登場キャラはどれも個性的

対戦前にはキャラ同士の会話があるぞ

アストラスーパースターズ
         (サンソフト)

業務用移植、2D空中対戦格闘。空中対戦格闘といえば「サイキックフォース」を思い出すのだが、2Dでは本作が筆頭になるだろうか?操作系統がシンプル&必殺技コマンドが簡単な事で初心者にかなりやさしい作品になっている。マニアックな対戦格闘を期待しなければ結構楽しめる…?やり込むと意外にテクニカルな戦略が必要な事が分かってくるだろう。

あえて難点をあげれば、ちょっと大味感が否めない部分だろうか。そこに爽快感を見出せれば良いのだが…。派手な演出や美しいグラフィックとともに、キャラ毎のストーリーを楽しもう。


スープレックスといえばこの人!

御大最強説を証明するのだ

全日本プロレス FEATURING VIRTUA
            (セガ)

老舗団体「全日本プロレス」を題材にした3Dプロレスゲーム。デフォルトで使用できる登場キャラは12で、バーチャファイターに登場した2キャラ(ウルフ&ジェフリー)も使用出来る。当然隠しキャラも登場するのだが、飽きてきたらエディットレスラーでも攻略出来るのが嬉しい。実際にレスラーからモーションキャプチャーで取り込んだ滑らかな技の動きを楽しもう。

闘気ゲージをある程度上げないと必殺技がかからないシステムのため、試合開始からしばらくは相手の技を受けたり小技を仕掛けて試合を組み立てなければならない。格闘ゲームのようにコマンドを連続して繋げるのはプレイヤーを選ぶかもしれないが、慣れてくれば自分のイメージ通りの試合展開を繰り広げられるぞ。


雰囲気たっぷりなタイトル画面

ステージ開始前、緊張感が高まる!

ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド
          (セガ)

業務用で大ヒットを記録したガンシューティングの移植作。プレイヤーは特殊工作員。ゾンビの大群に占拠された洋館に殴りこみ、遺伝子研究所で起こった研究員失踪事件を解決するのだ。

プレイヤーの行動によってルートが分岐するポイントがいくつかあるので、要所要所で攻撃するポイントを暗記して完全制覇を狙おう。攻略のコツはモンスターの弱点を正確に射撃する事。特にボスは弱点以外を攻撃してもダメージを受けないので、闇雲に攻撃するだけでは勝利できない。

ポリゴンで表現されたモンスターの動きは滑らかで、動きを眺めているだけでも楽しめるほど。業務用と違って血の色を選べないのは大変残念だが、他の部分ではハードの能力的に見ても「完全移植」と言っても差し支えないだろう。

耐久力の高いモンスターとの戦闘は疲れるが、独特の世界観にどっぷりハマってしまえば苦痛に感じなくなるかもしれない。高得点を狙うには隠しアイテムの位置確認も必須だ。


キャラ特性を把握して選択しよう

序盤戦、雑魚キャラとの戦闘シーン

ダンジョンズ&ドラゴンズ
      コレクション
        (カプコン)

同社ではおなじみのファイナルファイト系アクションゲーム。業務用シリーズ1作目「TOWER OF DOOM」と続編「SHADOW OVER MYSTARA」を収録。業務用では4人同時プレイが出来ることで人気を集めたが、本作では残念ながら3〜4人同時プレイはサポートされていない。

操作系統は1レバー4ボタン(アタック・ジャンプ・魔法/アイテム選択・魔法/アイテム使用)。剣による直接攻撃以外にも、多彩なアイテムと魔法による攻撃を楽しめるのは嬉しいところだ。次から次に登場するおなじみのモンスターを撃破し、巨大なドラゴン征伐を楽しもう。

単独プレイでも楽しいのだが、やはりパーティを組んでの協力プレイには及ばない。本作をプレイするには、友人や恋人と一緒にワイワイと遊ぶのが正しい遊び方だと思う。ただ難易度が若干簡単過ぎるように思えるのはどうなんだろうか?良いのか悪いのか判断が難しいトコロだが…。


RPGらしくないキャラ選択

おなじみのキャラが続々登場するぞ

真説サムライスピリッツ
     武士道列伝 (SNK)

人気対戦格闘の世界観をそのまま再現したRPG。6人からキャラ選択が可能だったり、ストーリーが選べたりと独特の作風が特徴だ。なかでも面白いのが戦闘操作。これに格闘ゲームのような「格闘コマンド」導入を可能にしたのはこれが初めてではないだろうか?まあ良し悪しは別にして、開発者の意欲が大変感じられるシステムだ。

それで肝心の中身なのだが、悪い意味ではなく「極々普通のRPG」。サムスピのキャラが好きな人以外にも手放しで薦められる作品では無いだろう。まあそもそもSNKといえばコアなファンが多いから、その辺を狙って作ったのだろうが…。

残念だったのは全体的にボリューム不足のように感じる事。そもそも格ゲーのように全キャラ制覇する意欲が起こるハズもなく、ちょっと無理を感じてしまう。


大当たり確率が高い機種が良い?

細部に至るまで忠実に再現されている

SANKYO FEVER
実機シミュレーションS Vol.3
  (ティー・イー・エヌ研究所)

実在するパチンコ台のシミュレーションゲーム。本作では人気メーカーSANKYOの新旧5機種、大ヒット作「フィーバーパワフルV」を筆頭に「CRフィーバースーパーナインJX」「フィーバーマジカル夢夢ちゃん」「フィーバークイーンU」「フィーバービッグチャイム」を収録している。

ゲーム好きがゲーム筐体を購入してしまうように、パチンコ・パチスロ好きが実機を購入するのも自然の成り行きだろうか。だが巨大な筐体を狭い部屋に置くのは大変。そんな人は本物そっくりなゲームを楽しんで我慢しよう。こういったソフトにつきものの関係無い脱衣シーンやおまけ要素も無く、全体的に硬派な仕上りとなっているソフト。

個人的には大当たり確率の高い「ビッグチャイム」がお気に入りだったりする。同社のパチンコでは同様に大当たり確率の高い「フィーバーレクサスX」にお世話になった思い出があるので…。収録されている機種に思い入れがある人のみにオススメの一本。


サターンらしいデモムービー

用意されたコスチュームは実に多彩だ

デッドオアアライブ (テクモ)

業務用移植3D対戦格闘。格闘ゲームで女性キャラを前面に押し出したもの数あれど、ここまで露骨に「女性」を強調した作品も珍しい。古くはKOFシリーズの不知火舞なんかも強烈だと思ったが、これに至ってはもう驚きを通り越して笑ってしまうぐらいのセックスアピールを感じる。それが良いのか悪いのかは別にして、個性的な作風であることは確かだ。

操作は1レバー3ボタン(パンチ・キック・ホールド)、バーチャファイター同様色々な組み合わせによりたくさんの技を繰り出せる。対戦ではホールドボタンによる返し技の読み合いが楽しめるのだが、それにどうもなじめないのは俺だけだろうか。もう少し難しい操作で返し技を喰らうのなら納得できるのだが…。

色物に見られがちな本作だが、人気があるのはしっかりと作られているからこそ。サターン3D格闘の中では出色の出来ではないだろうか。個人的にオススメの一作。


雰囲気たっぷりのタイトル画面


回転する宝石が綺麗な最新作


コラムス
 アーケードコレクション (セガ)

業務用4作の歴代「コラムス」を集めた贅沢な一本。元祖「コラムス」の他には「コラムス2」「スタックコラムス」「コラムス97」が収録されている。

元祖「コラムス」はじっくり一人で楽しむ落ちものパズルとしてロングヒットした作品だ。同じ色の宝石をタテ・ヨコ・ナナメに3個以上並べると並んだ宝石が消えるという単純なルールながら、連鎖消しの醍醐味など「テトリス」とはまた違った面白さが味わえる。

続編である「コラムス2」「スタックコラムス」では相手に攻撃できるという対戦要素を取り入れ新たな楽しみ方を提案。最新作「コラムス97」では元祖「コラムス」のグラフィックを一新、リプレイ機能を搭載した。宝石がキラキラ光るのは綺麗だが、ちょっと見づらいのが欠点かも。

で、どれが一番楽しいのかというとやっぱり元祖「コラムス」にかなうもの無しというのはどうなのか?そういえば「テトリス」も一作目が一番楽しいような気が…。一作目を超えられないっていうのは、落ちものパズルの宿命なのだろうか。


まずはコース選択


ポリゴンは少なめ?

デイトナUSA (セガ)

業務用移植レースゲーム。サターン初期のキラーソフトの中でも、かなりユーザーの期待を集めていた作品。用意された3つのコースはどれも背景が美しく、見ているだけでも楽しいものばかりだ

セガハードといえば業務用の移植作品が多いことが「ウリ」なのだが、そのどれもが完全移植とは言いがたいのはご愛嬌か?本作もハードの能力を考えれば相当頑張っているのだが、コースや背景のポリゴンが欠けた?表現を見るにつけ当時ライバルだったプレイステーションとの勝負が劣勢だったのは仕方が無いと言わざるをえないだろう。

しかしながらゲーム本来の持つ楽しさはほとんど失われておらず、その点ではさすが業界リーダーと感じさせる移植度だ。セガマークスリーの時代から続いている業務用ソフトの無謀な移植はサターンになってもまだまだ衰えていない。業務用同様に軽快なBGMと豪快なドリフト走行を楽しもう。


とっても可愛くなったキャラクター達


表情豊かなところもポイントだ

バーチャファイターキッズ (セガ)

同社の3D対戦格闘「バーチャファイター2」を可愛らしくリメイク。キャラクターは3頭身、BGMや効果音なども一新され独特の世界観を作りあげている。サターン版だけの要素として「オリジナルコンボ」作成も楽しめる。

ただ見た目が可愛くなったからといって初心者や女性でも快適にプレイできるゲームかというと、実はそうでもなかったりする。初心者向け操作モードも用意されているが、それでプレイするのが楽しいかと言うと…。もともとが玄人受けするゲームシステムなだけに、この路線を狙うのはなかなか難しい感があるだろう。

ショートリプレイがあるのは個人的に気に入ったが、技の間合いが難しいような気がしてどうにもなじめない一作だ。おそらく接待用には不向きなゲームなので、オリジナルと比べて色々な違いを発見するのが正しい楽しみ方なのかもしれない。


ここは再現度100%か?


勝利の雄叫びをあげるジャッキーの図

バーチャファイター(セガ)

元祖業務用3D対戦格闘ゲーム。操作系統は1レバー3ボタン。シンプルな見た目とは裏腹に、レバーとボタンの組み合わせにより多彩な技を繰り出す事が出来る。プレイヤーが選択可能なキャラは8人。それぞれが持つ得意技を駆使して、最終ボス「デュラル」を倒すのがゲームの目的だ。

サターン初期のキラーソフトで、ハードと同時に購入した人も多いだろう。気になるビジュアル的な再現度は100%とは言い難いものの、プレイ感覚はほぼ完全に再現されている。これまでの2D格闘では味わえなかった立体的な格闘シーンの迫力を存分に楽しもう。

「ジャイアントスイング」や「スプラッシュマウンテン」など、実際のプロレスではなかなかお目にかかれないマニアックな技も用意されているのは嬉しいところ。いまだに続編が発表されている誰もが認める名作だ。