ドルフィンホテル
 
   
   
   
   
   
   
   
   


     

ドルフィンホテル・オフカイレポート A 



■ ドルフィンホテル・オフ 2005 Round 6
                  in 赤坂 2005.11.12 SAT
NEW!
 参加者:coo、むらて、支配人(計3名)
 場所:赤坂「兄夫食堂」http://www.hyungboo.com/
 総額:?円(僕は酔っていてcooさんに会計をしてもらう)

 花のアカサカである。この日のオフは、ここで思う存分、韓国料理を食べるのである。実はむかしむかしのドルフィンホテルのオフでも、この赤坂で韓国料理というのはあった。けれど、今はちょいと時代が違う。韓国がぐっと近くなり、韓国料理もより身近になった。

 僕は少しばかり早めに赤坂に着き、スターバックスでくつろぐ。上野あたりにあるスターバックスとはなんとなく雰囲気も違うのだ。cooさんは、この近くでまだお仕事の最中。しかし、集合時間の7時半には、なんとなく全員が集まる。3人しかいないのだけど。集合場所の近くで、おおコンニチハと、ほぼ同時に顔を合わせるのであった。

 会場となる兄夫食堂は歩いてすぐ近く。かなりゴチャゴチャとしたビルの1階にある。席はcooさんが予約をしてくれている。ここは大人気の店なので、予約が必要なのだという。たぶん、今日本にある韓国料理の店では、一番人気があるのではないだろうか。

 それにしても凄いのはcooさんだ。入り口で店の人と挨拶を交わす。完璧な常連さんという雰囲気。お昼にちょっと来るだけよ、みたいなことを言っていたけど、「ちょっと」という言葉は人によって異なる相対的な表現である。とにかく、cooさんはこの兄夫食堂に馴染んでいた。

 店内のお客さんは、若者でいっぱい。特に、キレイなお姉さんが多い。片側の壁には、著名人の色紙がずらりと貼られている。韓国の有名スターのものが、ほとんどといっていいのではないだろうか。

 そんなわけで、BoAとか、パクヨンハとかの座ったかもしれない席に着く。さすが本場のお店ということで、キムチその他の付き出しがいくつもテーブルを埋める。ああ、嬉しい。

 それにしても、凄いなぁと思うのはcooさんの表情だ。ほんとにシアワセいっぱいの表情なのだ。美味しいものを食べるというのは、なんと世界を平和にするのだろうか。

    

 そんなわけで、お酒は最初から韓国焼酎のボトルを注文。cooさんに、つくってもらう。食べ物は、いろいろ検討した結果、次の3点を。
「サムギョプサル」 スペシャルな焼肉!
「チャプチェ」 春雨の韓国風料理。
「ダッカルビ」 キャベツ、サツマイモなどの野菜と餅入りの鶏の焼肉

 狭いテーブルにガスコンロが運ばれる。そしてその上に、なんというか、まな板のような鉄板が斜めに置かれる……。なんと、これでサムギョプサルという肉が焼かれるのだという。全く初めての僕は、ドキドキする。
 肉は、この上にキレイに並べられる。cooさんの目はウルウルとしてくる。ある程度、焼かれたところ、お店の人がハサミで小さく切ってくれる。しかし、まだ食べてはいけないのだ。もっとカリカリのベーコンのような状態になったところで、食べる。美味しいものを早まってはいけない。待つというのは、辛いことだ。しかし、僕らには、眞露があり、キムチがあった。

   

 いよいよサムギョプサルを食べるわけだが、これもまたcooさんの指導が入る。その食べ方についてのレクチャーだ。日本式の焼肉のように、ただそれだけを食べるのではなく、
サンチュなどに包んで食べる。中にいくつかのものを挟んだり、いろいろな食べ方で楽しむのだ。

 美味い。ああ、なんと美味いのだろう。中にキムチを挟んだり、いろいろなバリエーションで、サムギョプサルを味わう。

 そして、チャプチェという春雨の料理を食べる。これは、やや甘辛い感じで、辛くなった口をいい感じで美味しくさせてくれる。これ好きです。

   

 それにしても、この店は凄いなぁと感じる。というのは、隣りの席がけっこう近い。つまり、隣りの席の食べ物が見えてしまう。サムギョプサルもチャプチェも美味しいのだけど、隣のチゲが気になったりする。

 今回の参加者は3人である。注文する料理も3つくらいが適当なところ。もっといろいろな料理を食べたい。ああ、なんと不幸なのだろうか。

 そんなわけで酒は進み、韓国焼酎の眞露も二本目となる。それを平行して、やっぱり韓国料理と言えばマッコリだよね、ということでこれも注文。なんとも言えない凄い器で出てきて、ビックリする。

    

 さて、鍋である。鍋というか焼肉というか、その微妙なところにあるのだ、ダッカルビだ。なんと僕はこれも初体験。ぐつぐつと目の前でダッカルビが踊っている。

 これまた美味しい。複雑で濃厚な味といったらいいのだろうか。韓国サッカーに感じられるパワーがここにはあった。
 このダッカルビの残りは、ごはんを入れてもらい卵が入るという、駄目押しのおじやとなるのだった。

 そして、おまけにいただいた韓国海苔とチャンジャ(これは海苔にくるんで食べるのだけど、酒にめちゃくちゃ合う)などを食べ、まったりとした時間を過ごす。

 どんな会話がなされたか。今回のオフでは、料理こそが主役だったような気がする。だいたいにして、僕とcooさんとむらてさんの3人の場合は、何度も顔を合わせて話もしているので、何と言うか、フツウなのだ。

 最後に、デザートを食べる。僕は、定番と言うべき、胡麻のアイスクリームを。

 しかし、このレポートを書きながら、兄夫食堂のウェブサイトを見ると、あれも食べたいこれも食べたいという気持ちになってくる。だいたいにして、僕にとって韓国料理と言えば、チゲ鍋やブルコギ、チヂミ、トッポキ、そして石焼ビビンバというのは、欠かせないのだ。

 でも、もう10代の頃の胃袋は持っていない。これだけでお腹いっぱいになって、兄夫食堂を後にした。

    

    

 この後、どうしようかと少しウロウロする。僕は路地に入って、ワイワイと騒ぐ。cooさんは、近くの韓国の食材の店で韓国海苔を購入。兄夫食堂の精算のお釣りの関係で、この韓国海苔をもらう。そして、cooさんは「おいしいんだよ」と言って、翌日の朝食のキムパブという韓国風海苔巻きを仕入れる。なんだか美味しそうだったので、ちょっと頂戴とお願いする。いやぁ、言って良かった。これがめちゃくちゃ美味しい。最初は躊躇したむらてさんも、食べて美味しいと満足顔。

 軽く2次会でも行きましょうかと。エクセルシオールカフェに入ろうとしたが、もう閉店ということで断念。タリーズと入る。2階の奥の席で、ゆっくりとする。店内は満員で賑わっていた。

 ちょっとばかり僕は昔を懐かしむ。実は、この赤坂のタリーズ。昔はケンタッキーだった。何度か入ったことがあったが、けっこう空いている店だった。僕はこの店の反対側にあるビルので仕事をしていて、その窓からはケンタッキーの2階をいつも目にしていたのだ。しかし、そのビルは今はもう無い。時代はどんどん過ぎていく。

 ここでcooさんとは別れる。ちなみに、彼女はこの後職場に行き、お仕事をしたらしい。タフでなければ赤坂では生きていけないのかも。僕とむらてさんは、ビジネスホテルに移動。

 こんなわけで、ドルフィンホテルのオフ会は終了した。たまに、美味しいものを食べて、くつろいで、エネルギーを蓄えよう! そんなのがここのオフ会なのかもしれない。

 新しい美味しいお店を開拓したい。けれど、また兄夫食堂で食べたい。そんなにスケジュールは合わない。参加者は少ない……。いろいろと難しいことは多い。

(2005.12.7)




■ ドルフィンホテル・オフ 2005 Round 5
                  in 神田 2005.7.9 SAT

 参加者:はなこ、すず、むらて、支配人(計4名)
 場所:神田「味処ちくりん」http://www.chiku-rin.jp/
 総額:18,290円

 土曜の夜の神田は空いている。平日とは全く違うのだ。今回のメンバーは4人ということで、どこの店でも入れるだろうと甘い考え。実際に、お店に入ってみても、空いている状況だった。

 2階の奥の席へと座る。ちょっとオシャレな和風の居酒屋である。ガード下とは雰囲気が違っている。まずは生ビールで乾杯をする。ビールのグラスもちょっとオシャレ。箸置きは、なんと落花生である。どのタイミングで食べようと、少し悩む。



 今回のメンバーは半分が東京在住。なかなか凄いことだ。

 料理を適当に注文する。「手作りサツマ揚げ」「ほうれん草とカリカリベーコンのサラダ」「焼カマンベール」「明石焼風玉子焼」(だしで食べる)などなど、それから店員さんお薦めの他にはないというお刺身も。
 出てくる料理はどれも写真に撮りたくなるような盛り付けがなされている。店員さんも、どうぞどうぞと写真に撮ってという雰囲気。考えてみると、現代のこうしたお店は大変なのかも。その店の評判が、ネットですぐに流れてしまうのだから。



 さてさて、この日の僕はけっこう飲んだ。まあ、いつもオフ会でのは飲みすぎ状態なのだが(笑)。それにしても、凄いなぁと思ったのは、正面に座るお2人の女性メンバー。いくらでも飲めそう。別にいじめるわけではないのだが、どうもこれまであまり飲まないという印象があった。店員さんお薦めの芋焼酎「黒瀬(やきいも)」を、何倍も飲んでいたもんな。

 さてさて、飲んだからだろうか、盛り上がったから飲んだのだろうか、かなりいろいろな話をした。勢いあまって、温泉オフの日程まで決まってしまった(笑)。



 そうそう、面白い話があった。某さんは、以前ロッキング・オンでバイトをしていたそうだ。僕なんかの中学、高校生のときのロッキング・オンと言えば、もうそれはそれは凄いものだった。

 実は今回のレポート、あまり文章が進まない。なんだか話した内容を忘れてしまっているのだ。それだけ飲んでいたからなのか。

「ラビオリとチーズのトマト煮」「あつあつ!枝豆」なども食べた。最後には「とり雑炊」を。

 ほぼ、駅を一周し、深夜営業している居酒屋「坐・和民」に入る。
 居酒屋に入ってしまったのだからと、サワーを注文する。

 唄を歌って絵を描いたり、なんだか盛り上がる(笑)。学生だったなら、このまま朝まで飲んでいたような雰囲気。しかし、12時を過ぎ、本日のオフ会はお開きになるのだった。

(2005.7.17)



■ ドルフィンホテル・オフ 2005 Round 4
                  in 神田 2005.6.11 SAT
NEW!
 参加者:むらて、coo、支配人(計3名)
 場所:神田「路地裏だいにんぐ 福ます」http://r.gnavi.co.jp/g304500/
 総額:12,230円

 ちょっと遅めの時間から今回のオフは始まった。それにしても、この3人で東京に住んでいるのはcooさんひとりだけ。住んでいるとはいっても、東京にいるのかいないのかわからないような人だし(笑)、東京でオフを行なう必然性みたいなものを考えてしまう。



 むらてさんは、日比谷の野音から遅れて参上ということで、僕とcooさんとでまずは生ビールで乾杯をする。料理は、お勧めと書かれたものを、「ここからここまでお願いしまーす」というドルフィンホテルスタイル。

 お店はいくつか候補があったのだけど、駅の近場で、いちばんこじんまりとしたところにした。おしゃれで、なかなかいい雰囲気。



 料理がなかなか良かったのでした。「二色おぼろ豆腐とジャコのサラダ」「シャキシャキじゃが芋明太子和えパスタ風」「いわい鶏のガーリック焼」「はまちの生春巻サラダ風」などを食べていたのだけど、どれも工夫された味を楽しむことができる。なかなかいいお店を開拓したものだと嬉しい気分。まあ、自分で作ったりしたわけではないんだけどね(笑)。

 むらてさんにはメールで、お店の名前とだいたいの道を送ったのだけど、すぐにわかった様子。コンバンハということでまた乾杯をする。



 それにしても……。今回の参加メンバーは凄い。なにせ、知り合ってから10年以上経っている(笑)。
 最初のドルフィンホテルは、ニフティの中の個人のグループのようなものでスタートした。今は、ブログというものが個人の情報発信ということでクローズアップされているけど、個人がネットで何かを語るような場というのの、最初の頃といってもいい。その頃、本について扱っているのはドルフィンホテルと、もうひとつくらいしか無かった。実はドルフィンホテルには、けっこうな歴史があったのだ。

 このオフの後半では、ノートパソコンで昔のログを見たりしていた。タイトルを見ているだけで、「おおおぉ」なんてけっこう興奮してしまった。10年前はけっこう若かったのだ。10年過ぎても大人になっているわけではないけど。



 どんどん酒を飲み、どんどん料理も注文した。「おでん」を食べ「そら豆から揚げ」を食べ、最後には、ご飯もので〆た。かなり食べたような気がする。

 ドルフィンホテルにはいろいろな人が来てくれる。この1、2年で知り合った人もいる。真面目な話、10年後にこんな風に飲んで語ることができたら楽しいだろう。20年、30年後と……。あんまり先の話をするのも何だけど、のんびりできる場所があってもいいと思っているもので。

 それにしても、本の話はだんだん少なくなっているような(笑)。


(2005.7.5)



■ ドルフィンホテル・オフ 2005 Round 3
                  in 自由が丘 2005.4.16 SAT
NEW!
 参加者:すず、ミミ、あたなごる、支配人(計4名)
 場所:自由が丘「南国飯店」http://r.gnavi.co.jp/g097200/
 総額:????円(とても安くしてもらいました)

 このお店でオフ会をやったのは何回目だろうか。ホームスタジアムのような場所ともいえる。しかし、今回は人数が少ない……。
 ということで、個室のぐるぐる丸いテーブルではなく、1階の普通のテーブル席に4人で座る。他のお客さんの食べている料理を見ることができるという点で、これはこれでとても楽しいことである。

 この日の写真は、最後にちょっと撮っただけ。やはり、こういう他にも人のいるところでは撮り難い。それに、純粋に料理を楽しみたいという気持もあるのだ。
 いつもだと、料理が運ばれてきたとき。「あっ、ちょっと待ってね」と箸を出そうとするのを遮ったりしている。

 それにしても、いろいろ食べた(笑)。これまでこの店で食べた中では、一番多くの量を食べたのではないだろうか。8人分くらいの料理を4人で食べていたような感じがする(笑)。何を食べたかもう忘れてしまったが。そうそう、角煮のようなトロトロの肉料理は美味しかった。店長の推薦ということだったが、これは凄かった。

 さて、私たちは何を語り合っていただろうか。それは秘密です(笑)。何せ僕は、これまでのオフ会の中では一番というほどに酔っていた。何杯も紹興酒を飲んでいた。
 ミミさんは、注ぐのが上手なんだよね。いったい、支配人を酔わせてどうするつもりなのだろうか……。

 話題の中心はミミさんで、これまでのお仕事のおもしろ話なんぞを聞かせてもらっていた。それにしても、楽しい語らいでした。

 最後は、辛いラーメンと、あんかけのご飯を食べる。僕は、この辛いラーメンがめちゃくちゃ美味かった。今度は、ひとりで一杯食べたいくらい。

 でも、まだまだ食べていない料理もいっぱいある。ラーメンだって、違った味も、違った魅力に満ちているのだろう。
 このところのオフは少人数である。それだけに、ひとりひとりの、ちょっと深い魅力に触れることができているような気がする。これもまた楽しい。

(2005.7.2)



■ ドルフィンホテル・オフ 2005 Round 2
                   in 神田 2005.3.26 SAT

 参加者:双月、あたなごる、西部、支配人(計4名)
 場所:神田「刀削麺菜舘 内神田店」(http://www.gcon.jp/h/52286/ 総額:9,020円

 さて、いきなりであるが、何かへんじゃなぁい、と思っている人はいるかもしれない。このオフ会のレポートは、3月に行なわれたもの。なのに、アップされたのは6月である。3ヶ月も遅れている……。
 しかし、焦らないで欲しい。たかが3ヶ月じゃないか。細かなことに拘っては、美味しいものを食べることはできない。それにしても、神田は、なかなか面白い街だ。

   

  2月に続いて連続開催のオフである。しかし人数は少ない。でも、昨年などは2人でやっていたオフもあったので、4人というのは集まった方ともいえる。真面目な話、この4人という人数もこれはこれで楽しいのだ。例えば、8人だったとする。どうしても、話が分断されてしまうことがある。
 4人というのは、じっくりと語り合えるいい人数なのだ。

 人数よりも問題なのが食べ物なのである。普段の生活でほとんど外食というものをしていない僕にとっては、オフ会で、それなりの人数で食べるはとても楽しい。居酒屋も悪くはないが、最近はひとりでも居酒屋に入るおじさんになってしまった(笑)。なにせ、この神田という街は、ひとりで入れる雰囲気の居酒屋が多い。

 告白しよう。実は中華か広島風お好み焼きかどちらかに迷っていた。どちらもひとりで食べても、あんまり面白くはない。種類が1種類くらいしか食べられない。人数が揃ったところで嬉しいものを食べたかったのだ。

   

 悩んだ末に中華に。それにしても、土曜日の神田というのは、ガラガラなのであった。この街はお買い物をするようなところではない。サラリーマンが月曜日から金曜日まで働いて酒を飲む街だ。ほんとに店は空いていた。

 飲み物を注文し、食べ物を注文する。まずはひとり一品、食べたいものをセレクトするという方法を取る。大人なので、何が嫌だという会話は全くない。

 ちょっと(というか、かなり)時間が経ってしまったので、何の話をしたかなど、あまり覚えてはいない。でも、あたなごるさんの語りは十分に聞けたし、双月さんの話もすごく面白かった。まあ、僕の知らない話がいっぱいあったが。
 本屋さんの話とか、本の話とか、かなりドルフィンホテルらしい会話だったのではないだろうか。

   

 さて、料理について。やっぱり中華は美味しい。とにかく、おもいっきり注文した。僕は紹興酒でかなり酔った。西部さんは先に愛する家族の元へと帰る。残った3人で、この店自慢の刀削麺を注文する。何種類かの味があったのだが、悩んでもしょうがないということで、3種類を注文。よく覚えていないが、辛いやつとか、塩味とか、醤油味とか。
 大変だったのはその量。もう少し、少なめなものだと思ったんだよね(笑)。3人でシュアして、それぞれの味を楽しんだのであった。

(2005.6.19)



■ ドルフィンホテル・オフ 2005 Round1
                   in 神田 2005.2.5 SAT

 参加者:ちょっち、奈緒、coo、むらて、支配人(計5名)
 場所:神田「大衆割烹 升亀」(http://r.gnavi.co.jp/g670200/
 総額:9,020円
(←ウソではないです)

 今年はじめのドルフィンホテルオフ会が開催された。待ち合わせは駅の改札口。ちょっと早めに着いた僕はとりあえず、近くの書店へと行く、そこにはちゃんとcooさんがいるのではないか。本について語り合い、オフ会モードに入っていく。

 改札口に行くと、むらてさんを発見。寒くないの? という雰囲気。そして久しぶりの奈緒さんが登場。4人でまずは立ち話を。初参加のちょっちさんはまだ現れない。すると電話があり、遅れるということ。彼女はお仕事だったんですね。

 お店をどこにするか。この時点で決めてはいなかった。JR神田という駅は、こじんまりとしているのだけど、駅からほんのすぐのところに、けっこうな数の居酒屋が揃っている。まずは、cooさんがネットで調べてくれたお店へと向う。しかし、なぜか休みだった。土曜日だから休みなのだろうか。よくわからない。
 この神田という街は完全なビジネス街。土日が休みの飲食店も多いみたい。実際、あとで日曜日の夜にこの駅周辺を歩いていたときがあったのだが、ものすごーく寂しい雰囲気だった。

 どの店に入ろうかと街をさまよう。新宿や池袋と比べるなら、さまようの「さ」くらいなものなのだが。そんなとき、メンバーの顔を見てみる。僕と、cooさんとむらてさんと奈緒さん。まあ、はっきり言ってコジャレタお店に入るようなメンツでもない(あーあ、あとで怒られるだろうな)。ということで、ガード下のおじさん達しか行かないような居酒屋ではどうかと提案。あっさりと同意を得て、2軒のうちのどちらかに絞る。あとは、長年の経験というか、野性のカンで奈緒さんに決めてもらう。


「大衆割烹 升亀」というデープなお店に我々は乗り込むことなった。「5人です」というと店員さんは、ちょっと困った様子。1階のテーブル席は、おじさん達でほぼ埋まっていた。そして、2階へと案内される……。

 それにしても僕は思う。「オフ会」という名前についてだ。実は「オフ界」と表示されるものではないかと。ドルフィンホテルのオフ会は、なんだか遠い闇の中にある異次元の世界へと突入しているような気がする。まあ、ドルフィンホテルがどうかは別にして、この「升亀」の2階はあきらかに、場が違っていた。

 たぶん、40人から50人は座れるだろう座敷の場所だった。客はこのメンバー4人だけ。この2階担当のおねーさんというかおばさんは、日本語もう少しなんだかどがんばる人だった。
 まずは生ビールで乾杯をする。そして店に入る前から気になっていた「いかげそ天」(100円)を注文する。それにしても、この店の食べ物は凄かった。この「いかげそ天」に関しては言葉もない。100円だからほんのちょっとの量だろうと思っていたが、まったくそんなことはない。どかーんと出てきた。

 他にも「天ぷら」「メンチカツ」「かれい唐揚げ」「キムチ鍋」などが、怒涛のように運ばれてくる。スペシウム光線よりも数段強烈なものだった。
 誰かがぼっそりと呟く。「アブラモンばっかりだよねぇ」と。
 そんなわけで野菜を取らなければと、「オニオンスライス」を注文。これも、迫力のあるものだった。


 そんなとき、僕の携帯電話が鳴り、ちょっちさんが駅に着いたとのこと。トコトコトコと駅まで迎えに行く。そjのくらい駅から近いのだ。ガタガタと電車の音がBGMになっているし。

 仕事で疲れたちょっちさんは、テーブルの上の大迫力の食べ物を見て何を思ったのだろうか。「どんどん好きなものを注文してね」とメニューを渡す。

 この日の会話も食べ物同様に、迫力のあるものだっただろう。何しろ奈緒さんの話が面白い。やっぱり、彼女は凄い。前向きに生きているのだ。学生のときに、いかに省エネ単位取得で卒業したか、なんて話をしていた。奈緒さんは、今になって勉強したい気持ちが高ぶってしまっているのだという。特に歴史について。ワクワクとその気持を語ってくれた。

 それにしても……。この店はほんとにデープだった。途中から、集団がこの2階の座席へと上がり、ほとんどの席を占拠することとなる。最初は全員がオトコだった。どうやら、秋葉原からこの隣の神田に流れてきたらしい。
 ぽつりぽつりと常連のような人がこの集団に加わってくる。紅一点の女性も来た。ここだけ輪のようになる(笑)。奈緒さん曰く、彼女はやっぱりコスプレの服とか着たりしているのだろう、ということだった。


 とにかく、この集団のおオトコ達はデープだ。会話がアキハバラしている。そして、運ばれてくる料理が凄い。当然のように100円の「いかげそ天」なんてどんどん運ばれてくる。しかも、それと一緒に山盛りのご飯が……。もっと酒飲んで語れよ、なんて僕は思ってしまうのだけど、もの凄い量のご飯を、ガツガツと食べている姿がそこにはあった。2階担当のおねーさんも、その怒涛の注文にパニクッていた(笑)。

 とにかく、もの凄い魔界のようなところだった。

 そろそろ夜も深くなった。というか、これまでのオフ会と違って6時半くらいから飲んでいたので、そんなに遅い時間ではないのだけど。お店もラストオーダーで、奈緒さんも家に帰って旦那さんのご飯を作るということで、お開きとなる。

 ちなみに、このお店の総額は9,020円だった……。東京にもこんなお値段で飲めるところがあったんだね。

 奈緒さんと別れ、僕とcooさんとむらてさんとちょっちさんは、次の店へと向う。ちょっちさんは、翌日も仕事みたいだったのだが、心優しくちゃんと2次会までお付き合いしてくれる。ニコニコしていて、楽しそうだった。だったよね(笑)。

 居酒屋に入ってもいいのだけど、空いている店も少なくなっている。これまた駅のガード下のデープな雰囲気の、「クラシックカフェ ミカド」というお店に。喫茶店なのだけど、定食のようなメニューがあって、ちゃんとお酒も飲めるというところ。ひとりで食事をしてこれから夜の仕事に向うのだろうという雰囲気の人もいたようだった。

 4人で、ちょっとしたアルコールを飲み、枝豆と、チーズのクラッカー(cooさんがチーズをぬってくれた)、野菜スティックなどで、語り合う。

 大変申し訳ないことだが、1次会2次会で語り合った多くの話はかなり忘れてしまった。久しぶりのオフということで、僕はハイになっていたのかもしれない。なんとなく覚えているのは、欠席するといろいろ言われるなぁということ(笑)。

 ちなみに、このお店。むらてさんに勘定をしてもらったのだけど、やっぱり普通の金額。それでも、1次会の額まえには行かなかったけど。

 神田もなかなか面白いではないか。それが大きな収穫だった。どの場所で飲むか、これもオフ会を構成する大きな要素のひとつだ。
 今年はどんどんオフ会を行いたいと考えている。できるかどうかわからないけど。せっかく知り合った関係なわけで、楽しくやっていきましょう。




■ ドルフィンホテル・オフ 2004 Round5
                   in 自由が丘 2004.11.28 SUN

 参加者:はなこ、すず、ミミ、かしゃ猫、あたなごる久保、mawa、西部、支配人(計8名)
 場所:自由が丘「南国飯店」http://r.gnavi.co.jp/g097200/  総額:36,620円

 久しぶりに東京開催のオフ会である。素直に嬉しい気持だ。
 今回の開催場所については、少し悩んだ。これまではどうしても池袋や新宿で、という気持があった。自分の住んでいるところ、集まりやすいところということを考えたならば、自然とそうした大きなターミナルとなってしまう。
 場所を変えることによって参加できないという人もいるかもしれない。
 でも、少しの変化を求めていた。それに、人込みは疲れた。これからの開催場所も、この自由が丘のような、いくらか小さいだろうけど、ゆっくりできる場所で行いたいと思っている。

 この南国飯店というお店は、今年の春に岸本葉子さんオフでもお世話になっているところ。ミミさんが、知り合いということで何かとサービスしてもらっている。幹事の僕としては、全く楽チンなのだった。

 駅前で待ち合わせをする。僕は全員と顔を合わせているが、参加者の間では、何人か知らない人同士もいる。それなりに緊張のひとときなのだ。

 僕とミミさん、それから、久保さん、はなこさんの5人がまずは集う。やや遅れるというかしゃ猫さんを待つ。西部さんとmawaさんはあとから直接お店に来てもらうことになっている。
 事前に参加メンバーを言わなかったのだが、ここで誰もが「あれっ? むらてさんは」という声を上げる。ドルフィンホテル唯一と言っていいふつーのサラリーマンであるむらてさんが、日曜の夜に東京のオフ会に、当然のように来ると思っていたらしい。

 かしゃ猫さんが来たところで、ぞろぞろとお店に移動する。2回目にしてやっと僕はこの道のりを覚えたような気がする。4、5分ということなのだが、新宿、渋谷、池袋なんてちょっと駅から歩けばそのくらいはどこでも掛かる。やや住宅地のようなところを歩く自由が丘という街はやっぱりいい雰囲気だ。

 お店の入り口にはミミさんの名前(もちろん「ミミ様」ではなく本名)が、歓迎という文字と共に書かれていた。
 2階の個室へと案内される。そう、個室なのである。しかも広い。椅子に座るときに、「ごめんちょっと椅子を引いてもらえないかな」なんて遠慮する必要なんて全くない。とにかく広い。しかも、ぐるぐる回る丸いテーブルが大きい。今回は8人分の椅子が用意されてたいが、10人くらいでも座れるかもしれない。
 これが中華でなかったら、長いテーブルで、どうしても2つのグループに分かれてしまうのだろうな。
 やっぱりオフ会は、中華がいい。

 席はくじびきをすることもなく、自然に座る。なぜか男性サイド、女性サイドに別れる。
 そして、意味もなく丸いテーブルをぐるぐる回して遊んでいたりする……

 まずは青島ビールで乾杯する。ああ、なんてビールは美味いのだろうか。前菜を食べながら、語り合う。ちなみに僕はピータンが大好きなので、嬉しい。
 ドルフィンホテルのメンバーというのは、実はいくつかの派閥に分かれている。しかも、それぞれが見る掲示板というのは別だったりしている。すべての掲示板を毎日チェックしてます、というのはそんなにいなかったりもする(涙)。そういうわけで、参加者の話題が合うのだろうか、という不安が無くは無い。けれど、意外に合ったりする。すんなりと。料理でも、合わないだろう組み合わせの方が、けっこう個性があって美味しかったりすることがある。
 たぶん、このオフ会というのはそうした面白さがいっぱいあるのではないかと思う。

 1時間くらいは経っただろうか。西部さん、そしてmawaさんが登場する。8人が揃い、料理を運んでもらうことになる。

 正確な料理の名前などはわからない。材料も何なのかわからない。あくまでも僕の感想である。
 まずは、海老のチリソース。8人分なわけで、大皿にけっこうな量がある。凄い迫力だ。やっぱりこうしたボリュームが中華の魅力だ。贅沢であり、何より美味い。

 そして手羽先。これは特別なソースをかけて食べる。あとになって考えると、この残ったソースはもらって帰りたかった……。

 大迫力が出てきたのが、水餃子なのだった。これはミミさんとの事前の打ち合わせで僕がぜひとも食べたい!とリクエストしたもの。中国の家庭で普通に食べられる本場の水餃子をめいっぱい食べたかったのだ。タレも独特なもので、僕はシアワセの中にいた。今思い出しても美味かった。ああ水餃子、水餃子、どうしてこんなにも美味いのだ。

 このレポートを読んでいる皆さんは、どんな会話があったのかなど知りたいところだろう。申し訳ないが、そんなことは勝手に想像してもらうしかない。この日のメンバーは、料理が出てくるたびに、「おおお」と感嘆の声を上げ、満足に平らげていた。

 ちなみに、少しばかり出てきた話題を書いてみると、デビルマンの飛鳥涼はチャケ&飛鳥と同じ名前ではないかとか、オークションでマックのダンボール箱がけっこういい値で売れるとか、まあそんなことだ。そうだそうだ、岸本葉子さんのこともいろいろ話していた。

 お酒は途中からそれぞれの好きなもの変わっている。僕は瓶だし老酒を何杯も飲んでいた。僕はこれが大好きなんだよな。

 この日最も評判がよかったのではないかという料理が登場する。何という名前なのだろうか。ネギや竹の子などが千切りの状態。野菜の料理をリクエストしていたのが、まさに最高の野菜の料理だった。こんな中華料理を食べたのは初めて。奥が深い。 〆の料理はチャーハンである。大迫力のチャーハンを元気に食べる。スープも美味いし、大根の漬物もこれまで食べたことの無い味。なんで中華はこんなに偉大なのだろうか。

 それにしても、かなり長い時間この店にいたような気がする。僕はけっこう酔っていたので、時間の感覚というものが無くなってもいた。デザートを食べ、美味しい中国茶を何杯も飲んだ。

 最後に会計をしたのだが、とても安い値段となったようだった。とてもサービスしてもらったような気がする。どうもありがとうございます。

 ということで、別々のホームに立ち、手を振ってわかれた。実に、楽しい夜だった。



■ ドルフィンホテル・12周年記念特別オフ
          2004 Round4 in 米沢 2004.10.3 WED


参加者:西部、支配人(計2名)
場所:米沢「上杉伯爵邸」http://www.omn.ne.jp/~uesugiyo/ 総額:12,184円

 久しぶりにドルフィンホテルのオフ会が開催された。実はなんのことはない、メンバーのひとりである西部氏が僕の住む町の近くまで来るというので、一緒に食べて語りましょうということになったのだ。

 僕と西部氏との2人のオフというのは久しぶりのような気がする。ドルフィンホテル創成期のオフ会というのはだいたい2人だった。笑い話のような話ではあるが、それでもちゃんとレポートを書いたりしていた。本について語り、彼の薦める時代小説なんかを僕は読み始めた。

 ドルフィンホテルがスタートして12年が経った。長く続けることは心地よいことだ。何かを特に無理したわけでもない。自分のペースを守り、気に入ってくれる人がいたら嬉しい、そうしたシンプルな気持を何よりの保ってきた。
 時間は流れ、世の中の景色もどんどん変わってきた。昔のオフ会で利用した店はどのくらい残っているのだろう、そんなことを想ったりする。

 急がなくてもいいだろうと考える。いい本というのは、時間が経っても色褪せることはない。むしろ、もっと深く読める。少しばかり成長したかもしれない自分というのを、確認できたりもする。本に書かれている気持を感じることが出来た自分という存在を褒めてやりたくなったり。


 とにかく、長く続けるということだ。インターネットの世界の片隅にある小さなホテルであるけれど、これから先も続けて行きたい。

 続けていくにはどうしたらいいのか。いい景色を見て、美味しい料理を食べることだ。そんなわけで、この12周年記念特別オフはちょっとばかり豪華に行なうことにした。場所は「上杉伯爵邸」というところ。名前の通り、上杉家ゆかりの伝統の館である。建物は大正14年に建てられた総ヒノキ入母屋づくりのもの。古く廊下を歩くとギシギシと音がする。歴史の音だ。2階の個室で、灯りのついた庭園を眺めながら、語り、そして食べる。

 何と貸切でコース料理を食べた(笑)。すごくいい店だと僕は思っているのだが、どうやらこの日、他にお客さんはいなかったみたいなのだった。祭日の夜なので仕方がないのか。旅行客は温泉宿に泊まるし、仕事関係の宴会が祭日に行なわれることもない。たまたま店はひっそりとしていたが、それは伯爵になった気分にさせてくれるものだった。

 地元の食材を使ったコース料理というのは楽しいものだ。久しぶりにビールで乾杯をする。冷や汁という地元の料理、キノコ、キクのおひたしもちゃんとある。あけびも美味しい。

 仲居のお姉さんは若くとてもキレイな人だった。若い女性の和服姿は気持をやさしくさせてくれる。料理というものは、運んでくれる人も含めて語られるものなのだろう。

 牛指しのサラダはドレッシングも独特なものだ。美味しい。

 ドルフィンホテルのオフだけあって、本の話もけっこう出てきた。村上春樹の『アフターダーク』について。どうにもこの本の評判はあまり良くないらしい。けれど、僕と西部氏とは大絶賛で話は盛り上がる。長く小説を書き、進化し続けるというのはとてつもなく凄いことだ。そういう作家を長く読み続けることが出来るというのも、読者として幸せなことだ。

 少し前に仲居さんが火を付けてくれた鍋が、どうやら食べごろになったようだ。卵を割る。米沢牛のすき焼きである。僕はちょっとした勘違いをしていた。鍋の上に乗っている牛肉は、一切れだけのものだと思っていた。けれど、鍋の中の牛肉は何枚も重なって入っていた。西部氏は、「こんなものを食べたら怒られてしまう……」と小声でつぶやく。どうやら子供が大好物らしいのだ。
 とにかく、がばがばとこのすき焼きを食べた。実はここまでで、けっこうお腹が膨れていた。

 しかし、料理はまだまだ運ばれてくる。鮭と揚げだし豆腐、キノコなどの入ったあんかけたっぷりのその料理もまた美味しい。牛肉は別として、郷土料理というのはそんなに材料費は掛っていないもののように思う。けれど、プロの手にかかると、こんなにも魅力的なものに変わってしまうのだ。

 次に運ばれてきたのは天ぷらだった。海老しんじょうは椎茸と一緒に揚げられている。サツマイモと、銀杏も美味しい。「美味しい」という言葉が何度も繰り返させてしまい、自分の語彙の少なさに落ち込んだりもするが、「美味しい」は一番シンプルな表現だ。

 コース料理というのは何が嬉しいかというと、食べ終わった皿が片付けられ、テーブルがきれいな状態にあることだと思う。それだけで、お殿様になったような感じにもなる。そうした空間での会話は、前向きなものとなる。ただ単に過去を振り返ったり、何らかのグチだったりではない。新しい発想がどんどん出てくる話というのは、本当に楽しいものだ。

 満足感いっぱいのところに運ばれたきたのが、手打ちの蕎麦だった。見た目も歯応えも、当然だけど普通の蕎麦とは違ったものだった。普通のコース料理の最後に出てくる食事というのは、少ない量というのが定番だろう。しかし、しっかりと普通の一人前の量、いやそれ以上といっていい食べ応え。漬物も美味しい。

 そしてデザートは柿の白和えだった。これは僕の大好物。そう言えば、今は柿の季節でもあるのだ。この日は紅葉がきれいだった。雨のため、ちょっと景色は残念なものだったが、こうやって季節のものを食べるのがいいのだ。

 上杉謙信のことを想う。そして、上杉鷹山のことを想う。長い時の流れを想う。12年なんてほんの僅かな時間なのだろう。

 最後は日本茶を飲む。どちらかというと上品な盛り付けの料理が多かったように思うのだが、かなりの満腹状態だった。



■ ドルフィンホテル・オフ 2004 Round3 in 池袋 2004.3.31 WED

 参加者:coo、かしゃ猫、あたなごる久保、mawa、西部、支配人(計6名)
 場所:池袋「てしごとや」
http://r.gnavi.co.jp/g228801/ 総額:33,370円

 このところオフ会なるものが続いている。なにせ前回から4日しか経っていない。この日の6人のうち4人は連続出場である。しかし、中田英寿は15日間で5試合ものハードスケジュールをこなしているらしい。しかも、イタリアとシンガポールと移動しながら。サッカーの試合をするよりも、飲んで好き勝手なことを話ているわけで明らかにこちらの方が楽である。もっともっとオフ会があってもおかしくない、なんて思えたりする(笑)。


「どうしてこの場にむらてさんがいないのだろう」というセリフがこの日のオフ会を象徴していたのかもしれない。

 実はドルフィンホテルという存在はけっこう長い、インターネットという言葉ができる前、パソコン通信というちょっとオタクっぽい雰囲気があると思われていた頃からだ。偶然にも、この日はその頃からのメンバーが集まった。この中から少しずつウラギリモノが出てきてニフティのアドレスから去った人はいたが(笑)、元はニフティの会員だった。ちなみに、当時は「@ニフティ」ではなく「ニフティサーブ」という名前だった。

 お店はいつもとガラリと変わり、池袋の西口にある店とする。2人が遅れてしまうという連絡があったが、この日を逃すとこの店でオフ会ができる機会がないかもしれない。ということで、強引に歩いていった。僕は前に一度入ったことがあるのだが、なんともオシャレな店なのだ。古民家風というのかな。何が凄いかというと、入り口が小さい。ボブ・ザップだったならば、間違いなく中に入れない(笑)。
 本当は2階の方が断然雰囲気がいいのだけど、1階のやや個室のようなスペースに案内される。どうやら2階の方は少ない人数が優先のようだ。でも、うるさくなく、良いという見方もできる。大切なのは気持ちの切り替えだ。

 まずは僕と西部さん、かしゃ猫さん、mawaさんと、「cooさんと会うのはいつ以来だろう」というテーマで話し合う。何しろ彼女は、とっても古いメンバーなのだ(笑)。なんでここの「なのだ」という口調になってしまうかというと、彼女と知り合った頃、ドルフィンホテルでのナンバー1の人気作家はダントツで椎名誠だった。椎名誠の勢いとともに、何人かの人達と出会っていった。そして、現在に至っている。いつの間にか当時は謎の存在だった椎名誠の娘も世に出るようになったし、とにかく時代というものは移り変わるものだ。
 そんなところで、久保さんを迎えに僕はサンダルで繁華街の中を歩いていった。久保さんは、ネクタイを締めているし、紙袋も持っていないということで、驚きの姿だった。改めて考えてみると平日の夜、水曜日なんて日にオフ会を行なうのは、そうそう無かったこと。僕だって以前のオフ会のときはいつもネクタイだったのだ。
 全国のあちこちを渡り歩くcooさんは、迎えに行くことなく、この店に来てくれた。あの入り口を、入り口だと判断するというのは、凄いことなのだ(笑)。

 6人が揃って、飲んで食べてと派手にこの日のオフ会は進んでいった。そして、冒頭のセリフが出たというわけであった。まずはcooさんが電話を入れる。通じない。僕も入れてみる。通じない。それにしても可哀想なのは、むらてさんだ。通じなかったのは当たり前、彼は仕事をしていたのだ。少し経ったところで、優しいむらてさんは電話を入れてくれ、酔っ払いの話にちゃんと付き合ってくれる。「早く来てよー」という会話にもちゃんと答えていた。

 この日は珍しく、刺身の盛り合わせなんてものも注文していた。あれやこれやと、かなりの数の注文をしたいたような記憶がある。まあ、僕もそれなりに飲んで記憶は曖昧なものとなっていた。しかし、僕以上のふらふらになっていた人がいようとは、このときにはまだわからなかった。

 最後にはちゃんとデザートを注文する。これはオフ会での恒例となりつつある。白玉ぜんざいが一番人気で3つも注文される。あと、ブリュレ、ライチ、アイスがひとつづつ。

 さすがに食べただけあって、お値段もいつもよりそれなりに大きなものであった。まあ、いつものオフ会がとても安上がりに終っているというのもあったのだけど。翌日はお仕事である(僕は違ったけど)。店を出て、駅へと歩いていく。そして、ここにもまたドラマがあった。途中でmawaさんがいなくなってしまう。けれど、彼が消えてもそんなには驚かない。どちらかというと、マイペースに歩いていくほうだ。いつもだったら、ちゃんと探すのだけど、このときはもう帰りということもあり、別れたままになってしまった。mawaさんが記憶もないほどに、酔ってしまっていたことは、後になって知った。もしも、何かがあったなら……。ほんとに後になって、ほっとした。これからはこんなことのないよう、最後まで一緒にいてあげよう。しかし、次のオフ会は……。そうだ、温泉オフだったならば、いくら飲み潰れても、その辺に寝かせておけばいいだけのことだ。我々には新たなる希望があった。



■ ドルフィンホテル・オフ 2004 Round2 in 池袋 2004.3.27 SAT

 参加者:はなこ、双月、あたなごる久保、かしゃ猫、mawa、むらて、支配人(計7名)
 場所:池袋「地酒蔵と北の素材 北海道」
 総額:27,652円

「こういう話をできる人は周りにはいないからね」とある参加者が言っていた。

 この台詞がこの日のオフ会を象徴していたのではないだろうか。正直なところ、この日もあまり本の話をしたわけではなかった。本の話をしたとしても、この日のメンバーはそんなに本の趣味で話が合うという感じではない(笑)。それでも、お互いに「本が好きである」という共通点があり、何か安心できるものがある。本と向き合っている時間というのはもちろん自分ひとりの世界だ。そういった、一緒にはいないけれど、同じ時間の感覚というものを持っていることがこの安心感に繋がっているのかなぁ、なんて勝手に解釈している。

 考えてみるとこのところのドルフィンホテルのオフ会というのは、岸本葉子派というのが中心だった。それはそれでとても嬉しいことで何かが問題というわけではない。けれど、この日の集まりではなこさんを除いては、全くの別の方向からドルフィンホテルにやってきた面々。いろいろな方向から来た人が集まって話をするところに面白さはあるのだけど、この日はちょっとばかり、けっこう前からのお付き合いの会という雰囲気ではあった。

 待ち合わせのジュンク堂の1階で僕がウロウロしていると、紙袋を持ったヒゲのおっさんがレジのところにいるではないか。何を隠そうこの人物が住んでいるところのひと部屋は本 の詰まったダンボールで埋まっているという噂のある、あたなごる久保さんなのであった。そして、彼と僕との中間くらいに位置して、僕と同じく久保さんの会計姿を眺めていたのが、富山から出てきたむらてさんであった。
 書店での待ち合わせというのは独特の雰囲気がある。顔を合わせても、軽く会釈をするくらいだ。まだ待ち合わせまで時間があるということで、自分の本探しの世界に浸っている。ふらふらと、水の中を泳ぐ魚というか、空を飛ぶ渡り鳥というか、なんとも書店でウロウロするということが自然の姿なのだ。時間になり、それなりに参加者が集まってきたけれど、「ちょっと会計してくるから」と言ってその場を離れる。僕もそのひとりだったのだが。

 mawaさんは遅れるということで、むらてさん、久保さん、はなこさん、かしゃ猫さん、双月さん、僕の6人でお店へと移動する。この日は予約はしていない。近いところに行ってみたが、入れないと断られてしまった。別にドルフィンホテルだから断られたのではないとは思うが。2軒目の店へと移動。前にも入ったことのある店なのだが、かなり店内は広いので大丈夫だと思っていたのに、ここも満席で入れないと断られてしまう。入ろうとした店のビルの地下にあった店に行っても断られてしまう。信じていたものに裏切られるというのは、やや辛いこともであった。なんだかんだして、このビルの上階にある『北海道』という店に無事入ることができた。
 僕は前に来たとこのある店で、ちょっとうるさいかな、という不安があったのだが、なんと個室に案内される。この店の個室というのは2つくらいしかなかったようなので、これはとても嬉しいことだった。
 畳の部屋に座り、あれやこれやと飲み物を検討する。まあ、検討してもだいたいはいつもと同じものを頼むのだけどね。お店の人はなかなか注文を取りに来てくれない。ひょっとしたらドルフィンホテルは警戒されているのだろうか。でも、最近のお店はどこも人手不足みたいで仕方の無いことかもしれない。駅からすぐ近くのお店で、しかもこの日は土曜日。近くの店はどこも満席だったわけで、まあ池袋ちいう街の景気を喜ぶべきことなのかもしれないが。いっつもは、ほんとにどこもガラガラな傾向にあるのだ。

 酒を飲み、語り合う。どういった話をしたのか、正直なところあまり覚えてはいない。むらてさんは、いつも通り全開で、はなこさんは途中からではあったが、ちゃんとメモを取っていた。それにしても、個室で畳の部屋というのはなんとも良かった。前に一度ドルフィンホテルでは温泉オフというのが行なわれたことがあったのだが、そのときの部屋でくつろぎながら本について話をしたような雰囲気だった。だらりとした感覚がドルフィンホテルらしいと言えるのかもしれない。

 mawaさんから電話があった。ちょっとだけ話をしたが、雑音ばかりでほとんど会話にならない。携帯電話を持っていればどこでも繋がるかというとそうではない。人と会うということは難しいのである。それから数分後、彼は無事にこの部屋にやってきた。プレミアム中生を注文し、とても美味しそうに飲んでいた。

 正直に告白すると、このレポートはこのオフ会の約1週間後に書いている。どういった話があったのか思い出そうとしても、あまり思い出せない。キューティーハニーの話をしたことは覚えている。はなこさんが久保さんに、本のことを聞いていたことだって覚えている。双月さんがこれまで以上に話をしていたし、かしゃ猫さんも久保さんもむらてさんもmawaさんもいつも通りマイペースだったことも覚えている。マイペースと言えばけれど、何だか記憶が曖昧である。ごめんなさい。でも、楽しい雰囲気の中にいたということは間違いのないことだった。ああ、僕も次からはちゃんとメモを取ろうかなぁ、なんて考えたりする。

 何だかんだと、いろいろな料理も食べた。名物のラーメンサラダもちゃんと食べた。酒オンリーだったmawaさんも、最後の方は食べるモードに入った。
 〆にはデザートを注文する。誰がどのデザートを注文するか、実はけっこう注目である。「デザート占い」というのが流行らないかと密かに思っているのだが。酒を飲んで最後に注文するであろうデザートというのは、最もその人の本質を表現するものではないだろうか。「いちごムース」が1つ、「ソフトクリーム」が4つ、「桜アイス」が2つというのが、この日の傾向だった。けれど厳密に言うと、「いちごムース」は3人が注文したのに1つしか無かった為に、2人が断念するという悲しいドラマがあった。ちなみに僕はソフトクリームというシンプルなものを食べたのだけど、これは素朴でとても美味しいものだった。

 店を出たのは23時25分だった。2次会に行くこともなく、健康的にこの日のオフは終了したのだった。



■ ドルフィンホテル・オフ 2004 Round1 in 池袋 2004.2.21 SAT

 参加者:はなこ、MOCA、双月、すず、奈緒、むらて、西部、支配人(計8名)
 場所:池袋「ソウル亭」
 総額:26,749円

 ドルフィンホテルのオフというのは頻繁に行なわれているという印象があるらしい。しかし、実際にはそんなことはない。ちなみに、昨年は6回の開催だった。そのうちの2回は参加者が2人だけというハッキリ言ってオフとは言えないような集まり。そして、参加できない人も当然いるわけで、「久しぶり」という挨拶が半年ぶりだったり、数年ぶりだったり、なんてことも特別なことではない。けれど、久しぶりでも昨日のことのように会話を交わすことができる。そのあたりが、ドルフィンホテルのオフの楽しいところだと思うが。
 とにかく、やっとのこと今年初めてのオフが開催された。
 今回は昔からのメンバーも入れば、比較的新しいメンバーもいる。サッカーの日本代表でも、いくつかの世代が一緒になり、ひとつのチームが作られる。海外のチームに所属している選手は代表チームに合流する時間は短い。よく考えると、ドルフィンホテルのメンバーと同じような問題を抱えている。けれど、そうした個性が集まっているからこそ、噛み合えば面白い。もちろん、参加者にも、僕自身にも少しの不安はあったが。

 けれど、この日のオフはほんとうに面白かった。うまく8人の個性が噛みあっていたのではないだろうか。それにしても、よくもまあこれだけ強い個性が集まっているものだ。みんな自分だけは関係ない普通の人間だと思っているみたいだけどね(笑)。

 待ち合わせはスムーズに行なわれる。すぐに場所を移動してしまうことになったのだが、せっかく書店で集まったので、この場所でもっと語りたかったな、なんてことも思う。だらだらと本を手に取り、これがいいあれがいい、と時間を忘れて話をする。聞いている人もいれば、聞いていない人もいるだろうけど(笑)。
 場所は前から何度か利用していた「ソウル亭」という韓国料理の店である。座敷の奥に女性4人と向かい合って男性4人が座る。おおお、これから合コンが始まるのか。どきどき。

 このところのオフではどうしても岸本葉子さんの話題が中心であった。けれど、この日は岸本さんを読んでいない派が何人か。どうなることだろうかとは思ったけれど、ちゃんと岸本さんの話題は出てくる。「岸本さんの本を読むとしたら、どの本から?」という質問がある。確かに、ファンでない人からこのような質問をされると嬉しかったりする。自分はこの本がお勧めではあるけれど、この人だったならばこちらの本の方が合っているんじゃないかなぁ、とか。この話はこれで終ってしまったけど、こうした指摘はとても興味深いものだった。
 そんなこんなで岸本さんの話をしていたところ、某さんが「ええと、実は仕事で岸本さんの……」と言い出す。なんと岸本さんの自宅に行ったことがあるというのだ。とてもセンスのいい、素晴らしい部屋に感激したという話だった。突然の話はまだまだ続く。すずさんがオフに来る途中で見つけたという「池袋コミュニティカレッジ」のパンフレットを差し出す。ちなみに、2004年4月〜9月までの全1300の講座の案内が載っている。表紙には「明日の自分が楽しみ。」と書かれていた。なんと、「季節を感じるフローな暮らし」という岸本さんの講座が載っていたのだ。ちなみにこの講座の案内の出ている76ページの3つ下に書かれている講座のタイトルは「藤沢周平と山本周五郎」というものだった。その4つ下には、井上ひさしが講師を務める「伊能忠敏の生き方」なんてのもある。すごい。
 突然の岸本さん話はまだまだ終らない。西部さんの携帯に愛する奥さんからメールが入る。日経新聞の夕刊に岸本さんのエッセイが載っているということ。情報はリアルタイムだ。

 ちなみにこの頃、眼の前のテーブルには「ブルコギ」があった。韓国風の焼肉なのだけど、これがこの店の名物。僕はこれがとても好きなのだ。初めて食べる、という人も多かった。この店のお勧めメニューでは、「梨ジュース」なんてものがある。双月さん、すずさんも飲んでいたかな。これも美味しいよね。

 それにしても、この日はひたすら本の話をしていたように思う。昔のドルフィンホテルを振り返りながら、どんな本が面白かったとか、思いっきり話をする。まあ、自分の好きな本のことを喚いていた、とも言えるかもしれないが。
 どちらかというと新しい方のメンバーの人は聞き役だったのだけど、はなこさんはいつも通りメモを取るし、他の人もちゃんとうまい具合にチャチャを入れてくれる(笑)。即興のジャズの演奏のようなものだろうか。そんなこんなで、あれも読もうこれも読もうと、本を読みたいモードがパワーアップされてくる。

 お酒は切り替わる。マッコリという韓国のどぶろくのような酒を飲んだのだけど、これがグイグイと行けてしまう。特に一番奥の方に座った奈緒さんとむらてさんは、とっても幸せそうに飲んでいた。料理はなんだかんだと、名前もよくわからないような(笑)韓国独特の料理をいくつも食べる。メインとなる鍋も食べる。とても辛かったが(笑)。
 料理の最後は定番の「石焼ビビンバ」にする。すずさんに一生懸命にかき混ぜてもらった。ジージージーと御飯の焦げる音が、なんとも楽しい時間を象徴していたように思う。

 駅までの帰り道、店ので座席とは違った組み合わせで語り合っていたように思う。少し寒かったけれど、これも楽しい時間だった。駅での別れは少し寂しい。僕は「掲示板にもの凄く楽しかった、と書くようにね」とメンバーに脅しをかけることは忘れなかった(笑)。


 さてさてさて。これまでのオフではこれで終っていた。この日はちょっと番外編があった。なんと2次会へと突入していくことになったのだ。遠いところからはるばる参加したむらてさんは僕のところに泊まることになっているので、一緒に帰るわけなのだが、久しぶりに会った奈緒さんの自宅も実は距離的にそんなに離れていない。そこで、練馬まで移動して飲むことになった。昨年のオフでも入ったことのある「海人(うみんちゅ)」(ここでの総額は5,754円)という店で3人で飲む。沖縄料理の、ほんとうに地元にしかないようなメニューがいっぱいあるので、沖縄に行ったことのある奈緒さんもむらてさんも、食べ物の話で盛り上がる。実はここでの話は、ひっそりとしたものだった。声が小さいということではなく。
 例えば、学生の頃には、2次会3次会、最後には外が明るくなっていたなんてことがあった。当然のように、話の内容というのは、特別なものとなっていく。この日の沖縄料理屋での語らいはそれに似ていたようなものだったかもしれない。奈緒さんは、自分の好きな旅行の話をしてくれた。いや、旅行ではない「旅」についての話を。その景色、、穏やかな時間の流れについて。
 レシートには1:14という時間が印字されていた。ずっと昔にドルフィンホテルで行なわれていたオフでは、このあとカラオケとかに行っていたような気がする(笑)。けれど、すっかり疲れてしまった。オフというか、この日の語らいはここで終わりとなった。

 それにしても、ドルフィンホテルという場所は良いところだなぁとつくづく感じた日だった。古くからのメンバーとは、これから先もずっと語り合うことができるだろう。そういう付き合いをしていきたいと思っているし。この1、2人で新しく来てくれたメンバーとも、同じように長く付き合っていけたらとても嬉しい。本を読むというのは、ほんの数日で終るような行為ではないはずだ。何度も読み返して、その本を面白さを感じることができるのと同じように。


■ ドルフィンホテル・オフ 2003 Round6 in 池袋 2003.12.28 SUN
 参加者:はなこ、るか、みーたん、むぎ、すず、mawa、西部、支配人(計8名)
 場所:池袋「隠れ家和食 恋のしずく」http://r.gnavi.co.jp/g465411/総額37,433円

 久しぶりの人数の集まるオフ会である。しかも、新しい人が3人も。まあ、初めてオフ会に参加するという人はガチガチなのだろうけど(笑)、僕の方も実はけっこうガチガチなのだ。期待と不安の2つの気持ちが入り混じる。でも、これもまた楽しい気持ちだ。
 少し前に待ち合わせのジュンク堂書店に行く。普段あまり行くことのない地階のコミック売り場をウロウロする。買いたいと思っていたコミックがあった。この書店の少女コミック売り場というのは、奥の方にひっそりと位置していたのだね。正直なところ恥ずかしくで、見つからないままこの場を離れてしまった(笑)。
 もうしばらく店内をウロウロする。これはこれで楽しい時間だ。3Fのエッセイのコーナーを眺めていると岸本葉子さんの本を発見。これまでただ単に気がつかなかっただけなのだろうか、10冊くらいの岸本さんの本が並んでいた。なんとも嬉しい。

 すずさんから駅についたと電話が入る。西部さんを発見する。むぎさんこんにちは。そろそろ待ち合わせの時間だ。めでたく、初参加のはなこさん、るかさん、みーたんさんとも会うことができた。とりあえず、コンニチハと頭を下げて、お店に場所を移動する。初参加の人がひとりだけだったりすると、ぽつんと寂しかったりするわけだが、3人とも同じ作家のファンなわけで、すぐに楽しそうに話をしながら歩いている。
 実は今回のオフ、女性は5人なのだが、5人とも岸本葉子さんのファンでドルフィンホテルに来てくれた人。類は友を呼ぶというのだろうか、共通する雰囲気があるように感じられる。皆さん話し方も丁寧で、背筋を伸ばした感じというのかな。僕も少し背筋を伸ばす。

 お店は「恋のしずく」というちょっと個室のいっぱいある店。人数がいるということで、個室でゆっくり話をしようと。個室であることはいいのだけど、迷路のようなこの店、あとでトイレに行くときに迷ったりするのであった(笑)。BGMもすごくいい。とはいえ、わからない曲がいっぱい流れていたが(笑)。

 とりあえは飲み物を注文する。けれどこの店のメニューは「恋の卍固め」とか「恋のちちくりマンボ」とかよくわからない名前が多く、しばらく悩む(笑)。それにしても……。本当は飲み物が揃って乾杯をしたところで、自己紹介をし、盛り上がろうという脚本を考えていたのだが、年末ということも関係しているのだろうか、注文してもなかなかすぐに運ばれてこない(笑)。料理を注文しても、なかなか来ない(笑)。ちなみに、料理を注文するのもメニューの名前を言うのがとても恥ずかしいものであった……。

 mawaさんは遅れてくるということで、何度か電話をしてみたり、ウロウロする。まあ、この日の僕はウロウロしていたのだった。mawaさんはちゃんとこの店を見つけてくれた。めでたく合流、8人が揃う。今年のオフ会では最多となった。

 この日の集いの話の中心はなんといっても岸本葉子さんについて。あれやこれやと話は弾んでいた。皆さん、そんなには語り合う人がいないみたいで、本当に楽しい語らいの時間だった。
 それから、話は本全般へと向かう。今年読んだ面白かった本を振り返る。みーたんさんの岸本さんへのこだわりはとても強いものがあるという感じ。るかさんはパソコンでちゃんと本のデータベースを作っているのだという。はなこさんはメモを取り、ほんとうにそのメモはびっしりと書かれていた。

 どんどん話は盛り上がり、温泉オフをやろうよ、なんて話も出てくる(笑)。初めて会った人とこれだけいろいろな話ができるというのは楽しいものだ。ほんとうに時間の過ぎたことを忘れてしまっていた。5時間以上はこの店で話をしていたのである。名残惜しい感じもあった。でも、翌日お仕事の人もいたのだよね(笑)。

 それにしても、けっこうな食べ物を注文していたように思う。最後の方に注文した鍋は豆乳味で、カニはとても美味しかった。デザートも食べる。ほんとうに、食べて、飲んだオフ会だった。

 正直なところ、オフ会を開催するにはエネルギーもいるし、面倒だなと思うこともある。でも、やっぱり楽しいものだ。あとになって考えると、あれもこれも話をしたかったと思う。またやりましょう。



■ ドルフィンホテル・オフ 2003 Round5 in 練馬 2003.11.29 SAT

 参加者:むらて、支配人(計2名)
 場所:練馬「海鮮健康長寿料理 海人(うみんちゅ)」総額6,100円

 本当は毎月のようにオフ会をやりたいのだけど……。現実というのは難しいのである。僕もかつては東京でなく、とある地方に住んでいたことがあった。ときどき東京まで遊びに夜行バスに乗っていたことがあった。遊びというか、正確に言うと転職の準備をしていたのだけど。
 今回の参加者のむらてさんは、朝早く起き、バイクに乗ってやってきた。簡単にバイクと書いてしまったけれど、BMWである。かなりデカイ。カッコいいのだ。
 池袋で会って、軽くお茶をする。イルムス館の2階にある「カフェストロイエ」というところ。図体のでかい野郎2人が語りあるような場所とは雰囲気的に違うのだけど……。
 結局のところ今回のオフは2人しか参加者がいない。ということで、場所を池袋から練馬へと移動する。

 練馬の街でそんなに飲んでいるわけではないが、「海人」という名前の沖縄料理の店に入る。土曜日の夜だからなのかけっこう混んでいた。カウンターではなく、奥の座敷の席へと座る。普通の畳に机が置かれている、おじさん達にお似合いの雰囲気の席だ。クーラーの隣に扇風機があったりしているのが、いい味を出している。
 お通しはいくつかの種類から選ぶ。沢山の変わった料理があって、わくわくしてくる。酒はやっぱり泡盛。僕は「舞富名」というもの、むらてさんは「どなん」を。ちなみにこの「どなん」はアルコール度60というもの。むらてさんはリフレッシュ休暇で与那国島に行ったことがあり、その話で盛り上がる。なかなか普段食べることのない沖縄の料理を注文する。
 ゴーヤチャンプルー、豆腐容、豚の角煮、ゴーヤとささみのサラダなどを食べる。食べているだけで長寿になりそうな感じがしてくる。むらてさんの話では、食べ物だけでなく、沖縄時間に代表されるそのノンビリした雰囲気がいいのだろうということだが。
 それにしてもむらてさんはナイスなキャラクターである。健康そのもので保険証を使うことの無かった彼は、会社から贈り物があったのだという。とっても有名かつ高級なシャンプー&リンスだったとのこと。いい話だ。
 話は盛り上がり、かなり酒もまわってきた。〆に僕はソーキそばを、むらてさんはタコライスを食べる。生まれて初めて食べたソーキそばは、なかなか美味しいものだった。驚かされたのはタコライス!(笑) いやあ、沖縄というところは凄いところである。食べ物の話となると、大阪とか名古屋の人はそのこだわりを強調するけれど、沖縄には負けてしまうのではないだろうか。
 そういうわけで、しっかりと沖縄にそまったオフ会だった。



■ ドルフィンホテル・オフ 2003 Round4 in 池袋 2003.7.12 SAT

 参加者:MOCA、むぎ、すず、mawa、支配人(計5名)
 場所:池袋「京都DINING&BAR 嘉の香(かのか)」http://r.gnavi.co.jp/g839700/総額20,000円ちょっと

 今年第4回目のオフ会。ひと月に1回はやりたい(気軽に)と思っているのに、なかなか開催できなかったりしていた。今回は7名の予定だったのだが、2人が欠席となり計5名という少人数。寂しいと言えば寂しいのだけど、1テーブル、つまりはみんなでひとつの話ができるというのは安心感があり良い人数でもある。しかも、今回はオフ会初参加者が3人! ドルフィンホテルは新しい時代へと突入するのだろうか。
 待ち合わせは少しドキドキする。でも携帯電話という文明の利器があり、ずっと昔のオフ会と比べるならば、楽にはなった。でも、このドキドキがオフ会の面白さでもある。声を掛けられたときに、「えっ、違いますよ」くらいのジョークを言えるくらいになりたいとも思うのだが(笑)。
 まずは、僕とむぎさんすずさんと顔を合わせて立ち話を。携帯電話にmawaさんから電話があったところで、MOCAさんが少し緊張気味に声を掛けてくれる(笑)。まあ、なんとなく雰囲気でわかるものなのだよね。
 その後、mawaさんと合流し、お店へと向かう。正直なところ今回は何処に行ったらいいものかと少し悩んでいた。あまり歩くのは面倒だし、この日は小雨も降ってきていた。美味しいお店でなければならず、静かに語り合える店でもありたい。土曜日の駅前はけっこう混むし、良いお店は混んでいるし。とりあえず、ダメかなぁと思いつつ気になっていたお店に電話を入れてみると席はあるということで、ぞろりぞろりとお店に向かった。

「嘉の香」というお店は京風の料理を出してくれて、ちょっと大人の雰囲気。おおお、ドルフィンホテルの雰囲気にぴったんこカンカンなのである。何度か入ったことがあったけど、混んでいて入れなかったこともある。でも、この日、中に入ると空いている席もあったような。まあ、席へと着いた。
 テーブルでは、むぎさん、すずさん、MOCAさんが奥の方に座り、僕とmawaさんと向き合う形に。僕とmawaさんとで漫才をしていたというか(笑)、新人を面接していたというか(笑)。でも、すぐに打ち解けて楽しんでいたのではないだろうか。ちなみに、MOCAさんはコッキーポップのような人だった(笑)。だって雰囲気が若いのだもんなぁ。本についてはかなり詳しい様子。いくつかの興味深い話を聞かせてもらった。むぎさんとすずさんは、このあとカラオケに行ってデュエットで盛り上がっていそうな雰囲気だった。
 途中から、このオフ会は「岸本葉子を語る会」へと変わっていった。初参加の3人共に、岸本葉子さんルートで着れくれたということもあり、自然に話は盛り上がる。むぎさんは、秘蔵の岸本葉子さん直筆サイン本&メッセージを持ってきてくれて、この語る会は、岸本さんの優しい文字を見て感激するのであった。作品についても話をしたし、とても充実した会だった。
 岸本葉子さんを読んだことのないmawaさんに、次回までにちゃんと読んでおくようにと無言の圧力を掛ける。今回のオフも、勧誘に走るのであった。

 嘉の香サラダ、穴子とごぼうのサクサク揚げ、賀茂なすの京味噌グラタンなどの料理をどんどん食べる。食べ物が美味しければ話も弾む。
 正直なところ、今回のオフ会はこれまでとはちょいと違った雰囲気だった。この日の料理のように、少し薄めの味付けという感じだったろうか。誤解のないように受け取って欲しいのだけど、何がいいとかどっちが楽しいということではなく、参加者の組み合わせによって美味しさは変わっていくのだな、ということだ。仮に20人くらい集まったからば、料理は闇なべになったりして……。
 今回初参加の3名の方も、これまで参加してもらった方も、ぜひまたオフ会に来てもらって話ができればと、美味しいものが食べたいなと、心から思っておりますので。

 こういうところで新しい人と話をするということは、新しいジャンルの本を読んでいくことと似ているのではないだろうか。面白いか面白くないか、ちょっと不安もあるけど、新しい自分の世界が広がることでもある。同じ趣味の人と話ができるという側面もあるけれど、まったく別の人と話ができると柔軟に考えていったほうが楽しいのでは、と思ったりもしている。そんなに積極的に誘いを掛けたり、大きく呼びかけているわけではない。無理をせず、自分が楽しめる範囲で開催しているオフ会である。気になる人は気軽に声を掛けて欲しい。

 実はこのオフ会、僕は感激のあまり涙を流していた(というのは嘘でお酒のお代わりをしてグイグイ飲んでいた)。すずさんが鞄の中からファイルを取り出して、それを僕に見せてくれた。とても分厚く、ファイルいっぱいにA4の紙が閉じられていた。
 そう、それは読書夜話をプリントアウトしたものだった。わずか数ヶ月でもの凄い厚さになっている。ちなみに裏にはすずさんの会社の表やらグラフやらが……。むぎさんからも、プリントアウト(やっぱり会社の裏紙を使って)して読んでいるという話を聞いていた。
 しばらくの間、このファイルを見せてもらって自分の世界に浸っていたのだった。

 焼きおにぎりのお茶漬け、京揚げ温玉細うどんなどを食べる。最後には、MOCAさんとすずさんとmawaさんが、柚子ジェラートを食べ、僕がやわらか黒胡麻プリンを食べた。むぎさんが食べた季節の京和菓子はどんなものなのか、みんの注目を浴びていた。暖かなお茶を飲み、この会は終わりとなった。楽しいオフ会だった。



■ ドルフィンホテル・オフ 2003 Round3 in 池袋 2003.4.29 TUE

 参加者:かしゃ猫、双月、あたなごる久保、西部、むらて、mawa、支配人(計7名)
 場所:池袋「京町屋」(http://www.kyomachiya.jp)総額22,000円弱

 今年第3回のオフ会になる。6時に僕は待ち合わせのジュンク堂書店にいた。この時点で参加者が何人になるのか、まだ確定していない(笑)。今年最高の人数になることは間違いはなかった。
 まずは、かしゃ猫さんが登場。ご主人と映画を観に行った後で、ちょっとお茶をしてくると4階の喫茶コーナーへと消えていった。あたなごる久保さんはうろうろと本を見ていた。「久しぶりですね」と言うと、「白髪が増えたね」と言われて僕は少しむっとする。そして少しばかり、サリンジャーについて話をした。
 適当にぶらぶらと本を見ながら時間を過ごす。わぁ、西部さんだ。かなりお久しぶり。ということで、7時の時点で6人が集う。今年皆勤のmawaさんはちょっと遅れるということなのでお店に移動した。

 今回のお店はジュンク堂のすぐ近くにある京町屋というお店。ほぼ個室になっているところで、奥の方にあった8人ほど入れる部屋へと。お品書きを見ているところでmawaさんから電話があり、このお店を伝えるのだけど、ちょっと迷ったようだった。なんとか、参加者7人が集まった。ちなみに、むらてさんは富山からの参加。双月さんはオフ会初参加。前回参加のYUKIさんはこの時点でも仕事をしていたようで残念ながら欠席。

 食べ物は、大根のサラダ、豆腐料理などのいくつか、天麩羅、筍の煮物、焼き鳥など。それに、土鍋炊きたてご飯(秋刀魚と筍入り)を食べる。みんな小食なのか、あんまり量は食べてなかったような。でも、なかなか美味しかったですね。料理が美味しくて、部屋がきれいで、個室で静かな雰囲気の中、いくつかの話で盛り上がった。ちなみに余談だが、mawaさんのチェックによるとお隣の個室は3対3の合コンらしいということ。やや盛り上がりには欠けている様子だったらしい。

 話題のひとつはいつも通りというか、やや懐かしのテレビその他について。サスケがどうのこうのとか、仮面ライダー・アマゾンがどうのこうのという話である。こうした話題では、むらてさん、かしゃ猫さんが圧倒的に強い。このメンバーの中ではどちらかというと若手の方に入るのだけど。
 話題のふたつめは、この日のメインと言うものだった。とても盛り上がった。醒めている人もいたけど(笑)。
 健康について、玄米がいい、にがりがいい、ケフィアがいい、みたいな話であった。実はこのオフのメンバーとは、長い人とは10年くらいの付き合いになる(よく考えると20年の人もいたけど)。昔は朝までカラオケに行くような時もあったのだ。私たちは歳を取り、健康に気をつかうようになってきた。あと10年も経ったら、農作業についてがメインテーマになるのかもしれない。
 西部さんは玄米が苦手のようで、ちょっと肩身が狭い様子。でも、ちゃんと試してみるという強い宣言があった。子供のためにも、健康というのは大切のようだった。
 時間が過ぎて、最後の方でようやく本に近い話題となった。引越しと本の整理について。膨大な本とどう付き合っていくかというのは実に大変な問題なのであった。ちなみに、帰り道で双月さんに「捨てないの?」という素朴な疑問を投げかけられるが、やっぱりどうも捨てられない人が多いのであった(笑)。

 店を出たのは10時半くらいだったろうか。酒を飲むメンバーが少なかったせいか、ひとり3000円ほどで済んでしまった。やはり、このくらいメンバーが集まると活気のある会になるようだ。もちろん、活気があるということを、ちょっと別な言葉で表現すると、ディープであるとかになってしまうのだけど(笑)。



■ ドルフィンホテル・オフ 2003 Round2 in 池袋 2003.2.9 SUN
 参加者:mawa、yuki、支配人 (計3名)
 場所:池袋「呑菜」(http://r.gnavi.co.jp/g657400/)総額7,690円

 今年第2回のオフ会であった。集まったのは3人。前回よりも確実にひとり増えた(笑)。今年の最後には10人くらい集まるのではないだろうか。
 初参加のyukiは岸本葉子の掲示板からこのドルフィンホテルに来てくれた人である。参加してもらうというのはとても嬉しい。どうもありがとう。待ち合わせはちょっと緊張しましたよね(笑)。まあ、こうした緊張感がオフの魅力のひとつかもしれない。
 時間通りに3人が集い、軽い挨拶を交わしてお店へと向う。どこに行こうかとけっこう悩んだ。悩んだ末、一度入ったことのある「呑菜」というお店に入る。入口は地味なのだが、けっこう美味しい料理を出す。正直なところ、池袋という街で美味しいものを食べるというのは難しい。少し歩いていくらかあるくらいだろうか。日曜日の夜ということもあり、待つこともなく席に座ることができた。けれど、一番入口に近い席。このお店は2階が個室になっていてよかったのに、ちょっと残念。mawaさんも、トイレに行ったときに「2階はいい雰囲気だったよ」と言ってました。まわりの客層は、女性ばかりという雰囲気。まあ、良いお店ということなのだろうか。
 それぞれのお酒を注文し、何品かの料理を注文し、語り合う。この日は珍しく(笑)本の話が多かった。yukiさんは本当に本の好きな人で、3人の本の話はとても弾んでいたと思う。そうそう、なんとyukiさんは岸本葉子のデビュー作である『クリスタルはきらいよ』を持っているのだという。さすがにドルフィンホテルのオフ会に参加する人はただ者ではない。すごい(笑)。人と話をするのは楽しいことだな、と思う。新しい人と話をすることで、mawaさんの知られざる大学生活の実態も明らかにされたりした。むにゃむにゃ。それになんと驚いたのはmawaさんはヘミングウェイの愛読者だった。何度もオフで語り合っていたのに初めて聞いたのだった。やれやれ。
 この日も今後のオフ会について語り合った。語り合うことはいくらでも出来る。
(1)藤沢周平を語る会というのを開催しましょう。
(2)岸本葉子を語る会というのを開催しましょう。
 何らかのテーマのようなものがあった方が良いだろうという気持ちは前からあったのだけど、なんとか今年は実現させたいと思っている。
 実はこの日の語らいの3分の1くらいは、yukiさんに藤沢周平作品を読んでよ、というものだった(笑)。やっぱり宗教の勧誘みたいだったかなぁ(笑)。ごめんなさいだ。
 話は弾んだ。最後にデザートを注文する。あまりにも立派なデザートで、ドルフィンホテルの未来を感じさせる美味しさだった。2000円の割引券を使って、リーズナブルな会計を済ませる。

 酒を飲みながら本の話をするのは良いものなんだな、改めて感じた夜だった。ついつい語ってしまったのだけど、実は僕はウェブ上で本の話なんてやりたくないという気持ちがあったりする。かなり矛盾したことではある(笑)。本の話はしたい。けれど、本当に良かった本のことをウェブで語るというのはとても難しいことだ。もちろん何も書かなければ誰にも何も感じてもらえない。何とか自分の感情を搾り取って言葉にする。でもその言葉が生きているのは、ほんの一瞬のことで、すぐに壊れてしまうようなものなのかもしれない。顔を会わせて語りあうことでちゃんと話ができるかというと、そんなこともない。けれど、リラックスして、ほろ酔い加減で、美味しい料理を食べることで、「ほんの一瞬」という時間を共有することができると思うのだ。



■ ドルフィンホテル・オフ 2003 Round1 in 江古田 2003.1.5 SUN
 参加者:mawa、支配人 (計2名)
 場所:江古田「のみくいや青二菜」(http://r.gnavi.co.jp/g476600/)総額6,720円

 別に断らなくてもいいのだろうけど、この「オフ会」という名前は後から付けたものである。僕がmawaさんにとあるビデオを渡すという用事があり、会って一杯やりましょう、ということになったのである。それで、大きく宣伝してもあまり集まらないのだから、2人の飲み会もオフ会にしてしまおう、と勝手に今年第1回のドルフィンホテル・オフが成立してしまったのであった。
 ちなみに、この日mawaさんに渡したビデオというのは、ちょっと恥ずかしいものだった。多くの女性が普段見せることのない姿を披露し、身体全体でなんというか愛を表現する……。まあ、今はあまり見ることの出来ないものだろうな。フフフ。
 江古田という街は良い街だと思う。駅の周辺でこじんまりとしている。個性的な店が多い。この「のみくいや青二菜」というところは、シャレていて落ち着いたところだった。焼肉用の個室のあるスペースと、普通の座席のスペースと別れている様子。普通の広いフロアに入ったのだが、かなり空いていた。日曜日の夜だけでなく、通常の会社は翌日が仕事はじめだからだろうか。ちなみにこの店のパーティーメニューを見ると、「1000円の学割飲み放題」なんてサービスもある。さすが江古田は学生の街だ。
 寒いなぁということで2人とも熱燗を飲む。これが美味しくどんどん飲んでいた。サラダや、大根の煮物といったつまみを食べ、今年のドルフィンホテルについて語り合った。決まったことは以下の2つ。
(1)年内に10人以上集まるような大規模のオフ会をやりましょう。
(2)無理をしない小さいオフ会を気楽に開きましょう。
 大規模といっても、ドルフィンホテルでは10人も集まればもう大規模なのである(笑)。最近はオフ会をやっても4人というのが毎度のころだからね。あとは、2人でも集まればオフ会ということにして(笑)、場所も近場でやりましょうと。
 実は僕とmawaさんが2人で飲むのは初めてのこと(だったよね)。同じ時代を過ごしてきたわけだが、学生の時に借りた部屋の家賃(両者とも風呂なし、トイレ共同)では僕の方が勝った。この勝ったというのは、安かったということであるが。
 外は寒かった。この数年の東京で一番寒かったような気がした。
 それにしても、人間というのは飲むと大きなことを言ってしまうものである。酔いが醒めてしまえば、なんであんなこと言ったんだっけ知らんぞ、となる。まあ、そこが酒を飲むところの面白さなのだろう。



DOLPHIN HOTEL