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岸本葉子さんオフ1
   
ブックトークオフ2
ブックトークオフ1
   
   
   
   


     

ドルフィンホテル・オフカイレポート B


 ドルフィンホテルのオフ会というのは実はけっこう自由に行なわれています。かつては関西でもよく開催されていました。つまり、支配人の参加していない状況でもいくらでもオフ会は行なわれるということです。
 場所も時間も問わず、自由なテーマでオフ会が行なわれてこそ、ドルフィンホテルのメンバーの何とも言いようの無い個性が発揮されるのかもしれません。



■ 第1回 岸本葉子さんオフ 2004.4.4 SUN
NEW!
 参加者:みーたん、すず、MOCA、西部、ミミ、支配人 (計6名)
 場所:自由が丘「上海風味中国料理 南国飯店」
http://r.gnavi.co.jp/g097200/
 プロデュース:ミミ、支配人
 レポート:支配人

 待ち合わせの場所は自由が丘だった。マリクレール通りなんてシャレた名前の通りがあったりしている。このオフ会は一応僕が呼びかけを行なったわけだが、会場のセッティングなどはミミさんにお任せすることにした。初めて顔を会わせるという新鮮な感覚もいい。ミミさんは約束通り、岸本さんの本を両手で持ち、目印としてくれた。
 会ったこともなかった人たちが、岸本葉子さんの本を読み、インターネットというものを通して、こうやって集う。こんな風に人生を楽しむのもいいのではないかと素直に思う。
 今回のメンバーは、みーたんさん、すずさん、MOCAさん、西部さん、そしてミミさんと僕の6名。実はミミさん以外は既に会ったことがある。他の人が招待同士が初対面なのかどうかは、よくわからなくなっている(笑)。

 桜の咲いている雨の中を、6人は歩いていく。初めて会って、少し歩くということがまた良いのかもしれない。店は少し歩いた住宅街にある。「南国飯店」という中華料理の店。ミミさんの顔なじみの店ということで、とても安心できるものだった。
 部屋は3階の個室。中華でお馴染みの丸いテーブルが置かれている。僕は嬉しくて、中央の部分をクルクルと回してしまった(笑)。
 ふつうの店だったら、人は2列に並び、正面で顔を向き合うことになる。でも、この丸いテーブルはそうではない。こうしたオフ会などでは、こういうテーブルで話をした方が話しやすいし、より親しくなれそうな気がした。

 この日のメンバーは、岸本さんの会らしく、あまりお酒は飲まない人が揃ったよう(笑)。軽めのお酒やお茶がメイン。ミミさんと僕は紹興酒をがぶがぶと飲むことになる。

 会話は自己紹介をするでもなく、自然な感じで、すぐに楽しい語らいとなった。なぜか、最初の方の話題は馳星周だった(笑)。あとは、香港その他、海外のおもしろ話で盛り上がる。岸本葉子さんという存在も、最初の方は旅のエッセイが多く、そうした本からファンになった人も多かったことに気がつく。

 料理は気がつくと、次から次へと運ばれてくる。クルクルとテーブルを回すのは楽しい(笑)。量もいっぱいあるし、僕は嬉しくてどうしようもない状態。紹興酒も美味しいし。

 ちゃんと岸本さんの話題も途中から出てくる。でも、魅力的な人だからうまく言葉にできないこともあるのかもしれない。この日の会で良かったと感じたことを説明するのはちょっと難しい。岸本さんについて話ができて楽しかった、というのとはちょっと違う。岸本さんの本が好きだという、同じ価値観の人と安心していろいろな話ができて楽しかった、というのが近い感情ではないだろうか。

 面白い話があった。ミミさんの知っている人が、実はみーたんさんも知っていた、なんてことがあった。一同、大爆笑。他にも笑える楽しい話題がいくつもあった。

 料理の最後には、チャーハンとお粥を食べる。デザートも食べた。この日の待ち合わせの時間は夕方の5時。早くに集まって、早くに終るという予定だった。けれど、10時半のラストオーダーの時間となる。私たちはこの店の何時間いたのだろうか。時間の流れというものが、普段はは全く違ったものだった。

 できればこの「岸本葉子さんオフ」というのはこれからも続けていきたい。僕が参加しなくてもいい。別にドルフィンホテルでなくてもいい。岸本葉子さんも好きだけれど、岸本葉子さんが好きだという人も魅力的な人ばかりである。第2回、第3回と、いろいろな変化した形があってもいいはずだ。この日の集まりはその記念すべき第1回だったのではないかと思っている。



■ ブックトーク オフ 2 by 西部 2004.3.7 SUN

 参加者:西部、左口、すず、はなこ、るか、支配人 (計6名)
 場所:綾瀬「N&Sラーニング」http://www.nands.net/

 プロデュース&レポート:西部直樹

 ブックトークオフが終わって、ちょっと忙しくしていたり、ボーとしたりしていたら、ずいぶん日が経ってしまった。とにかく楽しかった、という印象だけがほんわかと記憶に残っている。楽しい時間を過ごしたあとは、楽しかったという感情だけが記憶されるのかもしれない。以上……、ともいかないので、今回紹介された本を中心に、極シンプルに報告します。

 さて、ブックトークオフの楽しみは、新しい本との出会うことにある。
 自分が読んだことがある本でも、他の人の読み方に新たな発見があったりする。
 ということで、第2回目のブックトークオフです。
 当日は、朝から掃除と準備をしてました。まあ、人が来ないと掃除はしないので、人が来るということは我が家の衛生状態にとってかなり重要なことです。

 掃除の途中でメールを覗くと、むらてさんが来られないと連絡が入っていた。いやはや、電車が止まったそうで、残念無念。
 昼前に、るかさんから電話が、急遽参加できることになったそうで、それはうれしい。

 午後1時過ぎ、支配人さん、すずさん、はなこさんが揃ってやって来た。
 お互いの茶菓を出し、少しお茶を飲んでまずは一息。
 女性が多いと茶菓の質が向上して、それはそれでうれしい。

 まずは、支配人の『バルザックと小さな中国のお針子』から始まる。映画と原作の話に話は広がり、泣ける映画の話へ。私は『ライフイズビューティフル』が号泣映画です。号泣映画鑑賞会をしようかという話へ。それ以外にもチャン・イーモーのことへ。

 すずさんの『二十歳の原点』。なんて考えている人なんだろう。というのがこの本を読んだことのある人の感想だった。学生運動が盛んだった頃のある女学生の手記である。真摯に人生と対峙する若人の姿があった。学生運動の話といえば、『されど、我らが日々』とか、三田誠広の『僕って何』などに話は飛んでゆく。さらに、ユーミンの『ノーサイド』と三田誠広の『やがて笛は鳴り、僕らの青春は終わる』の関係に及んだ。ユーミンの歌は、この本のために書かれたのではないか、と思えるほど、ぴったりなのだ。

 はなこさんの『横森理香のシンプルシック』。インテリア関連に話が及ぶと、女性陣が盛り上がる。横森理香氏の変遷とか、インテリアといえば奇遇にもある雑誌の同じ号に我が夫婦と岸本葉子さんが載っていたな、などと横道にそれていく。それが楽しい。いつの間にか帚木 蓬生に話が及んでいったように思う。今回の会場にはどういうわけかホワイトボードがあるのだ。そこに『総統の防具』とか『逃亡』と書かれていた。

 ここで、るかさんが到着。
 左口さんの『私のスタイルを探して』。ファッションのスタイルをどのように確立していったかという話だ。イタリアでは服を一つ買うのに店員から「なぜ買うのだ、いつ、どこで着る服だ」ときかれるという。日本とは大違いだ。「今年流行ってますよ。あと少ししかありません。今がお買い得です」くらいだ。洋服の伝統が違うのだろう。日本でも呉服屋さんがそんな感じかな。と再び女性陣が盛り上がる。

 西部の『新明解国語辞典 第五版』。語釈と例の面白い読める辞典だ。残念なことにその面白い例がさっと出てこなかったのが悔やまれる。関連して、『新解さんの謎』とかいう本もあった。

 るかさんの『サイゴンから来た妻と娘』。異文化衝突というか、そのような体験記だ。ベトナム人の奥さんが強烈という話で、皆かなり狼狽える。飼っていたウサギを食べてしまった、というような話が出る。それから、なぜか「話し方」とか「聴き方」の話になったような。もう少し後だったかな。ともあれ、「話し方」「聴き方」は我が家の仕事なので、大いに盛り上がる。『地図を読めない女、話を聞けない男』の話から、夫婦の会話のポイントまで。夫は妻の話に対して「解決策」を示してはいけないし、「だから、結論は何、先にいえ」とかいってはいけない等々。

 ここで一巡したので休憩を入れる。しかし、もう予定の時間を超えている。まあ、延長ということで。各自の茶菓をつまみながら、しばし雑談する。

 再び支配人に戻って『海峡を越えたホームラン』から。これは、スポーツノンフィクションだ。野球のノンフィクションといえば、ということで「江夏の二十一球」なども出てきた。
 ここで、るかさんは、時間切れで帰ることに。

 左口さんが『そんなときなんていう」を紹介する。こども向けのマナー本のような、ちょっとおかしな本だ。こんな質問が書かれている「あなたはかいものを しに まちへでる。ときどきそうしたくなるので、うしろむきにあるいてると、わににぶつかる。そんなとき、なんていう?」さて、なんといえばいいのだろうか。センダックの可愛らしい絵のこと、などなどを語る。

 西部の『十五少年漂流記』。こどもの頃十五,六回は読んだ本だ。およそ読まれている本で、冒険小説のはしりだとか、『十五少女漂流記』という映画があったことになど。少し駆け足に話し合う。さらに駆け足で、『青が散る』。青春小説の定番だ。まあ、しかし、読み手によって受け取り方はさまざまだ。とかなんとか。

 最後は支配人の『アンジェリーナ』を。佐野元春の曲に触発されて書かれた小説集。小川洋子について、さらに佐野元春について話は続く。左口は佐野元春の熱心なファンだ。しかし、本棚にこの本がないことに気が付き慌てていた。

 ネタの本が尽きたあとも、しばし雑談。ここで、我が家の息子(五歳)が加わる、というか傍らで遊び出す。最後に我が家の本棚を長めながら、しばし本棚談義などをする。

 ブックトークオフが終わったあとは、本を読みたくなる。こんなに面白い本があるのか、と少し焦りすら覚えるのだ。私は少し本棚の整理もしたくなった。どこに何があるのか分からないままの状態を脱したいと思うのだ。思うだけで、なかなか手に付かないのだが。

 次回は、少し暖かくなって、アイスティーが美味しい頃に開きます。




■ ブックトーク オフ by 西部 2004.1.17 SAT

 参加者:西部、左口、むらて、Y、K(計5名)
 場所:綾瀬「N&Sラーニング」http://www.nands.net/

 プロデュース&レポート:西部直樹

 寒い寒いと言いながら、朝からブックトーク用の本を探す。いくつか候補を決めていたのだが、本棚から探し出せない。どこに何があるのか分からないのだ。特注の本棚は、奥行きが深く、四重に本を詰め込める。奥に何があるかは、謎なのだ。引っ越しをして2年余り、本棚をいつか整理しようとして出来ていない。とにかく詰め込んだままなのだ。

 ままよと思っていると、Yさんがやって来た。彼は、私の勉強会の仲間である。今回はホテル以外に私がやっている「コミュニケーションスキルプログラム研究会」にも声をかけてみたのだ。続いて、K氏も来た。彼も勉強会の仲間である。まだ、むらてさんがと思っているところへ、電話がかかってきた。今、綾瀬の駅に着きました。と、むらてさん。

 全員が揃ったところで、本日の茶菓を撮影。まあ、恒例(?)なので。出席したのは、私と妻の左口、Y氏、K氏、そしてむらて氏の五人である。こじんまりとはじまる。

 自己紹介もかねて、一冊ずつ話しはじめる。何をどう話すのか、というルールとか形式はない。いいよと話すのだけなのだ。まあ、当初は一冊について3〜4分も話せば区切りがついて、一人3冊くらい話ができるかなと思っていた。

 ところが、話が盛り上がり、なかなか1巡しないのだ。北海道の本を話題にすれば、旅行で行った話に広がり、話題が尽きない。ローマの石畳の美しさや、アメリカの食事の話、藤沢周平と山本周五郎の違い、アメリカのテキストの分厚さと中身の薄さ、研究者の話に、子どもの話、などなど。「へえ、ほう、ふう、はあ」「なるほど」「どれどれ」と語り合っていると、瞬く間に予定の時間は過ぎてしまった。2巡目になりかけたところで、むらてさんが時間切れ、残念。紹介した本、仕切れなかった本を記念撮影して、中締めとなる。

 残った4人で、さらに雑談。5時に我が家の子どもが帰ってきて、お開きとなる。

 いやはや、楽しかった。いろいろな話が出てきて、興味が尽きない。
 楽しかったので、その後我が家では、今度は子ども同士のブックトークもしよう、もっと時間を昼ご飯持ち込みでやろう、とかなり盛り上がった。

 また、企画しますので、その時は、是非ご参加下さい。皆さん。



DOLPHIN HOTEL