保谷のニューウェーブ蕎麦処「すゞ木」



先般の秦野「信玄」に引き続き、今度はニューウェーブの最先端の お店の紹介です。
練馬区南大泉「すゞ木」(電話03-5387-2010)は住宅街の中に白壁 とコンクリート打ちっぱなしの、小さな美術館かレストランのような瀟 洒な店を構えています。
平成9年4月にオープンしてまだ7年の営業 、独学派ですが、蕎麦は十割、食べる者の身が引き締まる程の冴 えがある、田舎せいろも絶品とは、わが尊敬する岳友であり、蕎麦 通、蕎麦の達人、太野祺郎氏の言であります。

我はH16.5.19(水)、三鷹の蕎麦好きの岳友を誘って、三鷹か ら(10:43)発のバスで保谷駅に向かいました。

西武池袋線保谷駅終点でバスを降り(11:10)、ぶらぶらと歩きなが ら商店街からメインの道を避け、住宅街に入ります。
程なく大きな幼稚園にぶつかり、通り過ぎた所の対面の瀟洒なマンシ ョンの一角に前述の白壁とコンクリート打ちっぱなし、入口に洒落た 白い砂利を敷き詰めた洒落た、喫茶店と見間違うようなお店、それ が

蕎麦処「すゞ木」 〒178-0064 練馬区南大泉4-43-32
月(祝日の場合は翌日)がお休み
営業時間11:30〜18:30

でした。

ここまで駅から徒歩7〜8分です。
まだ開店10分前で入口の椅子に座っていたらご主人がドアーを開け どうぞと引き入れて呉れました。
椅子席が全部で14、蕎麦の暖簾が無くば、まさに住宅街の中の洒落 た喫茶店といった趣です。

食前酒にまず、冷酒「月山」を頼み、付け出しのごま味噌と、チーズに 酒盗を絡ませたツマミが酒によく合います。
もう1本、今度は当店のお勧めの冷酒を頼み、歓談しているうちに頼 んでいた昼の蕎麦会席1500円が順繰りに運ばれて参ります。
ナス、ジャガイモの前菜、蕎麦豆腐等が順番に運ばれて来ましたが 絶品は蕎麦がきでした。
普通は固くなるのを避ける為に汁お椀の中に浮いているのが普通で すが、前に西国分寺の蕎麦処「潮」で食べた焼き蕎麦がきと同じよう に、かたまりがそのまま品よくお椀に鎮座、もちもちと歯ごたえよく食 べられました。



メインのせいろは2枚が順番に運ばれます。
友はまず蕎麦汁をチェック、まず先に舌でチェック、OK、ちょっと辛み の汁ですがいけます。
このお店、ご主人は結構蕎麦汁にも力入れている事が伺えます。
まず最初は「せいろ」です。
そばの実のカラをむいたものを胴づきで製粉したしっとりとした粉で打 ちます。
シャッキリとした食感でそばの風味が抜群です。
次が「極粗せいろ」です。
そばの実のカラをむいたものを手挽きの石臼で極粗に挽いた粉で打 ちます。
モッチリとした食感でそばの甘味がきわだっています。
今回我々は味わいませんでしたが「田舎せいろ」も絶品だとは前述太 野氏の言です。
この田舎せいろとはそばの実をカラごと手挽きの石臼で挽いた粉で打 ちます。
コシのある野趣あふれるそばです。
以上保谷「すゞ木」の紹介でした。

平成16年5月19日
[情報]吉井 秀男さん (ハンドルネーム 山画新内(蕎麦)太夫(会員番号2013))
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慶応華道会HPURL
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