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2003.07.21 at JAZZ on top

 (Vo)いとう翔、 (P)多田恵美子、 (B)神田芳郎、(D)中嶋俊夫
演奏曲目

<1部>
1.トリオ演奏
2.Wave
3.You'd be so nice to come home to
4.Over the rainbow
5.Fly me to the moon
6.Bridges
7.Spain
8.What a wonderful world
9.New York,New York


<2部>
1.トリオ演奏
2.Summertime
3.Sophiscated lady
4.Love for sale
5.ベサメムーチョ
6.Caravan
7.Maybe this time
8.Cabalet

<アンコール>
Memory


はじめに:今回は、ドラムに関する感想が多くなっていますが、とにかく楽しいドラムだったのでご了承下さい。

トリオ演奏の後、短いMC紹介がShow timeのオープニングを告げました。(ちなみにこのMCは当サイト管理人が務めました)
Waveが始まりました。速い16ビート、ちょっとラテンフレーバーのWaveです。
イントロ部分のコーラス隊のスキャットにあわせていとう翔登場。今日は、白のパンツに白のバイアスカットが重ねられたキャミソール風のトップスといういでたち。
コーラス隊は、間奏部分でライブの1週間前に振付けられたダンスも披露。「夏の企画モノ」ということで、観客の皆様の温かい拍手を頂戴しました。
続けてYou'd be so nice to come home toが、ベースとのデュオで始まりました。この曲をこういう構成で歌うと、とてもモダンな印象を受けます。神田氏のベースがかっこよくも温かい音色です。いとう翔より、季節のご挨拶とともに「今日は、サマースペシャルナイトでお送りします。」とMCが入ります。
Over the rainbow はバースから歌われました。間奏部分のピアノの美しいこと!
まさに雨上がりのRaindrop、太陽に照らされた雨のしずくが光るようなイメージを抱いてしまいました。この曲は最近CMでよくかかっているからか、お客様からの大喝采で迎えられました。
Fly me to the moonでは、ちょっと意表をついたリズミカルなドラムで始まりました。
とっても軽快に仕上がっていて、エンディング部分では、「おどるいとう翔」が堪能できたのではないでしょうか。
Bridgesは、ゆったりとしたボサノバで。この曲を歌っている姿を見る度、つくづく「この人は本当にこの曲が好きなのだ・・・」と思います。
本人いわく「1st セットのヤマ場」Spain。いろんな方とこの曲を競演されていますが、毎回本当に聴き所が違っていて、いろんなSpainができあがるので楽しみな1曲。今日は、ピアノのイントロ〜歌〜ピアノがアルペジオ風の伴奏で追いかける〜シンバルが控えめに鳴っているところで、私はジプシーが放浪している草原をイメージしてしまいました。草原の草がざわざわいっているような感じです。ドラムの中嶋さんが本当に冴えたドラミングを披露して下さいました。スキャットの後、いとう翔が中嶋さんの方を指差したと同時に始まったドラムソロ、まるでそこに雷が落ちたかのようでした。表現のしようがありません。この部分はレポートにできません。ごめんなさい。本当にすごかった!
What a wonderful world で、再びコーラス隊の登場。
New York,New York で1st がしめくくられました。


2nd Set
トリオ演奏では、中嶋さんがとても楽しそうにドラムを叩いてらっしゃるのが印象的でした。
Summertimeでいとう翔再び登場。とてもミステリアスなピアノのイントロで始まりました。1stコーラスをルバートで歌ったのですが、その歌に合いの手を入れるかのようなドラムのフィルインが楽しくて楽しくて・・・。まるで漫才のボケと突っ込みのようです。2ndコーラスからは軽快な4ビート。Fade outで終わるかと思わせておいて、再びスキャットで盛り上がり、最後はドラムのフィルインで終わる、というなかなか聴き応えのある構成でした。
次のSophiscated lady はしっとりと聴かせ、Love for sale はアップテンポ。またもここで中嶋氏のドラムがカッコいいのです。ピアノソロの間も時折入るリムショットがシャープで全体が引き締まって聴こえます。ベースソロもとってもクールで、全体的に力強いLove for sale となりました。こんなLove for sale では、買うほうもたじたじ・・・。
ベサメムーチョでは、ライトが妖しく光ります。中嶋さんの叩くラテンのリズムが何とも色っぽいのです。私の個人的な予想では、いとう翔が踊りまくるのではないか、と読んでいたのですが、この曲ではあまり踊りませんでした。
My foolish heart ではしっとりと大人のバラード。
そして、2ndの山場「Caravan」16beatでリズムを前面に押し出して始まります。サビのパートからは4beat。ドラムの技のオンパレードとでも申しましょうか。ドラムって、叩ける所はシンバル部分と太鼓の皮の部分だけじゃないのです。中嶋さんは叩く、叩く。バスドラのリム部分まで叩いておられました。こんなにいろんな場所を叩く人は、他にハナ肇しか知りません。(ハナ肇@クレイジーキャッツ)いとう翔もコメントしてましたが、「砂漠を駱駝が駆け抜けていった・・・。駱駝は走るのか?」と。まさにそのとおり。
(注:駱駝は走ります。結構速い。ついでにくさい。)
最後は、ミュージカル「キャバレー」の中で歌われた曲、Maybe this time、Cabalet で終了。Cabalet ではチャールストン風のステップが披露されました。うーん、軽快・・・。
サマースペシャルという名にふさわしい盛りだくさんな一夜でした。