
DOG LIBERTY
看板犬通信
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VOL.209 「リバの右目」
2009年9月
ワイアフォックステリアのリバの白内障の手術から半年が過ぎました。術後の経過も良く、炎症等も最小限に治まったみたいで、今までのところは、問題なく、見えています。
手術をしたといっても、白濁した部分の全てを取り除いたわけではなく、奥のほうは白濁した部分が残っていますので、100パーセント、元通りになったわけではありません。多分、50パーセント程度見えるようになったのではないかと思います。手術しなかった左目は、今では、白内障がかなり進行していますので、ほとんど見えていないと思います。それでも、手術した右目が見えているので、普通に生活が出来ています。
以前、黒ラブのバーディがオモチャを誤飲してしまって、胃の切開手術をうけた時、知り合いの医者(人間の医者)に相談すると、「運が悪ければ、どんな手術でも、命がなくなるよ。こういう時は、神頼みが意外とよくきくものなんだ。」なんて、言うものだから、近所の神社にあわてておまいりにいきました。神様のおかげもあったのか、無事に手術も終わり、バーディは命拾いをしました。そんなこともあったので、リバの目の手術の時も、近所の神社におまいりにいったのでした。
今では、見えなくなった頃のリバのことが遠い昔のこと、夢の中のことのような気がします。こうなると、感謝の気持ちを忘れがちです。手術が成功したことへの感謝の気持ちを忘れないようにしないといけませんね。手術してくださった先生、看護士さん、そして、神様、ありがとうございました。
上の写真のリバの右目には、人工のレンズが入っています。生まれた時にもらった目ではなく、人工の目で、世の中を見ている今のリバです。
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VOL.208 「迷子の老犬」
2009年9月
朝、いつものように、庭木に水をやろうと、玄関から出たら、ご近所のワンコが散歩をしているのが目に入りました。でも、よく見ると、飼主さんがいなくて、ひとりで散歩しているみたい。そのワンコは、15才前後の老犬で、歩くのもゆっくりゆっくりです。道の真ん中をフラフラと歩いているので、車が、その犬をよけながら走っていきます。
私は、急いで自転車に乗って、飼主さんの家に向かいました。その前に、まず、保護したら良いのでしょうが、老犬とはいっても、飼主でないと、怖がって噛んだりするワンコもいるので保護はしませんでした。それに、そのワンコが大きな道から、車の通りのほとんどない細い道に入ったので、とりあえず、交通事故にはあいそうもないと思ったからです。
自転車で、飼主さんと思われる家につくと、案の定、飼主さんは、犬を探していました。「交通事故にでもあったらどうしようかと心配していた」と言っていました。飼主さんをそのワンコのいる場所まで案内しました。飼主さんは、そのワンコの姿を見ると、大きな声で名前を呼びましたが、ワンコは、振り向きもせずに、どんどん歩き続けました。老犬で、もう、ほとんど耳が聞こえないそうです。なんとか、ワンコに追いついて、首輪にリードをつけて、無事、保護しました。飼主さんは、朝早くから、探していたそうです。あちこち探したけれど、見つからなくて、警察に届けを出したところだったそうです。いなくなってから、2時間くらいは経っていたようなのですが、そのワンコは、飼主さんの家から、それほど遠くない場所、2百メートルほど離れた場所にいました。
夕方、飼主さんが、ワンコと一緒にお礼に来ました。あの後、ご近所の何人かから、「朝、その犬を見かけたよ」と声をかけられたそうです。早朝から、そのワンコは、ご近所のあちこちを歩き回っていたみたいです。
老犬も、よく迷子になります。いちど家を出ると、家に戻ろうとする感覚が鈍っているみたいで、なかなか戻れません。以前、ご近所の20歳前後の小型犬が、迷子になって、翌日、数キロはなれた場所で保護されたこともあります。家に戻れなくて、どんどん歩いて、遠くに行ってしまうこともあるみたいです。おとなしい老犬も、気をつけないといけないですね。
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VOL.207 「今年の家庭菜園」
2009年8月
毎年、夏には、家庭菜園を頑張っています。春のゴールデンウィーク前後に夏野菜の苗を植えます。今年は、ゴーヤ、ピーマン、唐辛子、キュウリ、ミニトマトを植えました。5月、6月と、せっせと世話をして、7月には、野菜をいろいろ収穫できるようになり、今、8月が収穫の最盛期です。
昨年は、ゴーヤは、アバシゴーヤだけでしたが、今年から、白ゴーヤも植えてみました。アバシゴーヤに比べて、白ゴーヤの収穫時期は少し遅かったけれど、今になって、たくさんの実をつけています。計四本のゴーヤの苗で、毎日のように収穫できるので、楽しいですが、我が家だけで食べるには、ちょっと大変。ご近所におすそ分けしています。
ピーマンと唐辛子も、四本ずつ植えたのですが、それぞれに、十分、実をつけています。ピーマンも、食べきれないので、あちこちに配っています。キュウリは、1本だけしか植えていませんが、雨が降ったら、急に大きくなったりして、収穫しようと思った時には、巨大なキュウリになっていたりします。ミニトマトも、食卓に彩りを添えてくれています。
収穫は、8月で終わるわけではありません。キュウリとミニトマトは、そろそろ収穫も終わりですが、ゴーヤと唐辛子とピーマンは、10月くらいまで、楽しめます。場合によっては、11月にも実がなることがあります。夏はそろそろ終わりですが、野菜の季節は、もう少し続きます。
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VOL.206 「老犬との散歩」
2009年7月
バーディは、子犬の頃から、散歩が大好き。雨でも、台風でも、散歩は嫌ではありません。今は、朝と夕方、毎日、2回、散歩に行っています。近くの公園まで行くだけなので、距離は、短いのですが、ゆっくりしか歩かない上に、匂いをかいだりして寄り道も多く、さらに、疲れたら、公園で一休みしたりするバーディですから、一度散歩に出かけると、30分位は、戻ってこれません。
そんなバーディと散歩をしていると、最近、よく人から声をかけられます。「何歳なの?」とか、「もう、歳なの?」とか。もともと足腰の強くないバーディですが、10歳を超えたこのごろは、さらに足腰も弱くなり、ポトポトとしか歩きません。それに、顔も足先も、少し白髪が出ています。そんなバーディは、見るからに、老犬。ご近所の方や、通りすがりの方が、そんなバーディと私を見て、声をかけてくれるのです。
元気一杯で、飼主をひっぱって歩いている大型犬と散歩していたら、声をかけようという気にもならないかもしれませんが、スローペースで歩いているバーディと私には、声をかけやすいのでしょう。名前を聞いてくれる方もいます。そして、名前を呼んで、バーディの頭を撫でてくれる方もいます。年を取ったけれど、バーディは、可愛がってもらって、幸せです。
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VOL.205 「リバの9才の誕生日」
2009年7月
7月1日で、ワイアフォックステリアのリバは、9才になりました。実は、当日は、すっかり忘れていて、数日後に、思い出したのです。ごめんね、リバ坊。
リバは、9才で、黒ラブのバーディと1歳しか違わないのですが、バーディと比べると、テリアの特性かもしれませんが、年のわりには、活発です。そんなリバですが、この1年間は、リバにとって大変な年でした。目がほとんど見えなくなって、手術をしました。目が見えなくなった時は、多分、濃い霧の中で生活するような日々が続いていたでしょう。リバは、すっかり元気をなくしていました。物にぶつかって、危険なこともありました。そして、手術。手術をするにあたっては、全身麻酔をかけての事前検査や、術後の通院など、リバにとって、試練が続きました。でも、無事に手術も成功して、幸いにも、再び見える世界に戻ってくることができました。見えていた頃の生活を取り戻し、再び、いつもの元気なリバに戻りました。
これからの1年は、どんな年になるでしょうか。手術していない方の目の白内障は、かなり進んでいます。こちらの目の手術は、どうするか、考えているところです。また、以前から、食べ物を吐いたりすることがあり(子犬の頃からですが)、心配なので、今年に入って、血液検査をしましたが、検査結果だけみると、あまり悪いところはなさそうでした。リバも中年ですから、これからは、健康状態にも、注意して、長生きできるようにしてあげたいと思っています。
VOL.204 「目を覚まさない」
2009年6月
夜、バーディとリバと私は、同じ部屋で寝ています。バーディやリバをケージに入れて寝せていたこともありますが、今は、一緒の布団で寝ています。
私が、寝る準備を始めると、リバは、さっそく布団にやってきます。布団の上で、ゴロゴロ転げまわったり、オモチャを振り回して遊びます。私も、しばらく、そんなリバの遊び相手をしてあげます。ただ、その時点では、バーディは、布団のところには来ていません。リバと違って、すぐには布団にやってこないのです。リバとひとしきり遊んだ後、今度は、バーディを呼びます。「バーディ、寝るよ」と呼ぶのですが、一度や二度呼んだだけでは、来ません。たいがい、どこかで熟睡しているからです。それに、私の呼び声で目が覚めたとしても、ぐずぐずして、しばらくやって来ません。何度も呼んでいるうちに、バーディの足音がして、こちらに近づいてくるのが分かります。布団までやってきたら、定位置に来て、いつものように一緒に寝ます。
最近、バーディは、本当によく寝ているので、夜、バーディを呼んでも、なかなか起きません。先日、何度呼んでも、起きないので、寝ているバーディの横腹をトントンとたたいて、起こそうとしました。でも、起きません。もう一度・・・。それでも、起きません。私は、不安になりました。ここ最近、寝ている時間が増えたと思ったら、体調が悪かったのかもしれない・・・。こんなに動かないなんて、もしかして・・・。ちょっと早いけど老衰で・・・。「バーディは、もうだめなのかもしれない。だって、ぜんぜん、動かない」と泣きそうになりました。
あせった私は、今度は、バーディの顔を両手でつかんで、耳元で「バーディ。バーディ。」と更に大きな声で呼びました。すると・・・。バーディが、目を開けて、こちらをチラッと見て、また、バタンと倒れました。その顔いつもの寝ぼけているバーディの顔でした。私は、急に腹が立ってきて、「バーディ、いいかげんにしなさいよ」と怒って、バーディの横腹をパチンとたたきました。バーディは、私の刺激で、やっと目が覚めたようで、起き上がって、フラフラ歩いて、布団に入りました。
こんなに呼んでも、起きないなんて、バーディも10歳だから、耳が聞こえなくなっているかもしれないとも、思ったこともあります。でも、おやつの袋の音を聞くと、寝ていても、すぐに起きて、いつのまにか、そばまで来ているので、多分、その心配はなさそうです。
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VOL.203 「若い犬たちに囲まれて」
2009年6月
バーディが10歳になり、リバももうすぐ9歳になります。このような歳になると、バーディとリバのまわりには、年上の犬より、年下の犬のほうが多くなってきました。
テリアのリバは、犬の好き嫌いが激しいので、あまり、仲の良いワンコはいません。バーディは、小さい犬には、優しいところもあるので、仲の良いワンコがそこそこいます。最近では、バーディのお友達ワンコは、若くて小さいメスのワンコが多いです。それに、嬉しいことに、そんな若いメスのワンコたちは、バーディのことを慕ってくれます。
公園で、バーディが散歩しているのを見て、駆け寄ってきてくれるメスのワンコもいます。知らないワンコが駆け寄ってきたら、怒って唸ることもあるバーディですが、知っている仲の良いワンコだと、バーディも嬉しそうに、迎えます。若いワンコは、遊ぼうとして、バーディにじゃれてくることもありますが、バーディは、もう歳ですし、あまり相手をしません。それでも良いのか、若いワンコは、バーディのそばを離れずに、嬉しそうに一緒にいてくれます。おじいちゃんワンコのバーディを若いワンコが慕ってくれるのは、飼主の私も嬉しいです。これからも、バーディおじいちゃんの相手をしてやってくださいね。
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VOL.202 「脱走した小型犬」
2009年5月
黒ラブのバーディとの散歩の途中、小型犬のけたたましい吠え声が聞こえてきました。道の前方に、小型犬がいて、通行人に吠え付いていました。よく見ると、飼主もそばにいないし、リードもついていない。どうも、家から抜け出してきたみたいでした。
その犬がいるので、大きなバーディを連れている私は、どうしようか困ってしまいました。人に吠え付いている様子からして、バーディと私が通りがかったら、吠え付いてくるでしょう。おとなしいバーディも、吠え付いてこられたら、反撃に出るかもしれないし・・・・。小型犬のいる場所を避けて、家に戻るとしたら、かなり遠回りになります。しばらく、考えて、公園の近くに、知り合いの家があることを思い出し、そちらに向かいました。知人に、「ちょっと、バーディをここに置いてください。すぐ戻りますから。」といって、バーディを預けて、小型犬のいる場所に戻ってみました。まだ、通りすがりの人に吠えたりしていました。
私は、その犬を飼っている人の家にいって、犬が逃げ出していることを知らせようと思いました。私が近づくと、その犬は、怖がりのようで、近くの家に向かって、走り出しました。私が予想をつけた飼主さんの家と一致していました。その家の玄関まで行ってみると扉が少し開いていました。その隙間から、脱走したのでしょう。玄関で、飼主さんに声をかけてみたけれど、不在のようでした。そうしているうちに、小型犬は、扉の隙間から、中に入りました。その瞬間、私は、扉を閉めました。閉めた後も、自力で、開けられるかどうか確認するため、ちょっと様子を見ていました。しばらく待っていましたが、中から小型犬は、出て来なかったので、安心して、立ち去りました。
こうして、小型犬は、自分の家に戻ったので、私は、バーディを知人の家に、迎えに行って、無事に家に戻りました。でも、もし、あの犬の戻った家が、実は、違っていたら・・・。知らない家に閉じ込められた犬は、迷惑だろうし、その家の人も、知らない犬が家の中にいて、びっくりするだろうし。もし、間違っていたら、ごめんなさい。
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VOL.202 「どいて」
2009年5月
掃除機で、部屋の掃除を始めると、黒ラブのバーディは、よく私のそばにやってきます。そして、私の目の前にきて、これから掃除をしようと思っている床の上に寝そべります。仕方ないので、まずは、バーディのまわりを掃除するのですが、やはりバーディが邪魔なので、「どいて」と声をかけます。すると、バーディは、待ってましたといわんばかりに、すぐにどいて、数歩あるいて、また床の上に寝そべります。私は、しばらく、バーディの周りを掃除するのですが、バーディが寝そべっている場所をまだ掃除していないこともあるので、「どいて」と声をかけます。すると、バーディは、すぐにどきます。でも、また、数歩あるいて、寝そべります。そこがまだ掃除していない場所だと、また、私は「どいて」と声をかけます。
掃除のたびに、こんなふうに、バーディとやりとりをしています。私が掃除を始めると、バーディは、わざわざ、そばにやってくるのです。しかも、これから私が掃除をしようとしている場所を選ぶかのようにして、寝そべるのです。私の掃除の邪魔をしようとしているのでしょうか。それとも、「どいて」と声をかけられるのが、楽しいのでしょうか。バーディが何を考えて、いつもこんなことをしているのか、よく分かりません。でも、もう何年も、ほとんど毎日、バーディとこんなやりとりをしています。邪魔なので、やめて欲しいと思っているのですが、やめたら、寂しく感じるかもしれませんね。
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VOL.201 「頭隠して尻隠さず」
2009年4月
リバは、もう8才なのに、悪戯は、あいからず・・・。いろんな悪戯をしますが、その中でも、リバのお気に入りの悪戯は、私の下着を盗んで遊ぶことです。
私が、脱衣所で服を脱いで、浴室に入ると、リバは、浴室のドアを閉めた音を合図に、脱衣所にやってきます。浴室のドアはすりガラスになっているので、脱衣所に入ってきて、脱衣籠に近づくリバの姿がぼんやりと見えます。籠から、私の下着を選んで取って、遊んでいる姿も、ぼんやりと見えます。
私が、浴室から出る頃には、もう、下着をはなして、どこかに行っていることが多いのですが、時々、浴室から出てくる私に見つかってしまうこともあります。いつものことなので、私も、あまり気にしてなくて、リバを怒ったりもしないのですが、リバは「これは悪いこと」だとは思っているようで、浴室から出てきた私と遭遇すると、そそくさと脱衣所から立ち去ります。たいがいは、下着を置いていくのですが、時には、下着を持ったまま、行きます。で、どうするかというと、写真のように、脱衣所のドアの外まで下着を持って出て、そこでまた、遊ぶのです。
リバとしては、私には見えてない所で、遊んでいるつもりなのでしょうが、頭隠して尻隠さずで、頭以外は、全部見えています。自分から見えてなければ、相手も見えてないと思っているようです。見えてないつもりのリバですから、私も、いつも気付かないふりをしてあげています。
ちなみに、私が浴室に入る前、服を脱いでいる時にも、脱衣所のドアの柱のかげから、こちらを見ていることがあります。リバは、見えてないつもりでも、リバの長い鼻先が、柱のかげから見えています。これは、体隠して、鼻隠さずです。
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