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過去の出来事・4

星野阪神誕生編
安芸キャンプは坂道でしごく 星野監督は、2月に行われる安芸での春季キャンプでは坂路でしごき、強烈にキツい練習内容となることをほのめかした。
星野監督 「中日の三分の一くらいしか練習してないんやないか? マジメな選手が冷やかされるような、一番悪いムードもあったようや。安芸はどうなんや、道はあるのか? 最初はみんなゲーゲー吐くけど、4日目あたりになればゼーゼーでいける。」
「安藤優也選手を励ます会」 安藤投手は、地元の大分市内のホテルで開かれた「安藤優也選手を励ます会」に出席した。
安藤 「巨人戦は気持ちは入りますよね。皆さん巨人ファンだと思いますが、阪神を応援して。まあ、そこまでは言わないんで、安藤を応援して下さい。」
大分では、テレビ中継されるのは全国ネットの巨人戦ぐらいである。
星野監督、野村前監督と電話対話 星野監督は、監督就任した後の12月21日、野村克也前監督に電話をしていたことを明かした。約5分という短い時間だった。
野村 「迷惑かけて、悪いな。」
星野 「敵としても、光が見えてきた気がしていました。その光を大きくします。」
野村 「しっかりやってくれよ。頼むぞ。カツノリは厳しく絞ってやってくれ。」

改めて野村路線の継承を宣言した。
星野 「前の監督のことを否定しようとか、かき消していたらダメ。いいものはたくさんあるし、残さないとあかん。自分の考えを付け足せばいいだけ。付け足すことはほとんどないけどね。
“ノムラの考え”も2/3以上を読破した。感心することばかり。俺みたいに長く監督生活をやってる人間でも、勉強になった。間違いない。手法は違うけど、野球観は変わらない。その人、その人で手法は違うけどね。オレはすぐ、鉄拳、とくるからな。でも、ほとんどやってへん。ちょっとやると何十回もやってるように。我が子、我が弟だよ。」
浜中、2タイプのバット 浜中 「一番の商売道具。バットにはこだわりたい。スランプになっても気分転換できるよう、2本のタイプを作る。調子が悪くなるとヘッドが出ない。その時はグリップが太く、軽いバットを使いたい。」
長さは共に34インチだが、グリップの太い型は900グラム。
長距離型の細い方は920グラムを予定しているらしい。
来年1月8日には、自ら初めて富山のバット工場に出向き、2種類を厳選するつもりである。
星野監督付広報3人体制 星野監督付広報を3人体制とした。
平田前一軍守備・走塁コーチが専属広報を務め、高木新広報担当、山中広報部課長も補佐的な役割を担う方針。また、来季から総勢8人と超異例の広報体制を敷き、マスコミ対策を徹底させる。
球団関係者 「今年はサッチー騒動などでマスコミ対策に追われましたから。社内に残る人間を含めて、星野監督を守る意味合いと、悪質な週刊誌などを排除するために、万全の体制を取りました。」
田口オファーは4球団、好条件提示 田口獲得に乗り出しているのはヤンキース、ダイヤモンドバックス、カージナルスとレンジャーズの4球団。現地時間の27、28日、4球団のスカウト部門責任者から、通常の練習の視察を受けた。
代理人のアラン・ニーロ氏によると、各球団とも昨シーズン、新庄剛志外野手がメッツと交わした大リーグ最低補償額を大幅に上回る条件を提示しているという。
アラン・ニーロ氏 「運動能力の高さ、バッティング技術の高さ、そして素晴らしい守備力に各チームが感銘を受けていた。」
田口 「米国ではFA戦線が非常に厳しい今年、これだけの名門に声を掛けてもらっている幸せを、改めてかみしめた。あと3、4日で大リーグ球団の最終的なオファーが出そろう。それから決断したい。阪神からも非常にいいオファーをいただいている。星野監督からの誘いもかなり強いですし、そのあたりはじっくり考えてみたい。なるべく早く決断してすっきりしたいです。」
星野阪神、高知県の経済波及効果30億円 高知県観光連盟 「2月1日に星野さんが初めて縦ジマのユニホーム姿を披露するということなので初日早々にニュース性も高い。翌日から土、日曜日を迎えるし、その勢いで野村さんの1年目を超えるフィーバーになるのは確実と見ています。」
キャンプ場には新たに100台収容の駐車場を建設中。さらに高知市内からキャンプ場を結ぶ国道55号の信号機を自動から手動に切り替えるなど対応策が練られている。また、安芸商店街でも来年1月中旬から「仙さん福袋」を売り出す。
来年のキャッチフレーズ決定
「Never Never Never Surrender」
来年のキャッチフレーズが決まり、星野監督自ら滞在先の豪州・ゴールドコーストで発表した。

キャッチフレーズ 「Never Never Never Surrender」 (決してあきらめない)
星野監督が担当記者から募った候補作の中から決定したもの。公募作の中で星野監督の心を捉えたのが「NEVER NEVER NEVER」だった。ただこれでは「説明が足りない」と感じ、当初は「GIVE UP」をくっつけようとした。しかし使い古された言い回しで「おもろない」。そこで、外国人にも通用する、さらに強い意味を持つ言葉を球団職員に探させ、さらには米国の作家にまで連絡を取らせて、結果的に満足できる言葉が「SURRENDER(屈服、降参)」だったという。
星野監督 「外国人にも分かるように英語にした。選手がどう感じてくれるか、楽しみや。“なるほど”とほとんどの選手は思ってくれるはず。“阪神にピッタシや”“オレにピッタシや”と思わんヤツはだめ。」
バッシング記事に燃えた 監督をバッシングする記事が週刊誌、一部新聞などでちらほら出始め、星野監督は逆に燃えてくると言う。
星野監督 「そうやって書かれると、自分のクールな部分が熱くなる。”よーし、見とけ”と思うんだ。今はある意味みんながヨイショしてくれる。その中でそういう記事が出たら燃えさせてくれるよ。あれが第一次内閣のころのテンションに戻してくれた。中日時代なんて交際費ももらってないわ。何も後ろ指を差されることはしていない。まあ、反論する時は法的な手段をとるよ。」
藪、在阪局のラジオ番組に出演 藪が、在阪局のラジオ番組に出演し、決意を語った。
藪 「ピッチャー出身の監督だから気持ちを分かってもらえると思う。キャンプ初日からブルペンに入るつもりだし、自主トレで体を作るよ。」
カツノリがカメラマンと物損事故 12月28日午前11時15分ごろ、東京都目黒区八雲4丁目の路上で、カツノリ選手運転の車が、駐車していたフリーカメラマンのワゴン車に接触した。
ワゴン車はボディー左側がわずかにへこんだが、人は乗っておらずけがはなかった。警視庁碑文谷署は物損事故として調べている。
カツノリ選手は夫人の実家から外出するため駐車場から道路に車を出そうとして誤って接触したらしい。道幅は約5メートルと狭く、駐車禁止の場所だった。
仕事納め 野崎球団社長が激動の年を振り返った。
野崎球団社長 「今年は厳しい、タフな1年でした。みじめなのは今年で最後。来年は皆さん報道陣に責められることが少ない球団にしたい。かつてないほどの投資をしています。」
来春のキャンプは1月30日に安芸入り 来春のキャンプは、例年より1日早い1月30日に高知・安芸入りすることが明らかになった。毎年1月31日に安芸へ移動していたが、来春は1軍キャンプに参加する首脳陣、選手そろってキャンプイン2日前の30日に現地入りすることになった。すでに人数分の移動便や宿泊ホテルの予約も済ませている。
上田二朗管理部長 「監督はもっと早くから入りたかったようだが、来年は時間的に無理だった。前日移動して、バタバタやるよりもいいだろう。コーチが教えることはできないから、自主トレの延長になるだろう。」
星野監督 「オレの姿を見ると、最初から選手が張りきってしまう。ハイペースにならないように配慮してやらんと。」

1、2軍の振り分けは年明け18日のコーチ会議で決定する。
星野監督がプライベート旅行で渡豪 星野監督は、プライベートの旅行で渡豪するため成田空港に姿をみせた。また更なる新助っ人を獲得するため、自ら渡米する可能性を示唆した。
星野監督 「黒田球団本部付部長にピックアップした外国人のビデオを全部撮ってこい、と言ってある。あとは、どのタイミングで生で見るかだ。」
元デトロイト・タイガースGM補佐の吉村浩氏を
総務部課長に採用
元デトロイト・タイガースGM補佐を務めた吉村浩氏を来年1月1日付で総務部課長(企画担当)として採用すると発表した。
吉村氏は米国留学を経て92年にパ・リーグ職員となり、99年からはタイガースの職員として主に管理部門で働いていた。
野崎球団社長 「フロント改革の一環としてスカウティングやコーチ評価のシステム、ファンサービスのノウハウを彼から学び、アメリカ流の考え方を導入したい。」
また、球団初の試みとして、球団専属トレーナーと球団専属通訳の募集広告を求人情報誌に掲載した。
桧山、2度目の交渉も保留
(12/26契約更改)
桧山が2度目の交渉に臨み、3千万円増の7200万円を保留した。前回交渉から200万円の上積みだった。次回交渉の日程は未定で、越年が決定した。また、次回から代理人交渉も視野に入れていることを明らかにした。
桧山 「多少の上積みはあったが、希望額とは程遠い。自分では冷静になって考えられないところがある。自分の思う数字が高いのか、球団の評価が低いのか、まだ分からない。代理人制度の利用は冷静に考えたい。次回以降はそういう方向になるでしょう。」
今岡、450万円増の4150万円
(12/26契約更改)
今岡は3度目の交渉で1時間45分も粘った。結局450万円増の4150万円で渋々サインした。
今岡 「納得はしてないけど、最下位だと個人の主張が通らない。来年に尾を引きたくなかったし。」
コミッショナー公示(12/26)   自由契約選手 阪神・クルーズ内野手
片岡の自宅マンションに空き巣 片岡内野手の東京・港区の自宅マンションに空き巣が入っていたことが分かった。
1日、知人の結婚式のため外出中のところを空き巣に入られ、カルティエの腕時計など100万円相当を盗まれた。犯人はマンションの7階にある片岡の部屋に、屋上から雨どいをつたって降り、台所の窓を破って侵入し、玄関から逃げたものと見られている。
片岡 「あの時はびっくりした。入られていると思うと気持ちが悪い。ショックだった。大阪のマンションでは注意したい。」
人的補償リストを日本ハムに郵送 片岡内野手のFA移籍で阪神側が作成していた人的補償リストが、日本ハム球団に郵送された。
日本ハム・三沢編成部長 「阪神から電話がありました。到着したリストを見てから補強方針を検討したい。」
ジョージ・アリアス内野手を獲得 12月25日、阪神は元オリックスのジョージ・アリアス内野手を獲得したと発表した。1年契約で、年俸は2億円。
アリアスは、阪神側に国際電話で契約合意を伝えた。
2000年から2年間、オリックスでプレーした。今季は打率2割6分2厘、38本塁打、97打点。
アリアス 「甲子園には多くのファンが足を運んでくれるので、ファンのためにも全力でプレーしたい。正直言って、自分の長打でゲームが決まるような場面を想像しても興奮してくるよ。」
星野監督 「過去2年の実績を見れば分かるように非常にパワーがある。片岡とともに打線の軸になってほしい。」
クルーズ解雇 阪神はイバン・クルーズ内野手と来季の契約を結ばないと発表した。
野崎球団社長 「ケガの状態ではない。編成上の問題です。アリアスも取れたし、ポジション的な問題もありますから。状況によっては今後も動きがある可能性がある。」
島野氏、阪神への移籍を希望 12月25日、中日の島野育夫2軍監督は中日の球団事務所で3度目の契約更改交渉に臨み、初めて阪神への移籍希望を表明した。
中日球団は複数年契約で慰留したが、話し合いは物別れに終わった。次回交渉は年明けの予定。
中日は10月に島野2軍監督を含むコーチ陣を発表している。
西川社長 「残っていただけるよう複数年契約を提示した。最終的には本人の意思に任せるしかない。”あなたが決めてください”と伝えた。年明けの交渉が最後。後任も考えないといけない。」
島野氏 「星野監督をサポートしていきたい。亡くなられた星野監督の奥さんからは”日本一の胴上げをするまで頑張ってほしい”と言われている。奥さんの約束もあって、阪神で星野をボロボロにしたくないというのはある。僕が防波堤になって、達成したいと思っています。」
星野監督 「もう亡くなって5年も経つのに、よく覚えていてくれた。オレの目に狂いはなかったな。家内がそんな話をしていたなんて、知らなかった。仮に中日に残ったとしても、その言葉を忘れない。今の日本人の忘れた心を持っている。」
木戸、バッテリーコーチ移動で再契約 木戸克彦ヘッドコーチは、バッテリーコーチ移動に合意し、新たに契約を交わした。
星野監督、川尻のメジャー移籍は認めない 12月24日、星野監督はポスティングシステムでの米大リーグ入りを希望する川尻投手について、移籍を認めない意向を示した。
星野監督 「自分の都合主義、わがままという可愛いもんじゃない。FAを取って夢をかなえるのならいいが、われわれは契約社会にいる。ルールがある。夢というのを錯覚したらアカンで。」
それを受け川尻は自宅前で答えた。
川尻 「球団の体制も変わってきてるし、僕としても1回、星野監督に会って話をしてみたい。戦力としてどうこうということになれば、話し合って考えていかないと。球団にも”行かせろ”と無理を言ってたわけじゃない。”夢だから”とお願いしてきた。」
星野監督、田口に再び電話 星野監督は、田口壮外野手に再び電話連絡したことを明かした。26日にゴールドコーストに旅立つが連絡は怠らない。
星野監督 「こちらの気持ちは十分に伝わっていると思う。吉報を待つしかない。ゴールドコーストでもオレの居場所、連絡場所は知らせる。」
星野監督、”中日はヨソ” 星野監督は、中日に谷繁が加入することについてコメントを求められたが、ヨソの事と突っぱねた。
星野監督 「ヨソのことはどうでもええ。ヨソのコメントはほとんど出ないって思っていてくれ。まっ、チームづくりの上ではいいこと。谷繁がおったら強くなるんちゃう。中村も“そう簡単にいくか”という気持ちになるだろうし。」
”変わらないといけないのは、今岡と藪” 星野監督は、テレビ大阪「ニュースアイKANSAI」の番組収録で、最も変わらなければならない選手に藪恵壹投手と今岡誠内野手を挙げた。
星野監督 「変わらないといけないのは、今岡と藪です。変わってくれると思うけど、ハッキリいって変わらないと来季限りだ、あの2人は。これはハッキリ申し上げます。
今岡はパワーがあってセンスもあるのに、勝負に対して淡白過ぎる。あれが変わらないとアカン。性格的なものもあるというけど、プロなんだし仕事なんだ。性格ウンヌンは理由にならないし、変えてでもやらなアカン。
藪は力があるし球威、制球もある。敵から見ていて、やられてるイメージの強いイヤな投手だ。だけどなぜその男が今年0勝なんだ? そのへんが大いに変わってもらわなアカン。
2人が変わればチームも変わる。変わらなければ、来季限り。」

星野監督の発言を受けて藪は答えた。
 「変わるよ。大丈夫や! 一番悔しい思いをしてるのは俺自身だからね。厳しい方がいいよ。これまでは逆に甘すぎた面があったかも知れない。俺も今岡も坪井も含めて、来年はみんな頑張るよ。見ていて下さい。」
坪井がマスコミにFAXで結婚を報告 12月23日、坪井はマスコミ各社にFAXで結婚を報告。今月14日に入籍していた。
お相手は、石川県在住の公務員・水上勝男氏の長女で元OLの春代さん(28)。2人は青山学院大時代の同級生で、長い交際期間を経ての入籍だった。
坪井 「来年は決意も新たに野球に打ち込む所存です。」
斉藤が視力矯正手術 オリックスから移籍した斉藤は、12月上旬に都内の病院で「視力矯正手術」を受けていた。0・1だった視力が手術後は1・5まで回復した。
斉藤 「全然、違いますね。いい感じです。」
星野監督と川藤が対談 12月23日、星野監督は川藤氏がレギュラーを務める「トラトラ緊急生特番」(読売テレビ)に生出演した。野村前監督とは犬猿の仲だった川藤氏だが、番組中、星野監督とは歯切れの良い会話を交わした。
星野監督 「熱いものを感じさせてくれる。勉強させてもらうよ。」
川藤 「是々非々で言わせてもらう。」
マスコミから来季のキャッチフレーズ募集 星野監督が関西マスコミ各社に、来季のキャッチフレーズを募集し、23日までに提出を求めた。選定には星野監督も加わり、24日にも入選フレーズが球団から発表される予定。
星野監督 「時間がないんや。お前らを試しとんや。」
I・クルーズ内野手に解雇を通告 阪神はFAで片岡を獲得したことを受け、契約保留選手名簿に名前を記載していたクルーズの解雇を決定し、21日、クルーズサイドにその旨を伝えた。また、前巨人のD・マルティネス内野手も、新外国人野手の候補リストから外した。
クルーズの代理人、シュアレス氏 「新しい打者を取ったので、来季は契約を結ばないとの連絡を今日(米国時間20日)の午後受けた。」
スタッフ会議、「優勝を目指す」 12月22日、梅田の「ハービス大阪」で阪神のスタッフ会議が約2時間半にわたって開かれ、星野監督がコーチ陣と初顔合わせした。1、2軍全コーチに野崎球団社長、竹田球団常務、黒田球団本部付部長が出席した。
星野監督 「就任1年目から優勝を目指す。」
田淵コーチ 「報告、連絡、相談が重要。星野監督は、コーチに任せてくれるが、勝手なことをすることは嫌う。」

来春キャンプは”地獄の安芸”になることを通達し、一方で遊びは自由とした。
星野監督 「キャンプの方向性などを話した。ハードワークになる。スタッフ、選手ともに相当の覚悟でやらんと最下位を脱出できない。阪神には阪神の伝統があるが、4年連続最下位という現実もある。そこからどう脱出するか、みんなで考えていこうと話し合った。」
岡田2軍監督 「やる気とかが違う。それは伝わってきたよ。1、2軍が向かう方向が同じで、コーチもいい責任感が持てるというか、新たなやりがいを感じる。」
田淵コーチ 「遠征先とかで部屋まで相談に来てもらって大いに結構。どんな小さなことでも言い合えるという雰囲気が大事なんだ。」

来年1月18日のスタッフ会議でキャンプの1、2軍の振り分けを行う予定。
各コーチにはリポートの作成を命じた。
スタッフ会議、コーチ陣再編の素案 野崎球団社長は星野監督の就任に伴い、コーチ陣再編の素案を示した。
島野氏がヘッドコーチに就くことを前提としている。
木戸ヘッドコーチをバッテリーコーチに、嶋田バッテリーコーチをブルペンコーチに変更。
田淵1軍チーフ打撃コーチが就任したことで、平塚克洋打撃コーチは2軍を担当することになる。
星野監督、OB会の安藤会長と対談 星野監督はコーチ会議後に、阪神OB会の安藤会長と対談した。
星野監督 「監督経験もある方だし、いろいろとアドバイスをもらった。」
安藤会長 「改革は大変だが頑張ってください、と伝えた。」
新井と浜中が田淵コーチ歓迎 田淵チーフ打撃コーチの就任会見で、ホームラン打者として興味を持っているのは”新井”と答えていた。
新井 「ビックリしました。嬉しかった。期待されているからには応えたいし、チャンスだと思う。もし安芸キャンプスタートだったら、一からいろいろ聞いてみたいです。僕の理想としている不動の4番打者ですから。それに嬉しかったのは、長距離打者をフロントに取ってきて、というのではなくて、育てたいとおっしゃってくれたこと。やりがいが違いますよ。」
浜中に対して田淵コーチの評価は”飛ばすだけのものがあるだけに、物足りない”。
浜中 「僕も打球を遠くに飛ばす技術が持ち味だと考えてます。田淵さんに大きいのを打つコツとか、打席での心構えとかを教わりたい。」
川尻、気持ちは変わらない 川尻投手は、練習に訪れた鳴尾浜で、星野新監督を迎えても自身の移籍希望に変わりがないことを明言した。
川尻 「いい選手が入ってくるのはいいことだけど、おれの気持ちは変わらない。あくまでアメリカで野球をやることが夢。来週中にも球団に電話して話がしたい。契約更改?全然そんな話をする状況じゃないよ。星野さんと話?まずは球団と話をしてみて、それから。」
星野監督、田口に国際電話で入団を要請 12月21日、米国に滞在中の田口壮外野手は星野監督から国際電話で入団を要請されたことを明らかにした。星野監督から電話があったのは、米国時間の20日夜。元TBSアナウンサー恵美子夫人にも阪神移籍を頼み込んだらしい。
星野監督 「一緒にやろう。力を貸してくれ。ぜひ一度、ゆっくり話をしよう。」
田口 「感激したと同時に、監督の魅力を改めて強く感じた。一度ゆっくり話をしようという言葉をいただいて、よろしくお願いしますと、答えました。」

星野監督は状況を補足説明した。
星野監督 「2回ほど話をしたよ。俺の気持ちは伝えた。奥さんとも久しぶりに話をしたし。28、29日に最終的なオファーが出るんだって。年明けに帰ってくるけど、自分で判断するんじゃないか。」
片岡の入団を発表 12月21日、大阪市内のホテルで、日本ハムから移籍の片岡篤史内野手(32)の入団を発表。星野仙一新監督、野崎勝義球団社長とともに会見に臨んだ。5年契約で年俸総額は12億円。背番号はこれまでと同じ”8”に決まった。
片岡 「自分で決めたこと。前向きに突き進んでいく。新しい世界に不安もあるが、プレッシャーも承知で決断した。一回りも二回りも大きくなって、自分の野球人生で必ずプラスにしたい。
プロ入りした10年前と同じで、新幹線では緊張してなかなか眠れなかった。夢はかなったが、これからが大変。監督に”すべておれに任せろ”と言ってもらったのが一番胸に残っている。浮かれることなく地に足をつけて、ええかっこせずやりたい。甲子園にあこがれて野球を始めた。野球人生の最後を甲子園で完全燃焼したい。」
星野監督 「彼が阪神を選んでくれたことで戦力的に何10%もアップする。けがや故障がなければ、十二分にこちらの期待にこたえてくれるだろう。彼は日本ハムで選手会長の経験もあるし、若い選手を引っ張ってくれる。こちらから要求は何もない。」
コミッショナー公示(12/21) FA宣言選手契約締結  阪神・片岡篤史内野手
沖原、背番号変更 沖原佳典内野手は、日本ハムからFA移籍した片岡篤史内野手に背番号”8”を譲り、”5”をつけることになった。 
的場、100万減の1200万円
(12/21契約更改)
故障続きの的場が契約更改を行い、100万減の1200万円でサインした。11月に左ヒザの再手術を受けたばかりで、復帰は早くても、5月以降の見通し。背番号も2から99に変更された。
的場 「1年で取り返したい。負けたくない。今度再発したらヤバイ。結婚したけど、心配させてばかりなんで、安心させられるように頑張りたい。」
片岡、星野監督に電話で阪神入りを表明 12月20日午後2時、星野監督はデイリースポーツ社に到着する直前、移動の車の中で片岡からの電話を受けた。電波状況も悪く何度も聞き直した。
星野監督 「来てくれるんか、本当に来てくれるんか。」
片岡 「お世話になります。」
歓喜のあと星野監督はぽつりと漏らした。
星野監督 「本当はアメリカにも飛んで行きたいんだけど。」
片岡が阪神入りを表明会見 12月20日午後3時、片岡篤史内野手(日本ハム)は東京都内のホテルで会見し、阪神入りを表明した。
片岡 「きょうの2時まで考えた結果、阪神タイガースに行ってもう一度野球を見つめ直して頑張りたい。小さいころ甲子園球場に野球を見に行った時から甲子園で野球をしたいと思った。夢だった。(途中、声を詰まらせ涙を流した)日本ハムには自分を育ててくれ、感謝の気持ちでいっぱいです。ファンやチームメートに申し訳ない。不安も期待もあるが、生半可な気持ちでは決められなかった。大げさかもしれないが、大阪に命がけでいきたい。」
星野監督 「うれしい限り。ほっとしているよ。純な心を持っている男。長年、日本ハムに育てられた恩もあるだろうしな。」
野崎球団社長 「きょう2時すぎ、星野監督から連絡があった。うれしい知らせに、球団事務所でも拍手がわいた。交渉には木戸コーチも出てくれたし、星野監督も出馬してくれた。電鉄本社、球団、フロント、現場が一体となった結果、この朗報が得られたと思う。」
日本ハム・大島監督 「監督の立場としては、非常に残念。FAを行使してチームは変わっても、同じ野球をやるのだから、心から送り出してあげたい。片岡が抜けたのは大きな穴。埋めるべくみんなで努力していきたい。」

片岡は1時間前の午後1時過ぎ。”ほんまに迷ってんねん”と涙声で父・寛十郎さんのもとへ電話したという。甲子園で初めて阪神―巨人戦を見たとき、父・寛十郎さんに”僕はここで野球をする”と誓っていた。92年のドラフト直後に日本ハムから指名されたとき”セ・リーグで野球をやりたい”と断った経緯もあった。最後は幼少時代から憧れ続けたタテジマと甲子園が決め手になった。
21日に大阪市内のホテルで入団発表が行われる予定。
片岡、一問一答  −決断の決め手となったのは
「関西で生まれ育ち、小さい時に初めて甲子園で野球を見て、ここで野球をしたいと思ってきたから。」

 −決断まで長い時間がかかった
「会見1時間前の午後2時まで悩んでいた。理由は自分を育ててくれた日本ハムへの愛情。感謝の気持ちでいっぱいです。」

 −阪神はファン、メディアからの注目度も非常に高いが
「それも含めてここまで悩んできた。なまはんかな気持ちでは決められなかった。大げさだが、命懸けで大阪に行きたい。」

 −星野新監督と話は
「よろしくお願いしますと伝え、いっしょに頑張ろうと言われた。」

 −阪神、セ・リーグに移っての決意は
「不安も期待もあるけど、10年パ・リーグでやってきたプライドもある。レギュラーを張ってきたものをセ・リーグでも見せたい。」
田淵、チーフ打撃コーチ就任 12月20日、大阪市内のホテルで阪神の野崎勝義社長と田淵氏が交渉し、田淵氏の1軍チーフ打撃コーチ就任を発表した。1年契約で、背番号は「88」。
田淵氏は1978年に阪神から西武にトレードされて以来、24年ぶりに縦じまとなる。
会見途中、星野監督が名古屋から駆けつけた。
田淵チーフ打撃コーチ 「24年ぶりに帰ってまいりました。夢に見たことが現実化した。純粋に胸がいっぱい。星野監督とスクラムを組み、阪神に育てられた恩返しをしたい。同級生だけど、監督とコーチの一線は画したい。”仙ちゃん”と呼ぶのもきょうが最後。長打を打てる選手を育てるように星野監督から言われている。120、130本は欲しい。年間90本は少ない。これを3ケタにしないと。星野監督から、最初に出て来た言葉もこれ。クリアできるような、バッターづくりをしたい。選手が悩みを相談できるフランクな体制にしたい。
試合の後半になって、3点差で負けていても、一発で逆転できるような打線を。阪神の選手は決断力が遅い。変化球か真っすぐしかないのだから、思い切っていく勇気が必要。浜中は、ホームランバッターは球を呼び込んで打たないと駄目。彼は足が速いだけに、先に足が出てしまう。右中間、左中間のふくらみをとってくれないかと野崎社長に言った。それが投手を助けることにもなる。」
星野監督 「彼とは30数年来の仲。何も心配することはない。情熱を選手にぶつけてもらいたい。猛虎打線の代表的な男。野村前監督は足の速い選手を十分に育ててくれている。だから、大きいのを打てる男を育ててほしい。」
久万オーナー 「田淵コーチはかつての大打者でなので、阪神タイガースの懸案である攻撃力の強化のため、ご尽力いただけると期待している。星野新監督を支えながら手腕を発揮していただき、ファンの期待にこたえていただきたい。」
野崎球団社長 「24年ぶりに復帰してもらって、指導者として阪神タイガースを復活させるための力添えをいただけることになった。球団としては最低3年はやってもらいたいと思っている。個人的にはラッキーゾーンを作ってもいいと思うが…。でも、具体的な話はまだです。」
田淵コーチ、一問一答  −今の気持ちは
「24年ぶりに帰ってまいりました。長い月日だった。純粋に胸がいっぱい。早く縦じまのユニホームを着て選手と一緒にやりたい。星野監督とスクラムを組み、阪神で育てられた恩返しをしたい。」

 −目指す指導法は
「数字に責任を持ちたい。データを基に選手とコミュニケーションし、長所、短所を見ながらベストの方法をみつけたい。年間本塁打を3けたにしたい。悔しさがなければうまくならない。悩みがあったらいつでも来い、というようなフランクな体制にしたい。」

 −親友の星野監督と共に戦うことについては
「夢に見たことが今日、現実化した。ユニホームを脱ぐまで『仙ちゃん』と呼ぶのをやめる。監督とコーチがスクラムを組んで強いタイガースをつくるという意気込みをわかってほしい。」

 −新体制での抱負を
「和田打撃コーチには小技や右打ちを教えてもらう。役割分担がはっきりしている。うれしい結果を出したいし、記憶に残るガッツあるプレーをさせたい。監督の熱意に負けないようにぶつかっていく。」
平塚打撃コーチは2軍打撃コーチへ 田淵チーフ打撃コーチの就任に伴い、平塚打撃コーチの2軍打撃コーチへのポスト変更が濃厚となった。1軍は田淵、和田の2人体制で、打線強化にあたるとみられる。
田淵コーチ 「和田には、右打ちや進塁打といった細かい分野を見てもらいたい。」
田口、アリアスも獲得へ前向き 12月20日現在の、田口と新外国人選手に対しての接触状況。
野崎球団社長 「田口選手に関しては、要所、要所でメールを使って接触しています。問題はメジャーへの夢です。片岡選手が来てくれたことが追い風になる。日本ならウチと決めてくれているのでは。アリアスに関しては接触はしている。何とか獲得したい。マルティネスは知っている代理人だが、そういう意味での接触はしていない。」
阪神は、先週末アリアスの関係者と電話連絡をとり、日本でプレーする意思があるか否かを確認していた。
アリアス側 「日本でプレーすること、タイガースでプレーすることに興味をもっている。」
島野氏の移籍を正式に申し入れ 12月20日午前、星野仙一監督は中日球団に西川順之助社長を訪ね、中日の島野育夫2軍監督の阪神移籍を正式に申し入れた。
星野監督は来季のコーチ陣の構想に島野氏が入っていることや、11年間の監督時代に島野氏と二人三脚で中日を再建したことを説明し、理解を求めた。
西川社長は、すでに来季のスタッフを発表している上、敵の戦力強化になることはできないと反論した。島野氏は中日との来季の契約をまだ結んでいないが、西川社長は拒絶理由として、本人の承諾を得て来季の2軍監督として公表していること、同氏を中日の頭脳として考えていることなどを挙げた。
西川社長 「お断りしました。島野さんは中日のシンクタンク。長引きますよ。要望は続けるつもりらしいが、断り続けるのも変わらない。内容によっては島野君を説得しないといけない。」
星野監督 「時間は掛かるだろうが、きちっと返事をいただけると思う。社長の立場上、そう簡単には望む返事は返ってこないだろう。年明けには返事をくれるのでは。島野さんがどう考えているか聞いてほしい。」
平田2軍野手総合コーチが球団広報部課長へ異動 阪神は、平田勝男2軍野手総合コーチの球団広報部課長への異動を発表した。同課長は星野監督付き広報を担当する。
外国人選手の同時出場が4人に 外国人選手が同時に試合に出場できる人数が、来季から最大4人に拡大されることが実行委員会で決まった。しかし、労働組合・日本プロ野球選手会は反対の姿勢を示しており、反発が予想される。10月のオーナー会議で経営側は、1軍登録の人数4は変更しないものの、今季までの「投手2、野手2以内」の内訳を「投手3、野手1」または「投手1、野手3」も可能とする方針を固めていた。
田淵氏と20日に交渉 野崎球団社長は、田淵幸一氏と20日に大阪市内のホテルで交渉することを明らかにした。野崎球団社長は電話で就任要請を済ませている。
野崎球団社長 「そういう予定をしています。」
打撃コーチ就任決定後、入団発表会見を行う段取りになっている。星野監督も名古屋から駆けつけ、会見に同席する。会見終了後には、田淵氏とともにマスコミ各社を訪問する予定。
星野監督 「アイツの入団発表には出てやりたいからな。」
星野監督、20日に中日に島野氏譲渡交渉へ 星野仙一監督が20日に中日球団を訪れ、島野育夫2軍監督の譲渡を申し入れることになったと、星野監督自身が明らかにした。都内で片岡と交渉後、そのまま名古屋入りしている。
星野説得に片岡は態度保留 12月19日、片岡内野手(日本ハム)と阪神との入団交渉が都内のホテルで行われ、星野監督が初めて説得に当たったが、片岡は態度を保留した。
星野監督 「一緒に再建しようじゃないかということを話した。現場の責任者としての誠意は伝えられたと思う。悩めば人間が大きくなる。“お忙しいのに、すいません”と言ってたな。いい返事がもらえることを信じてるよ。」
片岡 「1度はお会いしたかったのでうれしかった。星野監督は思っていた通りの人。野球観などいろいろな話を聞くことができた。FA宣言してから随分時間がたったが、そんなに簡単には出せない。簡単に答えが出せたらここまで長引いていない。ただ、両球団には迷惑を掛けているんで。とにかくあした、すべてをお話しする。」
監督付きの平田氏、監督と同行 平田氏は、羽田空港で星野監督を出迎えると、そのまま名古屋まで行動をともにした。来季の2軍野手総合コーチ就任が発表されていたが、広報としてデビューとなった。
平田 「まだ肩書は決まってないので…。よろしくお願いします。」
星野監督 「初仕事か。」
藤川が発奮 先日、藤川、的場、中谷は背番号変更が発表されたばかり。
藤川 「ナニクソって感じです。2人も同じように感じてるでしょう。3人で見返して、もう一度、若い番号を取り戻したい。」
星野新監督、19日に片岡と直接交渉へ   星野仙一新監督と片岡内野手(日本ハム)は、19日に東京都内のホテルで交渉することが明らかになった。19日朝、空路東京入りし午前中に都内のホテルで直接交渉する。
星野監督は18日の就任記者会見後に直接片岡に電話連絡し、交渉の了承を取った。
星野監督 「明日が楽しみだ。」
片岡は20日に記者会見し、日本ハム残留か阪神移籍かの結論を出すとしている。
星野監督、近日中に中日に出向くと断言 星野監督は島野2軍監督の招へいについて、近日中に中日球団に希望を伝えることを断言した。
星野監督 「時を見て、堂々とお願いに上がる。それしか手はない。当たって砕けろ、と言う言葉があるけど、それしかない。」
島野氏以外の組閣は決定的 岡田2軍監督は留任。田淵氏は一軍打撃コーチに就任。島野氏が入閣した場合は、木戸ヘッドがバッテリーコーチ。平塚打撃コーチが2軍打撃コーチ。平田2軍野手総合コーチが星野監督の専属広報となると見られる。
星野監督就任会見 12月18日午前11時前、星野新監督は就任会見に臨むため、新大阪駅に降り立った。
「身が引き締まる思いだった。監督だったら、開幕第1戦。投手だったら、開幕投手のような心理かな。」
星野仙一氏の監督就任会見が、大阪市内のホテルで行われた。
星野新監督の第一声
 「すごいな。久しぶりにこんな大勢の前で話をするので、柄にもなく緊張している。」
新ユニホームや新しい帽子は用意されておらず、縦じまのユニホーム姿は披露されなかった。
「僕は今までも着てないし、ワイシャツとネクタイの上から着るのは好きじゃない。やっぱりユニホームはグラウンドで。」
一問一答  −就任の感想は。
「久々にこれだけ大勢の前で話をさせていただく。大変な仕事を背負った。相当なプレッシャーを楽しんでいくという、決意表明の席に座っているような感じがする。」

 −星野氏にとって阪神とは。
「ガキのころから阪神ファン。選手としてわたしを指名してくれなかったのは残念だが、夢の途中で声がかかり、つくづく幸せな男だと思う。
東西が強くなければ日本のプロ野球は盛り上がらないと昔から考えている。巨人と阪神は日本のプロ野球の最たる存在。私の人生は対ジャイアンツで塗られており、阪神を強くしたい。」


 −対巨人の思いは。
「わたしの人生そのもの。アンチジャイアンツファンのためにも頑張らなきゃ。だからこそジャイアンツも強くあるべきだ。」

 −名古屋への思いは。
「人間関係は大事にしたいが、プライベートでは仲が良くてもグラウンドに立ったら目をつり上げて、火の玉のような気持ちで戦える選手を育てたい。」

 −関西の阪神ファンへ。
「1年目からあきらめの気持ちを持たせないようなシーズンにしたい。”何でAクラス、優勝争いで負けたんだ”とファンがぜいたくな気持ちになるように、われわれ選手が一致して頑張らないといけない。」

 −指導法は。
「阪神を戦う集団にしたい。グラウンドでは目をつり上げて火の玉のごとく戦う選手を育てたい。やるべきことをやらなかった時、わたしは鬼になる。ファンが、何だAクラスか、優勝争いで負けたのかという高いレベルに早く持っていきたい。自分の危機管理をしっかり身につけないと。新監督がきたから何とかなると思っているやつは大間違いだ。」

 −コーチ陣の編成は。
「焦りなさんな。2月1日にはきちっとしたスタッフでスタートを切る。」
関係談話 久万オーナー 「名古屋の方はもちろん、全国のファンの皆さんのご理解で星野さんを新監督に迎えることができた。野村前監督には”弱者が強者に勝つ”という野球を教えていただいたが、新監督は”弱者を強者”にしてくれると期待している。わたしも燃えている。
外国人ならば、だれからどんなルートで、その能力が当たっているのかを調べるか。今までもそうしてきたが、メソドロジー(方法論)の分析が弱かった。すべて星野監督に一切任せます。」
広島・山本監督 「もう戦えないと思っていたのにまた戦う機会に恵まれ、わたしも燃えている。星野、田淵がコンビを組んでくるとなれば相手にとって不足はない。伝統の巨人−阪神戦といわず、広島−阪神戦を伝統的な戦いにしたい。」
巨人・原監督 「星野さんの監督就任は、球界にとって朗報。阪神という伝統球団の指揮を執ることになり、来年は大変盛り上がるでしょう。尊敬する先輩でもあり、手ごわい相手になりそう。星野さんには守るべきものがあるが、僕にはない。思い切って攻めるだけ。」
星野監督、年末年始は豪州 星野新監督は、年末恒例の豪州旅行でチーム再建のプランを練る予定。
野崎球団社長 「ウチの戦力そのものを知らないということで、豪州に行ってる間に把握したいと言っておられました。たくさん資料を持って行かれるようです。」
星野氏、久万オーナーに受諾を連絡 12月17日、阪神電鉄の広報が、星野氏から阪神の久万俊二郎オーナーに要請受諾の電話連絡が入ったことを明らかにした。
午後2時からニッポン放送の「テリーとうえちゃん のってけラジオ」にゲスト出演し、そこでユニホーム姿のお披露目時期を問われ答えた。
星野氏 「現場1日目の2月1日のキャンプで着させてもらいます。」
その後、東京・渋谷のNHKへ向かう車中、携帯電話で久万オーナー、野崎球団社長に受諾の意を伝えた。
18日に大阪市内のホテルで就任会見が行われる予定。
久万オーナー、野崎社長の話 久万俊二郎オーナー 「受諾させていただきますと、電話で返事があった。2、3日前から確実と思っていた。チーム再建への第一歩?そうですね。彼の筋の通った行動に感心すると同時に、あらためて新監督を託したい男であると思った。是が非でもチームの立て直しを果たし、ファンの期待にこたえてほしい。」
野崎勝義社長 「かなりの手ごたえはあったが、ほっとした。星野さんは絶対に強くなるから頑張りましょうとおっしゃっていた。田淵氏については、星野さんが間に入ってやります。わたしも既に”よろしく”という電話を田淵氏に入れてある。」
星野氏、NHKで監督受託を表明会見 12月17日、星野氏は、解説者としての契約が内定していたNHKの了承を得るため、渋谷のNHK放送センターを訪れ、海老沢勝二会長にあいさつした。その後の会見で”阪神の久万オーナー、社長によろしくお願いしますと電話で受諾の意思を伝えた”と表明した。

−正式に就任が決まった今の率直な気持ちは。
「先日オーナーとお会いし、考える時間もいただき、すっきりしたというか、心に決めたという実感はわいてきた。」

 −就任の決め手になったのは。
「OBやファン、後援者たちと相談をしたが、ユニホームを着てここまで大きくなった。野球人なんだ、という言葉が決定的な理由です。」

 −阪神の印象は。
「いままで敵として戦ってきたので、これから分析、研究をしていく。それは入団発表の席で言いたい。」

 −チーム再建のために1番初めにやることは。
「道半ばだった野村さんの野球を継承する。というより、頭の方はだいぶ進んできた思うので、そこに私の精神的なものというか、考え方を付け加えたい。」

 −片岡とはいつ会うのか。
「時間がないので、電話しかないかなと思う。きょうは会わない。むこうも新婚だからね。」

 −縦じまのユニホームにはいつそでを通すのか。
「2月1日です。野球人のユニホーム姿はグラウンドでこそ、さまになるものです。戦闘服ですから。」
監督受託関係の談話   平塚打撃コーチ 「明大の野球は情熱、人間力。基本は一緒だと思う。お役に立てれば。」
沖原 
「星野さんは熱くて闘志を前面に出す監督。僕らに足りなかったものを植え付けるには最適な方だと思う。」
谷中 「自分も負けん気が強いので、そのあたりを教わっていきたい。」
中日・山田監督
 「複雑な思いで、気持ちの整理をしなければならない。やりにくい面は当然あるし、特に意識してしまうかもしれないが、お互い野球人。ユニホームを着て一塁側と三塁側に分かれれば、激しい中日−阪神戦になると思う。」
エバンス残留 阪神は、トム・エバンス内野手が来季も残留すると発表した。背番号は「5」から「59」に変更された。
新入団選手の背番号、
背番号変更を発表
阪神は、新背番号を発表した。
新外国人投手 
ムーア 17
テスト入団 
横田 30原田 56川俣 58

背番号変更は9人
藤本 9(旧56)
エバンス 59(旧5)
藤川 92(旧30)
面出 68(旧36)
中谷 66(旧22)
吉本 55(旧44)
的場 99(旧2)
田中 00(旧60)
関本 44(旧64)

上田管理部長 「いい番号がプレッシャーになっていたのかもしれない。」
的場 「発奮材料にして頑張りたい。」 
     
新人8選手の入団を発表 12月17日、大阪市内のホテルにおいて監督不在で新人8選手の入団を発表した。

安藤優也投手(23)=トヨタ自動車、183センチ、87キロ、右投げ右打ち、背番号16
浅井良捕手(22)=法大、176センチ、78キロ、右投げ右打ち、背番号12
桜井広大外野手(18)=PL学園高、180センチ、82キロ、右投げ右打ち、背番号51
中林祐介投手(18)=金沢高、185センチ、84キロ、左投げ左打ち、背番号36
藤原通内野手(22)=立命大、180センチ、82キロ、右投げ右打ち、背番号2
喜田剛外野手(22)=福岡大、183センチ、87キロ、右投げ左打ち、背番号22
梶原和隆投手(22)=愛知工大、182センチ、76キロ、右投げ右打ち、背番号64
東辰弥(22)=早大、175センチ、80キロ、右投げ右打ち、背番号60

星野氏のコメント 「監督のいない入団発表は前代未聞のことだ。ただ、この時期に入団したのは、むしろラッキーだったのじゃないか。君らのことは、出席してやれなかったことで、これからは私の熱い視線が注がれるだろう。プロの世界は厳しさのあとに喜びがある。しっかりトレーニングして、そして安芸で会おう。」
安藤優也投手 「阪神のユニホームにそでを通し、チームの一員になった。星野監督は熱血漢で闘将。闘志を前面に出される方だと思う。僕もマウンドに上がれば気持ちで投げるタイプ。」
浅井良捕手 「優勝するための力になりたい。アピールポイントは肩なので盗塁を刺せるよう頑張りたい。」
喜田 「これ以上の番号はないです。阪神の22番は、田淵さんのイメージが強いと思う。でも、田淵さんや木戸さんを超えて“22番と言えば喜田”と言われる活躍をしたい。」
星野氏、監督就任合意。
正式発表は後日に。
12月15日、星野氏と阪神2度目の交渉が名古屋市内のホテルで行われた。
前回12日の第1回交渉で大筋合意に達した両者はこの日、選手補強など細部の詰めを行い、4時間にわたって話し合った。契約年数は1年契約、年俸2億円。背番号は中日時代と同じ「77」に決まった。
星野氏が就任要請前に引き受けた仕事は17日に終了となる予定で、早ければ同日中に阪神側に受諾の意思を伝え、18日にも就任発表の運びとなると見られる。
星野氏 「譲るべきところは譲りましたし、主張すべきところは主張した。心は決まっています。こういうことになる前に受けていた仕事が残っている。阪神への回答はそのすべてが終わり、ご迷惑をお掛けしたNHKの会長に対面してから。2、3日後になるが、心は決まっている。正式決定後は中日球団へ島野さんの譲渡申し入れ、さらにFA選手への猛アタックをするつもりだ。」
野崎球団社長 「きょうは補強の面で長い時間を割いた。これから招へいするコーチの問題が残っているが、前進し、内心ほっとしている。契約は、本人の1年、1年勝負したいという意思を尊重した。こちらとしては3年ぐらいかかると思う。それでうまくいけば、さらに、もう少しやっていただくのが理想だと思う。」
久万俊二郎オーナー 「1年契約というのは聞いた。ただ、1年で辞めるのではなく、1年ごとにやっていくということでしょう。彼は60歳まで野球をやると言っていたが、5年はいてほしい。再建が終わるまで5年やってもらっても結構です。ヘッドコーチについては監督の専決事項だと思う。自分の手足ですから。

島野については内情を知っている星野さんが行く方がいいと思うが、出てくれと言われればいつでもいく。岡田2軍監督については心配していない。いずれうちの監督になってもらわなければならないんだから。」 
星野氏、上坂の結婚式で就任宣言。
さらに岡田と会談。
阪神との2度目の交渉が行われた名古屋市内のホテルで、偶然にも別の会場で上坂選手の挙式が開かれていた。そこへ、交渉の席を抜け出した星野氏が飛び入りでスピーチをした。
星野氏 「阪神からの監督要請を、引き受けることになると思います。来年頑張りましょう。今年、逆のベンチから見てて、上坂選手はいやらしいタイプの選手だという印象が、頭に残ってます。来年、レギュラーという確約はしませんが(笑)、やってくれるだろうと期待してます。上坂には今のスタイルを変えずに頑張ってほしい。」
上坂 「ビックリしたけど、ありがたいことですから。すごくいい言葉をもらって感激してます。ホント、ラッキーです。でも、僕が一番緊張しました。これは偶然なんですかね。あまり運を使い過ぎて来年大丈夫かな。」

さらに式に出席していた岡田2軍監督と会談を行った。
岡田 「スピーチに入って来て、ビックリしたわ。一緒に力を合わせて、やって行こうということ。知らんこともあるから、力を貸してくれや、ということやった。」
星野氏 「あいさつ程度。岡田には”頑張りましょう”と言った。だれよりも、今の若い選手のことは知っているからな。昔通の素直な岡田だった。心に決めているのに、式に行かないわけにはいかないだろう。」
星野氏一問一答。 −きょうの交渉で結論は出たのか
星野 「結論は見えている。そのための、補強の問題とか細部のことを話し合った。」

−気持ちはさらに前向きになったということか
星野 「心は決まっている。正式なものは、すでに引き受けている仕事が終わってからにしたい。」

−戦力面のビジョンはあるか
星野 「戦力分析は頭の中ではしている。外国人やFAなどで変わってくると思う。」

−コーチの編成などは
星野 「ほとんどすり合わせは終わっている。ご心配なく。」

−現在の心境は
星野 「だいたい心の整理はついた。1、2の解決しにくい問題はあるが、一生懸命理解してもらうしかない。」

−契約内容は
星野 「1年、1年で勝負したい。野崎社長は不安な顔をしていたが、途中で放り出すことはない。お互いに信頼しようと伝えた。」

−どのように阪神を再建していくのか
星野 「野村さんのやってきたことに、僕の考えを付け加えていく。それが浸透すれば、早く解決するかもしれない。」

−背番号は
星野 「77。空いているので、それで結構と言った。」
星野氏、中日ファンへ理解を求めた 星野氏は阪神との交渉の後に、テレビ局を回り、地元ファンへ理解を求めた。
さらに夜は後援会の「仙一会」のパーティーへ出向いた。
田淵氏、「仙一会」に出席 星野氏から招へいを受けた田淵幸一氏は、名古屋市内で行われた「仙一会」のパーティーに出席した。
田淵氏 「まだ発表されていないから、自分は何とも言えない。チームの戦力分析は始めている。今年以上の成績を出せるようにしたい。タイガースのユニフォームを着たらどんな気持ちになるか想像つかない。胸にぐっとくるものがあると思う。」
田口との入団交渉は進展なし 12月13日、田口側と阪神の3度目の入団交渉が大阪市内のホテルで行われた。田口本人が渡米中のため、田口側は代理人の東道雅彦弁護士が出席。条件面の話し合いはなく、具体的な進展はなかった。田口側の東道雅彦弁護士は、さらにメジャーからオファーが届くことも視野に入れ、結論が越年となる可能性も示唆した。
東道弁護士 「現在、メジャー3球団からオファーが来てるという話をしました。年内に決められたらと思っていますけど、場合によっては年を越すこともある。」
竹田邦夫常務 「今後の編成上の問題もあるので、できれば年内に最終的な返事がほしい。」
星野氏、15日には即答はしない 12月13日、星野氏は名古屋市内のホテルで会見した。
星野氏 「15日には再交渉の席に着くが、考えがあって即答はしない。ただ、その後、一両日中に阪神に回答する。島野さんと話してはいないが、私の気持ちは十分理解してくれているはず。中日球団に出向き、”島野さんを下さい”と球団社長に頭を下げる。17日の阪神新人選手入団発表には出席できないが、田淵、島野両氏とともに大阪で就任会見を行いたい。監督がいないのも、彼ら新人にとっていい思い出になるのでは。岡田は大事なOBだから、フロントも親会社も気にかけている。遠慮はしないが、配慮はしてやらなきゃいけない。
燃えている? 今から燃えていたら灰になっちゃうな。頭はクールに。心はいつも熱いタイプだから。」
岡田 「正式に決まらないと何も言えない。こちらも聞きたいことがあるし、ゆっくり話したいよ。」
田淵、コーチ就任を快諾 星野氏は、12月12日深夜に田淵氏へ電話連絡し、コーチ就任を正式に要請、快諾を得たことを明らかにした。
星野氏 「なんだ疲れてんのか?心に決めたから一緒に行ってくれや。」
田淵氏 「地獄まででも付き合うよ。」
星野氏
 「地獄までおちたら困るけど。」
阪神の野崎社長が中日の西川社長に、
星野氏の監督要請の理解を求めた
12月13日、阪神の野崎社長が中日球団に西川順之助社長を訪ね、星野氏に阪神監督就任を要請したことへの理解を求めた。
野崎社長 「多分、阪神は何するんだと思っているでしょうが、わたしたちに対しては”状況は分かった”と気持ちよく言っていただいた。」
西川社長 「星野君が決めること。分かりましたと伝えた。」
野崎社長 「島野中日2軍監督については、わたしたちが中日にくださいと申し上げられない。あつかましく言えることではない。星野さんが動かれると思う。そのときはよろしくお願いしますと伝えた。」
中日、島野2軍監督については「迷惑な話だ」 中日の白井オーナーと西川球団社長は、島野育夫2軍監督について話し合った。
西川社長 「迷惑な話だ。オーナーとも”迷惑な話だ”と話した。頭を下げてもらって済む問題じゃない。希望は聞くが、スタッフは発表している。球団の決定が第一。」
星野氏 「僕の考えは半分が島ちゃん。ある意味師匠だな。12球団どこでも欲しい男。頭を下げて食い下がる。その答えは出て来ないと信じている。」
伊藤は現状維持の8000万円
(12/13契約更改)
伊藤は現状維持の8000万円で契約を更改した。中継ぎで52試合に登板、6勝2敗、防御率1・79だった。
伊藤 「去年よりもリリーフの失敗が多かった。球団の評価には満足している。お金の話だけじゃなくて、コーヒー飲みながら世間話とかもしたしね。だいたいそのぐらいかなと思ってました。自分が一番よく知ってるんで。」
井川、契約交渉で代理人を同席へ 井川が14日に行われる契約交渉で、代理人制度を行使する旨を伝えていた。11月30日の第1回交渉で、2300万増の3500万円を保留した際に伝えていたらしい。
竹田常務 「できることなら直接、井川選手と生の交渉がやりたいのですが、これは選手の権利ですから。」
星野氏、監督受託へ 12月12日、阪神の久万俊二郎オーナー、野崎勝義球団社長は、名古屋市内のホテルで、星野仙一氏に正式に新監督就任を要請した。チームを引き受ける意思は明らかにしなかったが、就任することが事実上決まった。
話し合いはお互いの意見や主張を交換し、阪神からは5年の複数年契約、推定年俸2億円を提示したが、合意には至らなかった。15日にもう一度名古屋市内で交渉を行い、態度を表明することになる見込み。
星野 「久万オーナーから、低迷している阪神、関西球界に活気をみなぎらせるために力を貸してほしいという温かいお言葉をいただいた。田淵、島野両氏の入閣も受諾してもらい、大まかなことは合意したし、はっきり気持ちは前向きと言える。横綱に東西があるように、野球も東も西も強くなくてはならない。中日に育てられた自分だが、広く言えば野球界。チームは4年連続最下位で、この時期に監督がいなくなった。この世界で恩返しをしなければならないと思った。」
久万オーナー 「非常にさわやかな、気持ちのいい方だった。野村とは違うが、すっきりした野球理論の持ち主。野村になかった徹底的に鍛えるやり方をしてくれる。5年を考えていたが、1年でやると言っていた。ひたすら来てほしいと訴えた。彼が名古屋だけでなく関西全体の魂となって、もう一つ大きくなってもいいんじゃないか。そして宿敵巨人を倒したい。」
野崎社長 「使命感に燃えていた。阪神がこういう状態であることに、熱い思いを持っている。星野さんが招へいする方のことで、コーチ陣の再編成が可能なのか検討したい。」
       
星野氏一問一答。
打撃コーチに田淵。
−交渉を終えた感想を。
星野 
「私の要望はすべてに近いくらい引き受けていただいた。即答はしなかったが、あとは細かい部分の調整だけ。」

 −15日の再交渉で結論は出すか。
星野 
「次回交渉の後、もっとはっきりものをいわせてほしいと思っている。」

 −要望とはスタッフか。
星野 
「皆さんが書いている田淵、島野両氏については、ご想像通りで、受諾していただいた。田淵には打撃部門を担当してもらうことを描いている。島野さんは中日との絡みで難しい点はあるが、監督を引き受けたら、私が直接中日球団に了解を取りに伺うのが筋と考えている。」

 −条件面を具体的に。
星野 
「具体的なことは決定後に徹底的に話し合っていく。複数年契約、今季中日から頂いていた同等の年俸(推定2億円)提示があったが、中日同様単年にするかどうか、これから考える。」

 −受諾する方向になった最大の理由は。
星野 
「伝統あるチームの再建、関西の低迷を何とか盛り上げようという気持ちは当然ある。また自分と長嶋さんが今季で監督を退き、野村さんもと、球界は過渡期を迎えたと感じている。野球界で大きくなった男だから、この世界で恩返しをしたい。それが素直な気持ちだ。」

 ―中日ファンの感情はまだ気になるか。
星野 「それを言われると辛い。ドンと名前が出たときは70、80%は行っちゃ嫌だと言われた。1週間時間をいただいた中でフィフティ・フィフティになった。もう少し支持があれば決断しやすいなと思うけど。」

 ―阪神の印象について。
星野 「対戦したときしか見てませんが、データ分析などから、個々の選手の長所欠点は分かっております。野村監督が3年かけて、結果は芳しくなかったけども、個々の戦力は伸びてきている。野村監督の考えは間違ってなかった。ボクもよくおしゃべりさせてもらったり勉強もさせてもらった。」

 ―受諾するなら一番の理由は男気なのか。
星野 「それもありますが…今、球界は過渡期にきている。ミスターが辞め野村さんが辞め、私が辞め、昨日もミスターに言われた。この世界で大きくなったんだから、この世界に恩返ししないといけない。」

 ―フロント改革の話について。
星野 「裏方やスコアラー、打撃投手、打撃捕手、スカウト、現場に直接関係するところを含めて、きっちりと、一つにまとめて目配り、気配りをしてやっていきましょう。」

 ―中日のことは心残りではないのか。
星野 
「ドラゴンズとタイガースで盛り上げて、打倒巨人で、アンチで行きたい。」
中日の白井文吾オーナーに就任要請のあいさつ 久万オーナーと野崎社長は、交渉終了後に名古屋市内の中日新聞社を訪れ、中日の白井文吾オーナーに就任要請のあいさつをし、会談は10分ほどで終了した。
阪神・久万オーナー 「実はこの間、電話でご了承を得ていたので。」
中日・白井オーナー 「“ご迷惑をおかけします”というあいさつだった。球団が来季スタッフを発表しちゃっているだけに、覆すことはないんじゃないかな。」
中日、島野2軍監督の移籍に不快感 中日の西川順之助社長は、島野二軍監督の阪神への移籍について、慰留する考えを改めて示した。
西川社長 「島野さん本人が承諾し、既に二軍監督に決定している。はい、そうですか、というわけにはいかない。勝手な言い方だ。約束というものが根本的に成り立たない。」
中日の島野2軍監督が結論を保留 中日の島野育夫2軍監督が中日側と残留交渉を行ったが、結論を保留した。
山田監督 「困ったな。仲を知っているだけにつらいものがある。」
成本、3倍の4500万円
(12/12契約更改)
成本が契約更改交渉し、今季の約3倍となる年俸4500万円でサインした。今季は3勝20セーブと活躍し、セ・リーグのカムバック賞を受賞していた。
成本 「昨年の今ごろは最後の1年になるかもしれないと思っていた。来年はプロ10年目なので、気持ちも新たに頑張りたい。年間シートを購入して、子供たちや障害者の方に観戦してもらえれば…。前々から出来ればと思ってたんですけど、地元に何か恩返し出来ればとおもいまして。地元のタイガースでやれてるわけだし、このチームで現役を終わりたい。」
星野伸は現状維持の1億円
(12/12契約更改)
星野伸は現状維持の1億円ですんなり交渉を終えた。今季はわずかに1勝に終わった。
星野伸 「不本意なんてもんじゃなかった。焦っても何も生まれない。自分のペースでやろうと思っている。」
坪井は700万円減の4800万円
(12/12契約更改)
坪井は700万円ダウンの4800万円の提示にあっさりサイン。予定を大幅にオーバーする90分に及ぶロング交渉も、内容は代理人制度に対する球団の見解や設備の問題などに終始したらしい。
坪井 「覚悟して来ましたよ。いい時はバーンと上げてもらって、悪い時は下げられますから。」
今岡、2度目の交渉も保留
(12/12契約更改)
球団の前回提示額に100万円を上積みした4100万円の提示にも、怒りをあらわにした。次回交渉は26日に予定されている。
今岡 「根本的な評価が低い。」
竹田常務 「評価そのものは変わりませんから。」
星野氏、長嶋茂雄から対談で激励 12月11日、星野氏はラジオの新春番組に出演し、長嶋茂雄氏と対談した。対談を終えた後、長嶋氏は阪神のユニホームを着ることをかなりしつこく勧めたらしい。
長嶋 「阪神のために頑張れ。セ・リーグ、日本球界のためにもユニホームを着るべきだ。長い人生では、自分を捨てることもある。球界のためにも一肌脱ぎ、伝統の巨人−阪神戦を盛り上げてほしい。虚心坦懐な心境のようだ。」
星野 「球界の危機を救っていけという思いは伝わった。太陽というか大海という存在がユニホームを脱いで、われわれが球界を救わなければならないという気持ちが伝わった。日本球界のことを考えたら着るべきと言われた。そうあるべきかなと思うけど。最後に阪神キャンプの安芸でコーヒーを飲ませてね、と言われたよ。」
秀太の背番号、来季から「00」 来季から田中秀太は、背番号を今季までの「60」から「00」に変更する。
田中 「今年は悪かったんでね。来年は監督も変わるし、背番号と一緒でゼロからやり直す気持ちで頑張りたい。」
藪、1500万円減の年俸5900万円
(12/11契約更改)
藪が、1500万円減の年俸5900万円で来季の契約を更改した。代理人の同席はなし。今年は右ひじの故障などから17試合に登板し、0勝4敗、防御率は4・09。
 「成績について、こちらから何もいう材料がない。厳しいが仕方がない。先発にこだわりはあるが、状況に応じて全力を出したい。」
赤星、ゴールデングラブ賞の授章式に出席 赤星がゴールデングラブ賞の授章式に出席し壇上であいさつした。
赤星 「ルーキーの年でこんな賞を取れるとは。2年目のジンクスと言われるけど、自分の精一杯の力を出して、最下位から脱出したい。」
星野氏、中日のオーナーに理解を求めた 星野仙一氏が12月10日、名古屋市中区の中日新聞本社に大島宏彦名誉オーナー、白井文吾オーナーを訪ね、阪神との交渉に臨む意向を伝え、理解を求めた。
両オーナー 「伝統ある阪神から誘われるのは名誉なこと。最終的には星野君の決断だ。行くからには、関西のファンにも中日のファンにも喜ばれるチームに。」
星野 「”君は野球界から逃げるわけにはいかないだろう”と両オーナーに言われた。その言葉が頭に強く残っている。12日に行われる交渉については、互いに要望を伝え、持ち帰ってから結論を出すのが前提。おれの主張ばっかり押しつけるわけにもいかないし、向こうの主張ばかりを聞くわけにはいかない。よく話し合って決める。わたしが譲れない条件も1、2ある。強いお願いだから…強くお願いする。今のスタッフに迷惑はかけない。でも、多少の迷惑はかけるかもしれない。」
久万オーナー、中日新聞社とNHKを訪ねる予定 阪神は、星野仙一氏との交渉を12日に名古屋市内のホテルで行うと発表した。阪神側からは久万俊二郎オーナーと野崎勝義社長が出席することになる。
また、久万オーナーが中日新聞社と、星野氏との契約が内定しているNHKを訪ね、就任要請の了承を得る予定があることも明らかにした。
赤星、2800万円増の4000万円
(12/10契約更改)
赤星が、2800万円増のタイトル料含む4000万円で更改した。新人のアップ額としては球団最高。ルーキーながら39盗塁で盗塁王、新人王。さらにゴールデングラブ賞も獲得している。
赤星 「いい評価をしてもらえた。気持ちよくサインしました。野球を終わった後に後悔しないよう貯金したい。個人的にはすごく満足したシーズンだったけど、チームが勝たないことにはうれしさも半分。盗塁の目標は53個、とかよく言われますけど、大事な所で走れることが大事。来年は今年以上に大事な所で走りたい。野球をやっていく中で、監督が代わることは必ずある。自分たちは選手として、その監督の下で結果を出すだけ。星野監督は燃える闘将、という感じ。僕もけっこう熱いタイプですから。」
トレイ・ムーア投手と正式契約 阪神は12月8日、米大リーグ、ブレーブス傘下の3Aリッチモンドに所属していたトレイ・ムーア投手と正式契約を結んだと発表した。
左腕投手のムーアは、今季3Aで29試合に登板し、9勝8敗、防御率3・31。大リーグ通算は3勝10敗、防御率5・77。140キロを超す直球と制球力が持ち味。
ムーア 「自分の持っているものを全部出して、チームの勝利に貢献し、ファンの期待に応えたい。」
黒田球団本部付部長 「日本野球に合うコントロールの持ち主だし、まだ29歳と若く、日本での成長も期待できる。いい競争になるはずだ。」  
星野氏、NHKとの契約を保留 12月8日、星野仙一(前中日監督)は、NHKから野球評論家としての契約書が届けられたが保留した。また、周囲の知人や財界人から監督就任を激励されているらしい。
星野氏 「要するに、オレの周りだから、自ずと答えは分かるわな。中日ファンのことは関西のファンにも分かってほしい。吉田さんや村山さんがヨソに誘われたら、ファンはどんな心境になるか。名古屋だけじゃなく、関西のファンだってやきもきしているだろうが、おれにとって人生最大の決断。現時点では優柔不断にならざるを得ない。今がやみなら、明るい光を目指さないと。勝つか負けるか、どっちかや。」
長女・千華さん、次女・和華さん 「パパの好きな人生を歩んでくれば。悔いのない選び方をして。」

週明けの10日に名古屋市内で阪神側と初交渉を行い、2度目の交渉には大阪へ出向く予定。
伊達が挙式 伊達が東京都内のホテルで、法大時代の同級生・佐藤靖子さん(25)と挙式した。出席予定だった野村前監督は、配慮で欠席した。
伊達 「来年ダメならヨメさんのせいにされることもあるし、今年よりはいい成績を収めたい。」
桜井広大外野手が仮契約 4巡目指名の桜井広大外野手(PL学園)と仮契約を結んだ。契約金5000万円、年俸540万円。
桜井 「星野さんにしごかれる、光栄です。僕は、怒られてもプラス思考で考える方ですし。」





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