エストニア(’99.8)
ESTONIA
写真上: ヒーウマー島の昼下がり 中: オテパーの町につく 下; タルトゥの街
pics: lazy afternoon in Hiiumaa / arriving Otepaa / town of Tartuフィンランドと海を隔てたお隣のエストニア。言語も近いし、初の旧東欧圏ということもあって興味津々で出かける。
風景は延々と森が続くところが多く、やや単調な印象も。歴史的にドイツやスウェーデンと関係も深く、各地に18〜19世紀の貴族のヴィラがあり。荒れ果てているところもあれば、観光資源として保存に取り組んでいるところも有り。例によって田舎に重点を置いたので、首都タリンは素通り同然だったのだが、ドイツの小都市を思わせる佇まいが残る旧市街はゆっくり見ておきたかった。思い返せば残念。
道路: 交通量も少なく、舗装状態もよい。しかし日本で言うと県道レベルの田舎道は未舗装の区間も多かった。しかもごていねいに砂を敷き詰めてある道もあり、そうなるとMTBでも漕いで進めず、難儀した。まっ平らな国なので、坂道はほとんどない。
地図: Eesti Maanteede Atlas (1/200000). かなり小さい集落まで載っており、自転車旅にも充分。全国収録で約75ページでハンディな地図。国中の書店はもちろん、地方のガソリンスタンドなどでも売っていた。フィンランドのヘルシンキの大きな書店でも入手可能。
ガイドブック: Lonely Planet 「Estonia, Latvia & Lithuania」唯一にして最強。
自転車店: ちょっとした規模の街なら、GIANTやスペシャライズドなどの海外ブランドを扱う自転車店があり、修理や整備はOKと思われ。
宿泊: 99年当時、ツーリストビジネスはブームの途上真っ只中、主な街には快適なB&Bやフィンランドのようなプチホテルがどんどんできていて2000〜3000円代で泊まれた。(ホームステイは2000円以下から)その後さらに充実していると思われる。多くがサウナ付き。
一方で旧ソ連の遺物の殺伐ホテルもあり、話のネタに泊まるのもいいかも。食事; 街の小さなレストランや、道路沿いのドライブインで。日本の学食程度の値段で、コースでも5〜6百円。
補給: 旧ソ連の名残で、どんな小さな村にもひとつは「Kauplus」という雑貨屋があって便利。規模はさまざまだが、ミネラルウォータや菓子類はどこに行っても買える。
ビール: 「Saku」などの全国ブランドのほか、無数のローカルな地ビールがひしめくビール王国。50kmも走ると、店に並んでるビールの銘柄ががらりと変わるほど。フィンランドと並んで日本人好みのラガーが多くて、ビール党は毎晩極楽となる。
言語: 公用語はエストニア語。フィンランド語と同じフィンウゴール語族に属し、フィンランド語の単語を並べるとなんとなくわかってもらえた。10〜20代の若者の多くが英語ペラペラ。40代以上で旧ソ連で高等教育を受けた世代は英語はダメでもドイツ語が流暢な人が多かった。国民のほとんどがロシア語が(強制的にしゃべらされて)できるはずだが、独立後は誰も使いたがらない由。
輪行: 鉄道は使わなかったが、都市間バスは車輪も外さずそのままでラゲッジルームに積んで運んでくれる。ただ、サーレマーなどサイクリストが多く利用するバスでは自転車もガンガン積み重ねるのでかなり傷がつく。輪行袋はあったほうが無難。
行程
Day1
ヘルシンキ−(フェリー)−タリン−(バス)−ハープサル
成田からドイツ乗り継ぎでヘルシンキ着。市街のホテルに1泊後、高速船(ハイドロフォイル)でタリンへ。2時間の旅。ヒウーマー島めざしてまずは西部のハープサル行きのバスに乗る(2時間弱)。Day2
ハープサル−ロフキュラ−(フェリー)−ヘルテルマー(ヒウーマー島)−カルドラDay3
カルドラ−カイナDay4
カイナ−オルヤク−(フェリー)−トリーギ(サーレマー島)−クレッサーレDay5
クレッサーレ−(バス)−タリン−(バス)−クーサル−カスムDay6
カスム周辺ポタリングDay7
カスム−ヴィートナ−(バス)−ラクヴェレ−(バス)−ヴァイケマールヤ−ヨゲヴァDay8
ヨゲヴァ−ヴォルツヤルヴ湖−タルトゥDay9
タルトゥ−−ポルヴァDay10
ポルヴァ−オテパー−エルヴァDay11
エルヴァ−(バス)−タリン−(フェリー)−ヘルシンキ