ドルフィンホテル
   
   
   
   
   
   
   
   
   


     

DOLPHIN HOTEL 読書夜話2005年2月

風と女は閉じ込められない 2005/2 #1


2005/2/24 

◆ 読書夜話
 2月最初の話題は、ドルフィンホテルとこの読書夜話のことから始めたいと思う。
 なにせ、かなりご無沙汰していたからだ。これからもっとご無沙汰してしまうかもしれないけど(笑)。

 離れて思う。ドルフィンホテルってなかなかリラックスできるいい場所なんじゃないかと。実はこの2月、僕は11日ほど東京での夜を過ごした。感覚的には半分くらい東京にいたようなものである。これからの計画としては、こういうペースをこれからも過ごしたいと思っている。でも、半分は多いか。4分の1くらいがちょうどいいかな。

 そんなこんなして、正直なところえらく疲れてしまった。静かな暮らしを離れれば、夜話の話題も増えるだろうとは思っていたけど、げっそりとして、書く元気なんて遠い山の向こうへと飛んでいってしまったのだ。

 でも、東京から田舎の僕の部屋に帰り、ひと晩ゆっくり寝てのーんびりしていたら、気持がかなり楽になった。ほんとうは自転車での走らせたなら、めちゃくちゃ元気になるのだろうけど春はまだ遠い。けれど、ドルフィンホテルに何かを書きたくなった。語りたくなった。

 ドルフィホテルのアクセス数は相変わらず少ない。最近はユニークアクセス数の方を意識するようになったのだが、これだと50も行かなかったりする。でも、嬉しいこともある。見てくれる人のだいたい8割か9割は、ブックマークからの人なのだ。20日間以上も更新のないドルフィンホテルを、見てくれている人がいるのである。

 もちろん、多くの人は浮気をして、あちこちの面白いサイトなりブログなりを見つけ、ドルフィンホテルからは離れてしまうのだろう。それはそれで仕方が無い。けれど、ドルフィンホテルはまだまだ面白くなっていきます。それがそういうものかは僕自身わからないけど、漠然とした確信はある。まあゆっくりと待っていて欲しい。

◆ 団地の中
 東京に滞在するとき、友人のマンションに泊まることが多かった。都心からちょっと離れた私鉄沿線の駅にそのマンションはある。駅はそれなりに大きなところだ。特急が停まり、大きなデパートもある。

 マンションはバスで5分ほどの距離にある。歩くと15分くらい。わかりやすく言うと、まわりは団地ばかりというところ。特にこのバス停で降りる人は、100%この近くのマンションの住人だろう。

 バス停を降りて、立ち止まる人が何人もいた。最初は不思議だった。この人たちは、バスが去った後に、道路を横切ったのだった。すぐ脇には歩道橋がある。しかし、道路を横断した方がいいのだろう。

 夜は暗い。マンションのあちこちの部屋には灯りがついている。それでも、夜は暗かった。僕の住む田舎の真っ暗な景色よりも、暗く寒かったような気がしている。

■ ビデオ『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』マーティン・ブレスト監督 [WOWOW]
 とても面白く、見応えのある映画だった。老人と高校生の少年との話なのだが、前に観た『小説家を見つけたら』と似たようなところがあるのかな。

 主演の老人を演じるのはアル・パチーノ。この作品でアカデミー賞主演男優賞を受賞しているようなのだが、それだけのことはあった。
 わかりやすく言うと、この映画の95%くらいはアル・パチーノ演じる全盲の退役軍人の毒舌というような台詞で占められている(笑)。台詞のないほんの数パーセントはダンスのシーン。若く魅力的な女性とタンゴを踊るのだが、それが素晴らしいもの。僕はひとりで観ているのに、踊り終えたところで拍手をしてしまったほど。

 それからシビアな状況のところで、「苦しみの何を知っている?」という台詞がある。これは凄かった。

 それにしても、日本の高校に自由がなくアメリカにはあると思っていたけど、アメリカの高校もけっこう窮屈みたいですね。

◆ スターバックス
 実はこの2月、けっこうな時間をスターバックスで過ごしたような気がする。まあ、こうしたお店は他にもあるけど、スターバックスが一番落ち着けるような感じがしている。座るところに広さもあるし。
 それでも、場所によって随分雰囲気が違うものだなぁという印象があった。

 以前僕が行っていたスターバックスといえば、ほぼ池袋。まあ、それなりにイケブクロしている(笑)。先日は渋谷のスターバックスにいた。ちょうど東急デパートの脇にある店。あまり広くは無い。そして何よりもうるさい(笑)。僕の隣にいたオネーチャンは両手を挙げて大声でお話をしていた。ちなみに、店内の5分の1くらいの客は、お勉強をしている。かなり集中力の訓練にはなっているのだろう。池袋では、お仕事の打ち合わせをやっている人がいたり、セレブな奥様の会合なんかが常に開かれていたが、この渋谷ではそうした景色は無かった。

 神田の朝のスターバックスも面白かった。朝の9時から9時半くらいまでいたのだけど、一時期ほぼ席が埋まっていたと思っていたら、さっと人が引いてほとんど誰もいなくなってしまった。会社に行く前の朝食タイムだったのだろうか。こういうところで朝の時間を過ごすことが優雅なのか、忙しないのか、微妙なところだろうけど。

 それにしても、最近はこうしたカフェに入ると、同じパナソニックユーザーに出会い、ちょっとだけ恥ずかしくなったりします。隣の席で同じパソコンを開くのは、やっぱりちょっとね。

 それにしても思う。スターバックスとエクセシオールは、なんとなく似ているのだけど、かなり違う。週刊プレイボーイと平凡パンチ、ホットドックプレスとポパイ。違うからこそ、世の中は面白いのだろう。

◆ 変わった名前
 とある東京の居酒屋に入った。ここで早くも断り書きが必要となる。お店は神奈川県に所属していた。こういうのって、どうにも面倒だよね。千葉や埼玉や神奈川なんて、感覚的には東京である。東京は単に都道府県を指す言葉ではない、もっと意味を持ったものだ。

 とにかく僕は居酒屋に入り友人と飲んでいた。ちなみに店の名前は魚民という。平凡な、どこにでもあるチェーン店。まあ、従業員は元気な声を出している。

 久しぶりにこういう居酒屋で飲んだ僕は嬉しかった。例えば、ひとりあたり2、3万円もするようなお寿司屋さんで食べるよりも、こういう安いチェーン店で飲むことの方が僕には楽しいことだった。まあ、たまにはそういう気分にもなる。なにせ、この1年近くほとんど家にこもり、自分で食事を作って食べるような生活をしていたのだ。

 メニューに載っている食べ物はそれなりに華やかさがあり、選ぶことに喜びを感じ、お皿にとって友人と語りながら食べるのも楽しかったのだ。ちょっとドレッシングのきつい野菜サラダ、人工的な味のする鍋料理、ほんのちょっとの量の巻き寿司を食べるのも、ウキウキだった。

 クライマックスは会計のときだった。そんなに必要だったということでもないのだが、僕は「領収書をお願いします」と言った。まあ、若い店員さんだった。彼は僕に「お名前は」と聞いてきた。僕は「上でお願いします」と言った。

 店員さんは、少しキョトンとした様子だった。そして次のように言った。
「ええと、カタカナでよろしいのでしょうか」

 僕が東京を離れ、居酒屋に行かなくなってから、領収書に書かれる「上様」というのは使われなくなったのだろうか。時間はどんどん流れていくようだ。たまにこんなことがあっても、それは笑えることだ。しかし、たまにで無かったなら、やっぱりストレスになってしまうのだろうね。

◆ 気候の違い
 新幹線に乗って東京に出発するとき、駅では雪降ろしが行なわれていた。当然のように駅だって雪降ろしが必要だ。淡々とした作業が行なわれていた。僕はその作業を見ながら、自由席の列に並び、新幹線の来るのを待った。

 新幹線が走り出してから、わずか30分程のことだった。なんと、外の景色に雪はほとんど無くなってしまった。山をひとつ越えると、雪の状況というのは全く変わってしまったのだ。

 やれやれ。気候というのは、ほんの少しの距離を移動しただけでこんなにも違うものなんだ。なんだか、どこでもドアを使って移動したような気持だった。

 東京には、ほとんど雪というものは降らない。けれど、どうにも寒かった。道を歩いていたときに、前を歩く女性2人組みの会話が聞こえてきた。ひとりは北海道の人らしかった。東京の方が寒くて、と何度も訴えていた。

 身体の対応なんじゃないかな、と最近の僕は思うようになってきている。部屋などの暖房というのも大きな要素だ。けれど、人間の身体というのは、その土地の気候に対応できるようになっているような気がしている。ちゃんと時間を掛ければ、それなりにその土地に合う身体となってくる。しかし、東京というか、人工的なコンクリートの街では、人工的な気候となっていて、身体が対応でき難くなっているのではないかと。

◆ ショートステイ
 友人のマンションにはいつも誰かが泊まっているらしい。空いているひと部屋を貸し出しているのだ。家主は元々よく海外旅行などに行ったりしていたの人なので、そういうことを気兼ねなくしてくれている。
 一泊1000円という料金が決まっている。特に決まりごとはない。自由に起き、洗面所を使い、台所を使う。門限があるわけでもないので、気を使うこともない。行ってきます、なんて挨拶もしない(笑)。もちろん喧嘩をしているわけではない。ほんとうにリラックスして過ごせる環境になっている。

 しかし、利用しようとしている人は僕以外にも当然いるわけで、いつも泊まれるというわけではない。ここがちょっと辛い。そんなわけで思うのだ。こういう気軽に一泊の宿を提供してくれるところはないだろうか、と。部屋がひとつ空いていたならば、なかなかいいお小遣い稼ぎになるかもしれない。たまには、地方の名産などをもらえるかもしれない。ちなみに、僕は宿泊者が提供してくれたという美味しい焼酎を飲んでいました(笑)。

 ということで、どなたか、僕に一泊の宿を提供ください(笑)。あとで、美味しい贈り物があるかもしれません。

■ ビデオ『理由なき反抗』ニコラス・レイ監督 [日本テレビ]
 とても面白かったし、ジェームス・ディーンの魅力も十分に感じることができた。でも、ちょっとばかり中途半端な印象を持ってしまったことも確か。ジェームス・ディーン演じるジムの物語ではあるのだが、彼の友人であるプラトーの物語でもあるはず。特に最後の方は、プラトーに感情移入していた。カッコいいジムのジェームス・ディーンばかりが注目を浴びて、プラトーが可哀想に思えてしまって。焦点がぼやけてしまったような感じがしてしまっている。

 それにしても、字幕では「子供たち」みたいに出ていたのだけど、見た目的にはハイ・ティーンには見えないんだよなぁ(笑)。身体は全く大人だし、普通にクルマを乗り回しているし、酒も飲むし。日本映画でリメイク版があったら面白そうだけど。

◆ ホットスポット
 東京であるビジネスホテルに泊まったときのことだ。知らなかったのだが、部屋でノートパソコンを開いていたら、無線LANが繋がっていた。このホテルのサービスだった。全くはじめての無線LAN体験である。
 設定も何も無し。ただ単にそのままブロードバンドが出来てしまい、けっこう感動してしまった。

 実はちょっとした悩みを抱えていたのだ。現在旅に出たときには、パソコンに携帯を繋いでのメールチェックというのを行なっていた。しかし、当然のことながらあまりにも遅く、使うとしたらメールのみ。しかし、最近のメールというのは、その9割が迷惑メールなわけで、何のためにメールチェックをしているのかもわからなくなってしまうほど。

 そんなわけでAIR-EDGEにしようかなぁなんて考えていたところだった。しかし、場所は限られるがこのビジネスホテルのように無線LANの使えるところを確保しれば、かなり問題は解決される。それに、最近ではホットスポットという有料の無線LANのサービスもあるみたいだ。街中でも気軽にブロードバンドが出来る世の中になりつつあるみたいだ。

 便利で嬉しいという気持がある反面、パソコンから離れようよ、という気持もある(笑)。ちょっと複雑なのだ。

◆ 電車の中の景色
 渋谷からJR山手線の電車に乗り込んだときのことだ。ある男女が、同じ車両に。僕はこの2人をじっとみていたわけではない。しかし、そんなに込んでいない電車では、自然に目に入った。背の低い女の子の方は常に男の顔を見上げ、まあなんというか(ああ僕はオヤジだぁ)ずっと唇をくっつけようとしていたのだった。

 もちろん、悪いことでもないだろうし、街角ではこうしたアベックはいくらでもいる。でもさ、電車の中で延々とやることでもないようにも思うけど。例えば、男の方が大きな旅行鞄を持って、しばらく会えなくなる、なんていう状況だったならわからなくもない。これからの会えなくなる時間を思えば、ついつい電車の中という状況も忘れてしまうかもしれない。

 ちなみに僕はこのとき、池波正太郎の剣豪小説を読んでいた。剣の道に生きる主人公は、長く女性という存在を知らなかった。剣の道こそが彼の人生だったわけである。そんな主人公も女性を好きになり、抱いてしまうことになる。
 そこにしみじみと人生を感じてしまうのだけど、文庫本の向こうのアベックがどうにも気になってしまうのだった。

◆ 休める場所
 カフェでコーヒーを飲むのは、1日に2杯が限界のような気がする。ショートサイズなのだけど、なぜかお腹に溜まる感じがしています。アルコールだったら、いくらでも(酔っ払うけど)飲めるのに……。そんなわけで、近くにある店というとマクドナルドだったりする。ハンバーガーを食べる気にはなれず、ポテトも脂っぽくてお腹には入らない。コーヒーはもちろんノーサンキュー。

 そこで選択してしまうのが、コーンスープなのであった。これが一番お腹に優しいような気がしている。寂しいトーキョーの街では、身も心も温かくなりたいし。
 ある夜、僕は友人との待ち合わせまでの時間を、このコーンスープを飲みながら過ごした。これから飲んで食べることになっていたので、アルコールを飲むのも変だったし。

 でも、思う「何も注文しないメニュー」なんてのがあったら、意外と流行るのでは。ゆっくり過ごせる座席と、水でも飲めればいい。あとは、キレイなトイレか。チャージとして300円くらい払ってもいいような気がする。無理して飲み物を頼んで、飲まずに捨ててしまうのも勿体ないし。

 極端なことを言ってしまえば、何もメニューのないカフェがあってもいいような気もする。もちろん、コーヒーなどを飲みたい人は別にお金を払って飲めばいい。店内に入るのにちょっとした料金がかかる休憩所みたいなところ。インテリアとしてオシャレで、無線LANが使えたり、待ち合わせに使えたり。もっとリクエストするなら、静かなエリアと、それなりに語り合っているエリアが分かれていたり。

 ある意味で、マンガのないマンガ喫茶みたいなものかな(笑)。とにかく、その場所にいるだけで、身も心の休めるようなところがあれば、人は少しぐらいお金を惜しまないのではないだろうか。

■ 村上春樹・佐々木マキ著『ふしぎな図書館』(講談社)
 図書館が出てくるという、僕のために書かれたような物語ではないかと思い、読み始めた。羊男も出てくるしね。
 でも、なんだろう。ちょっとばかり、のめりこめない感覚があった。『アフターダーク』の村上春樹が僕の中にまだ強く残っているからかもしれない。そんなことを考えていた。

 しかしラストまで読んで、やっぱり凄いよなと唸ってしまった。とてもシンプルな童話のような話だ。しかし、『海辺のカフカ』を感じさせるような深いものがテーマとしてあるようだった。

 静かにこの本の内容は僕の中に残った。そしてある日、ドーナツを買うという行動を取らせることとなった。

◆ Lets Entertain You!http://d.hatena.ne.jp/sirmw/
 ドルフィンホテルのオフ会で何度も飲んで語っているmawaさんが、ブログをはじめた。しかし、このmawaさんとはいかなる人物なのか、実はよくわかっていないのである(笑)。もちろん本名だって知っているし、住所だって知っている。学生時代のことだって、両親が何をやっているかだって、知っている。
 けれど、謎なのだ(笑)。先日のオフ会のときには、「mawaさんがいかなる人物か」がテーマで語られた時間帯があったほどだ。たまに、オフ会を欠席すると、いろいろと問題が生じてしまうのだ(笑)。

 なんと、彼はエンターテイメント研究家なる人物だった。ブログに書かれている内容をみると、なんだかとても深い。それにしても、ちょっとだけ気分がいいのは、「注目サイト!」と書かれたリンク集だ。なんといつの間にか、ドルフィンホテルは2番目の順位に上がっていた。並びの順番に意味があるのかわからないけど。

 でも、「音楽座」(http://www.ongakuza-musical.com/)の隣でなくなったことはちょっと悲しい。トップグループを走るよりも、下位で可愛い女の子と順位を競い合っていた方が楽しくもある。「マドモアゼル・モーツァルト」はまた観てみたい。ちなみに僕はCDを持っています。今、久しぶりに聴いているけど、やっぱりいいよね。

◆ 「ワープロ・パソコン通信」サービスの終了
 @ニフティのいわゆるパソコン通信のサービスが終了するらしい。(http://www.nifty.com/support/tty/
 2006年3月31日までということだ。

 まだ一年くらいある。このサービスを使うこはほとんどないのだが、何だか淋しいような気がしている。そもそも、パソコン通信の話をしても、わかる人は限られてしまうのだろうけど。

 最近猫も杓子も使っていると言われているブログを読むのに、RSSリーダーというソフトがあるそうだ。これがあれば、更新されたぶろぐを自動巡回してくれるというすぐれもの。

 しかし、パソコン通信を行なっていた者としては、やっとインターネットにも、こういう便利なソフトが出来たのだね、なんて感じで見てしまう(笑)。
 パソコン通信で、標準のように使われていたNifTerm(http://www.officedaytime.com/nifterm/)なんかは、ほんとに使いやすく、多くの情報を簡単に読み出すことができた。

 なんだかどうしようもなく年寄りじみた発言になってしまうような気がする。でも、ニフティーのホームパーティーとかって、やっぱり良かったと思うんだよね。

◆ 初老
 初老という意味をはじめて知った。ちなみに大辞林には、
「1 中年を過ぎ、老年に入りかけた年ごろ。「―の紳士」 」
「2 もと、四〇歳の異称。 」
 という意味が書かれている。

 つまり、40歳というのは初老とも言えてしまう(笑)。まあ、あくまでも「もと」ということで、現在は60歳前後を指しているようなのだが。
 しかし、40歳で初老と呼ばれた時代が過去にあったわけだ。仮に僕が初老だったなら、何もせずに人生を終えてしまうようなものだ。人にはそれぞれ、ピークとなる年齢があるのだと思っている。若いときに実を結ばなかった人は、どうなってしまうのだろう、なんて。

 ちなみに僕は今だに自分が20代の前半のような気持でいる。まあ、精神年齢が低いと言われれば、それまでだけど。


ペンは剣よりも強し 2005/2 #2 


2005/3/4 

◆ 喫茶店
 喫茶店にひとりでいる。東京に出てくると、けっこう喫茶店に入ることが多い。まあ、椅子に座って休もうということだ。隣では、アベックが話をしている。たぶん、はじめてのデートという雰囲気。会話の内容が(別に聞き耳を立てているわけではない)、牛乳が飲めないとか、ケーキなど甘いものが苦手だとかそういうことだ。女性の方がひとりでケーキを食べている。男の方はずっと貧乏ゆすりをしている。

 両者との会話を楽しんでいるのだろうか。時間は夕方の5時。これからどうするのだろうか。などと書きながら叔父さんになった自分自身を嘆く。

 ちなみに喫茶店は日比谷の「椿屋珈琲店日比谷離れ」というところ。いい雰囲気なのにね。

 それにしても。何で喫茶店って、こんなに狭いのだろう。どう考えたって、隣の会話が聞こえてくる。狭いのだ。どう考えても。例えば、居酒屋なんかは、この数年個室の方向へと進んでいる。赤提灯などのぎゅうぎゅう詰めの居酒屋もあって、それはそれでいい。隣のオッサンとお知り合いになってしてね。けれど、喫茶店で隣の人のデート話を聞いたりしたくはない。
 居酒屋のように、個室の部屋がいっぱいあってもいいのにね。ちょっとくらい料金が高くたっていい。まあ、狭い喫茶店でも料金は十分に高いと思うのだが。

 隣にアベックが席を立った。女の子の方が狭いテーブルの間を抜けようとする。危なっかしい……。と思ったらやっぱり、僕のテーブルの上のミルクをこぼしてしまった。やれやれ。

■ 映画『陽のあたる場所から』ソルヴェイグ・アンスパック監督http://www.bitters.co.jp/hinoataru/
 フランス=アイスランド=ベルギーの合作映画。物語の最初はフランスの病院なのだが、途中からアイスランドへと映る。ひょっとしたら、僕ははじめてこのアイスランドという国の映像を見たのかもしれない。身も心の凍りつくような景色……。
 ある意味で、そのアイスランドという土地と、心の問題がクロスしているのかもしれない。精神的な病気を抱える患者と医者が、この地でほんの少しの時間を供にする。

 あとから振り返ると、ポスターになっている絵が、大きな意味を持っていることを感じる。

◆ 駅弁
 駅弁なるものを食べた。実は昔から、車内での駅弁は高いので買わないというポリシーを貫いてきたのだ。ただ単にお金が無かっただけとも言えるが。例えば、東京からの新幹線では、大丸デパートの地下食品街で弁当を買い、新幹線で食べるのを楽しみとしていたりする。だから新幹線で食べるのは嫌いではないのだが。

 なぜ車内で買って食べたか。理由は単純で腹が減ったからだ。たまたま乗り込んだ新幹線で、お腹が空き、我慢ができなくなった。ワゴンを引いている車内販売のお姉さんが来たところで、何の弁当があるか聞いてみる。よくわからないが2種類くらいあった。値段は聞こうかどうな悩んだが、なんだか恥ずかしくて聞かなかった。お弁当と暖かなお茶も買って、1300円。やっぱり高いよな。ちなみにお茶は200円。弁当の方が1100円だった。

 お弁当は、「日光強めし」(http://www.ekiben-matsunoya.co.jp/2bento.html)というもの。開けてみるとなかなか美味しそう。駅弁業界も競争が激しいわけで、確かにチカラの入れたものなのだろう。高いなぁとは思うけど。しかし、このお弁当ちょっと困った。豪華なのはいいけれど、新幹線の小さなテーブルの上では、スペース的にちょっと辛い。

 いろいろな味が楽しめて、まあそれなりに美味しいと感じられるものではあった。しかし、味は濃い(笑)。お弁当というもの自体、味付けは濃い目になりがちなのだろうが、薄味生活の僕としては、もう一度食べようという気持にはならなかった。

 薄味弁当というものの普及を全国的に期待したい。

◆ カプセルホテル
 なんとまあ数年ぶりでカプセルホテルなるところに泊まった。以前は終電が無くなったときなどに、よく利用したものだった。正確に言うと、「終電が無くなった」というのはちょっと違っているかもしれない。山手線に乗り、気が付いたら寝てしまうということがあったわけだ(笑)。

 ちなみに今回利用したカプセルホテルは3700円。まあまあ安い方だろうか。まずは、お風呂に入る。だいたいカプセルホテルには広いお風呂があって、それはひとつの楽しみでもある。しかし、はじめて入ったこのカプセルホテルは、小さなお風呂。ちょっと残念。だから値段が安いのかもしれないが。
 それでも、他には誰も客もいなく、ゆったりとしてお湯につかった。

 さて、カプセルだ。以前だったら、別に何ともなく寝ることができた。しかし、ダメだった(笑)。なんというか、閉所恐怖症になったような気がした。たぶん、一度こういう気持になったら、ここでは寝れないのかもしれない。夜行バスは寝れなくても仕方が無いと割り切れるけれど、カプセルホテルのこの狭さというか、圧迫感は割り切れないものかもしれない。

 贅沢になったのだろうか(笑)。歳を取ったということなのだろうか。少し寂しい気持があったりしたりする。

■ 映画『シルヴィア』クリスティン・ジェフズ監督http://www.sylvia-movie.com/sylvia.html
 シルヴィア・プラスという人、僕は知らなかったのだが、実在の詩人だった。彼女の結婚した相手も詩人である。最初は、同じ詩を愛するものとして、好きになる。しかし、生活し家庭を持つことで、シルヴィアの方は作品を書けなくなってしまう。
 僕だけでなくこの映画を観た者は思うかもしれない。旦那の仕事に嫉妬する主婦という構図というもの……。精神的にも不安定になっていく。そして……。

 なんだかそれなりにこういう話はありそうでもある。詩だけでなく小説などでも、作者は精神的にもかなりぎりぎりのところで書いているなんてのも、少なくない話のようだ。

 この映画について、簡単に何かを語ることはできない。たぶん、創造的な仕事をしている女性がこの映画を観たならば、かなり重いものを感じるような気がする。それはいい悪いではなく、確かに重いところを彷徨った先に作品があるというような意味で。

◆ おにぎり
 たまに東京に行くわけだから、いろいろなお店で食事をしたいと思っていた。夜はだいたい友人などとの予定が入っている。お昼のランチを、ひとりで楽しもうとしていたのだ。

 しかし、しかし。お昼に何を食べたかというと、コンビニで買ったおにぎりが一番多かったような気がする。たぶん、これからもこれが続くような気がする。
 あまり腹が減らない。食べようと思うものが無いことに気づいたのだった。何しろ肉とかは食べる気がしない。蕎麦やうどんでもいいのだが、できればそれと一緒に野菜や果物が欲しい。でもそんなに野菜がメニューにあるところはないし、味が濃いと食べられないし、値段が高いのも気になる。いろいろと考えてしまうと、どうでも良くなってくる。それで、コンビニに入り、おにぎりなんぞを買ってしまうのである。なにしろ安く、それなりに美味しく食べることができる。

 なんというか、改めて、自分の食生活が変わったことを感じたのだった。

◆ 新宿三越
 欲しいものがあり、新宿のロフトに入った。そう、三越新宿店である。ジュンク堂が入ったということで、どんな感じかも見てみたかった。それにしても……。

 三越デパートは何処に行ってしまうのだろうか。三越新宿店は、3月31日に「新宿三越 ALCOTT」に生まれ変わるのだそうだ。しかし、正直に印象を言えば、新宿三越ビルと名前を変えればいいのにと思ったのだが。
 なにせ、4階から6階がロフトである。そして7階と8階がジュンク堂である。残りは、地下と1階から3階だkっである。はたして、何を指して三越というのだろうか。

 しかし、よくよく考えてみると、ジュンク堂も凄いところに店舗を持ったものである。何せすぐ正面には紀伊国屋があるのだ。池袋ではリブロの正面だし、なかなか勇気を持ったチャレンジという感じがする。僕が中に入った雰囲気では、ここのジュンクはやや人が少ないように感じたのだけど、大丈夫なんですかね。ロフトもひっそりとしているし。

 この新しくなる三越なるものが今後どうなっていくのか、ちょっとばかり興味深い。

◆ ちゃんこ鍋
 両国でちゃんこ鍋を食べていた。お店は「ちゃんこ巴潟」(http://www.tomoegata.com/)というところ。何だかそれなりに有名なお店のようだった。駅のすぐ近くでなく、ちょっと離れた静かな雰囲気のところがいい。

 誤解の無いように書こうと思うのだけど、とても美味しかった。ほんとうにいろいろな食材が入って、いい味になっていて、楽しんで食べることができた。ただ、何というのだろう(笑)。うちで鍋をやるときは、もっと野菜がいっぱい入るだろうなぁ(笑)、なんてことをついつい考えてしまって。それに、やはりちょっと味が濃いという印象。これは薄味の僕だからなんだろうけど。

 どこの何を食べても、あまりの美味さに感激しひれ伏してしまう、なんてことはもう無いのだろうな。

 ちなみにこの日は、久しぶりの友人と再会していた。人とのお付き合いというのは、次第に薄れ年賀状のやり取りだけになってしまったりする。そのまま年賀状も無くなってしまうかというところなのだが、こうやって鍋を囲むこともある。

 これからも人との関わりは、積極的に鍋を囲むような方向でありたいものだと思った。

■ 映画『火火』高橋伴明監督 http://www.hibi.cn/
 実在する女性陶芸家である神山清子の物語。彼女は、とてつもなく力強さを持った母でもある。人間の心の中の強い想いを感じさせてくれる。何というのだろうか、人の生き方に奮えてしまう、というような。演じた田中裕子も凄かった。

 この映画の話は、単なる陶芸家の話ではない。息子が白荀病となる。なんとか助けようと運動を始める。それが、骨髄バンク運動というものに結びついていく。
 白血病などの命に関わる病気を扱った映画というのはいくつもある。しかし、この映画はかなり特別なものだった。その闘病の場面などは、思わず目を覆いたくなってしまう。息子は苦しくて泣き叫ぶ、それをガラスの向こうでじっと見守るしかない姿。アシスタントの女性は、どうにも思い余って自分の髪を切ってしまう。そうした描写全てがリアルで、本当に胸を打つものだった。

 とにかく、生きること、陶芸というもので表現すること、言葉ではなく身体で感じるものだということを、この映画の中には描かれているのだろう。

◆ クアハウスで宿泊
 アクアハウス江戸遊(http://www.edoyu.com/)というところに行った。温泉ですね。ただし、温泉に入りに行ったというよりも、一泊するのを目的として入ったのだった。
 ホテルはやはり高い。カプセルホテルはもう嫌だ。ということで次なる戦略として、クアハウスを考えたのだ。
 広い温泉につかり、広い部屋でぐっすりと眠る。いいことだらけではないか。しかも安い。

 中に入り、まずはお湯につかる。しかし……。あまり文句は言いたかないけど、なんだかバスクリンのお湯に入っているような感じ。人は少ないし、まあ悪くはなかったのだが。お風呂から出て、ちょっと一杯やりたい気持もあったけど、そもそも一杯やってからこのクアハウスに来たところだったので、眠ることにする。

 仮眠室なるところは、ちゃんと暗い状態でいい雰囲気だった。11時くらいだったのだが、ガラガラというよりも誰も人がいなかった。ぐっすりと眠りたかった。

 たぶん、1時間か2時間くらいは眠っていただろうか。残念ながら目を覚ましてしまう。周りを見ると、もうほとんど寝床は埋まっている状態だった。もう一度眠ろうとしたのだが、眠れない。大きな要因として、周りの人のイビキが凄いのであった。まあ、イビキがあっても眠れるときには眠れるのだろうけど、ほとんど一人で寝ている僕は、ナイーブというか(笑)敏感になっているみたいで、どうにもダメだった。

 仕方がないと諦め、酒でも飲んで酔っ払ってから眠りにチャレンジすることにした。深夜ということで、さっきまで開いていた飲食コーナーは閉まっている。唯一あったお酒の自販機はビールのみで、500の缶ビールを買ってそれを飲む。ソファーベットでプロレスリング・ノアのテレビを見ながらビールを飲んだのだが、全く酔わない。ほんとうに1本飲んだのに、全く酔わなかったのだ。

 それでも何とか寝ようと寝床へと戻る。眠れないだけでなく、トイレも近くなってしまった……。朝方なんとか眠ることはできたが、とても辛い夜を過ごしてしまった。やっぱり、こういうところでも夜を過ごすのは難しいのかもしれない。

◆ 大は小をかねる?
 旅行用の鞄を買った。今流行り、コロコロと転がせる小さな車のついているやつだ。サイズとしては一番大きめのもの。4つ車が付いているものなので、安定してなかなか良い。中には何でもかんでも入る。値段は7000円くらいなのだが、なかなかいい買い物をしたと思っていた。

 しかし、問題はかなり深刻だった。新幹線で移動した場合、当然のことながら荷物はコインロッカーなどに入れたい。大きな鞄を持ってコロコロ移動するのは、身体は疲れないけど、気持が安定しない。しかし、困ってしまったのは、このサイズの入るコインロッカーがなかなか無いことだった。たぶん、縦に3個分の大きさのサイズになるのだと思う。ちなみに、東京駅でこのサイズのコインロッカーだと400円だった。東京駅だったら、かなり広いので、探せばコインロッカーは見つかるかもしれない。しかし、他の駅だったらどうなるのだろうか。

 買ったばかりで早くも次の鞄の購入を考えている。200円のコインロッカーに入るサイズにしようと。

■ 映画『故郷の香り』フォ・ジェンチイ監督 http://www.furusatono.com/
 好きだった『山の郵便配達』の監督の映画ということでかなり期待して観た。良かった。僕の好きな中国映画がいかに凄いかを改めて感じさせてくれる映画だった。
 物語は、どこの国でもあるような過ぎた日の恋の話だ。わかりやすくいうと、木綿ハンカチーフみたいなもの。約束をしても、それを破ってしまう。都会というものの魅力なのか、それが恋愛というものなのか。
 どこにでもあるようなこの物語は、中国の小さな村の景色が、より特別なものとさせてくれる。ほんとうに素晴らしい。

 そして何より凄いのが香川照之! やや脇役的な存在なのだが、彼の演技でこの映画の良さが何倍にも膨れ上がる。日本人の彼が中国人の役を演じているのだが、まったく違和感はない。ラストの彼の表情の凄いこと凄いこと。

 ただ、正直なところ、このラストの方にちょっとばかり納得できない台詞があって、ちょっと、むむむなのだったが。

 それにしても、こういう自然の景色とテーマが一体となった映画は、特別な気持にさせてくれる。

◆ チクテカフェhttp://hello.to/cicoute
 下北沢に用事があったので、前から行きたかったチクテカフェというところに行った。前にクウネルにも紹介されたことはある、センスのあるカフェなのだ。
 前に一度行こうとしたのだが、そのときは休みだった(笑)。

 さて、店内に入ってびっくり。狭いのだ。そんなに何人も入れるような店ではない。店員さんは3人いたのだが、儲かるのだろうか、と疑問を感じずにはいられなかった。3人の人間が生活していくために売上げって、やっぱり相当な金額になると思うわけだ。

 しかし、この狭い店内も、なかなかいい雰囲気。高級な家具や机があるわけではない。実際にはどうかわからないけど、昔よくあったような机だったり、ストーブだったり。ちょっと暗めの照明もいい感じ。
 実は僕はここで携帯電話でメールをしていたのだが、やっぱりまずかったかなと、少し考え込んでいた。携帯電話の液晶画面の光は、この店の照明の邪魔をしているみたいだ。なんとか携帯電話の液晶が大丈夫だとしても、ノートパソコンだったら、やっぱりまずいかなぁなんて。

 注文したのは、珈琲とスコーン。4種類ある中から2つの味をセレクトする。注文してから、実際に運ばれてくるまで時間が掛る。でも、これがいい。ちゃんとあたたかい美味しいスコーンが食べられたのだから。こんなにスコーンが美味しい食べものだとは知らなかった。

 何よりも良かったのは、店員さんのサービス。カフェというところは、個人営業みたいな雰囲気があり、サービスにもお友達感覚的なものがあるように感じていたのだが、全くそういう態度はなかった。それは凄くちゃんとしようとしているみたいだった。

 とても良いお店で、こういうところが評判になっているのは、嬉しいことだと思った。たぶん、いい店というのは、それなりにあちこちにあるのだろう。けれど、お客さんが来なくて潰れてしまうようなところだって、多いはずだ。いくら努力しても、うまくいかない店だってある。

 それにしても。こだわりを持った店というのはいい。小さく、そんなに儲からなくても、楽しいことなのだろう。

◆ 薄皮まんじゅう
 東京に行くときに、母親から頼まれたことがあった。「薄皮まんじゅう」を買ってきてくれというもの。これは東京で売っているわけではない。帰りの新幹線の車内販売で買ってくれ、というもの。郡山名物の「薄皮まんじゅう」なのだった。

 頼まれたものは、できれば早めに買うなりしておきたい。なのに、帰りの新幹線の、地元への到着までのほんの少しの前に車内で買うことしかできないものとは……。

 なんとか忘れずに僕はこの「薄皮まんじゅう」を買うことができた。やっと、心の重荷が取れたようだった。たぶん、東北新幹線などでも、この「薄皮まんじゅう」は必ず販売されているのではないだろうか。僕は食べても、へぇーという感じなのだが、母親に言わせると、格段に美味いのだそうだ。その辺のお菓子の中では、完全にリードしている状態。かなりニコニコ顔でこのまんじゅうを食べていた。

 ということで、まだ食べたことのない皆さん。いかがでしょうか。

◆ 書籍代
 どうしてなんだろうか。東京に出かけるとお金を使ってしまう。何に使ってしまっているかというと、書籍代である。なんだか、ポンポンと本を買ってしまうのだ。必要だな、と思うと買わずにいられなくなる。別に買ったことを後悔しているわけではないのだが、インターネットの本屋さんや、田舎の小さな書店とは、東京の書店はやはり違うのだと考え込んでしまった。

 ほんとに、買わせる気にさせるんだね。凄いなと関心しているところだ。


水清ければ魚棲まず  2005/2 #3 


2005/3/5 

■ 雪灯篭祭り
 僕の住む街では、冬のイベントに雪灯篭祭りというのがある。はじめてこの時期に僕は冬を過ごす。どうしても、この祭りを見たい。カメラが好きなった僕には、かなり楽しみとなるものだった。

 何年か前に、この祭りの時期に実家に帰ったことがあった。ほんの1日か2日の滞在だったのだが、街のあちこちに、雪灯篭があったのがとても印象的だった。ほんの普通の家でも、ちょっとした穴を掘り、雪灯篭をつくっている。静かな夜には特別な景色だった。

 まだ明るいうちに、会場となる公園に行った。多くの観光客がいる。テレビカメラも準備をしている。多くの出店がある。まあ、それはそれで楽しい。岩魚の塩焼きをついつい買って食べてしまう。美味しい。

 公園のあちこちの道端には、多くの雪灯篭が並んでいる。だいたいは作った団体の名前が書かれている。学校の名前なども多い。幻想的な景色がもう少しで見られるのだと、心が躍った。

 暗くなって、ようやくロウソクに明りが灯される。しかし、どうにもピンとこない景色だった。とにかく人がいっぱいいるために、明るい。しかも、ほとんどの雪灯篭の前で写真が取られている。三脚をセットして一眼レフで撮っている人も多い。こういう人たちが全く持って邪魔で写真を撮るどころではないのだ。あれっ、ちょっと変かなとは思いつつ(笑)。

 とにかく僕は、雪灯篭というよりもキャンギャルの写真を撮ろうとしているような気になってきた。キャンギャルの方が楽しめたかもしれない。とにかくこの場にいることすら、嫌になってしまった。

 人のいない雪灯篭祭りはないのだろうか……。帰り道、歩いて帰ってきたのだが、寒い寒い。やっぱり冬場は、家で大人しくしている方がいいのだろうな。でも、雪灯篭って、きれいなのはきれないんだけどね。

■ 佐々木祐二著『ブログの達人がこっそり教えるおカネの儲け方』(中経出版)
 世の中はなんでもかんでもがブログ状態となっている。しかし、それについて嘆いていても仕方が無いし、ブログにだっていいところはあるのだろう。ということで(素直な僕は)ブログの研究を始めたのであった。
 そんなわけで、この本を読む。
 あっさりと読めてしまう内容で、それなりに楽しんだ。とにかくブログは凄いんだということだ(←まあ、よくわからないが)。

■ 須田伸著『時代はブログる!』(Ameba books)
 これもブログの本。ブログというのは、インターネット第3の革命なのだという。
 この本はかなり読み応えのある本だった。まずは、著者とのブログとの関わりが書かれている。まあ、ブログの本なのでこういうことは当然なのだけど。そして、プロデューサー的な立場からというのかな。著者は、サイバーエージェントでブランドコンサルティング局長というのをやっている。その関係なのだろう。「アメーバブログ」に関してのことがいろいろと書かれている。
 そして、各著名人のブログに対してのインタービューがある。例えば、秋元康、中谷彰宏、和田秀樹、森永卓郎、堀江貴文、木村太郎などなど。
 ブログというものが、これまでのテレビや新聞に無い、別の特徴を持ったメディアだということを、かなり正面から取り組んで書いているように思える。

 あとがきのような文章で、「自分メディアが日本を元気にする」ということが書かれていた。「自分メディア」とは面白い言葉だ。むかし、「ぼくたちマガジン」という言葉があったけれど、ある意味ではじめてメディアというものが、個人のレベルで誰もが発信できるようになったのが、このブログなのかもしれない。

◆ 脱藩しよう
 サラリーマンなるものを引退してから1年が過ぎた。正直なところ、あっという間という感じがしている。これからどうなるのだろうかという不安はもちろんあるけれど、自分の上に誰もいないというのは、やはり気持のいいものだ。だいたいにして、前の会社のことを考えるだけで、具合が悪くなるのだ(笑)。

 でも、こうした気持は僕だけではないみたいだった。人から会社を辞めたときの状況なんかを聞いてみると、なかなか面白い。もちろん、ただ単に笑える話ではない。精神的にもかなりまいっていることが多いようだ。

 会社を辞めるということ。ある時僕はそれを「脱藩すること」と言っていた。会社というのは、いろいろいろな経営者がいるわけで、一概に何かを言えることでなないが、ある意味で江戸時代の藩と似ているような感じがする。本質的でないところで、何かに拘っているような気がするのだ。

 会社というものには歴史があり、それなりの信頼のようなものもあったりする……。でも、最近思うに、新しい発想のもてないところほど、「歴史と信頼」をアピールしているような気がしてならないが(笑)。

◆ ライブドア
 ライブドアの問題で世間は盛り上がっている。まあ、楽しいと言えば楽しい。

 実は最近、僕の気持の中で、ライブドアという会社は凄いと思うようになってきている。野球のときは、そんなには思わなかったけど。
 ライブドアはどう考えても堀江社長というイメージがある。確かにチカラがあるのだろう。これだけどんどんメディアに出るのも凄い。

 何が凄いかというと、これだけワンマンの会社がパワーダウンすることなく、今だに向上しているということだ。たぶん、ライブドアにはかなり優秀なナンバー2なる人材が数多くいるのではないだろうか。堀江社長の鞄持ちばかりだったら、当然ながら会社はうまく運営されない。そんなに会社に命をあずける、なんて雰囲気で仕事をしている人もないだろう。そうなると、この会社にいて仕事をするとこ自体にやりがいが持てているということだ。

 実は、この辺がライブドアの何だかわからない面白さではないかと思うのだが。

◆ 雪降ろしと料理
 先日知り合いの家でご飯をご馳走になっていた。美味しかった。
 そのときに、話題は北国に雪事情についてとなる。どこにいってもそうなのだけど(笑)。まあ、僕もその気になって雪降ろしの大変さなんかをいい気になって語ったりするわけだ。

 雪降ろしとは何か。ある意味での宗教的な趣さえ感じるものだ、なんて。いくら雪を降ろしても、すぐに雪はまた降る。それに、数ヶ月でこれらは全て消えてしまうものでもあるのだ。

 しかし、ご馳走になっていた奥様に言われてしまう。だったら、雪降ろしと料理というのは同じようなものかもね……と。毎日毎日ひたすら料理をつくり、淡々とその食器を片付ける。ある意味で、虚しい行為とも言えるのかもしれない。ああ、ああ、ああ。

■ 池波正太郎著『秘伝の声 上』(新潮文庫)
 久しぶりに池波正太郎の本を読んだ。池波正太郎というよりも、本自体を読んでいない今日この頃なのだが(笑)。あまりにも活字から遠ざかっている気がしているので、読みやすい、彼の本を読もうと思ったのだ。まだまだ読んでいない本もあり、キチンと本棚に並べたいという野望も持っている。

 剣豪小説である。時代的には、剣客商売と同じくらい。なんとさりげなく秋山小兵衛の名前も出てきたりする。
 冒頭は、なんと「盗みの夜」という迫力のある場面から。読み終わってからわかったのだが、新聞に連載された小説だった。つまり、最初に興味深い場面を入れて、読書を引きつけていた様子。
 僕は、ここでこの物語の世界へと入っていってしまった。

 やっぱり、池波正太郎は面白い!

■ 池波正太郎著『秘伝の声 下』(新潮文庫)
 剣の道を究めるとは、どういうことなのか。池波正太郎だけでなく、藤沢周平にしても、山本周五郎にしても、究めたところにある姿は決まっているような感じがする。
 ひと言で言えば、別に強くなくてもいいのである。人間としてしっかりしていることが大切だというもの。しかし、そうは言いつつ、剣豪小説の凄さは、実際に戦うと圧倒的に強かったというものなのだが(笑)。

 この『秘伝の声』では、若い2人の剣士の生き方がある意味で対照的に描かれている。ひとりは、「秘伝」というものにある意味で執着し、自分の剣のチカラを試したいと考える。
 池波正太郎は、何かがいいとか悪いとかを小説の中で主張したりはしない。ただ、こういうことを考え行動していまうのが人間なんだよ、みたいな感じで冷静に人の姿を見せてくれる。

 なかなか本を読めないとき、こういう池波正太郎の本が、実はいいのかもしれない。

■ 吉村正春・田中亮著『SEOで検索エンジンもユ−ザーも見方に付けるホームページ改造術』(秀和システム)
 なんとも長い本のタイトルである。実は、これもSEOを意識してものらしい(笑)。
 それにしても、この本を買って良かったと思っている。かなり中身のある本だった。そして、SEOというものをしっかりと考えていかなければ、と強く感じたのだった。

 SEOというのは、検索エンジン最適化という意味だ。
 検索エンジンの前の方に載せるテクニックという印象があった。けれど、この本ではそんな風には書かれていない。検索エンジンというよりも、検索エンジンユーザーに注目しよう、みたいなことが書かれている。

 読んでいて、ただの実用書ではないように感じるのだ。ヤフーやグーグルという検索サイトは、ある意味で生き物である。変化しているのだ。そうしたものとの付き合い方というのだろうか。そこが面白い。

 実際に、ヤフーやグーグルでいろいろと検索を掛けてみた。かなりのショックを受けた……。グーグルなどは何でもひっかかると思っていたのが、全く違っていた。ドルフィンホテルは、悲しいくらいに検索されていないサイトだった。昔はそれなりに登録されていたのだ。それが、今はかなり弱い。しかも、ブログが増えていることで、熾烈な競争の中で、ドルフィンホテルは明らかに負けていた。

 もちろん、文章を書くよりも、そうした対応の方に時間が取られるというのは違ったことだ。でも、せっかく書いたものを、見てもらえないというのも、それはそれでとても悲しい。たぶん、ちょっとした工夫で、だいぶアクセス数は違ってくるのだろう。

 SEOに詳しい方、いろいろアドバイスをお願いします。

◆ ボーリング
 時々無性にやりたいことがある。何を隠そうボーリングである。もう何年やってないだろうか。いや、何十年か。いつかドルフィンホテル杯ボーリング大会を開催したいと思っているのだけど……。

 そんなに上手いわけではない。しかし、しかし、しかし。何度も強調するぞ(笑)。僕の人生に置いて、ウソ偽りは一切ない! 200アップを2回出したことがある
 しかもその1回はボーリング場のリクレーション・ボーリング大会でのことだった。恥ずかしながら学生時代にボーリング場でバイトをしていたことがあった。正確にいうと、そのボーリング場で雇われていたわけではない。清掃のバイトをやっていた関係で、その場所の担当を仰せつかったたけだ。そのボーリング場の鍵を預かっていたこともあり、なにかとボーリング場の人には世話になった。
 午前中のボーリング場というのは、実はガラガラなのだった。支配人は、たまに「投げたら」なんてことを言ってくれる。つまりタダなのだった(笑)。最大で1日何ゲーム投げただろうか。右手がおかしくなるくらいに投げた。しかし、そのくらい投げたことによって、わかったことがある。ボーリングというのは手で投げるのではない、身体で投げるのだ、と。

 ボーリング場スタッフの親交の意味を持ったボーリング大会は朝に開催された(笑)。お客さんが来る前の時間なのであった。しかし、このボーリング大会のレベルはかなり凄い。何せ、ほとんどの人がマイゴールとマイシューズを持っているのだ。しかも、インストラクターをやっているプロもいる。そんな中、マイボール、マイシューズを持たないのは僕独りくらいであった。

 しかし、しかし。人生というのは面白い。僕は当日、なぜか絶好調だった。それなりに緊張もしていた。こうした大会では「自己申告制」というスコアが用いられる。実力があまりにもかけ離れた人たちの大会なのだ。そこで、それぞれが目標とするスコアを記入する。そのスコアに一番近い人が優勝となる。しかし、僕は目標スコアをかけ離れるほどのスコアを出してしまった。200アップを出してしまったのだ。プロのいる前で。

 当然のごとく、無難な自己申告をしていた僕の順位は酷いものだった(笑)。でも、なんたらかんたら特別賞みたいなものをもらった。

 残念ながら僕のボーリング選手生命は(笑)、ここでほぼ終わりとなる。学生のときだから、もう20年以上も前のことだ。その後何度かボーリングを行なったが、ほとんどスコアはでなかった。

 一度仕事をしていた職場で、毎月ボーリング大会というものが開催されたことがあった。芝にある広いボーリング場まで行き、トロフィー(小さなものだけど)を掛けて、争ったのだ。でも、そこでも僕は不調だった。悲しいかな、このボーリング大会も長くは続かなかった。

 ときどき、子供の頃を思い出す。ヤクルトの小さな瓶を並べてボーリングをやって遊んだりしていた。それに、ボーリングのゲームもけっこういろいろあって流行っていたと思う。ちなみに僕は算数が得意だったのだが、その計算力はこのボーリングのスコア計算によるものだったと思う。

 ということで、いつかまたボーリングにチャレンジしてみたいと思っているのだ。

◆ 風邪
 咽が痛い。風邪を引いたようで熱もある。けっこう辛い状態にある。何が辛いかというと、あまり良くなる感じがしていないのである。何しろ寒い。たぶん、この数年間の中で一番の寒さを経験しているような気がする。冬は寒いのだ。まあ、気候以外でもいろいろと寒いのだけど。

 それにしても、どー考えてもこの家は寒いのである。窓ガラスの外は、当然ながら外……。例えばここに雨戸のようなものがあったなら、部屋の温度はまた違ったものになるのだろうが。北国の家では2重サッシにしている家も増えているみたいだ。
 家の構造自体がどう考えても寒い。例えばトイレに行くためには廊下に出る。その廊下がめちゃくちゃ寒い。トイレも寒いし、お風呂も寒い。

 そんなわけで、リフォームしたいという気持になっている。まあ、この家は両親のものであり、僕がどうのこうのするものでもないし、お金もない。でも、暖かな家でぬくぬくして過ごしたいと思う今日この頃なのであった。

◆ ガス屋さん
 突然、お湯が出なくなった。瞬間湯沸かし器のお湯が出ないのである。この寒い冬には何よりも大きなことだ。ガス台の方に火をつけようとするが、これもついてくれない……。ということで、ガス会社に電話をして来てもらうことにする。

 ちなみに、僕の住むところでは、都市ガスでなくプロパンガスとなっている。台所の外には大きなプロパンガスのボンベが立てられているのである。

 僕が外で雪かきをしていると、ガス屋さんがやってきた。クルマは雪のため近くまでは来れない。彼は、片手に太い紐、片手にスコップを持ってきた。

 そうなのだ。プロパンガスのボンベというのは、雪に埋まっている。彼はスコップを書き分け、そのボンベに行き、引き上げた。なんのことはない、何かの異常があったのではなく、ただ単にガスが無くなっただけのようだった。
 僕は彼のプロパンガス交換の作業を見守っていた。「今年の雪は多いよね」と彼は言っていた。家に来る前には、もっと雪の中に埋まったところで作業を行なってきたということだった。ガス屋さんにとって、冬のお仕事というのは、雪との格闘のようだった。

 さて、スコップはわかった。では紐は何だったのか。ボンベの上の方に紐を通す。それで、ボンベを引っ張るのだった。見た目はソリのような感じで、ボンベを運んで行った。そして、新しいボンベをソリのように運び、穴となっている場所に、またボンベをセットした。

 僕は、なんともその芸術的な作業に、ずっと見入っていたのだった。

◆ 白い雪と
 白い雪というのは、キレイな印象があるだろう。まあ、確かにそうなのだが……。

 今はもう問題はないのだが、一時期困ったことがあった。僕の部屋のある離れの入り口のところに、猫の糞があった。隣の家に猫がいるので、たぶんその猫だろう。夏場だったら、いつも家を庭のようにしているわけで、それはそれで仕方が無いのだろうと思っていた。
 ちょうそ入り口の前のところで、あまりにもリアルだったのだが(笑)、ちょっとさけて歩けばいいものだと思っていた。翌日も翌々日も、その糞はあった。単に消えずに残っていたと思っていた。雪かきをしていた僕は、その糞のあたりの雪を掘り、どかそうとした……。

 するとなんと、その糞はけっこう深く下の方まであった。つまり、何日も、その同じ場所にやっていたみたいなのだ。そう、入り口がトイレと化していたわけだ(涙)。1回だけだったら許したものを、常時していたとは。

 この日の雪かきから、僕の中にあった「白い雪はキレイ」というイメージは完全に壊れてしまった。どうも、頭の中から消えてくれない……。困ったものだ。

■ こうの史代著『夕凪の街 桜の国』(双葉社)
 オフ会のときに、むらてさんより手渡されたマンガだった。それなりに重い話だとは聞いていたけれど、確かにずしりときた。特に「夕凪の街」という話には、強く感じるものがあった。ヒロシマの話である。被爆から10年後の街のが、ささやかな物語。
 このマンガは一見、ヒロシマを感じさせない。僕が子供の頃に過ごした夕陽の景色と似ていたりもする。それだけに、ヒロシマが遠くなかった過去であることを感じさせる。実は、昨日あったことのように。
 とてもやさしいタッチの絵なのだ。それが、こんなにも残酷な場面を表現してしまうのかと、驚いてしまった。特に22ページの絵は凄い……。
 ある意味で、これまで知らなかったヒロシマに触れてしまったような気がした。

◆ 鍋焼きうどん
 前に通っていた内科の先生が「風邪を引いたときには鍋焼きうどんだよ」と言っていたことを思い出した。風邪というのは、お腹が冷えてしまっていて、それが問題なのだという。だから、温かい鍋焼きうどんなんかを食べると、治ってしまうよ、というもの。
 それにしても、お医者さんの健康法って、けっこうこういう身近なものだったりする。ちなみに耳鼻科の先生は、風邪は気持の問題だよ、という精神論になってしまう。

 そんなわけで、風邪で具合の悪かった僕はお昼ご飯に鍋焼きうどんを食べることにした。うどんは冷凍してあった、讃岐うどん。たまたまだけど冷蔵庫には茹でたほうれん草もあった。他にエノキやワカメなんかも入れる。それに庄内麩も。普段、たまごはあまり食べないことにしているのだが、鍋焼きうどんに卵を入れないのは、やはり正しいことではない。最後に卵を落とし、蓋をして台所から部屋のストーブの上にと、この鍋焼きうどんを運んだ。

 ふーふー。あたたかい。汗がどんどんでてくる。鍋焼きうどんはやっぱり美味いなぁと感激する。そういえば、胡麻を入れたならもっと美味かったかなぁ、などと思い悩む。それにしても鍋焼きうどんは偉大である。適当に、野菜などをぶち込めば、美味いものになるのだ。

 僕と鍋焼きうどんとのささやかな語らいの時間は、残り僅かとなった。土鍋を手にし、お椀に全てを入れたときだった……。なんと、この土鍋が2つに割れてしまったのだった。
 なんともびっくり。でも、鍋の中には何も無くなっていたので、被害は鍋だけで、そのまま残りの鍋焼きうどんを食べつくした。

 これが別のタイミングで鍋が割れていたならば……。それにしても、100円ショップの土鍋はやっぱりダメなのかな。例えば、カレー用の鍋を使って鍋焼きうどんを作っても、あまりあたたまる感じがしないしね。



 DOLPHIN HOTEL