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ダウン症に関するQ&A

ここでは、よく聞かれるご質問に関してお答えしていきたいと思います。
何かございましたら、私のブログまでお気軽にコメントしてください。
比較的多い質問はこちらに反映して行きたいと思います。


Q1 ダウン症の超早期療育はいつから始めることができますか

A1 基本的に、ダウン症と診断された日から行なうことが可能です。特に、BABY-CDPは早くから始めた方が効果を得られやすいことが今までの経験から分かっております。10歳から始めても効果は得られますが、生後すぐからの方が更に効果を得やすいと考えております。

Q2 ダウン症の言語教育についていつから始めたらよいのでしょうか

A2 生後4〜6ヶ月ぐらいから始めることができます。乳児期であればひらがなから。ある程度の概念があるお子さんなら漢字を教えます。ダウン症のお子さんは図形による特異的な能力を持っているケースが多く、漢字を図形として認識します。その際に対象物を提示すると、その図形と対象物を結びつけて認識するようになります。乳児期からひらがなを提示すると3歳くらいには絵本が読めるようになってきます。
言語教育を早期に行うことで、学童期意向の学習に大きな差が見られます。是非、じっくりと時間をかけて言語教育を行ってみてください。

Q3 骨格矯正でダウン症の症状が軽減しますか?

A3 結論から言いますと、骨格矯正でダウン症の症状は軽減いたしません

私は「赤ちゃん整体」という施術を行なっていますが、これはいわゆる「整体」によって症状を緩和するものではありません。BABY-CDPや脳の発育を促す特殊な小児鍼法、関節の発育を促したり、運動能力の獲得を促すベビーストレッチ、そしてダウン症のお子さんのための知育プログラムなどから構成されています。この中に骨格矯正は含まれていないのです。

最近、同じように「赤ちゃん整体」を使って、“骨格を正せば障害が治る!”と喧伝しているところもありますが、例えば、頭蓋骨の歪みがダウン症特有の症状の原因になることはありません。頭蓋骨に限らず、赤ちゃんの骨格を“熟達した”技術をもって矯正したとしても、症状緩和は見込めません。これに関しましては、私自身、日本最古のカイロプラクティック団体の理事長として、明言いたします

頭蓋骨云々は、以前、私が講習会で話した内容が基となって拡大解釈されたものが使われているようなので、この場を借りての釈明となってしまいますが、無資格者の温床となる前に「骨格矯正でダウン症の症状は軽減しません。」と書かせていただきます。

Q4 ダウン症のお子さんの身体発達について

A4 一般的に、乳児期の発育(首のすわりや寝返りなど)は半年前後遅れるケースが多いようです。この身体発達は年齢が上がるほど、遅れ幅は小さくなり、歩行も遅れはしますが、できるようになります。

ダウン症のお子さんの発育で問題になるのは、発達の速度と関節の成長バランスの問題です。特に、見られるのが外反足で、これは、身体発達が進み、ハイハイから歩行へ、そして走る、という進度に比べて、関節の成長が緩やかなため、外反足などを起こしてしまうのです。

他にも、環軸椎不安定症もこれに該当します。こういった問題を最小限にするためには、過剰な負荷のかからない運動(足首の場合、荷重のない運動)を考慮しながら行なうようにすると良いでしょう。

Q5 ダウン症のお子さんは手がかからないといいますが

A5 生後数ヶ月頃ですと、確かに大人しめのお子さんが多いとは思います。大人いくしていると、どうしても、育児の手が離れがちになってしまうようです。無理に何かをすることはありませんが、例え、大人しくても積極的に語りかけて欲しいと思います。ご両親の働きかけは、お子さんの精神的な安定と共に、基本的な社会力の獲得、そして知育に対して良い影響を与えてくれます。

個性もあると思いますが、大人しいと思っていたお子さんも月齢が進むにつれて、少しずつ活発になっていくと思います。手がかからないと感じても、コミュニケーションを含め、お子さんとの接触を持つようにしたいですね。

Q6 知育をする上で気をつけることはありますか

A6  最も重要なことは“楽しいこと”。お子さんはもちろん、ご両親も楽しくなければ長続きしません。
“丁寧に”とか“しっかり”とという言葉が前面に出すぎると、お子さんにとっては(もちろん、ご両親にとっても)苦痛にしかならなくなります。

知育法として、気をつけることは“目的を把握”することです。知育自体は、単に知能をアップするものではありません。仮にIQが130を超えたとしても、それは一時的なもので、特に6歳以降のIQは乱高下しますし、そのIQが詰め込みによる見せ掛けのIQであるなら、年齢と共にIQは下がってしまいます。

6歳までの知育は「お子さんの達成感」を得ることで自立と自律の両面を促すことと、それ以降の思考能力の礎を築き上げることが重要なのではないかと考えています。

Q7 コミュニケーションについて気をつけることはありますか

A7 念頭に入れておきたいことは2つあります。一つは、聴覚に問題があるお子さんが多いこと。次に、概念作りが少し苦手なこと。この2つを考慮しながらコミュニケーションをとって欲しいと考えています。

聴覚に問題があると分かった時点で、語りかけは「ゆっくり、はっきり、おおきく」を意識します。耳元で大きな声や音は出さないように注意します。そして、手話を用いたベビーサインを併用したコミュニケーションを行なって欲しいのです。そうすることで目と耳からの刺激によって、概念づくりがしやすくなるからです。

そして、一度、決めたコミュニケーション表現はなるべく変えない、そして家族間で統一するようにします。これは、お子さんの混乱を最小限にするためです。特に、お祖父ちゃん・お祖母ちゃんには、前もって説明しておいた方が無難だと思います。帰省後に、コミュニケーションの混乱が見られることがあるからです。

他に、シンボル・コミュニケーションやタッチ・コミュニケーションといった方法の併用もあります。

Q8 母子分離を早くした方が良いのでしょうか

A8 お受験、というものが世の中に浸透するにつ入れて「母子分離」というキーワードが一人歩きしている感があります。中には、2歳前には母子分離が出来ていて当たり前のようなことを言う“育児専門家”もいらっしゃるほどです。

結論から言うと、母子分離を急ぐことは、ダウン症のお子さんの超早期療育にとってマイナスにしかなりません。ダウン症のお子さんに限らず、子供にとって、不用意な母子分離は子供の成長を妨げる要因にしかならず、精神的な不安定性を抱かせる事になります。

子供は、“その子の時期”がくれば自然と母子分離ができるようになりますから、無理やり子供をお母さんから引き離すことなく、じっくりと子供の自立を見守ってあげてください。

Q9 講習会は本当に無料なのでしょうか

A9 はい。BABY-CDPの講習会や、その後のアフター講習会も全て無料で行なっています。ある程度、効果を見込める家庭療育法があるのですから、一人でも多くのダウン症のお子さんに行なってもらい、症状緩和の役に立ってもらいたいと考えております。

無料で行なう理由は、私自身、多くの方のご協力を得て、この一連の家庭療育手法を組み立てました。何より、私自身、多くの方の手助けがあり、障害を乗り越えた一人でもあるのです(恐らく、見た目では分からないと思いますが、弱視と左手は交通事故で神経引抜を起こしています)。

そういった事から、過去14年間、講習会で費用を頂いたことは一度もないのです。

Q10 ダウン症は知的障害なのでしょうか

A10 ダウン症のお子さんは、概念作りがゆっくりです。この概念作りの敏感期に、適切な刺激を与えなければ、概念作りがより、ゆっくりとなってしまいます。特に、言語教育と数概念はこの傾向が強いようです。

ダウン症のお子さんの本来持っている能力としては“知的障害ではない”と考えておりますが、適切な刺激のない状態で成長した結果、知的障害と同様の状況に陥ることは起こりえるでしょう。

また、ダウン症のお子さんが得意な分野(観察力など)を生かした教育やできることの反復などを丁寧に行なうことで、小学生以上のお子さんでも、知的な改善を望むことが可能だと考えております。

Q11 BABY−CDPを心臓疾患のある子に行なっても良いですか

A11 軽度なもの(手術の必要のないものや運動制限がない場合)であれば、特に問題ないと思います。できれば、一度、医師に相談していただいた方が良いと思います。

Q12 BABY−CDPは最後まで通して行なわないといけませんか

A12 必ずしも毎回、全身全てを通しで行なわなくても良いと思います。また、気になる部分を3セット行なうといった感じに、少しくらいなら回数を増やしても問題ありません。

ただ、体液循環の滞りは全身に起きますから、1日を通して全身を行えると良いのではないでしょうか。

Q13 どうして無料で行なうのですか

A13 最近、講習会をお申し込み頂く際に、よく聞かれる質問です。

無料なのには裏があるんじゃないか、治療院の勧誘が激しいんじゃないか、などなど。
Q9にも書かせていただいたのですが、それだけでは不足のようなので追加で書かせていただきます。

まず、私の信条がそうさせています。1タラントの話ではありませんが、全ての子供はそれこそ限りない可能性を秘めています。その可能性を開花させる手助けに関わることができるのであれば、なんという喜びだと思いませんか。

私は、ここで紹介する内容に至るまで、様々な施術を多くの先生方から習いました。施術だけでなく、大切な知識も教えてくれました。それを高額な費用でセミナーなどを行なうのは、諸先生方に対して失礼にあたると思いませんか。私は無料で受けたのですから、無料で行なう、というのが理由です。

理由は幾つも挙げられますが、ただ言えることは、今まで一度たりとも、講習会費用を頂いていない、勧誘なども行なっていない、販売なども行なっていない、という事実が全てを物語っているのではないでしょうか。



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