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このアルバムについて
1984年12月、16枚目のアルバム。ロサンジェルス・オリンピックに大きくインスパイアされて製作されたという作品。ユーミン・マークのデザインはピンク・フロイドなどで知られるヒプノシス。
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このアルバムのレビュー記事:レビュアー: Ranunculus
この頃のユーミンのアルバムはどれも内容が濃く、よいものばかりですが
捨て曲がひとつもないこのアルバムはその中でもお気に入りです。
両親が古くからのユーミンファンだったため、LPが家にありました。
耳に残りやすいメロディー、ひとつひとつにストーリー性のある歌詞の世界、絶妙のアレンジ…
どれをとってもいいですし、今でも色褪せないよさがありますね。
このアルバムに関してはどれもお勧めですが 個人的に特にすきな曲は
DOWNTOWN BOY、一緒に暮らそう、午前4時の電話、木枯らしのダイアリーなどです。
全体的に切なさもあるけれど、どこか爽やかで清々しい印象があります。
スタンダードなよさというか、シンプルだけど印象に残るサウンドで
ユーミンのアルバムの中でも ぜひ聴いてみて頂きたいお勧めの1枚です。
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このアルバムのレビュー記事:レビュアー: くにたち蟄居日記 (東京都国立市)
時代と場所を代表する音楽がたまに現れる。その意味では1980年代半ばの大学生というと これはユーミンの天下だった。特に このアルバムは 当時教祖のようだったことを今でも憶えている。小生の個人的な心象だけなのかもしれないが。
ラグビー人気も ユーミンのこの曲無しには語れなかったと思う。今聴き返してみても シンプルな曲でありシンプルな詞だ。バブルが始まる前の日本。大学では ニューアカデミズムであるとか コピーライターであるとか 横文字が氾濫していた。時代のムードは 極めて明るく 将来への展望に関して 誰もが 自信を持って語っていたような時代だったと今思う。「右肩上がり」とは 「株取引の専門用語」ではなく「時代の一般常識」の頃だ。
そんな時代に歌いかけた このアルバムの繊細さは 今でも同じであることにちょっと驚く。自信と力に漲る振りをしながら 内面に抱え込む不安に よく訴えてきている曲たちなのかもしれない。
この後の日本がたどった途は 皆さんがご存知の通り。色々な価値観が壊れ 色々なスタイルが滅びた。そんな中で シンプルなものの強さがよく分かるのがこのアルバムである。ユーミンの最高傑作だと思う。
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ユーミン関連サイト
・ユーミンのアルバム解説:言わずと知れたユーミンのファーストアルバム。それぞれの曲に幼いころ持っていた純粋な気持ちが息づいていて、メルヘンタッチの短編集を見ているみたい。このアルバムのキーワードは“空”と“海”。壮大な世界と人との対比がおもしろい。
・松任谷由実アルバム紹介:今や知らない人はいないだろうユーミンの記念すべきデビューアルバム。当時は"ニューミュージック"という言葉がなかったために、キャッチコピーが「魔女か!スーパーレディーか!新感覚派・荒井由実登場」てのがすごい(笑)。このアルバムが出たのが1973年、今から約30年前という事を思えば改めてその才能を感じずにいられない。洗練された雰囲気と叙情的な雰囲気が混ざり合った独特な印象を受けるのも、生まれ育った八王子や近くの米軍基地、通っていたミッション系スクールなどの影響であろうか。私のオススメは「曇り空」「ベルベット・イースター」「雨の街を」の3曲。
・アルバムレビュー
荒井由実/松任谷由実:日本のポピュラーミュージック史を語る上で外す事の出来ない名盤。 当時まだ19歳のユーミンが紡ぎ出す洗練されたメロディーと、キャラメルママ によるモダンでクオリティの高いサウンドは、フォーク/歌謡曲全盛だった日本のミュージックシーンを ニューミュージック/ポップスへと向かわせる牽引力となった。
デビュー当時のキャッチコピーは「魔女か!スーパー・レディか!新感覚派荒井由実登場」 なるものだったらしいが、そんな煽り文句も決して大げさではない天才ぶりをまざまざと見せ付ける 名曲揃い。「曇り空」「きっと言える」「雨の街を」「返事はいらない」など全体に漂うアーバンな雰囲気 はそれまでのフォークや歌謡曲とは一線を画するもので、日本独特の泥臭さや湿っぽさを微塵も感じさせない メロディーのセンスは生まれついてのものだろう。都会的で、どこか敷居の高い(金持ちが聴いてそうな)音楽、 というイメージがしばらくユーミンにはつきまとうが、そんな感じはこのデビューアルバムから既にあった。
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