さぁ、今日の目的地は千葉県銚子。
このところずっと不安定な天気なので、朝早くおきてお天気を確認しなくてはと思ったのですが、勢いで早起きしすぎてしまいました。
で、思いついたのです。
集合地点の京葉道路幕張PAまで、下道で行ってみよう!と。
今思えば今回不参加のS隊長の怨念がそうさせたとしか思えません。
早朝の平和島付近でパチリ。
順調に走行、やはり朝の銀座でもう一枚。
なんだかちょっと、寂しい感じがしますね。
で、ほぼ時間通りに京葉道路、幕張PAに到着〜。
携帯に目をやると、続々と届く「今回はパス」のメール。
まぁ、それぞれ事情があるので仕方ないですね。
ZX-12RのN氏と、2人で行きますか!
高速を降りても、道も空いていて快調!雨も降らず、直射日光をさえぎる曇り空と、湿度が高いことを除けば非常に快適です。
しかし、あまりに順調&単調なので、早起きの弊害が・・・。
で、眠さをごまかすために、道の駅オライ蓮沼さんで一休み。
新鮮な野菜が安かったのですが、まだ往路ですし、ねぇ。
しかしまだまだ目的地までは相当距離があるみたいです。
引き続き、はにわ街道から九十九里浜沿いの県道30号かな(といっても海はほとんど見えない)を超順調に走行。

たまに出くわす先行車が押しなべてマイペースなので、やや参りました。
で、まずは刑部岬展望館に立ち寄りました。
そんなに山を登った感じもなかったのですが、見てみると結構な見晴らし。曇りですので、景観的には少し残念でしたが。
でもって、なぜか敷地の芝生エリアに、極度にデフォルメされた「あしたのジョー」が。
作者のちばてつやさんの出身地、ということで立てられたようで、矢吹と力石がセットでたってます。

でも、かえって怖いような気がする・・・。
さぁ、引き続いて最近無料解放された県道286号線で銚子を目指します。
この道路、地図で見るとどうも「日本のドーバー」こと、屏風ヶ浦の真上を通っているようなのですが、しかしドコにも展望台や案内板がない。
残念だなぁ、見たいなぁと思い、キョロキョロと辺りを見渡しながら定速走行していると、怪しい隙間を発見!!!

二人で顔を見合わせ、スタコラサッサと降りていくと・・・。
おおおっ。着きました。屏風ヶ浦!
すんげぇ景観が延々と続いているさまは、まさにドーバー海峡(行ったことないけど)という感じです。
こんなとき、気楽に停められるバイクはいいね。
ひとしきり関東ローム層と自然の力を堪能した我々は、次に「地球の丸く見える丘公園」を目指します。
晴れていれば300度近くある水平線が、地球が丸いことを教えてくれるのでしょうけれど・・・。
さっきから言っているように、今日は曇りなんですっ!
なんでそんなに怒るんですか。
ああそうか、きっと腹が空いているんですね。
では、次の目的地、「銚子電鉄」を目指しましょう!
「地球の丸く見える丘公園」から銚子電鉄犬吠駅はすぐそこ。
とりあえずここにはバイクを止める場所もあるので、ここはひとつ、ネットで超有名な不死身の電車銚子電鉄を見に行きましょうか!

前経営陣の失策により窮地に陥った、老朽化したローカル線。存続させる術はすでにないように見えた2006年末、手作り感あふれる銚子電鉄公式HPに「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」の文字とともに「電車に乗りに来て下さい。そして濡れ煎餅を買ってください」の悲痛な文章が掲示されました。
へ?電車で煎餅?のインパクトに引かれた某巨大掲示板を中心に話題爆発。有志の支援活動もあり、なんとか世に残った、まさに奇跡の電車なのです。
で、電車を見るだけのつもりが、気がついたらチケット買ってプラットホームに・・・。
ついに我々のツーリング初、バイクを降りて電車に乗る、という由々しき事態に陥りました。
いや、コレはエコです、そして縁起物です。きっとそうなんです。


ぼけぇーっと田舎の平和な景色の中10分ほど待っていると、遠くの線路にかわいい電車がやってきました・・・が、ちっとも近づいてきません(笑)。

ようやくホームにゆっくりゆっくり滑り込んできたかわいらしい銚子電鉄。1両編成の単線ですが、けっこうな数のお客さんがおりてきます。
さぁ、我々もこの電車で銚子駅まで出発!
速度はそれほど出ていない(多分40km/hくらい)なんですが、あからさまに人の家のすぐ裏を通っている感や、電車ギリギリまでせり出している沿線の木、線路がゆがんでいるのか、やたら揺れまくる乗心地で、確かに昔どこかで感じていた気持ちがよみがえってきます。
休日なのにわざわざ電車に乗る俺たち二人も、何故か楽しそうではあります。
トコトコと銚子駅に到着。
まずは駅前のお食事どころで腹ごしらえです。
お任せの刺身定食(1200円)でガッツリ満腹。

そうそう、銚子駅に来たのは、銚子名産お醤油工場を見学するためでもあったのですが、電車に乗って飯食って満腹じゃ、パンフにある「徒歩15分」なんて行く気になるはずもありません。
で、俺たち天才?ウンウン!の二人はアイコンタクトで駅前ロータリーに取って返し、客待ちのタクシーに乗り込み「ヒゲタ醤油さんまで!」とカマしたのです。
ついにヤっちまいました、「バイクツーリングでタクシーに乗る!」
で、あっさり到着ここヒゲタ醤油さん。
結構マジで勉強になる短編映画を見せていただいた後、資料館をくるっと周り、お土産にお醤油をいただいて、カナリ社会科見学な雰囲気に浸れました。
平日なら製造工程の一部も見れるみたいです。
それにしても、製品が微生物の発酵頼みって、工場の人は結構毎日がドキドキなんじゃないでしょうかね?
付属の売店で、お得なお醤油や出汁など5点セット(500円)をお土産に買いました。
醤油壜5本って、正気に戻って考えるとバイクで持って帰るには致命的なサイズと重さなんですが、このときは映画見せていただいた直後なんで、すっかり頭の中は「将軍家献上の品」級のインパクトです。
で、帰りはちょっと違う色の電車がくっついた2両編成でした。
後ろの車両では演劇をやっているみたいで、いろいろなイベントで一生懸命な感じが伝わってきました。
でも出発直前まで(ほんっとにギリギリまで(笑))運転手さんがホームでタバコ吸ってたり(JRじゃ客でもタバコ自由に吸えないのにね)車内アナウンスが運転手さんの肉声だったり(一両編成なんで十分聞こえちゃうんですが)、とっても昭和な感じが残る電車でした。
コレが電車の運転席。
特に仕切りドアがあるわけでもなく、こんな風に覗けちゃいます。
相当気合の入ったコックピットです。
銘版をみると、もともとはメトロの丸の内線かなんかだったみたいです。
2両編成は重いみたいで、行きより速度が出てないように感じましたが、これからもガンバレ銚子電鉄!!!
で、犬吠駅に帰ってきました。
駅前で喫茶店として余生を過ごしている(っつーか、半分土に還りそうではあるが)かつての電車は、資料によればなんと、我が地元横浜の相鉄線からやってきた車両とのことでした。

遠目ではキレイな駅舎ですが、よくよく見るとタイルがはがれちゃったり、まだまだ安定経営とは言えなさそうな感じではありましたが、リストラの影におびえる現代のサラリーマンには、なぜかこの駅舎や電車たちが逞しくも写る気がします。

さあ、十分御利益にあやかった(?)ところで、帰るとしますか!
途中までは東京湾フェリーを目指していたのですが、夕方に差し掛かり交通量も増え、思うように進まなくなってきたのであっけなく主旨変え。
東金から高速で湾岸線を目指します。
途中、湾岸幕張PAで最後の休憩&お約束を!
週末には珍しくほとんどオールクリアの路線図を見てニヤ着くN氏。
瞬く間に湾岸線目指してワープしていきました。

今回は電車ありタクシーありと、なかなか邪道なツーリングでしたが、楽しかったです。

また行きましょう!!!