ドルフィンホテル
   
   
   
   
   
   
   
   
   


     

DOLPHIN HOTEL 読書夜話2006年9月

SEPTEMBER 2006/9 #1


2006/09/03

◆ 夜話を休みます その1

 突然になってしまうのだろうか、この読書夜話をしばらく休もうと思います。今の僕に、「月」という単位で何かを書くのは無理なような気がしています。その意味では、休みというよりも、読書夜話という、ひとつの形を終らせたいとしているのかもしれません。

 書きたくなったら、たまに読書夜話というのを更新させるのもいいかな、と考えたりはしています。でも、「月」という単位のようなものは外さなければ、と思うわけです。どのくらいの時間が掛るのか、わからないです。1カ月か半年か1年か、4年か。

 なんで、無理なのかとかを明確な説明をすることはできません。自分でもよくわからないからです。自分の書く実力がないことを感じたり、書くのが面倒になったり、その他いろいろです。単に怠けているのかもしれません。甘えているのかも。けれど、考える過程でこんな言葉が出てくること自体が、なんだか不自然なような気もします。


 2000年の夏頃から、最初は読書日記というタイトルで毎月書くようになりました。元々のドルフィンホテルは、ウェブサイトでは無く、僕ひとりが書くというものではありませんでした。ひとつの時代が終わり、今のドルフィンホテルのスタイルとなり、読書夜話がその中心となったわけです。

 一番書いていたときには、ひと月に4回の更新をしていました。それは、リズムのようなもので、当時の僕にとって必要なことでした。なんというのかな、自分のアイデンティティを消しているような日常の中にいたように思います。だからこそ、何らかの書く場所が必要だった、というのが一番近いような気がします。休みの日、遅く起き、シャワーを浴び、近所を散歩する。そして、パン屋でいくつかのパンを買っていました。どれにしようかと悩みながら。そのパンを食べながら、読書夜話を書くというのが、必要な時間でした。

 昨年になるのですが、ある人とメールを頻繁に行っていました。その人は、ちょうど当時の僕のような感じの日常を送っている人でした。どんな日常かというと、表参道の交差点を歩いているときに、突然涙が出て止まらなくなった、というようなものです。あまり良いことではないでしょう。

 そんな人に何をどう力になることができるのか、僕にはわからないです。何かの力になったのか、ならなかったのか、やはりわからないです。

 もちろん、誰しも何かしらの問題を抱えていたりするものです。笑い飛ばすような、ささやかな話でもあります。読書夜話を書くことは、僕にとってそれなりに意味があった、という話です。

 東京を去り、実家で暮らすようになり、当然のように生活は変わりました。良かったのか、悪かったのではなく、その事実があります。たぶん、読書夜話の僕にとっての必要性というのは、少しずつ、変わっているように思うのです。当時の僕と、今の僕の、日常というものは違います。単純に言えば、そんなことが、ひとつの理由なのだと思います。

 今、本の整理をしています。わかりやすく言うと、処分しています。読まない本を抱えていても仕方が無い、そんな風に考えるようになってきました。良いことか、悪いことか、それもわからないです。でも、誰しも、こんな時があるのかもしれません。とことん、本を減らし、何が残るのか、そんなことを確認することも必要なのかなと思ったりもしています。


 読書夜話では、ずいぶんと、僕の恥ずかしいめちゃくちゃな人生を書いてきたような気がしています。そろそろ、恥ずかしい、という気持ちにもなっています(笑)。

 文章を書くのは好きなので、何かしら書いては行きます。しかし、読書夜話が僕にとって大きな存在であったことは確か。その、鎧のようなものを、脱ぐというのが、今回の休むということです。辞める、という表現を使ったらいいのか、どうなのか。

 ドルフィンホテルも、続けてはいくつもりです。理想としては、まとまった何らかのテーマの文章を書けたら、と思っています。元々は、そうした考えでドルフィンホテルをやってました。読書夜話に比重が傾いていたのは、それから言ったなら、やや違った方向に行っていました。

 さて、僕は何処に向っているのか。何だか旅人になった気分ですね……。


◆ 夜話を休みます その2

 実は「その1」の文章というのは数ヶ月前に書いていたもの。更新しようと思いつつ、時間が流れてしまったわけだ。

 別に忙しくて忙しくて、という生活でもないし、それなりに元気だし、何かの文章を書いたりはしている。しかし、ひとつの「区切り」みたいなものなのかな、と思っていることも事実。実を言うと、このひと月、ふた月あたり、ドルフィンホテルにアクセスしたい日が続いていました。怖いというのかな……。

 ドルフィンホテルがどうなるのか、申し訳ないけれど今の僕にはわからないでいます。

 少し離れてしまうと、更新の仕方なども忘れてしまって、面倒な気持ちになっているのは事実。今は、もっと便利なツールなんかもいろいろあるし。

 オフ会というか、飲みにいったりはしたいと思っています。いつもはこちらから声を掛けていたわけで、たまには僕の方にも声を掛けてください(笑)。まあ、あまり友達がいない奴なもので、いつもひとりで飲んでいるのだけど。

 ドルフィンホテルというのは、やはりホテルであることには変わりは無く、当然のように人は通り過ぎていきます。それは、僕自身だったりもするわけです。どこかで会えればそれはそれで楽しいし、僕だって、どこか別のホテルでゆっくりとしたい気持ちにもなったりするかもしれないし。

 文章が流れてないですね……。

 掲示板は、いろいろ閉じようと思っています。ひとつくらいにして、そこでほそぼそとやっていくのが一番いいかなと。

 それから、ドルフィンホテルがちょっとは気に入っていた、みたいな人がいたら、ちょっとはそうした声を聞かせてください。けっこう無反応なサイトだったもので。よろしくお願いします。



 DOLPHIN HOTEL