨナラ勝ち 先発は阪神・谷中、横浜・三浦。
阪神は初回、二死から浜中が左翼席へ8号ソロを放ち、続くアリアスも左中間へ16号ソロを放り込み2点を先制した。
横浜は4回、佐伯、種田の安打で二死一、二塁とし、ロドリゲスの中前打で1点を返した。
そして8回、4番手の福原は先頭の石井琢に左翼線二塁打され、金城に死球、佐伯が送り一死二、三塁。さらにグランの中犠飛で同点に追い付かれた。
横浜・三浦は尻上がりに調子を上げ、9回まで投げて11三振を奪う力投。
試合は阪神今季4試合目の延長戦に突入した。
延長10回、阪神は二死から今岡が左前打、斉藤が右前打して一、三塁。浜中敬遠で満塁のチャンスとなり、ここでアリアスが粘って三塁線を破る左前打でサヨナラ勝ちした。

阪神は首位の座キープ、貯金も10とした。阪神5番手の金沢に3勝目がついた。
星野監督 「5月に入って本来の阪神になってきてたけど、きょうは二死からでしょ。“粘りが出た阪神”だったと思う。三浦は今季ついてないから負けるとは思っていなかった。千葉に行く前にサヨナラという最高の形で勝ててよかった。」
アリアス、サヨナラ打

劇的なサヨナラ劇だった。2―2の10回裏、この回二死から木塚を攻め今岡、斉藤の連打で一、三塁。続く浜中は四球で満塁となり、4番アリアスが三塁線を破る安打を放ち決勝点を奪った。
アリアスは、バンザイしながら一塁ベースへ向かい、一塁ベンチからナインが歓喜の声を張り上げながら飛び出し、もみくちゃになった。
アリアス 「とにかくヒットを打つことを考えていた。ストライクが来たら、強く叩こうとね。気持ちよかった。でも、一番いいのはチームが勝ったことだよ。」
お立ち台で“ジョージ・コール”を体いっぱいに受けた。そして最後ファンに一言。
アリアス 「阪神タイガース!NEVER NEVER NEVER SURRENDER!」
星野監督 「高めの球はダメだと思ったが、低めだったからなんとかサバいてくれたね。アリアスはだんだん合ってきてたから、何とかやってくれると期待していた。」

浜中、アリアス、先制のアベック弾

田淵打撃コーチ 「浜中はこのまま3番で使い続けていくのがチームにとっても将来にとってもプラスとなると思う。片岡が帰ってきたら2番を打たせてはどうか。そうなると攻撃型オーダーになるな。」
この日、相手はエース三浦だった。初回、二死走者なしから3番浜中の打球は高々とレフトへ2試合連続の先制8号ソロを放った。
一塁ベースを蹴った浜中は、スタンドインを確認すると両手をたたいた。
浜中 「内角低めのストレート。いい投手だけに早い回に点をとり、主導権を握りたかった。そのためには、まず出塁しようと思った。無駄な力なく、スムーズにバットが抜けました。1打席目から最高の打撃ができました。」
続く4番アリアスも左中間へ放り込んだ。セ・リーグ単独トップの16号ソロで2点目だ。
アリアス 「外角へのスライダー。勢いを付けるためにも続こうと思った。1点でも多く点をとり、有利な試合展開に進めたかったよ。」
浜中、アリアスのアベック弾は今季3度目。3番打者、4番打者としては初めてだ。

金沢、3勝目 金沢は9、10回を無失点で切り抜けて3勝目だ。
金沢 「0点に抑えようと思い切りいった。自分の仕事ができてうれしい。」
セ・リーグ公示(5/30) 出場選手登録・・・・カツノリ捕手
同抹消・・・・・・・・・吉本亮捕手(再登録は6月9日以降)
吉本、交通事故で3日間安静

30日午後0時35分ごろ、兵庫県西宮市上大市5丁目の県道交差点で、吉本捕手の乗用車が反対車線に飛び出し、対向の乗用車に接触、道路右側ののり面で約1メートル下に横転した。吉本捕手は頚椎ねんざの軽傷。
西宮署の調べでは、吉本捕手は前の車が減速したのに気付くのが遅れ、追突を避けようとハンドルを切ったため反対車線に飛び出したとみられる。接触した対向車の男性にけがはなかった。
吉本捕手は試合のある甲子園球場へ向かう途中だった。
球団によると、3日間の自宅安静が必要で、急きょ出場選手登録を抹消した。

中日・伊藤代表が謝罪に訪問 5月30日、26日ナゴヤドームの中日−阪神戦での小競り合いをめぐり、試合後、中日職員が阪神のバスに乗り込んで星野監督に抗議した問題で、中日の伊藤一正代表が甲子園球場を訪れ、同監督と野崎勝義社長に謝罪した。
中日側は既に職員の非を認め、電話で阪神に謝罪している。
中日・伊藤代表 「やはり直接来た方がいいと思った。職員には厳重に注意した。」
阪神・野崎社長 「もう済んだ話。わざわざ来ていただいて恐縮している。」
タイガース定期は1500億円 尼崎信用金庫の「がんばれ阪神タイガース定期預金 勝星77」はなんと1500億円を突破する見込みだ。その尼崎信用金庫の幹部が5月30日、星野監督を表敬訪問するため、甲子園球場を訪れた。そして感謝の意味を込めて150万円を「あしなが育英会」へ寄付した。
同定期は阪神がリーグ優勝すると金利が預け入れ時の店頭表示利率の7・7倍。阪神が2位か3位でも金利は2倍になる。募集は31日で締め切る予定。
28日時点での預金総額は約1480億円、預金件数は約12万件で、最終的には1500億円を突破する見込みだ。野村前監督の就任1年目は約330億円だった。
橋本博之理事長 「1500億円は目標の4倍。なんといってもタイガースが強いから。あくまで優勝していただきたい。」
阪神 3−2 横浜
5月29日18時 甲子園球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
横浜 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2
阪神 0 0 1 0 0 1 1 0 3
横浜 後藤、細見、河原、前田、竹下、東、森中
阪神 井川、福原、バルデス
勝ち投手  福原1勝
セーブ    バルデス11S
負け投手  前田3敗
本塁打 (神)浜中7号ソロ 
巨人敗れ、首位奪取 先発井川は2回、小川、種田に連打を浴び、犠打で送られ一死二、三塁。ここで小池に右前にタイムリーを許し2点を先制された。
阪神は3回、浜中の7号ソロで1点を返した。
6回、桧山の右中間越え二塁打、関本の左前打、矢野の四球で一死満塁とし、代打・八木が横浜の3番手・河原から初球を痛烈に左前タイムリーして同点とした。
7回は浜中、アリアスの連打と敵失で無死二、三塁とし、桧山の中前タイムリーで勝ち越した。
7回から福原が2イニングをパーフェクトリリーフ。9回はバルデスが締めて阪神が逃げ切った。
巨人がヤクルトにサヨナラ負けを喫し、阪神が首位に立った。
星野監督 「もっと楽に勝たせて欲しいよ。こんな元気のない横浜に勝って借りを返したとは言えない。あした勝って返したいところだね。」
しかし10残塁。そして走塁ミスには厳しい。
星野監督 「11安打で3点は寂しすぎる。リズムよく勝っているときは補えるもの。きょうは補えんかったやろ。結果でものを言うたらいかん。勝たんといかんからね。」
井川、勝星ならず

先発の井川はストレートが走らなかった。そのため変化球の威力も半減。
ついに2回横浜打線につかまってしまった。先頭の4番小川が123キロの変化球を中前、種田は124キロを右前。送りバントで1死二、三塁なり、7番小池が140キロストレートを右前に2点タイムリー。
その後、3回からは本来の直球のキレを取り戻し、横浜に追加点を許さなかった。6回1死満塁で回ってきた打席で代打を送られた。
星野監督 「てめえで勝ちを逃がしている。松井にやられた反省がない。エースが同じ失敗をしたらあかん。」

福原、2イニングパーフェクト 福原は2イニングをパーフェクトリリーフ。7、8回を無安打、4奪三振で今季初勝利となった。
福原 「同点に追い付いたので0点に抑えたかった。勝利はうれしいけど、おまけみたいなもの。しっかり抑えることだけを大事にしたい。優勝に向けて頑張るだけです。」
浜中7号ソロ 2点を追う3回、浜中は7号ソロをレフトスタンドに放った。
浜中 「内角よりのストレート。早い回に追いつきたいと思いました。とにかく出塁してチャンスをつくろうと思ったんです。カウントもよかったので、思い切ってスイングしました。早い回で追撃の本塁打が出てよかった。」
八木、痛烈同点打 6回、桧山の右中間越え二塁打、関本の左前打、矢野の四球で一死満塁とし、代打・八木が横浜の3番手・河原から初球を痛烈に左前タイムリーして同点とした。
八木 「内角よりのスライダー。中盤の大事な場面だったので、ここは何とかしなければならないと思った。チャンスだったので、初球から積極的に振っていこうと思った。その結果が大事な場面でのヒットにつながった。」
そして7回に無死二、三塁から桧山がセンター前へ弾き返し勝ち越した。
星野監督 「八木は勇気のいる初球をうまくつかまえた。桧山もナイスヒット。」
セ・リーグ公示(5/29) 出場選手登録・・・・・橋本武広投手
ファーム、藤田好投

5月29日、鳴尾浜でウエスタン中日戦が行われた。
阪神の先発・藤田は7回と3分の2を1失点。安定した投球だった。
しかし1―2で惜敗。4連敗となった。

阪神 4−6 横浜
5月28日18時 倉敷マスカットスタジアム
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
横浜 0 0 1 0 2 0 3 0 0 6
阪神 2 0 0 0 0 0 1 0 1 4
横浜 杉本、東、竹下、木塚、河原、斎藤
阪神 藪、伊藤、遠山、安藤
勝ち投手  東1勝
セーブ    斎藤7S
負け投手  藪5勝3敗
本塁打 (横)鈴木尚3号2ラン
(神)アリアス15号2ラン
藪不調で暗転 阪神は初回、一死から斉藤が中前打し、暴投と浜中の二塁ゴロで二死三塁となった。ここでアリアスは横浜の先発・杉本が投じたカウント0−2からの3球目を、レフトスタンドに15号2ランした。
しかし先発の藪は立ち上がりから制球に苦しみ、先頭打者を出塁させ続けていた。
横浜は3回、石井琢、鈴木尚の長短打で1点。
5回一死一塁から鈴木尚が逆転2ランした。
さらに7回、伊藤、遠山を攻め、二死 一、二塁から代打・小川が右越えタイムリー三塁打で2点追加し、グランの一塁ベースに当たるラッキーな二塁打で、もう1点を加えた。
阪神はその裏、二死一、二塁から浜中が三遊間を破り1点を返した。
9回も今岡のタイムリーで追い上げたが、あと一歩届かなかった。連勝は3でストップ。
星野監督
 「あれだけグズグズしたピッチングで、毎回ランナーを出していたら勝てん。リリーフ陣もあれじゃ、リズムが悪いから打つ方も乗れんわな。」
藪、鈴木尚に逆転2ラン 藪は21日の巨人戦で、7回まで無失点と好投しながら8回に集中打を浴び5失点。悪癖が出たが同点にされるまで交代されなかった。星野監督は、宿舎で藪の前回の投球にふれた。
星野監督 「7回まで完ぺきやったやないか。あの時、おれは結局、藪と一緒に投げとったんや。」

その先発の藪は初回から制球に苦しみ、五回には鈴木尚に逆転2ランを喫した。星野監督はその裏、藪にあっさりと代打を送った。
5回を被安打9、3失点。
星野監督 「ぐずぐずした投球やった。先に2点取ってもらっただけにもったいない。」
アリアス、15号2ラン 1回二死三塁、ここでアリアスは横浜の先発・杉本が投じたカウント0−2からの3球目を、高々と打ち上げレフトスタンドに15号2ランした。
アリアス 「外角よりのストレート。初回のチャンス、ものにしたかったね。カウントもよかったので、迷うことなく思い切ってスイングしたよ。打つかたちがしっかりととれていた。この球場は相性がいいね。」
セ・リーグ公示(5/28) 出場選手登録・・・・高波文一外野手
高波が1軍昇格 高波は27日の練習から、上坂と入れ替わる形で今季初の1軍に昇格した。
高波 「チームの状態がいいんで足を引っ張らないようにしないと。代走や守備固めで出ることが多いと思うけど、与えられた場面でちゃんと仕事が出来るように頑張ります。」
島野ヘッドコーチ 「このところ試合内容がビシッとしているから、守備強化。」
星野、全治3週間

5月28日、左ふくらはぎを痛めて戦列を離れた星野投手は兵庫県宝塚市内の病院で検査を受け、「左下腿三頭筋挫傷で全治3週間」と診断された。
島野ヘッドコーチ 「先発陣は残りの5人でいい。増やすことは考えていない。」
佐藤投手コーチ 「これからゆっくり相談して考えるよ。」

阪神電鉄、決算発表

阪神電鉄の決算発表が行われ、ことしの売上高と観客動員数が大きくアップする見通しを示した。4年連続最下位だった昨年は入場者数が前年比14%減の約208万人で売上高も約88億円だった。
藤井専務 「入場者数は280万人ぐらいを予想している。売上高も105億円。」
しかし利益は昨年度の5億6000万円に対し、2億8000万円と半減した。
藤井専務 
「片岡、アリアスらを獲得したため人件費が増えた。」

ファーム、カーライル5試合ぶり失点

5月28日、ウエスタンリーグ中日戦が行なわれた。
阪神は、26イニング連続無失点中のカーライルが先発した。しかしカーライルは2回に3点を失い、5試合ぶりの失点を記録した。
阪神は8回、途中出場の狩野に1号2ランが飛び出したが、2―4で敗れた。

関本、初アーチボール捜してます 関本が初ホームランボールを捜している。
26日の中日戦で放ったプロ1号はナゴヤドームの左翼席へ吸い込まれた。この記念ボールは阪神ファンの中に飛び込んでいるが、行方知れずだ。
関本 「初ホームランのボールを探しているんです。僕のサイン入りバットと交換しますから。」
連絡、情報は0798(46)1515の球団事務所まで。
中日代表、阪神常務に謝罪 5月27日、中日の伊藤一正球団代表は阪神の竹田邦夫球団常務に電話し、26日の試合後、球団職員が阪神の選手バスに乗り付け、星野監督を激怒させたことに対し謝罪、円満解決したことを明らかにした。
また、前日夜には星野監督にも謝罪していた。
中日・伊藤球団代表 「“グラウンド内で済んだこと。若い人のやったことだし”と星野さんは笑っておられました。処分は特に考えていない。」
6月11日、ナゴヤドームで行われる阪神戦で再度、阪神側に直接おわびする予定だ。
野崎球団社長 「すべて決着済みです。中日さんは、もともとしっかりした球団ですので、あれはたまたまと受け止めています。」
橋本武広投手の入団発表 5月27日、甲子園球場内の球団事務所で西武との交換トレードで獲得した橋本武広投手の入団発表を行った。
背番号は59。左投げ左打ち。
同日、支配下選手登録の手続きを済ませ、28日から2軍の練習に参加する予定だ。
488試合の連続試合救援登板のプロ野球記録を更新中のベテラン左腕は、左打者対策の中継ぎとして期待される。
橋本 「はじめはびっくりしましたけど、今は気持ちが高まっています。いつでも投げられる状態。早く投げたい。阪神が優勝するために頑張りたい。百パーセント左を抑えるのが自分の仕事。セ・リーグは巨人の松井ら、いい左打者が多いが、自信はあります。」 
星野伸、出場選手登録抹消 星野伸之投手は出場選手登録を外れた。
26日の中日戦で左ふくらはぎを痛めて途中降板していた。28日に精密検査を受ける。
セ・リーグ公示(5/27) 支配下選手登録・・・・橋本武広投手
同抹消・・・・・・・・・・・・エバンス内野手
出場選手登録抹消・・・星野伸之投手、上坂太一郎内野手(再登録は6月6日以降)
片岡、経過順調 左手骨折で戦列を離れている片岡篤史内野手は大阪市内の病院で再検査を受けた。
医師 「経過は順調。痛みと相談しながら、徐々に打撃のペースを上げていってください。」
片岡は12日の巨人戦で左手に投球を受け、17日の精密検査で「左手第4、5中手骨骨折で全治3週間」と診断されている。
フィギュアプレゼント 阪神は、夏休み中の甲子園球場での主催5試合を「選手フィギュアプレゼントナイター」とし、今季開幕戦の先発メンバーのフィギュア人形をプレゼントすると発表した。
午後7時30分までに入場したファンを対象に、抽選で計6万6000人にプレゼントする。対象試合は7月27日の中日戦、同31日の横浜戦、8月3日のヤクルト戦、同28日の中日戦、同31日のヤクルト戦。
雨天などで開門前に中止の場合は翌日実施する。8月20−22日大阪ドームの広島戦でも、星野監督バージョンをプレゼントする予定だ。
中日 0−6 阪神
5月26日14時 ナゴヤドーム
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神 0 0 1 0 0 3 1 0 1 6
中日 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
阪神 星野、伊藤、福原、遠山、伊達
中日 朝倉、小山、遠藤
勝ち投手  星野1勝
負け投手  朝倉
本塁打 (神)関本1号ソロ、アリアス14号3ラン 
完封リレーでナゴヤドーム連勝

阪神先発は星野。
阪神は3回、先頭の関本がカウント2−0から朝倉のフォークをとらえ、左翼席へプロ初アーチを運び先制した。
6回、一死一、三塁からアリアスが14号3ランを放った。
7回にも今岡がタイムリー。9回にも二死三塁から今岡が 右前タイムリーを放った。
星野は中14日の登板で、先発は4月27日以来だった。
安定したピッチングで中日打線を0点に抑えていたが、7回、福留の打球を追った際に左足ふくらはぎを痛め降板した。
あとは伊藤、福原、遠山、伊達とつないで完封リレー。
星野監督 「甲子園での借りを返せたな。」

星野、今季初勝利 星野は緩急をつけた投球が効果的で、7回途中まで3安打無失点に抑え、二塁を踏ませず今季初勝利。
新ストライクゾーンも有効に使い、特に右打者に対しては内角高めにしつこく直球を見せた。そして最後は低めにフォークボール。打者は上体が前に突っ込み、凡打を繰り返した。
星野伸 「1回1回を丁寧に投げることを心掛けた。持ち味を十分に出せたと思う。」
星野監督 「いい調整をした。芸術的な投球だった。」

しかし7回裏、福留の打球を処理しようとした際に左足のふくらはぎを痛めて途中交代し、試合中に球場を離れた。
星野伸 「非常に残念。」
猿木チーフトレーナー 「筋肉を痛めた。とりあえず3日間は病院へは行かずに自宅で安静にする。」
関本、先制のプロ初アーチ 関本だ。3回、カウント2−0と追い込まれながら、中日・朝倉のフォークをとらえ、左翼席へプロ初アーチを運び、試合の主導権を握った。7回には右中間への二塁打、9回にも左前打を放ち、先頭打者となった全ての打席で結果を出した。
関本 「内角よりのフォーク。フォークが半速球で入ってきました。うまくとらえることができました。打った瞬間、レフトの頭上は越えるだろう、と一所懸命に走ったのですが、まさか入るとは思いませんでした。めちゃくちゃうれしいです。日々懸命に取り組んでいきたいと思います。とにかく必死で頑張っていきます。夢のような、よく分からない感じ。」
アリアス、14号3ラン 6回は一死一、三塁からアリアスが14号3ラン。
アリアス 「内角よりのストレート。ここで点を取り星野さんの投球に応えたいと思ったよ。追加点のほしいところで、効果的な一発がでたね。大事な場面で最高の結果だったね。」
今岡、連続タイムリー 7回、九回は関本の作ったチャンスに今岡が連続でタイムリー。
今岡 「もう1点もう1点、と思いながらボールに向かっていった。泳ぎながらではあったが、うまく合わせることができた。」
星野監督激怒、あわや乱闘 9回表には打席の矢野と中日の捕手・柳沢との言葉のやり取りから、星野監督と山田監督がにらみ合いになった。
矢野がセーフティーバントの構えをした。
柳沢 「5―0でバントですか。」
この言葉に矢野が怒った。両軍が飛び出しホームベース上でにらみ合いとなり、両監督は怒鳴りあった。
星野監督 「年上なのに変な言われ方してカチンときたんだろ。興奮はせんで。」
山田監督 「ああいう野球をしたいならすればいい。おれは絶対にやらないけどな。」
柳沢 「矢野さんには”おまえに作戦をとやかく言われる筋合いはない”と。怒る方がおかしい。」

帰りのバスに乗り込んだ星野監督に、中日球団職員は試合が中断した理由の説明を求めようとした。それに対し星野監督は激怒した。
星野監督 「お前にそんなこと聞かれたくない。」
中日球団職員 「ファンからの問い合わせに対応するため監督に聞きにいった。でもバスに乗ってしまったのは軽率だった。」
中日勢のコメント 山田監督 「一人も打撃をさせてもらえなかった。」
中日 0−3 阪神
5月25日14時 ナゴヤドーム
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神 0 1 0 0 1 0 0 1 0 3
中日 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
阪神 ムーア
中日 バンチ
勝ち投手  ムーア5勝3敗
負け投手  バンチ4勝4敗
本塁打 (神)アリアス13号ソロ
ナゴヤドーム初勝利 初回、中日は二死一、三塁のチャンスを無得点。
阪神は2回、アリアスが驚異の特大13号ソロで先制した。
5回にはホワイトが右中間二塁打、二死満塁となり、斉藤のショート内野安打で1点を挙げた。
8回は無死満塁から、桧山のセンター犠牲フライで追加点。
ムーアは5回までノーヒットノーランだった。最終的には、中日打線を全く寄せ付けず1安打完封で5勝目。
中日戦の連敗を3で止め、ナゴヤドームで初勝利となった。
中日は3連敗。
星野監督 「斉藤があそこで渋いヒットを打ってくれた。あともう1本出ていたら、相手は完全に死ぬんだけどね。ナゴヤドーム初勝利、そら、いつかは勝でしょう。強いチームなんだから。だいぶ苦しんだけどね。爆発と完封の連続か。今度はバランスかな。」
ムーア、1安打初完封 ムーアは19日の中日戦では7回2失点ながら負け投手になり、その雪辱を果たした。
5回までノーヒットノーラン。中日打線を全く寄せ付けず結局1安打完封で5勝目を挙げた。
ヒットは6回バンチの右前打1本だけ。打者29人で外野に打球が飛んだのはわずか4度。115球、1安打での完封だった。緩急自在で制球も安定。完封勝利そのものが野球人生で初めてだという。
1回に2四死球でピンチを背負ったが、ここを切り抜けると持ち味の緩急自在の投球が冴えた。右打者の内角へスライダー、外角へはチェンジアップ。矢野のサインに首を振ったのはわずかに1度だけだった。
ムーア 「低めに球を集め、ゴロで打ち取れた。最高だ。バンチはいい打者でもあるから仕方ないよ。僕はゴロを打たせて取るタイプだから、ノーヒットノーランをするようなピッチャーじゃないよ。矢野さんが復帰したことが一番、フィーリングが合うんだ。」
愛息フォード君 「よくやったね、ダディー。」
星野監督 「0点に抑えたやつに文句言ったらあかん。制球が良かったし、緩急をうまく使い分けていた。球の切れが戻ってきたな。」
アリアス、先制特大13号 初回、二死一、三塁のピンチを無得点で切り抜けた。そして2回、アリアスがカウント0−1からの外角へのストレートを完ぺきにとらえ、レフトスタンド最上段に特大アーチを放ち先制した。44打席ぶりの13号ソロだ。
アリアス 「甘い球を打ち損じることなく完ぺきにとらえられた。前回、バンチを打ち崩すことができなかったから、早い回に得点し、バンチを攻略しようと思っていたからね。飛ぶコースだったけど、ほんとよく飛んだね。ベストスイングだ。12号からかなり長かったので感覚を忘れていたよ。良く飛んだ? フェンスを越えたら、どこに飛んだかは関係ない。」
斉藤、貴重な追加点 5回二死満塁から、斉藤がショート内野安打で1点を挙げた。
斉藤 「内角のストレート。前の打席、見逃し三振だった。この打席、ランナーもいたことだし、積極的に思い切っていこうと思った。つまりはしたが、いいコースに飛んでくれた。中盤の絶好のチャンスだったので、とにかくランナーを還したかったんだ。」
中日勢のコメント 山田監督 「スイングをさせてもらえなかったな。完ぺきにやられる試合は年に1回くらいはある。」
ファーム、トーナメント初戦敗退

5月25日、有田でウエスタン・リーグのトーナメント大会第2日が行われ、阪神は中日と対戦した。
阪神は桜井の適時二塁打で先制。先発した藤川も好投した。
しかし7回、大豊に痛恨の一発を浴び、9回には、2番手の山岡が2本のソロ本塁打を浴びてしまった。初戦敗退となった。
藤川の好投が光った。今季ウエスタンでは3試合に登板し、2勝と好調だ。15イニングで15三振と、体重増で球威も増している。

エバンス、西武・橋本投手とトレード
5月24日、トム・エバンス内野手(27)と西武の橋本武広投手(37)の交換トレードがまとまり、両球団から発表された。
左腕の中継ぎ投手が不足している阪神と三塁・マクレーンが故障で戦列を離れている西武との思惑が一致した。
橋本は東農大からプリンスホテルを経て1990年、ドラフト3位でダイエー入り。94年に西武に移籍。左の中継ぎとして活躍し、連続試合救援登板のプロ野球記録を更新中で現在488試合。通算成績は522試合に登板し11勝21敗20セーブ。
エバンスは昨季途中、阪神に入団し124打数30安打、打率2割4分2厘で今季は開幕からファーム暮らしだった。
星野監督 「現在、左のリリーフは遠山のみで、もう1人左のショートリリーフが欲しかった。橋本は経験も豊富で、必ず阪神でも活躍してくれるものと期待している。」
ムーア、星野が鳴尾浜で練習 5月24日、中日との2連戦を控え、名古屋への移動前に先発が予想されるムーア、星野らが西宮市の鳴尾浜球場で練習した。
前回登板で負け投手となっているムーアは、ランニングなどの軽めの練習だった。
ムーア 「投球のタイミングを変えながら、癖を盗まれないようにしたい。」
4月27日以来の先発で今季初勝利を目指す星野は、ブルペンで約40球を投げ込んでいだ。
阪神は中日に対し3連敗中で、ここまで2勝5敗1分けと分が悪い。
あしなが募金、230万円 阪神タイガースあしなが募金は21日までに募金件数250件、約230万円が集まったと阪神から発表された。
郵便振り込み票の通信欄には遺児への励ましのメッセージも寄せられており、あしなが育英会に直接募金する件数も増えているという。
阪神 11−4 巨人
5月23日18時 甲子園球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 0 0 0 0 2 1 0 0 1 4
阪神 2 4 0 1 1 1 0 2 11
巨人 ワズディン、趙成ミン、アルモンテ、前田
阪神 谷中、福原、バルデス
勝ち投手  谷中4勝2敗
負け投手  ワズディン1勝4敗
本塁打 (巨)斉藤4号2ラン
(神)矢野3号ソロ、斉藤1号2ラン
大量点で一矢 試合前、暗いムードのベンチで星野監督は言った。
星野監督 「流れを変えるには完封か打線の爆発しかない。爆発の方が可能性がある。」
先発は阪神・谷中、巨人・ワズディン。
阪神は初回、斉藤が四球、浜中が中前打で一死一、三塁。浜中が二盗した後に、アリアスが左前へ2点タイムリーして2点先制した。
さらに2回、矢野が3号ソロ。そして斉藤が左翼席にプロ初 の2ランを放り込んだ。さらに桧山の中前タイムリーで4点を奪った。ワズディンをマウンドから引きずり降ろした。
4回にも二死三塁から、桧山が右前タイムリー。
5回には二死二塁から、今岡が二塁打で加点した。
6回も二死三塁からホワイトが中前タイムリー。
8回には敵失で2点。
19安打で大量の11得点となった。
先発・谷中から6回途中で福原とつなぎ、8回からバルデスを投入した。連敗を4で止め、5月に入って初の甲子園白星となった。
星野監督 「打線が爆発しなければ、この流れは吹っ切れないかなと思ってたね。1−0、2−0で勝っても重苦しいしな。だれがどう打ったか覚えとらん。やっぱり嫌な雰囲気を断ち切るには打線の爆発しかない。斉藤があそこで2ランを打ってくれたのが楽になった。それにしても、谷中は完投しなきゃだめだ。」
アリアス、先制打 初回、斉藤が四球、浜中が中前打で一死一、三塁。
浜中 「外角よりのスライダー。いつも以上に、今日は勝つ、という強い気持ちを抱きながら打席に入った。後につなげようという意識から、丁寧なバッティングができた。」
浜中が二盗した後に、アリアスが左前へ2点タイムリーして2点先制した。
アリアス 「外角へのスライダー。今日は負けられない。初回から得点して試合を有利な展開に進めなければならないと思った。外角への難しいボールではあったがうまく拾うことができた。」
矢野、斉藤がアーチ 2回、矢野が復帰後初の3号ソロをセンターに放った。
矢野 「真ん中低めのストレート。今日は負けられない。この回も得点したいと思った。狙い球をしぼり、こん身の力を振りしぼってスイングした。勝ちたい、という気持ちがバットに伝わった。」
さらに1死二塁、2番・斉藤がワズディンから左翼席へ2ランした。プロ9年目で初本塁打だ。
斉藤
 「内角よりのフォーク。ミスにつけこみ、チャンスを広げようと思っただけなんです。何とかしたい、という気持ちで必死に臨んだ結果です。巨人戦、また、この大観衆の中での本塁打、最高です。」

斉藤は1回と4回には四球で出塁。守っては3併殺を演出した。
斉藤(試合前) 「僕は脇役。でも脇役がいないと主役も活躍できない。」
星野監督 「最初の四球出塁も効いているし、パンチ力もある。」
桧山、チャンスに強い 2回、さらに好調桧山が中前タイムリーを放った。
桧山 「外角へのフォーク。ここは一気にいこうと思った。リラックスできている分、うまくヘッドが使えた。」
4回にも二死三塁から、桧山は右前タイムリーした。
桧山 「外角高めのストレート。1点でも多く得点したいと思った。1・2打席同様、スムーズにバットが出ていった。」
今岡、18本目の二塁打 5回には二死二塁から、今岡が今季18本目の二塁打で加点した。
今岡 「内角高めのストレート。とにかく追加点がほしいと思った。ここまでヒットが出ていなかったので、ここはどうしても打ちたかったんだ。」
谷中、5回2/3で3失点 谷中が4勝目を挙げた。立ち上がりから気合十分で、4回まで2併殺を奪うなど2安打無失点だったが、5回には斉藤に2点本塁打を浴びた。そして大量点を貰いながらも、5回2/3、3失点で福原と交代した。
谷中 「今日は、打線に助けられたと思います。次回は、完投できるように頑張ります。」
阪神 1−2 巨人
5月22日18時 甲子園球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2
阪神 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
巨人 武田、条辺、岡島、河原
阪神 井川、金沢、遠山、伊藤
勝ち投手  武田 2勝
セーブ    河原1勝10S
負け投手  井川 7勝 2敗
本塁打 (巨)松井9号2ラン 
バントミス、逆転負け 先発は阪神・井川、巨人・武田。
息詰まる投手戦が続いた。
5回に阪神は1死満塁のチャンスを逃がした。
続く6回、2死から浜中、アリアス、桧山のクリーンアップ3連打で1点を先制した。
巨人は7回、先頭の仁志が右前打、高橋のバントで一死二塁。ここで松井はライトスタンドへの、まさかまさかの逆転9号2ランをたたき込んだ。
阪神は9回、巨人の守護神・河原から桧山、ホワイトが連打しチャンスを作ったが、送りバント失敗から決定打が出なかった。
今季初の4連敗。甲子園7連敗目。
9安打を放ちながら2度のバント失敗が響き、1点を挙げたのみだった。
星野監督は深いため息をついた。
星野監督 「井川はなんぼよう放っても、点を取った後に本塁打されちゃいかん。負けるようにやっとる。」
松井の逆転2ランに沈んだ井川 井川は5回まで3人ずつで仕留める完全ペースだった。阪神は6回に先制点を奪い直後の7回、巨人は一死二塁とし、松井を迎えた。
井川はすべて直球でカウント2−1と追い込んだ。そして4球目。高めに構えた矢野のミットよりやや内に入った141キロ直球を、松井はライナーで右翼席逆転2ランした。
矢野 「高めで勝負するつもりだった。読まれたかな。僕の配球ミス。」
井川 「また次頑張ります。」
星野監督
 「ヒットならいいが、あそこでホームランを打たれたらアカン。」
多すぎるミス 阪神はミスで負けた。
5回、1死満塁で井川がバントの構えからバスター。打球は一塁手の正面を突き、三塁走者が本塁で封殺され、さらに三塁をオーバーランした二塁走者の関本が捕手からの送球で刺され併殺となってしまった。
7回、無死二塁で矢野のバントは投手・条辺の正面をついて二塁走者関本は三塁でアウト。
9回、無死一、二塁では関本の送りバントは投手正面で送れず、後続の矢野、斉藤が連続三振した。
田淵チーフ打撃コーチ 「セオリーということを忘れている。野球の原点だ。練習でやるのと、大観衆の前でやるのとは違う。ミスをした方が負けだ。」
星野監督 「ずっとそう。もうそんなん言いたない。」
桧山、先制タイムリー 唯一の得点は6回、2死から浜中、アリアスの連打のあと、桧山が右前タイムリーして1点を先制した。
桧山 「内角へのカットボール。ランナーを残すわけにはいかないと思った。ランナーを還すことに集中したよ。」
ファーム、藤田6回6失点

5月22日、鳴尾浜でウエスタン・ダイエー戦が行われた。
阪神の先発は藤田。しかし、辻に2試合連続となる本塁打を浴びるなど、7安打で6失点。6回途中降板となった。
打線では上坂、沖原の1・2番コンビが揃って2安打と活躍したが、チャンスにあと1本が出ず連敗した。

赤星、復帰遠のく 赤星が宝塚市内の病院でレントゲン検査を行い、折れていた骨が完全についていないことが判明し、予定していた固定具の取り外しは延期された。
松葉づえなしで歩行できるようになっており、これまで通りプール歩行やウエートトレを続ける。2週間後に再び精密検査を行うが、骨が完全についたとしても、以前のように走れるようになるまでは時間がかかるようだ。
石原コンディショニング担当 「松葉づえも取れ、一般生活ができるところまでは回復しているが、骨が完全にくっつくには、まだかなりの時間がかかる。断言はできないが、実戦復帰はオールスター明けをメドにしている。」
赤星 「痛みはもうないけど、思ったより時間がかかりそうです。」
阪神 3−6 巨人
5月21日18時 甲子園球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 0 0 0 0 0 0 0 6 0 6
阪神 0 2 1 0 0 0 0 0 0 3
巨人 工藤、前田、条辺、河原
阪神 藪、福原、遠山
勝ち投手  工藤3勝4敗
セーブ    河原1勝9S
負け投手  藪5勝2敗
本塁打 (神)浜中6号ソロ 
虎投炎上、藪悪癖 平日にもかかわらず甲子園には5万人が詰め掛けた。開門は通常より1時間早い午後3時。その時点で球場の外には2600人が列を作っていた。
先発マスクで矢野が帰ってきた。さらに2番には斎藤を初スタメン。投手は藪、工藤が先発。
阪神は2回、ホワイト、関本の連打で一、三塁。1番・今岡の技ありの右前打で先制した。さらに2番・斉藤も右前タイムリーを放ち、2点目。
3回は浜中が左翼スタンドへの6号ソロを放った。

巨人は8回、代打・斉藤、阿部の連打で無死一、二塁とし、代打・後藤が中前タイムリーでまず1点。清水が四球を選び満塁となり、また代打の元木がレフト前へ安打し、2人の走者がかえり同点。ここで藪がKOとなり、福原に代わった。
しかし高橋由がセンターへ犠飛を上げ逆転。なおも2四球を与え満塁となり、一巡した斉藤に右前へ運ばれ、さらに2点追加された。この回、12人の攻撃で6点。大逆転劇で負けた。
これで3連敗。しかも甲子園で6連敗は3年ぶり。首位との差は2ゲームとなった。
星野監督 「負けたような気がせんな。若手もいい仕事をしていたし、いい流れだったんだけど。あそこまでゼロでいっていたからな。ウチが4点目を取っていたら。大丈夫だ、大丈夫だ、まだ大丈夫。」
藪、自滅 8回に先発の藪が突然崩れた。ストライクをそろえ過ぎて連打を浴びた。
 「もったいない? うん、仕方ない。」
矢野 「1死でも取れていたら、ああいう流れにならなかった。自分の反省でもある。」
3−3の同点とされなおも無死二、三塁で藪を救援した福原も、巨人打線の勢いを止められなかった。
高橋由の中犠飛で勝ち越しを許し、2四球などで2死満塁として、斉藤に2点適時打を浴びた。
福原 「準備はできてました。難しい状況? そんなことはなかったんですけど。」
今岡の技ありの右前打 2回、無死一、三塁の先制の絶好機で矢野、藪が倒れて2死となった。ここで1番・今岡は2−1からの外角フォークを、巧みなバットコントロールで右前へ運んだ。
今岡 「外角いっぱいのフォーク。チームに勢いを付けるためには、ここで得点しなければならないと思った。追い込まれはしたが、冷静に対処できたと思う。難しいボールではあったが、うまくボールが出ていった。」
斉藤、移籍後初タイムリー 今岡に続き、移籍後初スタメンの2番・斉藤も右前タイムリーを放った。
斎藤 「外角へのカーブ。自分も続いていこうと思った。余計なことは考えず、思い切っていった。うまくタイミングを合わすことができました。移籍してきての初スタメン、すべてにおいて全力で頑張ります。」
浜中、6号ソロ 3回、浜中が左翼スタンドへの6号ソロを放った。
浜中 「内角へのスライダー。前の回、いいかたちで得点できたので、この回も、と思い打席に入った。甘いボールを果敢に攻めていった結果が最高の結果を呼びました。自分のタイミングで、しっかりと叩けました。」
セ・リーグ公示(5/21) 出場選手登録・・・・矢野輝弘捕手、平下晃司外野手
22日は井川か 井川が22日に先発か。21日には練習でダッシュをこなしていた。
井川 「投げる試合は全部勝ちます。」
巨人戦今季は2勝1敗、防御率1.44。
ファーム曽我部、5試合連続ヒット

5月21日、ウエスタン・ダイエー戦が鳴尾浜で行われた。
先発・横田は5回を9安打3失点で降板。5―1でダイエーに完敗した。
その中で曽我部が1人気を吐いていた。2年連続のウエスタン本塁打王も、今季はここまで本塁打1本と、持ち前の長打力を発揮しきれていないが、5試合連続ヒットと調子を上げてきている。

矢野、1軍復帰 5月20日、左肩の脱臼で戦列を離れていた矢野が甲子園球場での練習に合流した。
21日に1軍に昇格し、巨人戦に先発出場する。4月13日以来の1軍復帰だ。
この日はフリー打撃で快音を飛ばし、順調な回復ぶりを見せた。
星野監督 「矢野は大丈夫。ちょっと相談してみるが、最初からやろ。これでミスは減る。投手にとっては全然違うで。」
矢野 「緊張するが、首位争いの大事なところなので言い訳はできない。投手に自分の投球をさせたい。まず守りをしっかり頑張って、チームを引っ張りたい。」

田淵コーチ 「矢野がいると安心感が違う。」
坪井、左足外反ねんざ全治3週間 5月20日、坪井が出場選手登録を外れた。前日中日戦の七回、一塁へ駆け込んだ際に左足を痛めていたものだ。
そして西宮市内の病院で検査を受け”左足外反ねんざで全治3週間”と診断された。1週間の患部固定が必要。
甲子園球場でバント練習

5月20日、巨人との首位攻防戦を控え、甲子園球場で約2時間半の練習を行なった。
そしてバント練習に時間を割いた。
星野監督 「プレッシャーはない。上にいようが下にいようが、うちはいつもチャレンジャーや。巨人はリズムに乗って来た。うちも力負けした試合はほとんどないからな。」

セ・リーグ公示(5/20) 出場選手登録抹消・・・・・カツノリ捕手、坪井智哉外野手(再登録は30日以降)
オールスター、桧山がセ外野手トップ 5月20日、オールスター・ファン投票中間発表でセ・リーグ外野手トップに桧山が立った。
これまでトップを走ってきた松井(巨人)に代わって、桧山が初めて1位になったのだ。
。桧山は31万299票で、松井は30万2994票。
全体での得票数のトップは、パ・リーグ外野手のローズ(近鉄)の36万9959票。
セ・リーグの1位は二塁手の今岡(阪神)で36万167票。
フレッシュ・オールスターに安藤、浅井 ことしのフレッシュ・オールスターゲーム(7月11日・長野)の出場選手が、オールスターゲーム運営委員会から発表された。
全ウからは寺原(ダイエー)安藤(阪神)両投手らが選ばれ、全イからは真田(巨人)らが選出された。
野手では全ウが浅井(阪神)、全イでは喜多(ロッテ)らが入った。
監督は全ウが阪神の岡田、全イは西武の鈴木の両2軍監督。先発メンバーは7月10日に発表される。
星野監督、アシックスの
アドバイザリースタッフ契約
星野監督がアシックスとアドバイザリースタッフ契約を締結したことが球団から発表された。
契約期間は12月31日まで。
第1弾として星野監督が着用している星野監督オリジナルイラストがプリントされたTシャツ(3900円)が22日から発売される予定。
阪神 2−6 中日
5月19日14時 甲子園球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
中日 0 1 0 0 0 1 0 1 3 6
阪神 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2