IN LOVE WITH KARELIA , FINLAND
フィンランド・カレリア地方(’98.8)・・・愛と哀しみのハートランド

 ロシア国境に接するカレリア地方は、ロシア正教をはじめフィンランドの中でも独自の文化が息づく一角。
 どこまでも森と湖が続くルート、快適な宿、フレンドリーな地元民、思い出深いいい旅となりました。

ルート:出発点のヨエンスーまでは首都ヘルシンキから列車で5時間。ロシア国境に近いイロマンツィまで行ったものの(そこから国境沿いに北上するつもりだった)、悪天候にめげてヨエンスーに引き返して休養。
 バスに乗ってリエクサまで輪行、そこから国境近くのルーナーまで走り、国境沿いの無人地帯のダートをガタガタと北上。
 

リネン湖に沿ってヌルミヤルヴィ・・ヌルメス・・パーラスマー・・ヴオッコ・・コリと走る。

地理と風景:。ルーナーから先は行けども行けども深い森と小さな湖が続く。車も殆ど通らず道は洗濯板のように波打つダート。東側を見渡せばロシア領内に果てしなく拡がる深い森。さいはてムード満点であった。西に向きを変えて、フィンランド領最果ての村ヌルミヤルヴィからは静かな農村風景の中を行く。ピエリネン湖に浮かぶ島パーラスマーに行った
のち景勝地コリ国立公園ではデイ・トレッキングも楽しんだ。

ベストルート: やはりピエリネン湖周辺ののどかな田舎道。走っていると「こんなに絵のようにきれいな景色、タダで見ていていいんだろか」と心配になり、お金を払いそうになるほどだった。

宿泊:今回もキャンプ旅のつもりだったがヌルミヤルヴィの素敵なB&Bに泊まってからは雨の中キャンプするのはバカらしくなってやめる。フィンランドのキャンプ場には『モッキ』というバンガローとコテージの中間のようなのがある。小さいのは二人用からあるが室内には電気コンロ、冷蔵庫があって自炊できる。これが一晩3、4千円台で借りられる。テントを張っても千円ぐらい取られるし、これはなかなかお得なオプションである。後半はもっぱらモッキに泊まっていた。サウナ(多くは有料)もあるし、なかなかお手軽に快適アウトドアが楽しめる国であった。

心に残ったこと: ヨエンスーのキャンプ場で停滞してたら地元新聞の取材が来てインタビューされてしまった。記者は愛想のいいかあいいおねえちゃんであり、つい舞い上がって調子の良いこと言って鼻の下を伸ばした顔まで掲載された。(写真)
以前からフィンランドの伝統音楽の哀愁のメロディー(「うるせえ、黙って聴け」のページも見てね)に魅了されていたわたしは、こんな美しくかなしい音楽が生まれる土地には花のような愛と哀しみがあるに違いない!オレにも愛を!といって乗り込んだのだったが、フィンランドのおねえちゃんは概して気取がなく物腰が柔らかくて、ときにはこいつオレに気があるんじゃねえかとカン違いしそうになるほどやさしくされることもあり、お金を払わないでいいんだろかとドキドキ
するほどだった。無表情無愛想無神経ゾンビ女が蔓延する国からやってくるとまことに心が癒される毎日であった。日本政府はフィンランドのおねえちゃんを10万人ぐらい輸入し、日本のゾンビ女を10万人ぐらいロシア国境地帯に捨ててもらうといい。
もちろんおねえちゃんだけでなく老若男女あまねくフレンドリーな人が多く、フィンランドの
他の地方はどうか知らないがカレリアはブルターニュと並んでわたしにとってのヒーリングプレイスである。

(写真上:森と湖の国、中:コリでトレッキング 下:地方紙「カルヤライネン」に日本を代表する好青年と
して紹介(右側) 「ヨエンスーで休暇を過ごす外国人ツーリスト」という特集記事のなかわたしは旅とフィン
ランドおねえちゃんの素晴らしさと人類の未来について語っている)
day route accomodation
1 Helsinki-Joensuu(train) camping
2 around Joensuu camping
3 (bus)- Lieksa -Ruunaa camping
4 - Nurmijarvi B&B
5 around Nurmijarvi B&B
6 - Nurmes hotel
7 Paalasmaa cottage
8 Vuokko cottage
9 Koli(Ahmovaara) B&B
10 Joensuu(bus)
-Helsinki(train)
 

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