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DOLPHIN HOTEL 読書夜話2005年2月
離れて思う。ドルフィンホテルってなかなかリラックスできるいい場所なんじゃないかと。実はこの2月、僕は11日ほど東京での夜を過ごした。感覚的には半分くらい東京にいたようなものである。これからの計画としては、こういうペースをこれからも過ごしたいと思っている。でも、半分は多いか。4分の1くらいがちょうどいいかな。 そんなこんなして、正直なところえらく疲れてしまった。静かな暮らしを離れれば、夜話の話題も増えるだろうとは思っていたけど、げっそりとして、書く元気なんて遠い山の向こうへと飛んでいってしまったのだ。 でも、東京から田舎の僕の部屋に帰り、ひと晩ゆっくり寝てのーんびりしていたら、気持がかなり楽になった。ほんとうは自転車での走らせたなら、めちゃくちゃ元気になるのだろうけど春はまだ遠い。けれど、ドルフィンホテルに何かを書きたくなった。語りたくなった。 ドルフィホテルのアクセス数は相変わらず少ない。最近はユニークアクセス数の方を意識するようになったのだが、これだと50も行かなかったりする。でも、嬉しいこともある。見てくれる人のだいたい8割か9割は、ブックマークからの人なのだ。20日間以上も更新のないドルフィンホテルを、見てくれている人がいるのである。 もちろん、多くの人は浮気をして、あちこちの面白いサイトなりブログなりを見つけ、ドルフィンホテルからは離れてしまうのだろう。それはそれで仕方が無い。けれど、ドルフィンホテルはまだまだ面白くなっていきます。それがそういうものかは僕自身わからないけど、漠然とした確信はある。まあゆっくりと待っていて欲しい。 ◆ 団地の中 マンションはバスで5分ほどの距離にある。歩くと15分くらい。わかりやすく言うと、まわりは団地ばかりというところ。特にこのバス停で降りる人は、100%この近くのマンションの住人だろう。 バス停を降りて、立ち止まる人が何人もいた。最初は不思議だった。この人たちは、バスが去った後に、道路を横切ったのだった。すぐ脇には歩道橋がある。しかし、道路を横断した方がいいのだろう。 夜は暗い。マンションのあちこちの部屋には灯りがついている。それでも、夜は暗かった。僕の住む田舎の真っ暗な景色よりも、暗く寒かったような気がしている。 ■ ビデオ『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』マーティン・ブレスト監督 [WOWOW] 主演の老人を演じるのはアル・パチーノ。この作品でアカデミー賞主演男優賞を受賞しているようなのだが、それだけのことはあった。 それからシビアな状況のところで、「苦しみの何を知っている?」という台詞がある。これは凄かった。 それにしても、日本の高校に自由がなくアメリカにはあると思っていたけど、アメリカの高校もけっこう窮屈みたいですね。 ◆ スターバックス 以前僕が行っていたスターバックスといえば、ほぼ池袋。まあ、それなりにイケブクロしている(笑)。先日は渋谷のスターバックスにいた。ちょうど東急デパートの脇にある店。あまり広くは無い。そして何よりもうるさい(笑)。僕の隣にいたオネーチャンは両手を挙げて大声でお話をしていた。ちなみに、店内の5分の1くらいの客は、お勉強をしている。かなり集中力の訓練にはなっているのだろう。池袋では、お仕事の打ち合わせをやっている人がいたり、セレブな奥様の会合なんかが常に開かれていたが、この渋谷ではそうした景色は無かった。 神田の朝のスターバックスも面白かった。朝の9時から9時半くらいまでいたのだけど、一時期ほぼ席が埋まっていたと思っていたら、さっと人が引いてほとんど誰もいなくなってしまった。会社に行く前の朝食タイムだったのだろうか。こういうところで朝の時間を過ごすことが優雅なのか、忙しないのか、微妙なところだろうけど。 それにしても、最近はこうしたカフェに入ると、同じパナソニックユーザーに出会い、ちょっとだけ恥ずかしくなったりします。隣の席で同じパソコンを開くのは、やっぱりちょっとね。 それにしても思う。スターバックスとエクセシオールは、なんとなく似ているのだけど、かなり違う。週刊プレイボーイと平凡パンチ、ホットドックプレスとポパイ。違うからこそ、世の中は面白いのだろう。 ◆ 変わった名前 とにかく僕は居酒屋に入り友人と飲んでいた。ちなみに店の名前は魚民という。平凡な、どこにでもあるチェーン店。まあ、従業員は元気な声を出している。 久しぶりにこういう居酒屋で飲んだ僕は嬉しかった。例えば、ひとりあたり2、3万円もするようなお寿司屋さんで食べるよりも、こういう安いチェーン店で飲むことの方が僕には楽しいことだった。まあ、たまにはそういう気分にもなる。なにせ、この1年近くほとんど家にこもり、自分で食事を作って食べるような生活をしていたのだ。 メニューに載っている食べ物はそれなりに華やかさがあり、選ぶことに喜びを感じ、お皿にとって友人と語りながら食べるのも楽しかったのだ。ちょっとドレッシングのきつい野菜サラダ、人工的な味のする鍋料理、ほんのちょっとの量の巻き寿司を食べるのも、ウキウキだった。 クライマックスは会計のときだった。そんなに必要だったということでもないのだが、僕は「領収書をお願いします」と言った。まあ、若い店員さんだった。彼は僕に「お名前は」と聞いてきた。僕は「上でお願いします」と言った。 店員さんは、少しキョトンとした様子だった。そして次のように言った。 僕が東京を離れ、居酒屋に行かなくなってから、領収書に書かれる「上様」というのは使われなくなったのだろうか。時間はどんどん流れていくようだ。たまにこんなことがあっても、それは笑えることだ。しかし、たまにで無かったなら、やっぱりストレスになってしまうのだろうね。
新幹線が走り出してから、わずか30分程のことだった。なんと、外の景色に雪はほとんど無くなってしまった。山をひとつ越えると、雪の状況というのは全く変わってしまったのだ。 やれやれ。気候というのは、ほんの少しの距離を移動しただけでこんなにも違うものなんだ。なんだか、どこでもドアを使って移動したような気持だった。 東京には、ほとんど雪というものは降らない。けれど、どうにも寒かった。道を歩いていたときに、前を歩く女性2人組みの会話が聞こえてきた。ひとりは北海道の人らしかった。東京の方が寒くて、と何度も訴えていた。 身体の対応なんじゃないかな、と最近の僕は思うようになってきている。部屋などの暖房というのも大きな要素だ。けれど、人間の身体というのは、その土地の気候に対応できるようになっているような気がしている。ちゃんと時間を掛ければ、それなりにその土地に合う身体となってくる。しかし、東京というか、人工的なコンクリートの街では、人工的な気候となっていて、身体が対応でき難くなっているのではないかと。 ◆ ショートステイ しかし、利用しようとしている人は僕以外にも当然いるわけで、いつも泊まれるというわけではない。ここがちょっと辛い。そんなわけで思うのだ。こういう気軽に一泊の宿を提供してくれるところはないだろうか、と。部屋がひとつ空いていたならば、なかなかいいお小遣い稼ぎになるかもしれない。たまには、地方の名産などをもらえるかもしれない。ちなみに、僕は宿泊者が提供してくれたという美味しい焼酎を飲んでいました(笑)。 ということで、どなたか、僕に一泊の宿を提供ください(笑)。あとで、美味しい贈り物があるかもしれません。 ■ ビデオ『理由なき反抗』ニコラス・レイ監督 [日本テレビ] それにしても、字幕では「子供たち」みたいに出ていたのだけど、見た目的にはハイ・ティーンには見えないんだよなぁ(笑)。身体は全く大人だし、普通にクルマを乗り回しているし、酒も飲むし。日本映画でリメイク版があったら面白そうだけど。 ◆ ホットスポット 実はちょっとした悩みを抱えていたのだ。現在旅に出たときには、パソコンに携帯を繋いでのメールチェックというのを行なっていた。しかし、当然のことながらあまりにも遅く、使うとしたらメールのみ。しかし、最近のメールというのは、その9割が迷惑メールなわけで、何のためにメールチェックをしているのかもわからなくなってしまうほど。 そんなわけでAIR-EDGEにしようかなぁなんて考えていたところだった。しかし、場所は限られるがこのビジネスホテルのように無線LANの使えるところを確保しれば、かなり問題は解決される。それに、最近ではホットスポットという有料の無線LANのサービスもあるみたいだ。街中でも気軽にブロードバンドが出来る世の中になりつつあるみたいだ。 便利で嬉しいという気持がある反面、パソコンから離れようよ、という気持もある(笑)。ちょっと複雑なのだ。 ◆ 電車の中の景色 もちろん、悪いことでもないだろうし、街角ではこうしたアベックはいくらでもいる。でもさ、電車の中で延々とやることでもないようにも思うけど。例えば、男の方が大きな旅行鞄を持って、しばらく会えなくなる、なんていう状況だったならわからなくもない。これからの会えなくなる時間を思えば、ついつい電車の中という状況も忘れてしまうかもしれない。 ちなみに僕はこのとき、池波正太郎の剣豪小説を読んでいた。剣の道に生きる主人公は、長く女性という存在を知らなかった。剣の道こそが彼の人生だったわけである。そんな主人公も女性を好きになり、抱いてしまうことになる。
そこで選択してしまうのが、コーンスープなのであった。これが一番お腹に優しいような気がしている。寂しいトーキョーの街では、身も心も温かくなりたいし。 でも、思う「何も注文しないメニュー」なんてのがあったら、意外と流行るのでは。ゆっくり過ごせる座席と、水でも飲めればいい。あとは、キレイなトイレか。チャージとして300円くらい払ってもいいような気がする。無理して飲み物を頼んで、飲まずに捨ててしまうのも勿体ないし。 極端なことを言ってしまえば、何もメニューのないカフェがあってもいいような気もする。もちろん、コーヒーなどを飲みたい人は別にお金を払って飲めばいい。店内に入るのにちょっとした料金がかかる休憩所みたいなところ。インテリアとしてオシャレで、無線LANが使えたり、待ち合わせに使えたり。もっとリクエストするなら、静かなエリアと、それなりに語り合っているエリアが分かれていたり。 ある意味で、マンガのないマンガ喫茶みたいなものかな(笑)。とにかく、その場所にいるだけで、身も心の休めるようなところがあれば、人は少しぐらいお金を惜しまないのではないだろうか。 ■ 村上春樹・佐々木マキ著『ふしぎな図書館』(講談社) しかしラストまで読んで、やっぱり凄いよなと唸ってしまった。とてもシンプルな童話のような話だ。しかし、『海辺のカフカ』を感じさせるような深いものがテーマとしてあるようだった。 静かにこの本の内容は僕の中に残った。そしてある日、ドーナツを買うという行動を取らせることとなった。 ◆ Lets Entertain You!(http://d.hatena.ne.jp/sirmw/) なんと、彼はエンターテイメント研究家なる人物だった。ブログに書かれている内容をみると、なんだかとても深い。それにしても、ちょっとだけ気分がいいのは、「注目サイト!」と書かれたリンク集だ。なんといつの間にか、ドルフィンホテルは2番目の順位に上がっていた。並びの順番に意味があるのかわからないけど。 でも、「音楽座」(http://www.ongakuza-musical.com/)の隣でなくなったことはちょっと悲しい。トップグループを走るよりも、下位で可愛い女の子と順位を競い合っていた方が楽しくもある。「マドモアゼル・モーツァルト」はまた観てみたい。ちなみに僕はCDを持っています。今、久しぶりに聴いているけど、やっぱりいいよね。 ◆ 「ワープロ・パソコン通信」サービスの終了 まだ一年くらいある。このサービスを使うこはほとんどないのだが、何だか淋しいような気がしている。そもそも、パソコン通信の話をしても、わかる人は限られてしまうのだろうけど。 最近猫も杓子も使っていると言われているブログを読むのに、RSSリーダーというソフトがあるそうだ。これがあれば、更新されたぶろぐを自動巡回してくれるというすぐれもの。 しかし、パソコン通信を行なっていた者としては、やっとインターネットにも、こういう便利なソフトが出来たのだね、なんて感じで見てしまう(笑)。 なんだかどうしようもなく年寄りじみた発言になってしまうような気がする。でも、ニフティーのホームパーティーとかって、やっぱり良かったと思うんだよね。 ◆ 初老 つまり、40歳というのは初老とも言えてしまう(笑)。まあ、あくまでも「もと」ということで、現在は60歳前後を指しているようなのだが。 ちなみに僕は今だに自分が20代の前半のような気持でいる。まあ、精神年齢が低いと言われれば、それまでだけど。
両者との会話を楽しんでいるのだろうか。時間は夕方の5時。これからどうするのだろうか。などと書きながら叔父さんになった自分自身を嘆く。 ちなみに喫茶店は日比谷の「椿屋珈琲店日比谷離れ」というところ。いい雰囲気なのにね。 それにしても。何で喫茶店って、こんなに狭いのだろう。どう考えたって、隣の会話が聞こえてくる。狭いのだ。どう考えても。例えば、居酒屋なんかは、この数年個室の方向へと進んでいる。赤提灯などのぎゅうぎゅう詰めの居酒屋もあって、それはそれでいい。隣のオッサンとお知り合いになってしてね。けれど、喫茶店で隣の人のデート話を聞いたりしたくはない。 隣にアベックが席を立った。女の子の方が狭いテーブルの間を抜けようとする。危なっかしい……。と思ったらやっぱり、僕のテーブルの上のミルクをこぼしてしまった。やれやれ。 ■ 映画『陽のあたる場所から』ソルヴェイグ・アンスパック監督(http://www.bitters.co.jp/hinoataru/) あとから振り返ると、ポスターになっている絵が、大きな意味を持っていることを感じる。 ◆ 駅弁 なぜ車内で買って食べたか。理由は単純で腹が減ったからだ。たまたま乗り込んだ新幹線で、お腹が空き、我慢ができなくなった。ワゴンを引いている車内販売のお姉さんが来たところで、何の弁当があるか聞いてみる。よくわからないが2種類くらいあった。値段は聞こうかどうな悩んだが、なんだか恥ずかしくて聞かなかった。お弁当と暖かなお茶も買って、1300円。やっぱり高いよな。ちなみにお茶は200円。弁当の方が1100円だった。 お弁当は、「日光強めし」(http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/2bento.html)というもの。開けてみるとなかなか美味しそう。駅弁業界も競争が激しいわけで、確かにチカラの入れたものなのだろう。高いなぁとは思うけど。しかし、このお弁当ちょっと困った。豪華なのはいいけれど、新幹線の小さなテーブルの上では、スペース的にちょっと辛い。 いろいろな味が楽しめて、まあそれなりに美味しいと感じられるものではあった。しかし、味は濃い(笑)。お弁当というもの自体、味付けは濃い目になりがちなのだろうが、薄味生活の僕としては、もう一度食べようという気持にはならなかった。 薄味弁当というものの普及を全国的に期待したい。 ◆ カプセルホテル ちなみに今回利用したカプセルホテルは3700円。まあまあ安い方だろうか。まずは、お風呂に入る。だいたいカプセルホテルには広いお風呂があって、それはひとつの楽しみでもある。しかし、はじめて入ったこのカプセルホテルは、小さなお風呂。ちょっと残念。だから値段が安いのかもしれないが。 さて、カプセルだ。以前だったら、別に何ともなく寝ることができた。しかし、ダメだった(笑)。なんというか、閉所恐怖症になったような気がした。たぶん、一度こういう気持になったら、ここでは寝れないのかもしれない。夜行バスは寝れなくても仕方が無いと割り切れるけれど、カプセルホテルのこの狭さというか、圧迫感は割り切れないものかもしれない。 贅沢になったのだろうか(笑)。歳を取ったということなのだろうか。少し寂しい気持があったりしたりする。 ■ 映画『シルヴィア』クリスティン・ジェフズ監督(http://www.sylvia-movie.com/sylvia.html) なんだかそれなりにこういう話はありそうでもある。詩だけでなく小説などでも、作者は精神的にもかなりぎりぎりのところで書いているなんてのも、少なくない話のようだ。 この映画について、簡単に何かを語ることはできない。たぶん、創造的な仕事をしている女性がこの映画を観たならば、かなり重いものを感じるような気がする。それはいい悪いではなく、確かに重いところを彷徨った先に作品があるというような意味で。
しかし、しかし。お昼に何を食べたかというと、コンビニで買ったおにぎりが一番多かったような気がする。たぶん、これからもこれが続くような気がする。 なんというか、改めて、自分の食生活が変わったことを感じたのだった。 ◆ 新宿三越 三越デパートは何処に行ってしまうのだろうか。三越新宿店は、3月31日に「新宿三越 ALCOTT」に生まれ変わるのだそうだ。しかし、正直に印象を言えば、新宿三越ビルと名前を変えればいいのにと思ったのだが。 しかし、よくよく考えてみると、ジュンク堂も凄いところに店舗を持ったものである。何せすぐ正面には紀伊国屋があるのだ。池袋ではリブロの正面だし、なかなか勇気を持ったチャレンジという感じがする。僕が中に入った雰囲気では、ここのジュンクはやや人が少ないように感じたのだけど、大丈夫なんですかね。ロフトもひっそりとしているし。 この新しくなる三越なるものが今後どうなっていくのか、ちょっとばかり興味深い。 ◆ ちゃんこ鍋 誤解の無いように書こうと思うのだけど、とても美味しかった。ほんとうにいろいろな食材が入って、いい味になっていて、楽しんで食べることができた。ただ、何というのだろう(笑)。うちで鍋をやるときは、もっと野菜がいっぱい入るだろうなぁ(笑)、なんてことをついつい考えてしまって。それに、やはりちょっと味が濃いという印象。これは薄味の僕だからなんだろうけど。 どこの何を食べても、あまりの美味さに感激しひれ伏してしまう、なんてことはもう無いのだろうな。 ちなみにこの日は、久しぶりの友人と再会していた。人とのお付き合いというのは、次第に薄れ年賀状のやり取りだけになってしまったりする。そのまま年賀状も無くなってしまうかというところなのだが、こうやって鍋を囲むこともある。 これからも人との関わりは、積極的に鍋を囲むような方向でありたいものだと思った。 ■ 映画『火火』高橋伴明監督 (http://www.hibi.cn/) この映画の話は、単なる陶芸家の話ではない。息子が白荀病となる。なんとか助けようと運動を始める。それが、骨髄バンク運動というものに結びついていく。 とにかく、生きること、陶芸というもので表現すること、言葉ではなく身体で感じるものだということを、この映画の中には描かれているのだろう。 ◆ クアハウスで宿泊 中に入り、まずはお湯につかる。しかし……。あまり文句は言いたかないけど、なんだかバスクリンのお湯に入っているような感じ。人は少ないし、まあ悪くはなかったのだが。お風呂から出て、ちょっと一杯やりたい気持もあったけど、そもそも一杯やってからこのクアハウスに来たところだったので、眠ることにする。 仮眠室なるところは、ちゃんと暗い状態でいい雰囲気だった。11時くらいだったのだが、ガラガラというよりも誰も人がいなかった。ぐっすりと眠りたかった。 たぶん、1時間か2時間くらいは眠っていただろうか。残念ながら目を覚ましてしまう。周りを見ると、もうほとんど寝床は埋まっている状態だった。もう一度眠ろうとしたのだが、眠れない。大きな要因として、周りの人のイビキが凄いのであった。まあ、イビキがあっても眠れるときには眠れるのだろうけど、ほとんど一人で寝ている僕は、ナイーブというか(笑)敏感になっているみたいで、どうにもダメだった。 仕方がないと諦め、酒でも飲んで酔っ払ってから眠りにチャレンジすることにした。深夜ということで、さっきまで開いていた飲食コーナーは閉まっている。唯一あったお酒の自販機はビールのみで、500の缶ビールを買ってそれを飲む。ソファーベットでプロレスリング・ノアのテレビを見ながらビールを飲んだのだが、全く酔わない。ほんとうに1本飲んだのに、全く酔わなかったのだ。 それでも何とか寝ようと寝床へと戻る。眠れないだけでなく、トイレも近くなってしまった……。朝方なんとか眠ることはできたが、とても辛い夜を過ごしてしまった。やっぱり、こういうところでも夜を過ごすのは難しいのかもしれない。
しかし、問題はかなり深刻だった。新幹線で移動した場合、当然のことながら荷物はコインロッカーなどに入れたい。大きな鞄を持ってコロコロ移動するのは、身体は疲れないけど、気持が安定しない。しかし、困ってしまったのは、このサイズの入るコインロッカーがなかなか無いことだった。たぶん、縦に3個分の大きさのサイズになるのだと思う。ちなみに、東京駅でこのサイズのコインロッカーだと400円だった。東京駅だったら、かなり広いので、探せばコインロッカーは見つかるかもしれない。しかし、他の駅だったらどうなるのだろうか。 買ったばかりで早くも次の鞄の購入を考えている。200円のコインロッカーに入るサイズにしようと。 ■ 映画『故郷の香り』フォ・ジェンチイ監督 (http://www.furusatono.com/) そして何より凄いのが香川照之! やや脇役的な存在なのだが、彼の演技でこの映画の良さが何倍にも膨れ上がる。日本人の彼が中国人の役を演じているのだが、まったく違和感はない。ラストの彼の表情の凄いこと凄いこと。 ただ、正直なところ、このラストの方にちょっとばかり納得できない台詞があって、ちょっと、むむむなのだったが。 それにしても、こういう自然の景色とテーマが一体となった映画は、特別な気持にさせてくれる。 ◆ チクテカフェ (http://hello.to/cicoute) さて、店内に入ってびっくり。狭いのだ。そんなに何人も入れるような店ではない。店員さんは3人いたのだが、儲かるのだろうか、と疑問を感じずにはいられなかった。3人の人間が生活していくために売上げって、やっぱり相当な金額になると思うわけだ。 しかし、この狭い店内も、なかなかいい雰囲気。高級な家具や机があるわけではない。実際にはどうかわからないけど、昔よくあったような机だったり、ストーブだったり。ちょっと暗めの照明もいい感じ。 注文したのは、珈琲とスコーン。4種類ある中から2つの味をセレクトする。注文してから、実際に運ばれてくるまで時間が掛る。でも、これがいい。ちゃんとあたたかい美味しいスコーンが食べられたのだから。こんなにスコーンが美味しい食べものだとは知らなかった。 何よりも良かったのは、店員さんのサービス。カフェというところは、個人営業みたいな雰囲気があり、サービスにもお友達感覚的なものがあるように感じていたのだが、全くそういう態度はなかった。それは凄くちゃんとしようとしているみたいだった。 とても良いお店で、こういうところが評判になっているのは、嬉しいことだと思った。たぶん、いい店というのは、それなりにあちこちにあるのだろう。けれど、お客さんが来なくて潰れてしまうようなところだって、多いはずだ。いくら努力しても、うまくいかない店だってある。 それにしても。こだわりを持った店というのはいい。小さく、そんなに儲からなくても、楽しいことなのだろう。 ◆ 薄皮まんじゅう 頼まれたものは、できれば早めに買うなりしておきたい。なのに、帰りの新幹線の、地元への到着までのほんの少しの前に車内で買うことしかできないものとは……。 なんとか忘れずに僕はこの「薄皮まんじゅう」を買うことができた。やっと、心の重荷が取れたようだった。たぶん、東北新幹線などでも、この「薄皮まんじゅう」は必ず販売されているのではないだろうか。僕は食べても、へぇーという感じなのだが、母親に言わせると、格段に美味いのだそうだ。その辺のお菓子の中では、完全にリードしている状態。かなりニコニコ顔でこのまんじゅうを食べていた。 ということで、まだ食べたことのない皆さん。いかがでしょうか。 ◆ 書籍代 ほんとに、買わせる気にさせるんだね。凄いなと関心しているところだ。
何年か前に、この祭りの時期に実家に帰ったことがあった。ほんの1日か2日の滞在だったのだが、街のあちこちに、雪灯篭があったのがとても印象的だった。ほんの普通の家でも、ちょっとした穴を掘り、雪灯篭をつくっている。静かな夜には特別な景色だった。 まだ明るいうちに、会場となる公園に行った。多くの観光客がいる。テレビカメラも準備をしている。多くの出店がある。まあ、それはそれで楽しい。岩魚の塩焼きをついつい買って食べてしまう。美味しい。 公園のあちこちの道端には、多くの雪灯篭が並んでいる。だいたいは作った団体の名前が書かれている。学校の名前なども多い。幻想的な景色がもう少しで見られるのだと、心が躍った。 暗くなって、ようやくロウソクに明りが灯される。しかし、どうにもピンとこない景色だった。とにかく人がいっぱいいるために、明るい。しかも、ほとんどの雪灯篭の前で写真が取られている。三脚をセットして一眼レフで撮っている人も多い。こういう人たちが全く持って邪魔で写真を撮るどころではないのだ。あれっ、ちょっと変かなとは思いつつ(笑)。 とにかく僕は、雪灯篭というよりもキャンギャルの写真を撮ろうとしているような気になってきた。キャンギャルの方が楽しめたかもしれない。とにかくこの場にいることすら、嫌になってしまった。 人のいない雪灯篭祭りはないのだろうか……。帰り道、歩いて帰ってきたのだが、寒い寒い。やっぱり冬場は、家で大人しくしている方がいいのだろうな。でも、雪灯篭って、きれいなのはきれないんだけどね。 ■ 佐々木祐二著『ブログの達人がこっそり教えるおカネの儲け方』(中経出版) ■ 須田伸著『時代はブログる!』(Ameba books) あとがきのような文章で、「自分メディアが日本を元気にする」ということが書かれていた。「自分メディア」とは面白い言葉だ。むかし、「ぼくたちマガジン」という言葉があったけれど、ある意味ではじめてメディアというものが、個人のレベルで誰もが発信できるようになったのが、このブログなのかもしれない。 ◆ 脱藩しよう でも、こうした気持は僕だけではないみたいだった。人から会社を辞めたときの状況なんかを聞いてみると、なかなか面白い。もちろん、ただ単に笑える話ではない。精神的にもかなりまいっていることが多いようだ。 会社を辞めるということ。ある時僕はそれを「脱藩すること」と言っていた。会社というのは、いろいろいろな経営者がいるわけで、一概に何かを言えることでなないが、ある意味で江戸時代の藩と似ているような感じがする。本質的でないところで、何かに拘っているような気がするのだ。 会社というものには歴史があり、それなりの信頼のようなものもあったりする……。でも、最近思うに、新しい発想のもてないところほど、「歴史と信頼」をアピールしているような気がしてならないが(笑)。 ◆ ライブドア 実は最近、僕の気持の中で、ライブドアという会社は凄いと思うようになってきている。野球のときは、そんなには思わなかったけど。 何が凄いかというと、これだけワンマンの会社がパワーダウンすることなく、今だに向上しているということだ。たぶん、ライブドアにはかなり優秀なナンバー2なる人材が数多くいるのではないだろうか。堀江社長の鞄持ちばかりだったら、当然ながら会社はうまく運営されない。そんなに会社に命をあずける、なんて雰囲気で仕事をしている人もないだろう。そうなると、この会社にいて仕事をするとこ自体にやりがいが持てているということだ。 実は、この辺がライブドアの何だかわからない面白さではないかと思うのだが。
雪降ろしとは何か。ある意味での宗教的な趣さえ感じるものだ、なんて。いくら雪を降ろしても、すぐに雪はまた降る。それに、数ヶ月でこれらは全て消えてしまうものでもあるのだ。 しかし、ご馳走になっていた奥様に言われてしまう。だったら、雪降ろしと料理というのは同じようなものかもね……と。毎日毎日ひたすら料理をつくり、淡々とその食器を片付ける。ある意味で、虚しい行為とも言えるのかもしれない。ああ、ああ、ああ。 ■ 池波正太郎著『秘伝の声 上』(新潮文庫) 剣豪小説である。時代的には、剣客商売と同じくらい。なんとさりげなく秋山小兵衛の名前も出てきたりする。 やっぱり、池波正太郎は面白い! ■ 池波正太郎著『秘伝の声 下』(新潮文庫) この『秘伝の声』では、若い2人の剣士の生き方がある意味で対照的に描かれている。ひとりは、「秘伝」というものにある意味で執着し、自分の剣のチカラを試したいと考える。 なかなか本を読めないとき、こういう池波正太郎の本が、実はいいのかもしれない。 ■ 吉村正春・田中亮著『SEOで検索エンジンもユ−ザーも見方に付けるホームページ改造術』(秀和システム) SEOというのは、検索エンジン最適化という意味だ。 読んでいて、ただの実用書ではないように感じるのだ。ヤフーやグーグルという検索サイトは、ある意味で生き物である。変化しているのだ。そうしたものとの付き合い方というのだろうか。そこが面白い。 実際に、ヤフーやグーグルでいろいろと検索を掛けてみた。かなりのショックを受けた……。グーグルなどは何でもひっかかると思っていたのが、全く違っていた。ドルフィンホテルは、悲しいくらいに検索されていないサイトだった。昔はそれなりに登録されていたのだ。それが、今はかなり弱い。しかも、ブログが増えていることで、熾烈な競争の中で、ドルフィンホテルは明らかに負けていた。 もちろん、文章を書くよりも、そうした対応の方に時間が取られるというのは違ったことだ。でも、せっかく書いたものを、見てもらえないというのも、それはそれでとても悲しい。たぶん、ちょっとした工夫で、だいぶアクセス数は違ってくるのだろう。 SEOに詳しい方、いろいろアドバイスをお願いします。 ◆ ボーリング そんなに上手いわけではない。しかし、しかし、しかし。何度も強調するぞ(笑)。僕の人生に置いて、ウソ偽りは一切ない! 200アップを2回出したことがある ボーリング場スタッフの親交の意味を持ったボーリング大会は朝に開催された(笑)。お客さんが来る前の時間なのであった。しかし、このボーリング大会のレベルはかなり凄い。何せ、ほとんどの人がマイゴールとマイシューズを持っているのだ。しかも、インストラクターをやっているプロもいる。そんな中、マイボール、マイシューズを持たないのは僕独りくらいであった。 しかし、しかし。人生というのは面白い。僕は当日、なぜか絶好調だった。それなりに緊張もしていた。こうした大会では「自己申告制」というスコアが用いられる。実力があまりにもかけ離れた人たちの大会なのだ。そこで、それぞれが目標とするスコアを記入する。そのスコアに一番近い人が優勝となる。しかし、僕は目標スコアをかけ離れるほどのスコアを出してしまった。200アップを出してしまったのだ。プロのいる前で。 当然のごとく、無難な自己申告をしていた僕の順位は酷いものだった(笑)。でも、なんたらかんたら特別賞みたいなものをもらった。 残念ながら僕のボーリング選手生命は(笑)、ここでほぼ終わりとなる。学生のときだから、もう20年以上も前のことだ。その後何度かボーリングを行なったが、ほとんどスコアはでなかった。 一度仕事をしていた職場で、毎月ボーリング大会というものが開催されたことがあった。芝にある広いボーリング場まで行き、トロフィー(小さなものだけど)を掛けて、争ったのだ。でも、そこでも僕は不調だった。悲しいかな、このボーリング大会も長くは続かなかった。 ときどき、子供の頃を思い出す。ヤクルトの小さな瓶を並べてボーリングをやって遊んだりしていた。それに、ボーリングのゲームもけっこういろいろあって流行っていたと思う。ちなみに僕は算数が得意だったのだが、その計算力はこのボーリングのスコア計算によるものだったと思う。 ということで、いつかまたボーリングにチャレンジしてみたいと思っているのだ。 ◆ 風邪 それにしても、どー考えてもこの家は寒いのである。窓ガラスの外は、当然ながら外……。例えばここに雨戸のようなものがあったなら、部屋の温度はまた違ったものになるのだろうが。北国の家では2重サッシにしている家も増えているみたいだ。 そんなわけで、リフォームしたいという気持になっている。まあ、この家は両親のものであり、僕がどうのこうのするものでもないし、お金もない。でも、暖かな家でぬくぬくして過ごしたいと思う今日この頃なのであった。
ちなみに、僕の住むところでは、都市ガスでなくプロパンガスとなっている。台所の外には大きなプロパンガスのボンベが立てられているのである。 僕が外で雪かきをしていると、ガス屋さんがやってきた。クルマは雪のため近くまでは来れない。彼は、片手に太い紐、片手にスコップを持ってきた。 そうなのだ。プロパンガスのボンベというのは、雪に埋まっている。彼はスコップを書き分け、そのボンベに行き、引き上げた。なんのことはない、何かの異常があったのではなく、ただ単にガスが無くなっただけのようだった。 さて、スコップはわかった。では紐は何だったのか。ボンベの上の方に紐を通す。それで、ボンベを引っ張るのだった。見た目はソリのような感じで、ボンベを運んで行った。そして、新しいボンベをソリのように運び、穴となっている場所に、またボンベをセットした。 僕は、なんともその芸術的な作業に、ずっと見入っていたのだった。 ◆ 白い雪と 今はもう問題はないのだが、一時期困ったことがあった。僕の部屋のある離れの入り口のところに、猫の糞があった。隣の家に猫がいるので、たぶんその猫だろう。夏場だったら、いつも家を庭のようにしているわけで、それはそれで仕方が無いのだろうと思っていた。 するとなんと、その糞はけっこう深く下の方まであった。つまり、何日も、その同じ場所にやっていたみたいなのだ。そう、入り口がトイレと化していたわけだ(涙)。1回だけだったら許したものを、常時していたとは。 この日の雪かきから、僕の中にあった「白い雪はキレイ」というイメージは完全に壊れてしまった。どうも、頭の中から消えてくれない……。困ったものだ。 ■ こうの史代著『夕凪の街 桜の国』(双葉社) ◆ 鍋焼きうどん そんなわけで、風邪で具合の悪かった僕はお昼ご飯に鍋焼きうどんを食べることにした。うどんは冷凍してあった、讃岐うどん。たまたまだけど冷蔵庫には茹でたほうれん草もあった。他にエノキやワカメなんかも入れる。それに庄内麩も。普段、たまごはあまり食べないことにしているのだが、鍋焼きうどんに卵を入れないのは、やはり正しいことではない。最後に卵を落とし、蓋をして台所から部屋のストーブの上にと、この鍋焼きうどんを運んだ。 ふーふー。あたたかい。汗がどんどんでてくる。鍋焼きうどんはやっぱり美味いなぁと感激する。そういえば、胡麻を入れたならもっと美味かったかなぁ、などと思い悩む。それにしても鍋焼きうどんは偉大である。適当に、野菜などをぶち込めば、美味いものになるのだ。 僕と鍋焼きうどんとのささやかな語らいの時間は、残り僅かとなった。土鍋を手にし、お椀に全てを入れたときだった……。なんと、この土鍋が2つに割れてしまったのだった。 これが別のタイミングで鍋が割れていたならば……。それにしても、100円ショップの土鍋はやっぱりダメなのかな。例えば、カレー用の鍋を使って鍋焼きうどんを作っても、あまりあたたまる感じがしないしね。 DOLPHIN HOTEL |