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読書日記2001年8月 夏が過ぎ去っていくような……編 2001年8月某日 この8月はほんとうに本を読まなかったような気がする。一応「月に10冊は読むぞ!」と決めているのだけど、困った8月だった。僕の読書はスランプだったが、イチローはヒットを量産してくれたのでまあヨシとするしかないのか。 ADSLにして何が変わったかというとそのスピードよりもちょっと気になるとすぐにウェブサイトを見るようになったことだろうか。朝など、「今日のイチローはどうだろうか」なーんて思うとすぐさまnikkansuports.comをチェックしたりする。こういうのって、ある意味で無駄な時間なのだろうか(笑)。 2001年8月某日 渡辺淳一の『無影燈(上・下)』(文春文庫)を読んだ。どうして読んだかというと、今ごろになって図書館から「予約していただいた本が入りました」という電話が入ったから。もうほとんどの人は忘れてしまっているかもしれないけど、この本はテレビドラマ『白い影』が原作。かなり中味は違うのだけど、それなりに面白く読んだ。渡辺淳一はもう10年以上前になるかな、興味を持って何冊か読んだことはあった。しかし、こういう小説を読むと、一度こんなふうに多くの女性達かた思いっきりモテテみたいものだと思ったりするのだけど(笑)。 2001年8月某日 池袋のパルコ屋上にある「シティフィールド」というビアガーデンでひたすらビールを飲んだ。ひと夏に一度くらいはビアガーデンという名のつくところに行かないと、「夏」を過ごしたという感じがしないからね。なんと今年から「飲み放題食べ放題」になっていて、けっこうお得だったような。生まれて初めて「蕎麦飯チャーハン」なるものを食べてしまったぞ。それにしても美味しく食べて飲んだのだけど、雨が降りそうでとても寒かった(笑)。 2001年8月某日 ポール・フライシュマンの読み続けている。まだ何冊か未読の本はあるかもしれないな。今月読んだのは『半月館のひみつ』(谷口由美子訳/偕成社)という本。こういうのを読むと改めて児童書なんだなぁとい感じてしまう。前に読んだ『種をまく人』は、子供向けとは言え、大人の子供心に訴えているような雰囲気と言ったらいいのだろうか。でも、たまにこうした児童向けの本を読むのもいいですね。 2001年8月某日 話題の映画『ドリヴン』を見る。もう20年を超えるモータースポーツファンの一人としてこの映画を語らせてもらうならば、CGの使いすぎで迫力がなくなってしまっている。クラッシュシーンが多ければいいってもんではないでしょう。ストーリーが陳腐だという前評判でちょいと見ようかどしようか悩んだのだけど、モータースポーツファンとしてはついつい見てしまうよね。でも考えてみるとカーレースの映画で劇的なストーリーを立てるというのはほとんど無理があるのではないだろうか。セナとプロストのチャンピオン争いほど劇的なドラマはないからね。 2001年8月某日 岸本葉子の本は読んでも読んでも減らないような気がしているのだけど(笑)。『30前後、やや美人』(文春文庫)と、『炊飯器とキーボード』(講談社文庫)を読む。後者の本は1年の仕事などを振り返っていて、とても楽しく読めた。それにしても、彼女のインターネットデビューはまだなのだろうか(笑)。彼女の文章はウェブサイトにぴったりといえばぴったりしているように思えるのだけどね。 2001年8月某日 半年ほど中国に行っていた人とお酒を飲み語り合った。その人はまたすぐに中国に行ってしまったのだけど。会ってびっくり。なんだか凄く痩せてしまっていたのだった。毎日ちゃんと食べてしっかりと飲んでいたのに。痩せたことに対しての自覚症状もないみたい。みんなに言われるもんで本人の方がびっくりしているみたい。 はっきりとした原因はわからないが、中国料理を毎日食べることが痩せた原因ではないかと彼は言っていた。そう言えば、中国の人って太っているというイメージがないようにも思える。油ギドギドの料理でも中国料理には深い深い謎があるのかもしれない。痩せたい人は中国に行って暮らすのがいいのかもしれない。 2001年8月某日 豊島園の花火大会を練馬駅前から見る。駅前といっても、ちょっと歩いたところに芝生のあるところで、ビニールシートを敷いて、ビールを飲み焼き鳥を食べながら、この夏のイベントを楽しんでいた。この豊島園の花火大会というのは知らない人には若干の説明が必要だったりする。普通の花火大会ではないので、時間は夜8時からの30分間。8月の土曜日に3回行われる。でも、その花火のキレイさ、大きさは、他の大規模な花火大会とほとんど変わらないのではないだろうか。それにしても、素晴らしい花火だった。満足。 2001年8月某日 まあまあテレビにもちょくちょく顔を出している伊藤芳郎の『ボクが弁護士になった理由』(教育史料出版会)を読む。子供の頃から弁護士となるまでのことが細々と思い出深く書かれているというのかな。テレビだとこの人ってすごくマジメな印象なのだけど(笑)。著者はこの本の中で自分はとてもイヤな奴だ、みたいな雰囲気で書いているのだけど、正直なところ僕もこの本を読んでそう思ってしまった(笑)。近くにいるとあまりお付き合いしたくないタイプとでも言おうか。でも、そんなことも正直に書いているのだから凄いと言えば凄いのかもしれない。 2001年8月某日 風風亭という焼肉屋さんで食べる食べる。インターネットで調べたらこのお店はすごい安いんだよね。行ってみると、すごい人。しかもほとんど学生さんというか、僕よりもずっと若い人たちばかりだった。ふぅ。入り口で待つこと10分くらいかな。安いわりには、味はしっかりしていてけっこう美味しかった。何よりも嬉しかったのが、お米が美味しい。だいたいどこのお店のご飯もベチャっと炊かれているのが多いのだけど、けっこうパッチリと炊けている。「上」と名前のつく肉をけっこう食べたのだけど、20%引きになって、一人3500円くらいであがったのかな。 2001年8月某日 どうも映画というと人が死んだりするのが多かったような気がしている。静かな映画を見たい。そんなことで『姉のいた夏、いない夏』という映画を見た。死んでしまった姉の旅路を、妹が旅をするのだけど、とてもよかった。なんだか時代の流れというものを感じてしまった。 2001年8月某日 休みの日のお昼ご飯というのが問題なのである。正直なところ僕は一人でお店に入って食べるというのが苦手だったりしている。人ごみは嫌いなので、どうも落ち着いて過ごすことができない。どこかに映画でも見に行ったときには、仕方が無くそれなりにお店を探して食べたりはするけれど。 では、ほとんと家にいるような休みの日はどうするか。わざわざ作るのもめんどうだし、休日らしいお昼ご飯を堪能したい。ということで、この半年くらいかな。休日のお昼ご飯はパンを食べることが多い。僕の住む街にはそれなりのパン屋さんが3つくらいあるのかな。どれもチェーン店なのだけどまあそこそこには美味しいだろう。どこの店にも、「たまに食べたくなってしまうパン」というのがあって適度の間隔であちこちのお店で買ってきたりする。部屋で紅茶を入れて、たまっていたメールを打ったり、ドルフィンホテルへの文章を書いたりしながらパンを食べる。ちなみに今は、デンマークのカレーパン(中にゆで卵が入っていて美味しいのだ)を食べているところ。 2001年8月某日 このホテルのメンバーであるmawaさんに紹介してもらったウェブサイトが素晴らしい。江古田!町内会(http://www.ekoda.jp/ )という江古田という街のお店やらの情報いっぱいの場所なのである。雑誌とは違ったインターネットでしかできない切り口というのかな。商業ベースでなく、ほんとうに住む人の役に立つために作られているような感じなのだ。あちこちの街にこんなサイトがあればいいのだけどね。 2001年8月某日 ボブ・ブリーンの久しぶりの新作である『DUTY−わが父、そして原爆をおとした男の物語』(山本光伸訳/光文社)を読む。よくよく考えてみるとドルフィンホテルにはボブ・グリーンのコーナーがあったんだ。いずれは掲示板も作りたいと思っている。この本に関してはあとでゆっくり書いてみるつもりです。しばらくお待ちください。 2001年8月某日 僕のお気に入りで韓国料理のお店がある。池袋のちょっと奥の方に行ったところにある「ソウル亭」というお店。約半年ぶりくらいになるのかな、夜の10時半くらいから食べて飲んだ。このお店に入った客の90%はブルコギを食べるんだよね。あとチヂミも美味しい。そして、まだ8月だというのに鍋(ブデチゲ)を食べてしまった。辛いのだけど、熱いのだけど、これがたまらんよ。石焼ビビンバも美味しいし、幸せとはこういうことを言うのだろうね。 ほとんどこのお店のメニューは食べ尽くしたと思っていたのだけど、「辛口ラーメン」というのはまだ食べたことも見たこともなかった。チャレンジ!(単に一緒に食べていた人の中に大食いの人がいたからなんだけど) いやあ、このラーメンの美味いのなんのって。お腹がいっぱいの状態でも、すすすと入るのである。辛口といいつつ、そんなに辛口ではない。透き通ったようなスープなのだけど、コクがありカラミがある。麺はたぶんインスタントラーメンのやつなんだよね。でも、その麺とスープがすごい合って、なおかつ、この満腹状態にお腹にピッタリなのである。世の中にラーメン通という人がいっぱいいるみたいだが、この店のラーメンの存在は知らないだろうな。フフフ。 2001年8月某日 僕がいつも利用している池袋駅の夜の遅い時間というのはそれなりの危うさがある。どこの駅も同じなのかもしれないけど、けっこう目のやり場に困ったりする二人組(ほとんどくっついているけど)が何組もいたりする。おおおお、と思いつつ電車の時間を気にして早歩きで改札を通り抜けて行くのであった。 2001年8月某日 映画『セイブ・ザ・ラストダンス』を見る。この映画の設定って、高校生なのか(笑)。日本とは全然違うんだもんな。こうしたリズムのある映画は見ていてもかっこいいなぁと思ってしまう。 2001年8月某日 僕もだんだんとトシをとってきた。そうなるとほんの少しだけど、健康というものに気を使うようになってくる。いろいろと試したり、なんだかなんだとやったりやらなかったりして、効果があるかどうかわからないけれど、ついつい、みのもんたのテレビを見いってしまったりもする。今月から新しいものに手を出した。以前ひと月ほど飲んでいたことがあったのだけど、「黒豆エキス」(http://www.ekisu.jp)というものを毎日ひと箱飲み始めたのである。以前は缶だったのだが、新しく紙パックの製品ができてこれはとっても楽に飲めてよい。価格的のもお手ごろだし。しばらく続けようかと思っている。ダイエットにもいいみたいだし、お酒の飲みすぎにもいいらしい。僕には関係ないけど、花粉情報が気になる方に!なんてことも書かれてある。最初は知り合いの家に遊びに行ったときに、とてもいいから1本飲んでみなさいと貰ったのだった。ひと口飲んだときの印象というのはそれはそれはもの凄いものだった(笑)。もう慣れて一気に飲むこともできるほどだけど。ぜひみなさん! 黒豆エキスを語りましょう(笑)。 2001年8月某日 宮部みゆきの新作『R.P.G.』(集英社文庫)を読む。ふむふむふむ、と読めてしまった。読み終えてからこのタイトルを振り返ると、なるほど!と思ってしまう。けっこう楽しめた。 2001年8月某日 今日も飲む。仕事が終わってから3日連続で飲んでしまっているではないか。ふぅ。この日の飲み屋さんは「和さび」というお店。居酒屋というより、入り口の雰囲気などは高級日本料理という感じなのだけど、ほとんど普通の居酒屋の値段で飲める。この日は4人で月末の金曜日だったのに、静かな座敷を用意してもらい、刺身を食べ、鯛茶漬けで最後をしめた。 2001年8月某日 実はこれを書いている現在は9月7日である。7月の読書日記をアップしたのが、11日なのでまだ余裕があるというか、前月よりは4日も早いのである。我ながら素晴らしい(笑)。9月になってからのこの一週間にもいろいろと事件はあった。9月の日記に書こうかなとも思ったけど、旬なものは旬なうちに食べるのが美味しい。なんだか秋刀魚を食べたくなってきたけど、このままもう少しだらだらと書いてみようと思う。 よって、この辺はオマケのようなもの。 なんといっても大きな事件だったのはゲートウェイが日本での活動を停止したことだ。そうそう、僕のパソコンはこのゲートウェイ社のものである。池袋のゲートウェイショップで注文したものだ。その後、ゲートウェイのサポートに質問メールを2回、文句のメールを1回送ったことがあった。パソコンはこれまで何台かいくつかのメーカーを使ったが、そのメールの返事は他社にないほど素晴らしいものだった。と、けっこう褒めるのだけど、突然の活動停止というのはこのように影で支えていたといえるゲートウェイのスタッフがなんともかわいそうに思えてしまってね。テクニカルサポートなどは一応これまで通り行うようだけど、これからどうなるのだろうね。 ヨーロッパのサッカーリーグが開幕し、日本人選手が活躍ということで僕もついついニュースとかを見てしまっている。ちょっと騒ぎすぎだよな。どうしようもないな日本のマスコミは、、なんて思いながらもっと情報がないのかと見入っている。うーん。 そんな中、小野伸二の公式ウェブサイトがオープンした。このShinji-Ono.TV(http://so-net.shinji-ono.tv/)というサイトはなかなかよいです。サッカーというと中田英寿のnakata.net / 中田英寿オフィシャルホームページ(http://nakata.net)が有名でこれはこれで面白いのだけど、小野もなかなかやるな、という感じなのである。 中田英寿の良さはなんといってもその文章。サッカーだけでなく、食べ物とか私生活について語っているところも、とても楽しい。そういう意味では小野伸二の文章もコンセプトとしては同じなのだけど、文章がすごくやさしいんだよね。まだ書きなれていないギコチナサは確かにあるけれど、読み手のことを意識したパスというか文章のように思える。よく中田のパスと小野のパスは比較されてしまうのだけど、お互いの文章もそのパスと同じような雰囲気なのだ。 いつの間にかミハイル・シューマッハがF1ワールドチャンピオンになってしまった。なんだかだんだんとF1に対しての興味がなくなってきているみたいだ。しかし、しかし、そんなとき。日本の佐藤琢磨がイギリスF3でシリーズチャンピオンに輝いたのである。素晴らしい。モータースポーツに興味のない人は知らないかもしれないけれど、正直なところ小野伸二が現在活躍しているよりもずっと凄いことなのである(小野さんごめんなさい)。TAKUMA SATO NEWS(http://www.takumasato.com/)という彼のウェブサイトもファンに対して優しくその人柄が伝わってくる。 ようやく涼しくなってきたようだ。ビールを飲んでも、美味しさの感覚がこれまでとは違ってきたような。温かな、煮物とかって食べたくなってくるよね。 (2001.9.7) |