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ドルフィンホテル 東京公園読書
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DOLPHIN
HOTEL
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| 善福寺公園 | ・所在地:杉並区善福寺二・三丁目、西荻窪駅から10分程歩く。 ・2003年のとある夏の日。僕はひたすら汗を流していた。 ・公園読書度:★★★★☆ |
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| ときたま、公園というところに行きたくなる。建前としては「本を読む」ということだ。けれど、土の地面を歩き、緑の木の中を歩きたいという気持ちになる、という理由が大きいのかもしれない。東京にある公園なんて箱庭のようなものだ、なんていう気持ちもないことはない。けれど、多くのビルや住宅の中にひっそりとある公園こそが、大切な存在のようにも思う。 近くにこうした公園があれば、と思う。空き地を全て湖のある公園にしてくれよ、という気持ちもある。工事して作られた緑の場所でも、あったならばそれは嬉しかったりするのだろう。 |
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| 善福寺公園という場所はとても地味なところかもしれない。まわりは、それなりに高級住宅地。静かで、安心して歩くことができる場所。蝉の声は聞こえないけれど、アイスクリームを食べたくなる夏の日。 僕は本を読もうと鞄の中に3冊も本を持ってきていた。ベンチに座ったけれど、そのまま湖を見て、時間の流れの中にいた。数ヶ月に一度こうしたところに来たとしても、何かが変わるわけではない。本を手に取り、ただこの風景を眺めている。 |
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| ずっと前のことだ。クルマを走らせて知らない山道を走っていた。ふと気が付くと、沼があった。当然の如く、まわりには誰もいない。どんやりとした水の色。僕はひとり。もう一度、この沼を探したのだけど、見つけることはできなかった。 |
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| ベンチに横になり、空を見上げる。とても眩しい。たぶん、僕の顔は陽に焼けてしまうのだろう。 |
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| 善福寺公園の素敵なところは、普段着で絵を描いている人がいるということだ。たぶん、週のうちに何回かは絵を描くことに決めているのだろう。家に帰ったときに、家族の人に問いかけられる。「今日はうまく描けたの?」と。特別なことではなくて、長い時間をかけて、いくつかの角度からこの公園を描こうとしている。ひとつの公園というのは、一冊の本のようなものかとも思う。その場所や、時間、季節によっても、感じ方は違ってしまうような。 |
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| DOLPHIN HOTEL / フロント |