「たなか」に行ってきました
今日は朝山本さんからрり急遽2人して「たなか」
に行って来ました。
西武池袋線ひばりヶ丘駅から至近距離ですが住宅街の中の普通の民家、
結構探すのに苦労かもしれません。
田中の表札、そばの小さな看板が目印です。
玄関から靴を脱ぎ店内に入ります。フローリングの応接間をそのまま店にしてあり、
あたかもフランス料理の雰囲気です。
せいろ400円、そばがき800円とリーズナブルなのが嬉しいです。

いかにも女性客が好みそうなきめ細かいもてなし、器も上品です。
ひっきりなしにお客が入ります。
10割そば(600円)もあります。かけそば(400円)もいけます。
我々は各自せいろ1枚、そばがき1杯、舞茸のテンプラは2人で1皿頼みました。
そば通の山本さんも満足です。各自の支払いも1人、1500円と納得でした。

帰りに西武新宿線田無駅から至近距離(南側)の本むら系のそば処として
最近売り出しの「進士」の所在を確認帰路につきました。
結構そばやにうるさい山本さんから「たなか」の感想をお知らせします。
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吉井 さま
「たなか」は行って良かった、そんな思いでいます。
朝から、食べた量が多すぎたので満腹感が先に来てしまい、
味の方を吟味できなかったことを後悔しています。
器がいい、店も清潔でいい、ワサビでなく辛味ダイコンがまたいい、
テンプラもからっと揚がって、量もいい、従業員も素人的でいい、
蕎麦屋らしくないのも、たまにはいいものですね。
あえて難を言わしてもらえれば、
美味しい日本酒を1合だけ認めてほしい。
ツケ汁は、少々うす甘くて物足りない。
特に「そばがき」のつゆが気になりました。
総合的には、ハナマルの店ですね。
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作成:平成13年9月29日
たなか(手打そば・うどん)
所在地 西東京市ひばりが丘1−15−9
電話番号 0424−24−1882
営業時間 11:00−17:00、月・第3火休
店内構造等 テープル6卓程度
主なメニュー 御膳せいろ 400円、十割田舎そば 600円、そばがき 800円
[コメント]
ひばりが丘の駅から少し離れると、あっという間に閑静な住宅街と化す。道路整備の遅れにより車の通り抜けが悪いことが、結果として自動車交通量の少ない良好な環境を生み出している。知る人ぞ知る蕎麦の名店「たなか」は、駅から徒歩3分。そんな静かな住宅街にとけ込むようにして営業している。
まず、店を見つけるのが大変だ。もともと地番だけでは場所が判りにくい土地柄である。私も、近辺を一回りしてみたが、それらしい店は見あたらない。ここで一つヒントを出すと、電柱を見よ!。「たなか」の電柱広告が出ているのである。しかも、矢印つきで、曲がり角などもちゃんと指示してくれるスグレものだ。
そうして辿り着いた店は、発見できなかったのも道理。どこから見ても普通の住宅だけが並んだ、しかも行き止まりの路地。その一番奥にある個人住宅、それが「たなか」であった。ちゃんと「田中」という表札もかかっている。わずかに「そば」と書かれた小さな木看板が出ていなければ、誰もそば屋だとは気がつかないだろう。門中の玄関前にはイスが置かれていて、「営業中」と書いたさらに小さな札が乗っている。う〜む、マニアックなシチュエーションなのだ。
綺麗に手入れされた美しい家と庭は、趣味の良い明るい家庭を想起させる。玄関からあがって靴箱に靴を入れ(妙な心持ちだ)、店内に入る。普通の家なら居間らしきフローリングの大部屋に、テーブルが6卓程度並んでいる。大テーブルが1卓あり、他の卓も着脱自在式なので、客の人数にあわせて対応が可能である。総じて明るい洋風の造りで、ここまで来てもまだ、そば屋であることに違和感を禁じ得ない。
フロアでは、奥様と思しき上品な年配女性と、若い娘さんが2人働いている。明るくて快活な応対はとても気持ちが良く、何ともいえない華やかな雰囲気がする。「従業員」というイメージではなく、素人的というか、「田中さん」の家庭のもてなしを受けている心情になる。実に新鮮な心持ちだ。
さて、メニューはそばとうどんが中心。そばは「せいろ」と「かけ」と「田舎」の3種、うどんは「釜揚げ」のみ。それと別注の天ぷら。単品では玉子焼き、そばがき、そばぜんざい。飲み物は置いていない。持ち帰りのそば・うどん・蕎麦粉もある。ここは、「せいろ」を2枚、「田舎」を1枚、「そばがき」を1つを注文した。(妻と2人分)
正式名称「御膳せいろ」は、新蕎麦をつかい、うっすらと緑色がかった明るい色をしている。馥郁たる蕎麦の香り、そしてスッキリとした甘みが見事に立っており、まさに絶品の味。形状的には、一般的な細切り。コシがしっかりしており、口当たり・歯切れ・喉越しともに、背筋の伸びた見事な食味だ。「味が立っている」という表現が見事にマッチしている。
「十割田舎そば」は、同様に細切り仕立て。蕎麦粒の点々と半透明部分が混じりあい、端正なせいろに比べて野趣を感じさせる。味と食感がやや重くなるが、田舎蕎麦にありがちなボソボソ感は微塵も感じられない。しかしながら、私個人的には、5割増しの値段を考えても、「せいろ」の方に大きく軍配をあげる。
そばのツユは、広口の小椀で出てくる。江戸蕎麦の甘辛濃厚とは少し違うが、すっきりとした味でかつ過不足も感じさせない。感心したのは薬味。小皿に分けて、辛味大根おろしと浅葱のみが出てくる。狙いは、強すぎる香りの弊を忌避することではないかと思われる。特に辛味大根は、そばツユと合わさると辛味の角がなくなり、一方でそばの甘みを最大限に引き出す。何度か薬味に使ったことはあったが、その真価をはっきりと理解したのはこの店が初めてである。
また、「そばがき」が絶品だ。木塗の椀に入って出てきたそばがきは、大人のこぶし大もあるもの。箸を入れて取り分け、ワサビ(丁寧にすられており、店の良心を感じる)を乗せてツユにつけて食べる。ネットリ、ザックリとした食感がたまらなく、また、蕎麦の味と香りが最大限に味わえる。
以上、2人で2200円で、結構お腹もいっぱいになる。何よりも、精神的な満足感が大きい。口のまわりにまだ蕎麦の味と香りが漂っているようだ。う〜む、これは名店だ。ぜひまた来よう。今度は、温かい「かけ」と、これも絶品といわれる「釜揚げうどん」に挑戦だ。
個人的評価 \(^o^)/(もう感動)
(作成:2000/12/9)
[情報]
吉井さん(雅号 山画新内(蕎麦)太夫)から / 2001年9月29日