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昨夏、北海道日高の避難小屋(神威山荘)で遭遇した3人(太野、荒瀬、
吉井)が昨年末に「潮」で再会しており、今回が2回目の会合です。 前回もご案内したように太野さんは東京ガスのOBにて蕎麦の本多数著作 の蕎麦の打つ・食す・の達人です。 また今回初めてお会いする小沢氏も手作りの秩父の庵に石臼を置き、そば の実から蕎麦を打つマニアです。 AM(11:30)に前回紹介した西国分寺の蕎麦と酒と肴の名店「潮」で待合 せ、(13:30)迄酒を酌み交わし、焼き蕎麦掻、たこのにこごり、うどとたけ のこの青あえもの、初かつお等、最後に蕎麦でしめて歓談をする。 ![]() その後、歩いて(約20分)西恋ヶ窪の「きぬたや」に移動します。 お店は1テーブルに8人座るだけのいたってシンプル、間口の狭いお店です。 まず冷たくした滋賀の吟醸酒(720ml)を飲みのどを潤す。 ![]() 蕎麦の前に「蕎麦の刺身」が出て来たのには吃驚です。歯ごたえあり刺身 醤油とわさびで賞味です。 いよいよ本番の蕎麦せいろです。ざるを反対側にして山側にそばを載せて 出て来ます。 こうすると水切りが良いのだそうです。 4枚(北海道の粉、浅間の粉、茨城の粉、そしてもう1度北海道の粉(ぼた ん)) そば粉の種類を変えて、順々に出て来ました。 いずれものどごし、はごたえ、抜群の逸品です。今迄食べた事のない食感です。 やはり蕎麦の実を手臼でその日にお客の好みに合わせて引いて、打った蕎麦 ならではの丁寧な味わい、風味がかもし出すのでしょう。 最初の2枚は、我々山に登る6人に共通の好む蕎麦をイメージして打ったと主 人の説明です。 最後の北海道の地粉、ぼたんはもちもち感が一番ありました。 ![]() 直前に食べた「潮」の蕎麦も美味しかったですがその美味しさのレベルが違って おります。器械で引く粉と手臼で引くのとこれだけ違うものと実感した瞬間でし た。 食後、主人と20分ばかし歓談しましたが、ご主人現在、50歳前後の年齢ながら 手臼で毎日、その日に20食分引いて打つのにはそれそれ肉体的に限界を感じ ている由。 一度前日に引いて粉を作り置きして蕎麦を出したら見抜かれそれからまた、その 日の蕎麦はその日に引くに戻した由。 このスタイルでの打ち方はあと数年保たれるかどうかの由。 結構、お金あり、暇ありの粋人が毎週のように押しかけ、結構予約で塞がってい るが1日2人位迄なら何とか入れられる余地がある由です。 まさに幻の蕎麦、大げさに言えば蕎麦に対するイメージが変わります。 是非一度ご賞味あれ。 場所は、JR国分寺から西武国分寺線で1駅目「恋ヶ窪」駅から至近距離です。 |