最大学習効果はJIS規格の理解

日本工業規格(Japanese Industrial Standards)は、工業標準化法に基づき、日本工業標

準調査会の答申を受けて、主務大臣が制定する工業標準であり、日本の国家標準の一つで

ある。JIS(ジス)またはJIS規格(ジスきかく)と通称されている。

 

    高専、大学工学部の先生方へ

現在の機械工学部の学生さんが企業に就職すれば、機械設計課の設計製図担当者又は工作

現場の指導候補者として育成されます。基礎技術としては「図面を読む」能力がなければ

就職後、長期勤務を継続することは不可能です。昔と現在の大きな違いは、昭和40年位

まで、工学部出身者は企業の研究職に就職して、製図の担当者にはならなかったので工学

部の学習内容は機械設計という研究学だけで十分成立したのです。然し現在は製造企業の

採用条件が大きく変化して設計製図担当者候補として高専、大学工学部の出身者を採用し、

短い見習期間を経て、機械製図作業を実行しています。但し、図面担当者になるためには

機械製図技術を身に付けなければどうにもならないのですが、これは工学部在籍中に学習

しなければ、企業内には指導者が非常に少ないので10年過ぎても、上級技術者には成長

出来ないのです。先生方は、この社会的な現実をご確認の上、東京大学から九州大学程度

の大学を除く工学部においては、8割位は図面担当者に採用されることをご承知下さい。

従って企業で機械設計製図の技術者となるためには、機械設計学と製図学を同程度の教育

時間を経て実行してください。先生方の中には製図学に興味のない人が大勢いらっしゃる

ようですが、それでは企業就職できる卒業生を送り出すことは不可能ですから、そろそろ

役立つ学生の育成教育に目覚めていただけないでしょうか。

大学教師や工学博士の方々が機械製図の専門書の著者となり、出版されていますが企業で

役立つ書類は一冊も見たことはありません。「学校教育は別である」と発言されるかも知れ

ませんが、不良品の出来る製図学では学習効果はゼロですから以下の説明書をご覧下さい。

現在出版されている工学書にある機械製図について、私の本棚にある10冊程度の専門書

の中から完全なミスを本項目に記入しますので改善対策と共にご確認ください。下記の

事項は出版書を非難するのではなく、学習効果はゼロであることを述べるだけのことです。

 

*工業高校機械科の先生方へ

工業高校機械科を卒業しても工業系ではなく商業系の仕事をしている若者も多いようです。

農業や漁業など技術を学ぶ仕事であれば苦労はしますが楽しい人生を送ることが出来ます。

しかし、出来ることなら工業系の仕事に付く為の教育を進められたら工業高校に入学した

価値が感じられると思いますが、いかがでしょうか。そのためには「図面を読む」技術を

教育していただければ、製造企業の機械設計課や工作現場に就職して技術を学び、普通の

生活を送ることが出来るのです。この目的達成のためには下記に記載のJIS規格の理解

要領を最初に学習して下さい。中学校の成績が中位までの学生さんを集めて、製図クラブ

を立ち上げてCAD操作を教え、1年生から3年生まで全員に技術習得のチャンスを与え、

機械技術者に成長して楽しい人生を送る人を育てて下さるようお願いいたします。

 

*機械工学部の学生さんへ

学生さんが製造企業へ就職する場合に、研究職か設計製図担当者、又は加工現場の指導者

候補に配属されますが、どうなるかは個人で判断してください。研究職候補には助言する

ことは有りませんが、設計製図担当者又は加工現場の候補者になられる人は「図面を読む」

技術を在学中に身に付けなければ企業で実力を発揮することは不可能です。現在の工学部

に於ける製図学は図面の線を書くだけで「図面を読む」学習効果はゼロであると感じます。

その原因は先生方の殆どが機械製図の経験が無く、機械設計という研究部門だけの高級技

術者ですからやむを得ないのです。本文の下方に機械製図に必要なJIS規格の活用法を

記載していますのでコピーによって全てを理解して下さい。その他、ホームページ記載の

項目をクリックして下さい。 教育現場の製図技術崩壊   製造企業の製図技術崩壊

このような専門的な技術情報を信じて、自宅のパソコンによって学習すれば企業では上級

技術者として通用しますので、必ず在学中に技術を身に付けて下さい。

 

*設計会社の製図技術者へ

自社にて機械を製造販売しない設計会社の第一目的は出来るだけ小時間で図面を作成して

利益を増やすことです。80歳を超えた経営者が図面を完成させた20歳の製図者に対し、

「8割は書いたのか?」とニコニコして質問していました。楽しいのは利益を得る経営者

だけであり、製図者の心には圧力が増すだけであって最低の経営方針です。正確な図面を

作成すれば製図費用は5割程度は増加することをご存知ないか、実効が困難であると思う

技術未熟者なのです。設計会社の社員の皆様この「機械製図大革命」のデータをコピーに

よって学習して、簡単な製図技術を身に付ければ機械製造企業に転職することが可能です。

 

*確実に不良品が出来る図面(CADデータ変換で記入文字が変形しています)

1.JIS規格を正確に表示していない図面(組立図用略図)

2.JIS規格を正確に表示していない図面(ねじ込み不良)

3.JIS規格を正確に表示していない図面(組立図)

4.JIS規格を正確に表示していない図面(手抜き図)

5.JIS規格を正確に表示していない図面(不正確図)

6.完全に間違った寸法記入(寸法公差、表面あらさ)

7.完全に間違った寸法記入(機械加工寸法)

8.JIS規格製品の製作図は不要(購入品)

9.正しい寸法記入に必要なJIS規格の確認

10.不良品が製造される図面(製作図)

11.不良品が製造される図面(寸法記入ミス)

12.JIS規格の流用が不正確な図面(未熟図)

13.表面あらさ(仕上記号)の使用法(中心線平均あらさ)

 

*最大効果の学習法(CADデータ変換で記入文字が変形しています)

21.ボルト(六角ボルト)長さの計算例(JIS規格)

22.ボルト長さ計算用JIS規格

23.ボルト(六角、六角穴付ボルト)長さの計算例(JIS規格)

24.ボルト長さ計算用JIS規格

25.ボルト(植込ボルト)長さの計算例(JIS規格)

26.ボルト長さ計算用JIS規格

27.機械製図最大効果の教材内容(油圧シリンダ部品)

28.機械製図に必要なJIS規格(ピストンロッド)

29.機械製図最大効果の教材内容(ウズ巻ポンプ軸)

30.ポンプ軸に必要なJIS規格

31.機械製図最大効果の教材内容(ウズ巻ポンプ軸)

32.ポンプ軸に必要なJIS規格

33.組立図製造欄の製造品及び購入品の説明

 

 

1.JIS規格を正確に表示していない図面(組立図用略図)

  CAD製図者は下方のJIS規格通りに書けば何の問題もありません。

 

 

2.JIS規格を正確に表示していない図面(ねじ込み不良)

  CAD製図者は下方のJIS規格通りに書けば正しい図面です。

 

 

3.JIS規格を正確に表示していない図面(組立図)

  ボルトナット、テーパねじプラグの知識が無ければ組立図は書けません。

 

 

4.JIS規格を正確に表示していない図面(手抜き図)

  植込みボルトを記入しなければ機械の安全確認は出来ません。

 

 

4.JIS規格を正確に表示していない図面(手抜き図)

  六角ボルトを記入しなければ機械の安全確認は出来ません。

 

 

4.JIS規格を正確に表示していない図面(不正確図)

  正確なテーパねじのJIS規格通りの記入が必要です。

 

 

5.JIS規格を正確に表示していない図面(不正確図)

  テーパねじとプラグの正確な取付関係を記入しなければ不良図です。

 

 

5.JIS規格を正確に表示した前記組立図

  JIS規格通りに「止めねじ」を記入すれば正しい組立図を書けます。

 

 

6.完全に間違った寸法記入(寸法公差、表面あらさ)

  このような寸法記入では100%不良品となり、工作現場から図面返却されます。

 

 

6.完全に間違った寸法記入(寸法公差、表面あらさ)

  鋳物面から機械加工面への寸法記入は不正確であり厳禁です。

 

 

7.完全に間違った寸法記入(機械加工寸法)

  機械加工寸法(ボルト穴)は全て機械加工面から記入します。

 

 

7.完全に間違った寸法記入(機械加工寸法)

  製作済みのポンプ取付台に確実に固定するための寸法記入が必要です。

 

 

8.JIS規格品の製作図は不要(購入品)

  JIS規格品は専門企業で製造販売されるので一般企業の製作図は不要です。

 

 

8.JIS規格品の製作図は不要(購入品)

  購入品であっても軸穴径、キー溝、ねじ穴などの追加工図が必要です。

 

 

9.正しい寸法記入に必要なJIS規格の確認

  正確な寸法記入には機械の構造と作動の理解が必要です。

 

 

10.不良品が製造される図面(製作図)

   現場工作員はJIS規格の範囲内で削り加工するので大半は不良品となります。

 

 

10.不良品が製造される図面(製作図)

   下記に示すJIS規格による寸法記入によって正確な部品製作が可能です。

 

 

 

 

10.不良品が製造される図面(製作図)

   下記の資料及びJIS規格によって正しい寸法記入を選択します。

 

 

11.不良品が製造される図面(寸法記入ミス)

   JIS規格の知識がない初心者が書いた不良図面です。

 

 

12.JIS規格の流用が不正確な図面(未熟図)

   本図はJIS規格製図通りに書いた正確な図面です。

 

 

13.表面あらさ(仕上記号)の使用法(中心線平均あらさ)

   中心線平均あらさはISO規格であり、日本でも大量に使用されています。

 

 

13.表面あらさ(仕上記号)の使用法(間違った図面)

   仕上程度が4種の旧JIS三角記号は製造販売製品には不使用です。

 

 

21.ボルト(六角ボルト)長さの計算例(JIS規格)

ボルト長さを計算するには下記の多くの条件を学習して下さい。

 

 

22.ボルト長さ計算用JIS規格

   多くのJIS規格を見て正しいデータ選択の学習をして下さい。

 

 

23.ボルト(六角、六角穴付ボルト)長さの計算例(JIS規格)

   ボルト長さを計算するには下記の多条件を学習して下さい。

 

 

24.ボルト長さ計算用JIS規格

   多くのJIS規格を見て正しいデータ選択の学習をして下さい。

 

 

25.ボルト(植込ボルト)長さの計算例(JIS規格)

   ボルト長さを計算するには下記の多条件を学習して下さい。

 

 

26.ボルト長さ計算用JIS規格

   多くのJIS規格を見て正しいデータ選択を学習して下さい。

 

 

27.機械製図最大効果の教材内容(油圧シリンダ部品)

   図面を完全に理解するには多くの詳細説明が必要です。

 

 

28.機械製図に必要なJIS規格(ピストンロッド)

   ピストンロッドの図面を書くだけでも下記のJIS規格が必要です。

 

 

29.機械製図最大効果の教材内容(ウズ巻ポンプ軸)

   図面を完全に理解するには多くの詳細説明が必要です。

 

 

30.ポンプ軸に必要なJIS規格

   ポンプ軸には必ずキー溝が必要ですから理解して下さい。

 

 

31.機械製図最大効果の教材内容(ウズ巻ポンプ軸)

   ポンプ軸には多くの部品を使用するので取付法を学んで下さい。

 

 

32.ポンプ軸に必要なJIS規格

   ポンプ軸には必ず下記の軸受固定部品が必要です。

 

 

33.組立図製造欄の製造品及び購入品の説明

   製造品には図面番号、購入品にはJIS規格又はカタログが必要です。

 

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