
『動けない青年たちと動きはじめた青年たち』
杉原和子・近松典子・田中俊英・樋口明彦・佐藤透・金城隆一(著)
★ 対談集: 43p ; サイズ(cm): 21 x 30
出版社: 淡路プラッツ
発行: 2005/07
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定価:1000円
この報告集は、NPO法人淡路プラッツが05年2月に主催した講演会をまとめたものだ。淡路プラッツでは例年冬に150人規模の講演会を主催しているが、05年冬は「メインの講演+シンポジウム」という例年のスタイルは避け、はじめから3つの分科会に分けるという異例の方式をとった。3つの分科会は、「動けない青年」「動き始めた青年」「不登校の現在」というテーマだった。
04年から05年にかけて、青少年支援の現場では新しい言葉が登場した。それが「ニート」だった。プラッツの分科会でいうと「動き始めた青年」に対応する。一方で、「動けない青年」、なかでもこの報告集にも登場する「純粋ひきこもり」的存在は今もなお多く存在する。(略)
出席者の関心や専門領域が中心になるため、この報告集でも、あらゆる点に関してニートやひきこもりを論じることはできていない。もっと当事者サイドからみた動き・論点はありうるだろう(現実にある)。ただ、ニートという言葉が現れてますます青少年問題が多様化する現在、医療現場から共同生活に至る幅広い「現場」の、かなり「生」で「今」の声がここにはそのまま、ある。(「おわりに」により)
★目次
●第1部 動けない青年たち:純粋ひきこもり
※行政機関としてのかかわり 杉原和子 03
※精神科医としてのかかわり 近松典子 05
※民間組織としてのかかわり 田中俊英 06
※保護者支援の重要性 09
※「発達障害」とひきこもり 11
※親が安定すること 13
●第2部 動きはじめた青年たち:ニート
※社会的ひきこもり支援の現状 樋口明彦 19
※NOLAがやっていること 佐藤透 20
※淡路プラッツがやっていること 金城隆一 23
※NOLAと淡路プラッツの違い 25
※就労支援の「カーブ」 28
※親の役割、援助者の役割 31
※情報の活用 35
※自立の目安とは? 39
※質疑応答 40