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読書日記2001年5月
5月病は過ぎていったのだろか編


2001年5月某日
 今月もぼちぼちと岸本葉子の本を読む。『留守電の問題』(PHP研究所)という本なのだけど、遠い昔に図書館に返してしまったのでどういう内容か忘れてしまった。でも、彼女の本はひと月に1冊は読んでいきたいものだ。

2001年5月某日
 ゴールウイークと世間では言われているけれど、僕は1日も2日も仕事をしている。でもさ、5月病の季節に10日とか連続で会社を休んだらもう行けなくなってしまうよね。
 そんな連休の狭間に、池袋の「橘」というお店で飲んでいた。ここは最近では一番のお気に入りなのである。テーブル席が3つとカウンターだけの小さなお店。数年前まではお寿司屋さんだったとのこと。いついっても(まだ3回くらいしか行ってないけど)ほどよく空いている状態。池袋の場合、金曜の夜とかはどこも入れなくなってしまうので、貴重なお店である。生ビールのグラスは当然のようにほどよく冷えている。すごくおいしい。このお店、何が美味しいかというと、「まぐろのづけ」に「あたたかなご飯」「味噌汁」、そして「お新香」なのだ。「まぐろのづけ」は僕の苦手としていたミョウガが入っている。全然気にならなくて、逆にすごくいいアクセントになっている。これを、あったかいご飯と一緒に食べるのさ(ニコニコ)。ご飯が美味しく食べられるお店ってなかなかないんだよね。お新香もあっさりしているのだけど、しっかりと漬けられている。ここは居酒屋さんで、定食屋さんではないのだけど、こうやって食べたのが一番よかった。あと、おばあさんのつくる煮物が絶品。あちこちのお店というのは、どうも味が濃いというか、適当につくっているというか、全く僕の味覚に合わない。僕が塩分を減らした食生活にしているというのもあるのだろうけど。煮物関係、その他なんでも美味しくて、「日本人に生まれてよかったなぁ」と言いつつ、酒は日本酒に切り替わり、夜は更けてゆくのであった。

2001年5月某日
 大江健三郎の『死者の奢り・飼育』(新潮文庫)を読む。実は今年はこの作家の本を読もうと決めていて既に何冊か買っているのだけど、なかなか進まない。うーん。困ったものだ。

2001年5月某日
 池袋の「上海ヌードル」という中華のお店で夕食を食べる(というより飲んでいたわけだけど)。それにしても、このビルの外はいつもすごい行列である。1階の「光麺」というラーメン屋さんにみんな並んでいるのだけどね。2階と3階にあるこの「上海ヌードル」のラーメンも美味しいのだけどね。両方のお店とも「世界最強杏仁豆腐」というデザートがウリなんだけど、たぶん同じものだと思います。
 このお店でメニューを見るともの凄く悩む。何にしようか。むむむ、むむむ。でも、苦悩した結論というのはなぜかいつも決まっていて、「角煮入り蓮の葉包みチャーハン」と「坦々麺」は必ず注文することになる。他のご飯ものと、麺類も食べてはみたいけれど、「次こそは」と思いつつ今だに実現されていない。その代わりといっては何だか、この日は初めて「韮饅頭」を食べた。いやぁ、これは美味い!! 他にもいろいろ食べたのだけど、もう忘れてしまった。
 このお店は一時期、味が落ちたり店員さんの態度が悪かったりしていたのだけど、このところすごくいい感じ。チャーハンも坦々麺も、とても美味しかった。店員さんもよかったし。それにしても、よく食べる。2人で食べていたのだけど、なかなかの量を食べているような気がする。麺類を食べ終えて、「ああ満腹だなぁ」とシアワセな気分に浸っていると、一緒に食べていた女性は、「杏仁豆腐」と「魔法のプリン」となんだか忘れたけどもうひとつデザートを注文している。1人で3つもデザート食べる気でいるんだよなぁ(笑)。女はわからん。

2001年5月某日
 江國香織の『冷静と情熱のあいだ Rosso』(角川書店)を読む。読んでしまった(笑)。この本の帯には「今世紀最後の、最高の恋愛小説」と書かれている。それと、「2000年5月25日」という日付が書かれている。そう、この日は物語の主人公であるアオイの誕生日なのだけど、なーんと僕と同じだったりしていてなんとなく親近感が沸いている(笑)。

 この本の存在は前から知っていたけれど、読むことなくずっと過ごしてきた。どうして読んだかというと、知り合いの女性が絶賛していたことにある。 知り合いの女性というのはまだ23歳の人(一浪して3月で大学を卒業した)なんだけど、「わたしがこれまで読んだ本の中で最高です!」なんて目を輝かせて語っていた。たかだか読書暦半年ほどの人に、最高と言われても、「へへ、君は読書というものをまだまだ知らないからね、ふっ」なーんてとってもオジサンオジサンした態度を取ってしまった。こんなことばっかり言っていると若い女の子に嫌われてしまうな、と思いとっとと読むことにしたのであった。
 読み終えてとても面白かったのだけど、何よりの印象は「女性のために恋愛小説」なんだろーな、ということだ。アオイとマーヴのアツアツシーンを読んだりすると、世の女性の皆さん方はこんなふうに男から愛されたいのだろーな(笑)、なんて思ってしまったのだけど。イタリアに住むアメリカ人のマーヴととてもカッコよく、何でも許してくれて、やさしく包み込んでくれる奴なのである。こんな男はいるのだろーか、なんて言ったら怒られそうだけどね(笑)。この疑問を女性に投げかけてみるとすぐに「こんな男はいません(断言)」という答えが返ってきた(笑)。

 それはそれとして、この物語のおもしろさは、10年という月日の長さにある。過去のことで、忘れてしまったと思っていた記憶というものが、現在の時間に微かに、絡んでくる。その微妙な感じが読んでいてすごくよかったりする。10年経っても恋愛の気持ちが変わらなかったりするのである。このあたりは、読んだ人それぞれ感想は違うのだろうな、と思ったけど。ぜひぜひ聞いてみたいものだったりする(笑)。

 それにしても、この物語を23歳の彼女はどんなふうに読んだのだろうかと、とても興味を持った。彼女は言うなれば、この物語の最初の恋愛の年齢にいるわけである。もっとも最近は若い人びとは僕や江國香織の時代と違って、10年ほど感覚が違っているかもしれないが。

 この本を読んで思い出したのは、宮本輝の『青が散る』や村上春樹の『ノルウェイの森』といった本である。これらは二十歳前後の頃の恋愛が書かれていて、微かに後に引きずるのだけど、10年とまではいかない。

 でもさ、この物語はこの後、どんなふうに進んでいくのだろうか?
 なんだかとても寂しい読後感が残っている。

2001年5月某日
『スカートの中の秘密の生活』(田口ランディ/洋泉社)を読んだ。タイトルからイメージするに、とてもエッチな内容。中味もしっかりとエッチだった(笑)。わかりやすく言うと、酒を飲みながらの下ネタ話エッセイ。田口ランディは毎日のように、友人・知人・業界の方々なんかと酒を飲み、エッチな話で盛り上がるんだよな。
 そういう意味でとっても楽しく読める。ナイス。

 しかし、ただの笑い話だけではないのかもしれない。人間の本能というのだろうか、精神的な部分というものが強く書かれているような気がした。
 この本には、31の章がある。その中の最後の章のタイトルが「ネットワーク道を極める」となっている。パソコン通信での出会いとかが、経験豊富な彼女の視点から書かれている。
 なんと、田口ランディは、「たった1行の書き込みから、相手の本質を察知する」という能力を身につけていた、とのこと。
 彼女の友人の、伝言ダイヤルにはまっている人妻の例も書かれている。その人妻は、伝言の10秒のメッセージを聞いただけで、「こいつは大丈夫、こいつはダメ」というのが把握できるようになってきたというのである。それには、「修練」というものが必要なのだそうだ。
 つまり、男を見定める時の集中力というのは並大抵ではなく、この時に培った「人間を見る目」というのはとても大切だという話なのだ。

 まあ、確かに。
 インターネットでも長くやっていると、ほんの1行でなんとなく相手の何かが見えてきてしまうような気がする。それが何かとか何で、ということの説明は難しいけれど。

2001年5月某日
 駅のホームで電車を待っていたら、文庫本を読んでいる男性を見かけた。大学生かな、重たそうなリックを持っていた。痩せていて、メガネをかけていた。本にブックカバーは付けられていなくて、その青と白の表紙は遠くからでも僕の目に入った。村上春樹の『回転木馬のデッドヒート』だった。僕は周りの景色を見ながら、僕がはじめてこの本を読んだときのことを思い出していた。電車が来て、僕と彼は別々の車両に乗り込んだ。電車は冷房が入っていて、僕は季節の変わったことを実感していた。

2001年5月某日
 このところ、田口ランディ読破ツアーというのを行っている。まだ数冊残っているが、実はこの本が一番面白いのではないかと思っている。一番売れてなさそうなんだけど(笑)。『癒しの森 ひかりのあめふるしま屋久島』(ダイヤモンド社)という本で、タイトルから想像できるかもしれないが、著者が屋久島を旅行して何度もあちこち歩いてのエッセイのような内容。最初にこの島を訪れたとき、田口ランディはこの島の魅力をわからなかったと書いている。ダイビングやヨットなど、自然通気取りでいた彼女。「情けない、恥ずかしい」という文章が印象的だった。
 ここで書かれている屋久島は、観光で回るようなところではない。ほんとに自分の足で歩いていくしかないような、島の奥の奥の場所について。ちなみに、映画「もののけ姫」に出てくる森は屋久島の森を見事に映し出しているそうだ。
 少しずつページをめくることで、田口ランディという人がすごく変化していくように感じられる。変化というのとはちょっと違ったものなのかもしれないが、とても胸の奥のほうから生き生きとしたものを感じる。彼女にとって、この本の存在はひとつのキーになっているのではないかと思えたのだ。
 この島で旅をしている人との出会いがいくつか書かれている。ほんの1日か2日、一緒にこの島で自然と触れ合うことで、旅人は、皮から抜け出し大空に飛び立っていくようになっていく。

2001年5月某日
 映画「スターリングラード」(http://www.stalingrad-movie.com/)を見る。戦争映画なんだけど、その場面は凄かった。よくもまあ、こういうセットというか、場面をつくったもんだ。

2001年5月某日
 伊藤芳郎『「少年A」の告白』(小学館)を読む。とても興味深く読むことができた。自分の少年だった頃を思い出し、どうしようもなくせつない気持ちにもなった。この本は、テレビなどにもたまに登場する弁護士である伊藤芳郎の関わった少年犯罪について多くの事例を元に書かれている。有名な事件では「女子高生コンクリート詰め殺人事件」なんてのもある。
 事件の背景には、ほとんどの場合、その両親などの大人に原因があるということが書かれている。もちろん、100%の原因というわけでもないし、それぞれのケースで難しい問題というものはあるのだが。それでも、少年少女たちは悩み、苦しみ、結果として犯罪というものに手を染めたりする。読んでいて強く思ったことは、特別なことではないな、ということだ。
 僕もひょっとしたら何らかの犯罪を起こしていたかもしれない。何もなかったのは、ただたんあらゆることに逃げていただけとも言えるかもしれない。これからだってわからない。
 この本は、現在少年少女の年齢にいる人も、ずっと上の世代の人も多くの人に読んで欲しいと思える本だった。
 最近、少年の犯罪が増え、多くの問題があるという声は多い。そうした風潮に対して作者はあとがきで次のように述べている。

『「最近の少年がふてぶてしくなったとか、理解不能だとか、そのように表現する大人が多いですが、私はそうは思いません。私の出会った非行少年たちのほとんどは、純真で傷つきやすく、そして人なつこい少年です。むしろ、少年たちを理解できる大人が減った、つまり大人が未熟になったことこそが「大人が子供を理解できない」原因ではないか、とさえいえると私は思います。』

2001年5月某日
 とてもとても話題になっている『天国への階段 上・下』(白川通/幻冬舎)を読む。白川通は前にも1冊読んでいて、気にはなっている作家だったのだけど。うーん。おもしろくなくはないのだけど、どしてもあちこち引っかかってしまった。女性の皆さんは、この本をどんなふうに読むのだろうか。女性という方々(もちろん人それぞれなのだろうけど)はこの物語に書かれているように行動するものだろうか。
 僕は山本文緒とかの小説を読みすぎて女性観というものが変化してしまっているのだろーか(笑)。ちょっと混乱している5月だ。

2001年5月某日
 松本侑子の『性の美学』(角川書店)を読んだ。タイトルにあることから想像できるように、性に関して書かれている。ちょいと恥ずかしい(笑)。セックスとご飯を食べることには共通点がある、ということがこの本の基本テーマと言っていいかもしれない。「一人ご飯の愉しさを知らない人は、本当の大人ではないと、私はつねづね思っている」と書かれているのだけど、これはマスターベーションについての話だったりしている(笑)。おおお、なるほどなるほど(笑)。
 その他にも「ポルノは、ご飯にたとえると、お料理ブックである」なんて(笑)。

2001年5月某日
「サトラレ」(http://www.satorare.com/)という映画を見る。僕はとにかく事前の知識が何もない状態で映画を見る。この「サトラレ」も邦画ということくらいしか知らなかった(実は内山理名が出ていることだけはチェックした)。仕事帰りで疲れてしまったときには、洋画よりも邦画のほうが楽に見ることができる。眠くもならないし。
 実は、この映画を見て涙を流してしまった。もう、止まらない(涙)。それから、製作に日本テレビが関わっているのだけど、とってもフジテレビみたいだった(笑)。

2001年5月某日
 江國香織の『落下する夕方』(角川書店)を読む。彼女の文章は読んでいると、とろりとその世界の中に入っていってしまうような感じがする。けっこう気持ちよかったりするんだね。

2001年5月某日
 池袋の「リストランテ・ベリーニ」というイタリア料理のお店で死ぬほど飲んで食べた。なんだか凄いいっぱい食べたような気がする。前菜からサラダにパスタにピザにペンネも食べたしデザートももりとん食べた。いろいろ食べた中でオムレツが一番美味しかったかな。なんと、中にパスタが入っているんだよね。それにしても、食べた料理の数だけお皿を使ったような気がする。中華料理の場合は、取り皿が小さなお皿だから汚れたら適度に取り替えていくわけだけど、ここの場合は、新しい料理が来る度に一人一人にもお皿を持ってきてもらった。今だに、皿のことを思い出している(笑)。

2001年5月某日
 田口ランディの『ミッドナイト・コール』(PHP研究所)はなかなか楽しめた。現代の30代(40代もちょっと入るのかな)の短編恋愛小説といった感じ。8編もの短編があるのだけど最初の「アカシヤの雨に打たれて」なんて、なるほどなるほどと読んでしまった。タクシーを待っている間に電話をしたり、なんていかにもありそうな話なんだけどね。

2001年5月某日
『P.I.P. プリズナー・イン・プノンペン』(沢井鯨/小学館)を読む。今だに余韻に浸っている。怖い。凄かった。
 ドルフィンホテルのメンバーからこの本の存在を教えてもらったのが半年ほど前だったか。タイトルだけは頭の片隅にあったのだけど、ずっと買うこともなく平和な日々を過ごしていた。図書館でふとこの本が目に止まり、借りて読んでしまったんだな。
 何でこんな面白い本を今までほっておいたのだろうか。人から薦められた本は素直に読むようにしないといけないなぁ、とつくづく思った(いつものことだけど)。
 舞台が海外で主人公が日本人というと、船戸与一を思い浮かべるのだけど、
なんというか、また違った感覚。すごくリアルなんだよね。
 僕はこの本を読んでいて、中学生の頃だったかな映画で見た『ミッドナイト・エクスプレス』を思い出してしまった。
 静かな序盤、緊張の中盤、スリル満点の終盤とどの場面も、ほんとうにわくわくしながら読んだ。それにしてもこの物語はどこからどこまでが真実なんだろうね。もちろん、こんなことを考えても仕方の無いことだけど。カンボジアについて、とても興味がわいてきたよ。

2001年5月某日
 わざわざ恵比寿まで足を運んで「アメリカンサイコ」(http://www.amuse-pictures.com/bateman/)を見に行った。トーキョーを舞台にした、この映画のような雰囲気を持ったドラマがそのうち出てくるような気がしたけど。
 宮部みゆきの『模倣犯』を思い出してしまった。こういった犯罪というものが身近に感じるようになってきて、怖いような。
 そうだ、この映画を見ているときにすごい頭にきたことがあった。なんで、映画を見ているときに携帯電話を使うのだろう。音を鳴らしたり話をしないのは当然だけど、暗い映画館の中ではあの液晶の画面の明かりを出すのは犯罪だよな。映画の世界から急激に現実の世界に戻されたような感じだ。もう映画を見るのはやめようかとも思ってしまう。

2001年5月某日
『からだのひみつ』(メディアファクトリー)という本を読む。これは、田口ランディ・寺門琢己の対談の本。タイトルの通り(?)、エッチなことがいぱい書かれている。いやぁ、今月はエッチ系の本ばっかり読んでいるような気がする(笑)。でも、この本はいいです。ぜひぜひ、高校生に読んで欲しい。なにせ、保険体育のレクチャーに代々木忠を呼んでくる(笑)、みたいな感じで書かれているんだ(笑)。すごい、すごい。
 笑える話もいっぱいあるけど、いたってマジメな本です。お薦め。

2001年5月某日
 このところ、日曜の夜が楽しい。9時からの「ラブストーリー」がいいんだよね。中山美穂もいいし、優香ちゃんも可愛い(笑)。
 第1話を見たときは、最初はそんなに面白くなさそうだったのだけど、だんだんと馴染んできてしまった。すごくいい。僕はときどき、自分の部屋の本が邪魔になって、整理してしまいたいような気持ちになってしまうことがある。でも、このドラマを見ると本に囲まれたいな、と思ってしまうのだ。豊川悦司演じる小説家の部屋のように、本が山のようになった部屋で、美人編集者がお茶を入れてくれたりしてね(笑)。
 そうそう、27日のこの番組を見ていたら、書店が出てきた。とてもキレイな、大きな書店。ジュンク堂書店なんだよね。自分の好きな本屋さんが出てくるなんて、とても嬉しい。しかし、このドラマの舞台は青山じゃないのかい。ジュンク堂は池袋だぞ。夜ふらりと寄るような距離ではないんでないかい。こういうことを考えながら、今風ドラマを見てはいけないとは思うけど。

2001年5月某日
 
火曜日の夜にテレビを付けたら「踊る!さんま御殿!!」をやっていた。おもしろい。でもなんかヘンだ。考えてみると久々。前はいつも見ていたのに。と、よくよく考えてみると、先週まで裏番組は「鬼平犯科帳」だったんだ。鬼平というとどうしても水曜日という感覚な抜けないまま、終わってしまったのか。寂しい。

2001年5月某日
 梁石日の『睡魔』(幻冬舎)を読む。「マルチ商法」を題材とした話なのだけど、帯には、「自らの体験をもとに」と書かれている。この作家の本というのは、主人公の設定が職業その他、ほぼこの作家と同じようなものなので、ついついダブらせて読んでしまうようなところがある。この話はちょいと怖いといえば怖い。でも僕は「健康」と名のつくものには興味があったりするんだよね(笑)。

2001年5月某日
 サッカー・コンフェデレーションズカップ「日本×カナダ」のゲームを見る。なんだかんだいっても、勝つというのは気持ちのいいことだ。気持ちのよい状態で5月は去っていった。さようなら。

(2001.6.1)



DOLPHIN HOTEL